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7月15日出展 SABOT-3 Block2で空中補修実演

国際ドローン展出展

開催期間:7月15日〜7月17日

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国際ドローン展出展
SABOT-3 Block2っていつ買えるの?
2026年7月から販売開始。DJI Matrice 400やMatrice 300/350 RTKに対応するマルチプラットフォームで、製品ページで仕様や導入相談を確認できます。
展示はどこでいつやってるの?
東京ビッグサイト東展示棟で開催される「第12回国際ドローン展」に出展。会期は2026/07/15〜07/17、各日10:00〜17:00。入場は無料だが事前登録が必須。

空中からの補修・防除を現実にする「SABOT-3 Block2」の意義

東洋製罐株式会社は、ドローン搭載型の遠隔スプレー缶噴射装置「SABOT-3 Block2」を開発し、2026年7月より販売を開始しました。本機はスプレー缶を交換するだけで多様な素材を散布できる点を特徴とし、屋根の雨漏り補修や防錆処理、コンクリート含浸材の塗布、忌避剤による鳥害対策など、多用途な現場での活用を想定しています。

従来の高所作業や足場設置を不要とすることで、安全性の向上と業務コストの削減を両立させる点が導入のポイントです。製品はソフトウェア面で大幅な改良が加えられており、DJI Matrice 400のほか、従来機であるMatrice 300/350 RTKでも利用できるマルチプラットフォーム対応を実現しています。

第12回「国際ドローン展」に出展 遠隔型スプレー缶噴射装置の新製品「SABOT-3 Block2」やクマ被害対策用の新オプション「鉞(マサカリ)」などを展示 画像 2

主な用途と現場での効果

具体的な用途として、次のような作業が挙げられます。シリコーン塗料を用いた屋根の雨漏り補修や、開口部のタッチアップ、金属部の防錆処理、コンクリート表面含浸による軽補修、忌避剤散布による鳥害対策など、現場の条件に応じてスプレー缶を選択するだけで対応できます。

これらの作業をドローンから直接行うことで、足場設置や作業者の高所移動といった準備工数を削減できます。結果として、作業時間の短縮とリスク低減、場合によっては人件費や資材費の縮減につながると想定されます。

第12回「国際ドローン展」に出展 遠隔型スプレー缶噴射装置の新製品「SABOT-3 Block2」やクマ被害対策用の新オプション「鉞(マサカリ)」などを展示 画像 3

技術面の特徴と改良点

「SABOT-3 Block2」は前モデルからソフトウェアを大幅に改良し、カメラ性能やユーザビリティーの向上を図っています。これにより、対象物の視認性が高まり、噴射の精度や操作性が改善されています。

加えてマルチプラットフォーム対応を実現したことで、導入先のドローン機種に応じた柔軟な運用が可能です。製品に関する詳細は製品ホームページやプロダクトムービー、実証実験動画で確認できます(製品ホームページプロダクトムービー実証実験動画)。

第12回「国際ドローン展」に出展 遠隔型スプレー缶噴射装置の新製品「SABOT-3 Block2」やクマ被害対策用の新オプション「鉞(マサカリ)」などを展示 画像 4

クマ被害対策オプション「鉞(マサカリ)」と伸縮装置の開発状況

SABOTに接続可能な市販のクマよけスプレー缶を搭載するオプション「鉞(マサカリ)」(開発中)を展示します。本オプションは、SABOTの可動式ノズルや噴射精度、カメラによる対象確認機能を活用することで、敷地内に侵入したクマの追い払い、あるいはカラーマーキングによる個体識別など多様な使用を想定しています。

今年度は、クマの発生頻度が高い地域をはじめとした自治体関係者や企業とともに実証実験を実施しており、運用方法の最適化を図ることで早期の社会実装を目指しています。現時点では開発中の段階であることに留意が必要です。

第12回「国際ドローン展」に出展 遠隔型スプレー缶噴射装置の新製品「SABOT-3 Block2」やクマ被害対策用の新オプション「鉞(マサカリ)」などを展示 画像 5

想定される運用方法と留意点

想定される運用方法には、以下のような用途が含まれます。

  • カメラで対象を確認しながらの追い払い噴射
  • 着色による個体識別(カラーマーキング)
  • 自治体・企業との実証実験を通じた運用ルールの確立

運用にあたっては、周辺住民や自然環境への影響、噴射する薬剤・スプレー缶の性質に関する安全基準の遵守が不可欠です。また、実証試験で得られたデータを踏まえた運用マニュアルや緊急時対応の整備が求められます。

多目的伸縮装置「NYOI/tNYOI」の位置づけ

開発中の多目的伸縮装置「NYOI(にょい)」は、SABOT単体では難しい近接噴射や刷毛・ローラーによる直接塗装を可能にするアタッチメントとして設計されています。これにより、より細かな作業や接触が必要な補修に対応することが想定されます。

また、手持ちでの操作を想定した「tNYOI(てにょい)」は軽量性と電動伸縮機構を備え、人的作業の利便性向上にも寄与することを目的に開発されています。両製品とも開発中であり、展示では試作機の意図や動作イメージが確認できます。

展示会の実施情報と東洋製罐ブースでの見どころ

東洋製罐は「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2026」内で開催される「第12回 国際ドローン展」に出展します。会期は2026年7月15日(水)から7月17日(金)まで、会場は東京ビッグサイト 東展示棟(1~3ホール)です。開催時間は各日10:00~17:00となります。

入場は無料ですが、完全事前登録制で、招待券を所持している場合でも事前登録が必須です。展示ブースは東3ホールの3-N10に配置されます。主な展示内容とブースでの体験は下記の通りです。

  • 新製品ドローン用遠隔型スプレー缶噴射装置「SABOT-3 Block2」の実機展示
  • クマよけスプレー缶搭載オプション「鉞(マサカリ)」の開発中展示
  • SABOTの水を用いた噴射体験デモ(実演)
  • シリコーン、タッチアップ塗料、防錆剤などの現物サンプル展示
  • 開発中の多目的伸縮装置「NYOI」と手持ち式の「tNYOI」展示

展示会の公式案内や出展に関する情報はイベントウェブサイトで確認できます(https://mente.jma.or.jp/structure/drone.html)。ブースでは製品ムービーや実証実験映像などの参考資料も提供される予定です。

東洋製罐グループの事業背景と今回出展の位置づけ

東洋製罐株式会社は、東洋製罐グループホールディングス株式会社の連結子会社で、東京都品川区に本社を置きます。代表者は東洋製罐グループホールディングス代表取締役社長の中村琢司氏、東洋製罐株式会社代表取締役社長は武部安光氏です。今回の出展は、包装容器のリーディングカンパニーとして培った技術力を基に、新たな事業領域への応用を示す取り組みといえます。

グループ全体は金属・プラスチック・紙・ガラスなど各素材を活かした容器提供に加え、エンジニアリング・充填・物流、鋼板関連、機能材料、不動産関連の5事業を展開しています。長期経営ビジョン2050「未来をつつむ」を掲げ、持続可能性や社会的価値の創出を念頭に事業を進めています。

組織規模としては1917年創立以来の歴史を持ち、国内44社(東洋製罐グループホールディングス含む)、海外49社のグループ会社、約19,000人の従業員を擁しており、2026年3月期の連結売上高は9,632億円です。このスケールがあることは、新製品や実証実験の社会実装に向けた連携や資源投入の面で重要な意味を持ちます。

要点の整理

以下の表に、本記事で取り上げた出展内容・製品・開催情報などの主要項目を整理しました。情報は東洋製罐のプレスリリースに基づき、日時や名称などを正確に記載しています。

項目 内容
出展社 東洋製罐株式会社(連結子会社、東洋製罐グループホールディングス株式会社の連結子会社)
代表者 東洋製罐グループホールディングス 代表取締役社長:中村琢司/東洋製罐株式会社 代表取締役社長:武部安光
展示会名 メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2026内 「第12回 国際ドローン展」
会期 2026年7月15日(水)~7月17日(金)
時間 10:00~17:00
会場 東京ビッグサイト 東展示棟 1~3ホール
入場料 無料(完全事前登録制、招待券を持っていても事前登録が必須)
出展ブース 東3ホール 3-N10
主な出展内容
  • SABOT-3 Block2(ドローン用遠隔型スプレー缶噴射装置)
  • クマよけスプレー缶搭載オプション「鉞(マサカリ)」(開発中)
  • 水を用いたSABOT噴射体験デモ
  • シリコーン、タッチアップ塗料、防錆剤等のサンプル
  • 多目的伸縮装置「NYOI」および手持ち式「tNYOI」(開発中)
販売開始時期 「SABOT-3 Block2」:2026年7月より販売開始
製品リンク
製品ホームページ
https://www.flying-aerosol.com
プロダクトムービー
https://youtu.be/Tu4Kkoabrb8
実証実験動画
https://youtu.be/oST_zipRuD0
東洋製罐グループの概要 創立:1917年/国内44社(HD含む)・海外49社、従業員約19,000人、2026年3月期 連結売上高 9,632億円。包装容器を中心に複数事業を展開。

本記事では、東洋製罐が国際ドローン展に出展する製品群と展示内容を整理して伝えた。出展では実機展示やデモを通じて、ドローンの実務での活用可能性や運用に関連する技術解説が行われる予定であり、具体的な導入検討や実証に資する情報が得られる構成となっている。