7月15日開幕:WILL-ICETECHの冷却ギア3種公開
ベストカレンダー編集部
2026年7月8日 16:00
第12回東京猛暑対策展
開催期間:7月15日〜7月17日
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企業連合が示す暑熱対策の新たな枠組み
2026年7月8日付で日本毛織株式会社(ニッケ) 衣料繊維事業本部が発表したプレスリリースによれば、佐藤産業株式会社(ニッケグループ)が中心となり、株式会社WILLTEX、首都高メンテナンス神奈川株式会社(首都高グループ)、丸佐株式会社(東レグループ)という各分野のプロフェッショナルが連携して、次世代冷却プロジェクト「WILL-ICETECH Advance」を本格始動させました。
本プロジェクトは、暑熱対策という社会的課題に対し、素材開発・製造・維持管理・販売の各フェーズで強みを持つ企業がアライアンスを組み、現場での運用を視野に入れた製品化と実証を進める点が特徴です。プレスリリース本文には、参画企業の役割分担や共同研究の採択状況、展示会での公開製品と体験機会に関する具体的な記載があります。
参画企業と役割の整理
参画する4社はそれぞれ異なる領域でポジションを担っています。佐藤産業(ニッケグループ)は繊維・販売面での展開を担い、株式会社WILLTEXは特殊冷却技術のコアを提供します。首都高メンテナンス神奈川は現場ノウハウと総販売元としての役割、丸佐(東レグループ)は高機能素材の供給で連携します。
このような企業連合により、単一企業では実現が難しい「冷却性能」「装着性」「耐久性」「大量供給」を同時に満たす取り組みが可能になります。プレスリリースは、これらの企業資源を統合して暑熱対策の常識を変えることを目標に掲げています。
展示製品ごとの技術と用途の詳細
「WILL-ICETECH Advance」で共同公開される製品は、各社が持つ技術を反映した3製品です。展示では実物の着用体験が可能なデモエリアも設けられ、冷却性能を体感できる構成になっています。以下に、各製品の仕様と狙いを整理します。
製品ごとに冷却原理、素材、想定用途が異なるため、用途に応じて最適なギアを選べる点が強みです。以下に各製品の詳細を示します。
ICE ARMOR(アイスアーマー) — 業務用の長時間冷却を想定
総販売元:首都高メンテナンス神奈川株式会社(首都高グループ)
製造企画:株式会社WILLTEX
ICE ARMORは「着る氷の鎧」をコンセプトにした製品で、業界最大級の冷却面積(25cm×25cm)を持つ保冷部を備えています。内部には非ポリマーの液体が入り、対流により熱を奪う独自の冷却技術を採用している点が特徴です。
プレスリリースによれば、ICE ARMORは最長約8時間の安定した冷却を実現するとされ、首都高の維持管理など炎天下の過酷な現場での安全確保に向けた用途が想定されています。この冷却の持続時間は現場での実務やシフト時間に対応する設計思想を示しています。
FROZEN CORE(フローズンコア) — 切替機能とウェアの組合せで汎用性を重視
展開:佐藤産業株式会社(ニッケグループ)
FROZEN COREは「着る保冷剤」として、2Way特殊低温保冷剤を中心に展開されます。温度は0℃(瞬間冷却)と5℃(持続冷却)を切り替え可能で、利用シーンに合わせた冷却レベルの選択が可能です。
併せてストレッチメッシュウェアを全4サイズで用意しており、建設・物流現場、学校・部活動、日常使いまで幅広い用途に対応します。プレスリリースでは具体的なサイズ表や着用方法の説明資料(製品チラシPDF)が用意されていることが示されています。
WONDER ICE(ワンダーアイス) — 高機能素材で遮熱と持続冷却を両立
展開:丸佐株式会社(東レグループ)
WONDER ICEは東レの特殊三層構造生地「サマーシールド®」を保冷剤ポケットに採用しています。プレスリリースの記載によれば、この素材は外気からの遮熱効果が「-4℃以上」と表現され、遮光率99.99%、UVカット率99%という高い性能を持ちます。
さらに、独自の19レイヤー構造保冷剤を組み合わせることで冷却持続力を向上させています。素材設計によって外気の熱を遮断すると同時に、保冷剤の冷却効率を長時間維持することが狙いです。
東京消防庁の共同研究採択と展示会での実証
本プロジェクトが手掛ける「着る特殊低温保冷剤」を用いた消防活動用冷却ベストの研究開発が、東京消防庁のINNOVATION PROJECTの共同研究開発テーマとして採択されました。プレスリリースではこの採択を受け、東京消防庁の知見を取り込みながら暑熱対策の高度化を目指すと明記されています。
共同研究開発においては、首都高メンテナンス神奈川株式会社とWILLTEXの技術を活用する点が記載されています。採用される特殊冷却技術はアライアンス各社が展開する保冷剤製品にも共通技術として採用されており、消防活動という極めて高負荷の現場条件での実証が、製品の信頼性評価にも直結します。
契約締結式と情報開示
プレスリリースは、東京消防庁との共同研究開発に関する契約締結式が行われたことを伝え、詳細は首都高メンテナンス神奈川株式会社の案内を参照するよう示しています。契約締結は共同研究のスタートを公式に示すステップであり、実証計画や評価スケジュールが今後明らかにされていくことが想定されます。
この共同研究では、消防活動という具体的な運用環境を念頭に置くため、開発フェーズでのフィードバックループが強化される点が重要です。公的機関との連携は製品の安全性や現場適合性の担保に寄与します。
展示会の概要と来場者体験の内容
「第12回 東京 猛暑対策展」において、WILL-ICETECH Advanceの4社は共同出展ブースを構え、上記の3製品と関連技術を一挙公開します。開催期間は2026年7月15日(水)~7月17日(金)、会場は東京ビッグサイト 東8ホール、ブース番号は8-E10です。
出展社は首都高メンテナンス神奈川株式会社、佐藤産業株式会社、丸佐株式会社、株式会社WILLTEXの4社です。プレスリリースでは来場者および報道関係者が製品を実際に着用して冷却性能を体験できるデモエリアを用意している点が明記されています。
展示会で得られる情報と資料
会場では製品の実物展示に加え、技術解説、導入事例想定、着用デモが実施されます。製品の詳細資料は各種の製品チラシ(PDF)が用意されており、ICE ARMOR、FROZEN CORE、WONDER ICEそれぞれの製品チラシと、WONDER ICEのベスト型製品チラシがダウンロード可能である旨がプレスリリースに記載されています。
展示会では製品の冷却温度、持続時間、素材スペック、サイズ展開、推奨用途などの具体的な情報に触れることができ、導入検討のための比較や現場適用の初期評価に資する構成となる予定です。
この記事の要点整理
ここまでの記事で触れた内容を表形式で整理します。表はプロジェクト名、参画企業と役割、公開製品と主な仕様、展示会情報、共同研究採択のポイントを含めています。本文では各項目の背景説明や技術的意義、現場での活用シーンについても述べてきました。
以下の表は本件の主要な事実をひと目で確認できるようまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日・発信元 | 2026年7月8日 13:07/日本毛織株式会社(ニッケ) 衣料繊維事業本部による発表 |
| プロジェクト名 | WILL-ICETECH Advance(次世代冷却プロジェクト) |
| 参画企業と主な役割 |
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| 公開製品(展示) |
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| 共同研究採択 | 東京消防庁INNOVATION PROJECTにて「着る特殊低温保冷剤」を用いた消防活動用冷却ベストの共同研究開発が採択 |
| 展示会情報 | 第12回 東京 猛暑対策展:2026年7月15日〜7月17日、東京ビッグサイト 東8ホール、ブース8-E10(来場者は着用デモを体験可能) |
| 資料 | 各製品チラシ(ICE ARMOR、FROZEN CORE、WONDER ICEの製品チラシおよびWONDER ICEベスト製品チラシが提供) |
以上がプレスリリースの主要な情報の整理です。本稿では発表内容を網羅的に示し、製品仕様、参加企業の役割、共同研究や展示会の実施内容を明確に伝えました。展示会では実物の確認や冷却効果の体験ができることが報告されていますので、製品の導入・運用検討にあたってはこれらの現地確認が有益である点も併せて示しています。