7/15開幕|阪急うめだで若手3人展「Un/seen」
ベストカレンダー編集部
2026年7月6日 16:01
Un/seen(若手3人展)
開催期間:7月15日〜7月27日
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日常の「見えないもの」を可視化する試み:展覧会の趣旨と全体像
阪急うめだ本店 8階 コンテンポラリーアートギャラリーでは、2026年7月15日(水)から7月27日(月)まで、若手作家3名によるグループ展「Un/seen -真田将太朗/白谷琢磨/米山由夏-」が開催されます。主催は株式会社阪急阪神百貨店。プレスリリースは2026年7月6日 13時00分に発表されています。開催期間中の最終日は午後5時に閉場します。
本展の中心にあるテーマは「見えないもの(unseen)」。重力や時間、記憶、気配といった、目には直接見えないが日常を支える要素に着目し、それらが内包する不確かさと同時に見出される確かさを、各作家の手法によって可視化しています。絵画と彫刻という異なるメディアを通じて、来場者に静かな安定感や思索の場を提供することが企図されています。
展覧会は3名の作家がそれぞれ異なる関心と表現を持ち寄る構成となっており、抽象的な筆致による空間表現、折り紙を起点とした木彫、色彩の情報取捨選択によって日常を切り取る絵画が同一空間に並びます。これにより「見えるもの」と「見えないもの」の境界が問い直され、複数の視点からテーマの多面性が提示されます。
出展作家と代表作の詳報:制作素材・寸法・背景まで
出展作家は真田将太朗、白谷琢磨、米山由夏の3名です。各作家は1990年代後半から2000年生まれの世代に属し、美術系大学や大学院での専門的な訓練を経て、国内外の展覧会や公共制作、受賞歴を持っています。本章では各作家の代表作と制作背景、技法・素材・寸法などの具体的情報を示します。
作家ごとの詳細は次節の見出しに分けて記載します。作品の素材や寸法、制作年など、展覧会カタログに準拠した具体的情報を網羅しています。
真田将太朗(Shotaro Sanada) — 抽象絵画で描く「縦の時間」
真田将太朗は2000年生まれ。東京藝術大学美術学部を卒業し、さらに東京大学大学院学際情報学府修士課程を修了しています。制作の主題は重力と時間を縦方向の筆致で表現する「新しい風景」であり、抽象絵画を通して見えない物理的・時間的な力の残像を描き出します。
代表作として本展に出品される「FUJI」(2026年)は、アクリル・キャンバスを用いた作品で、寸法はH1303×W1620mm。縦の筆運びにより、重力や経時的な変化を空間として提示する手法が特徴です。受賞歴としてはArt Olympia 2022や東京藝大アートフェス優秀賞などがあり、JR長野駅や上野駅の常設壁画をはじめ企業やブランドとのコラボレーション実績も複数あります。
- 作品名
- FUJI(アクリル・キャンバス、H1303×W1620mm、2026年)
- 主題
- 重力・時間を縦方向の筆致で捉える抽象的風景
- 略歴
- 2000年生まれ。東京藝術大学美術学部卒、東京大学大学院学際情報学府修了。受賞・公共制作あり。
白谷琢磨(Takuma Shiratani) — 折り紙を起点とした木彫による祈りのかたち
白谷琢磨は1994年生まれで、2021年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了しています。主な活動は木彫で、折り紙の構造をモチーフにした作品を制作。素材には檜(ひのき)、漆、岩絵具、黒箔などを用い、伝統的な素材の持つ耐久性と時間性を取り入れながら、シンプルな構造の中に緊張感と佇まいを込めています。
本展出品作「神虎」(2026年)は、檜・漆・岩絵具・黒箔を用いた彫刻で、寸法はH1150×W1020×D370mm。折り紙を想起させる形態を通じて、未来へ続く祈りのような時間の連なりを表出させることを意図した作品です。材料選択や表面加工により、時間の経過や歴史性が作品に具体的に刻まれています。
- 作品名
- 神虎(檜・漆・岩絵具・黒箔、H1150×W1020×D370mm、2026年)
- 主題
- 折り紙的構造を木彫で再解釈し、素材の時間性で祈りを表現
- 略歴
- 1994年生まれ。2021年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。主に木彫作品を制作。
米山由夏(Yuka Yoneyama) — 赤を手がかりにした日常の抽象化
米山由夏は1999年生まれ。2021年に東京藝術大学にて安宅賞を受賞し、2025年に同大学大学院油画技法・材料研究室を修了しています。実際に見た風景や日常の一瞬を図形的に捉え、抽象と具象の往還を通じて観者に記憶の断片を想起させる表現を行います。
出品作「Gallery Cafe」(2026年)は油彩・キャンバス、寸法はH910×W1167mm。被覆力の高い赤で画面の主要部分を塗り込める一方、支持体である白を残す画面構成により、情報の取捨選択を行った独自の空間を構築しています。赤の濃度や塗りの厚さが作品の静謐性と情報の重みを作り出す要素となっています。
- 作品名
- Gallery Cafe(油彩・キャンバス、H910×W1167mm、2026年)
- 主題
- 日常風景の断片を赤で抽象化し、情報の取捨選択を可視化
- 略歴
- 1999年生まれ。2021年東京藝術大学安宅賞受賞、2025年大学院修了。
開催情報・関連コンテンツ・会場での見どころ
本展の開催場所は阪急うめだ本店 8階 コンテンポラリーアートギャラリーです。会期は7月15日(水)から7月27日(月)までの13日間。最終日は午後5時に終了します。会場は館の8階に位置し、阪急うめだ本店の施設情報や売場ニュース、展覧会関連の案内が同百貨店の媒体で随時更新される予定です。
展覧会に関する案内として、阪急うめだ本店の「売場ニュース」やHANKYU ART THE GARŌのイベント情報、阪急うめだ本店 Contemporary Art Galleryの最新情報発信(Instagramなど)が参照できる旨がリリース内で案内されています。詳細リンクは公式発表の案内に従って確認する形式です。
- 会期:2026年7月15日(水)〜7月27日(月)
- 会場:阪急うめだ本店 8階 コンテンポラリーアートギャラリー
- 主催:株式会社阪急阪神百貨店(プレスリリース発表日:2026年7月6日 13時00分)
- 最終日は午後5時終了
- 出展作家:真田将太朗 / 白谷琢磨 / 米山由夏
会場での見どころは、素材と技法の対比です。真田の縦に積み重なる筆致、白谷の時間性を宿した木・漆・岩絵具・黒箔の立体、米山の赤の被覆力を生かした平面が同空間で相互に呼応することにより、「見えないもの」が多角的に浮かび上がります。
展覧会の性格上、作家によるトークやワークショップといった追加のイベント情報はプレスリリースには明記されていません。企画の詳細や最新情報は阪急うめだ本店の公式チャネルの案内を確認することが推奨されます。
本展の要点まとめ(表形式)と結語
以下の表は本展の主要情報を整理したものです。展示タイトル、会期、会場、出展者、代表作とその素材・寸法、主催情報を漏れなく一覧化しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | Un/seen -真田将太朗/白谷琢磨/米山由夏- |
| 会期 | 2026年7月15日(水)〜7月27日(月) ※最終日は午後5時終了 |
| 会場 | 阪急うめだ本店 8階 コンテンポラリーアートギャラリー |
| 主催・発表 | 株式会社阪急阪神百貨店(プレスリリース発表日:2026年7月6日 13時00分) |
| 出展作家 | 真田将太朗、白谷琢磨、米山由夏 |
| 代表作(真田) | FUJI(アクリル・キャンバス、H1303×W1620mm、2026年) |
| 代表作(白谷) | 神虎(檜・漆・岩絵具・黒箔、H1150×W1020×D370mm、2026年) |
| 代表作(米山) | Gallery Cafe(油彩・キャンバス、H910×W1167mm、2026年) |
| キーワード | 阪急うめだ本店、コンテンポラリーアートギャラリー、現代アート、重力、時間、記憶、木彫、抽象絵画、赤の表現 |
本展は、目に見えないはずの要素が絵画や彫刻という物質を介して具体化される機会を提供します。3名の作家がそれぞれの素材と技法で示す「見えないもの」へのアプローチを通じ、鑑賞者は日常の中にある見落としがちな力や時間の流れを再確認することができます。展覧会についての最新の案内や売場ニュース、イベント情報は阪急うめだ本店の公式チャネルで随時公開されるため、そこを参照するとさらに詳細が得られます。