9月9日開幕 スティグ・リンドベリ展 横浜で300点公開
ベストカレンダー編集部
2026年7月2日 18:41
スティグ・リンドベリ展
開催期間:9月9日〜9月21日
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スティグ・リンドベリというデザインの世界を横浜で再発見
スウェーデンの陶芸家・デザイナー、スティグ・リンドベリ(1916–1982)を紹介する大規模な展覧会が、横浜高島屋8階ギャラリーで開催されます。本展は、リンドベリがデザイナーとして活動を始めた1930年代後半から晩年の1980年代初頭までの作品を網羅し、日本初公開を含む約300点が並ぶ構成です。展示作品はすべてリンドベリの遺品と家族が所蔵するプライベートコレクションであり、制作当時の背景やデザインの変遷が直接伝わる内容になっています。
リンドベリは1937年にグスタフスベリ磁器工房に入社し、機能性や調和、美を追求した独創的な発想で数々の代表作を生み出しました。没後40年を経た今もなお多くの支持を受け続けるその仕事は、テーブルウェアやファイアンス、フィギュリン、テキスタイルに至るまで多岐にわたります。本章では、展覧会の全体像とその意義、今回の出品の特徴を整理します。
- 出品点数:約300点(遺品・家族所蔵コレクション)
- 対象時期:1930年代後半〜1980年代初頭
- 主なジャンル:テーブルウェア、ファイアンス、アートウェア、フィギュリン、テキスタイル、原画・スケッチ等
展示構成と注目の見どころ
展覧会は複数の章に分かれ、リンドベリの代表作と多彩な制作活動を時系列とジャンルごとに紹介します。各章は作品群の特色を示すだけでなく、スケッチや原画、スタジオ制作の一点作品などを通じて制作過程や表現方法の変遷を伝えます。
ここでは、プレスリリースにある各章の内容を漏れなく整理し、来場前に把握しておきたいポイントを提示します。展覧会に含まれる主要な章と、その中で展示される具体的なシリーズや作品群を列挙します。
第1章:テーブルウェア(1940–1980)
第1章では、1940年代の初期から1980年代初めのデザインに至るまでのテーブルウェアを包括的に展示します。ベルサ(Berså)やプラム、サリックス、ピィンタといった1950〜60年代の著名シリーズのほか、日本では馴染みの薄いティングなども含めて紹介されます。
展示は実物の器に加え、モデル番号や装飾年などの詳細情報を添えて、同一シリーズの変遷やバリエーションを確認できる構成です。写真資料や制作年の表記によって制作年代の相違も把握できます。
第2章:「H55」出品作と早期のテーブルウェア
1955年に開催された国際建築工業デザイン博覧会「H55」に出品された作品群を集めた章です。この博覧会は20世紀北欧デザインを牽引する歴史的なイベントであり、テルマ、スピーサ・リッブ、コロラド、ドミノなどの炻器テーブルウェアが当時の文脈とともに展示されます。
当時のスケッチやクッキングセット(テルマシリーズ)など、実用とデザインの両立を目指した取り組みを読み解くことができます。
第3章:ファイアンス(錫釉陶器)
リンドベリが長年にわたり制作したファイアンスを大きく取り上げる章です。1940〜50年代の手描き花柄や幾何学模様、1960年前後のプリントと手描きの併用によるカーニバルシリーズ、1966年の明快な縞模様によるファイアンス・アゲインなど、多彩な表現が並びます。
この章では各作品の装飾手法の違いや、制作技術の変化を視覚的に確認できます。フルート奏者モチーフの花入や蓋付水差しなども含まれます。
第4章:アートウェア
アートウェアはディナーテーブル用とは一線を画した装飾的・彫塑的なオブジェ群です。1950年代に制作されたヴェックラやプンゴのモノクロシリーズ、銀の手描き装飾が特徴のグラーシアやフィリグラーンなど、長年にわたりグスタフスベリ磁器工房で作られました。
非対称の造形や形と装飾を組み合わせる技法は、リンドベリの造形観を象徴します。これらは本来の使用目的を離れてインテリアに置かれることを意図した作品群です。
第5章:フィギュリン(人物・動物)
リンドベリは人物や動物をモチーフにした数多くのフィギュリンを制作しました。代表的なスプリンガレシリーズの馬や、素焼きのパリアーン製の磁器、1940年の動物園シリーズ(クマ、イノシシ、ゾウ、カバ、キリン、サル、セイウチ、バッファロー等)など、多様な素材・技法が見られます。
小さなフィギュアから大きな彫刻的作品まで、リンドベリの豊かな想像力と試作的な態度がうかがえます。展示では形態や表情の変遷を比較できます。
テキスタイル・原画・スケッチ
プリントテキスタイルや原画も展示され、1947年のプランタン原画など、テキスタイルデザインにおけるリンドベリのアプローチが示されます。スケッチや原画はデザインの発想段階を知る上で重要です。
また、タペストリー作品(1967–1973年)や児童書挿絵関連の仕事も紹介され、プロダクトだけでなく図像表現の幅広さも確認できます。
第9章:スティグ・リンドベリと日本
1959年の来日以降、リンドベリは日本の美から受けた影響を自身の制作に反映させました。本章では日本の美に着想を得た作品群や、日本人との交流を通じて生まれた作品を紹介します。
ティーポット(1960年、1965年)、鳥花図大皿、タイルなど、日本の美術や工芸の要素を取り入れた制作の足跡が確認できます。包装紙や来日日程など日本に関する活動面も含めて整理されています。
キュレーター・プロフィール、主催情報、チケット、グッズ
本展のキュレーターはラーシュ・デュエホルム=リンドベリ(スティグ・リンドベリの長男)です。父が生まれ育ったウメオの自然、特に白樺が彼の造形やモチーフに与えた影響を踏まえ、初期から晩年までの作品を編纂・公開してきた経験を基に本展を監修しています。
以下に、開催概要、入場情報、主催・協力関係、問い合わせ先、関連サイトなど、来場に必要な情報を整理します。
開催概要と入場情報
展覧会名:20世紀北欧デザインの巨匠 スティグ・リンドベリ展
会期・会場:2026年9月9日(水)〜9月21日(月・祝) 横浜高島屋 8階 ギャラリー
- 開場時間:午前10時〜午後6時30分(午後7時閉場)
- 最終日:午後4時30分まで(午後5時閉場)
- 入場料(税込):一般 1,200円、大学・高校生 1,000円、中学生以下 無料
- 前売券販売:アソビュー、ローソンチケット(Lコード34290)、セブンチケット(セブンコード116‐092)にて2026年9月21日(月・祝)正午まで購入可能
主催・協力・後援
主催:スティング・リンドベリ展実行委員会
特別協力:スティグ・リンドベリ・デザインAB、ヴィーラスティール・デザイン&プロダクションHB
後援:スウェーデン大使館
協力:フィンエアー、フィンエアーカーゴ
企画協力:アートインプレッション
そのほかの見どころと展示作家
本展では、スティグ・リンドベリに才能を見出されグスタフスベリ磁器工房で採用された陶芸家リサ・ラーソンの作品も特別に展示されます。リサ・ラーソンはスウェーデンを代表する陶芸デザイナーの一人であり、リンドベリとの師弟関係が確認できる作品群が並びます。
また、展覧会場限定のオリジナルグッズ販売が行われます。会場でのみ入手可能なラインナップとして、実用性とコレクション性を兼ね備えた品々が用意されています。
展覧会会場で購入できる主なオリジナルグッズ
以下は会場限定で販売される主要アイテムと価格、サイズの一覧です。商品は展覧会会場でのみ販売されるラインナップが中心です。
| 商品 | 仕様(サイズ目安) | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 7cmマグカップ(Bersa) | 約10.5×高さ7cm | 1,980円 |
| 浅型角容器M(Bersa) | 約7.5×11.5×高さ5.5cm | 2,640円 |
| 1.0Lドリップポット(Bersa) | 約21.5×11×高さ18cm | 4,400円 |
| フカフカバッグチャーム(Bersa/Pall) | 約8.5×8.5cm | 各7,150円 |
お問い合わせ先:横浜高島屋(代表)045-311-5111
公式情報・詳細は展覧会公式サイトをご参照ください:https://www.stiglindberg-exhibition.jp
キュレーターの言葉とリンドベリの歩み/展覧会の整理表
展覧会のキュレーター、ラーシュ・デュエホルム=リンドベリは、父スティグの創作に深く影響を与えた故郷ウメオの白樺を例に出し、代表作のモチーフや制作背景に触れています。例えば、代表作ベルサは白樺の葉をモチーフに、ビルカは白樺の樹皮からインスピレーションを得ていると説明されます。
以下に、この記事で取り上げた主要事項を整理した表を示します。展覧会の基本情報や見どころ、チケット、主催・協力体制、問い合わせ先などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 20世紀北欧デザインの巨匠 スティグ・リンドベリ展 |
| 会期 | 2026年9月9日(水)〜9月21日(月・祝) |
| 会場 | 横浜高島屋 8階 ギャラリー |
| 開場時間 | 午前10時〜午後6時30分(午後7時閉場)/最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場) |
| 入場料(税込) | 一般 1,200円、大学・高校生 1,000円、中学生以下 無料 |
| 出品点数 | 約300点(リンドベリ遺品・家族所蔵コレクション) |
| 主な展示内容 | テーブルウェア、ファイアンス、アートウェア、フィギュリン、テキスタイル、原画・スケッチ等 |
| 特別展示 | リサ・ラーソン作品(一部) |
| 主催 | スティング・リンドベリ展実行委員会 |
| 特別協力・協力・企画協力 | スティグ・リンドベリ・デザインAB、ヴィーラスティール・デザイン&プロダクションHB/フィンエアー、フィンエアーカーゴ/アートインプレッション |
| 後援 | スウェーデン大使館 |
| 前売券販売 | アソビュー、ローソンチケット(Lコード34290)、セブンチケット(セブンコード116‐092) ※2026年9月21日正午まで |
| 問い合わせ | 横浜高島屋(代表)045-311-5111 |
| 公式サイト | https://www.stiglindberg-exhibition.jp |
| 会場限定グッズ例 | 7cmマグカップ(Bersa)1,980円、浅型角容器M 2,640円、1.0Lドリップポット 4,400円、フカフカバッグチャーム 各7,150円 |
この記事では展覧会の構成、見どころ、開催情報、キュレーターの背景、グッズ情報までプレスリリース記載の情報を網羅して整理しました。展覧会の詳細や最新情報は公式サイトおよび主催者発表をご確認ください。