7月28日発売 別冊太陽でたどるマリメッコの75年史
ベストカレンダー編集部
2026年7月8日 16:44
別冊太陽マリメッコ刊行
開催日:7月28日
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マリメッコの75年を一冊に──別冊太陽が描く「色」と「模様」の物語
株式会社平凡社は、別冊太陽『marimekko マリメッコの世界 be yourself――自由であれ』を2026年7月28日に刊行することを発表しました。発表は2026年7月8日午前9時に行われており、刊行物はマリメッコの創業期から2020年代に至るまでのデザイン史を一冊にまとめた内容です。
本書は、創業者アルミ・ラティアの言葉や日記の抜粋、年代表と主要デザイナーの紹介、さらに日本とフィンランドのデザイン交流に関する考察や寄稿を含む構成で、マリメッコの思想と日常性を多面的に伝える編集が施されています。
刊行の背景と編集方針
刊行の核となるのは、アルミ・ラティアが強調した「私は服を売っているのではない。生き方を提案しているのだ」という思想です。ラティアが14歳のときに日記に綴った「責任はただ一つ、美である。現実はただ一つ、夢である。ただ一つの力、愛」という言葉は、本書全体を貫くテーマとして再提示されています。
編集部は、マリメッコの75年を「パターン」「ドレス」「ライフスタイル」といった観点からたどり、3500点にのぼるパターンの中から選び抜いた図版を年代順に配することで、視覚的な変遷とともに思想の変化を読み解く作りとしています。
刊行情報の詳細(出版データ)
本書はA4変型判・並製・144頁、定価2,750円(10%税込)で、ISBNは978-4-582-94638-3です。出版社は平凡社、発売日は2026年7月28日となっています。刊行に先立つ広報は平凡社より2026年7月8日09:00に配信されています。
書誌情報と公式案内は平凡社の該当ページで確認できます(URL: https://www.heibonsha.co.jp/book/b675970.html)。購入は全国書店および各種ネット書店で可能です。
| 発表日 | 2026年7月8日 09:00(平凡社 発表) |
|---|---|
| 発売日 | 2026年7月28日 |
| 判型・頁数 | A4変型判/並製/144頁 |
| 定価 | 2,750円(10%税込) |
| ISBN | 978-4-582-94638-3 |
図版とテキストでたどる「色と模様」──章立てと主要コンテンツ
本書は年代ごとのデザイン史を軸に、テキスタイルとしてのプリントアートの変遷を視覚的に示しています。1950年代から2020年代までの各年代章には、その時代を象徴する模様や色使い、文化的背景が解説されています。
特に「marimekko 1950s–2020s マリメッコ 色と模様が織りなすプリントアートの歴史」では、厳選された図版を通じて3500ものパターンの蓄積を概観できる構成です。
年代別の展開(1950s–2020s)
本書は以下の年代区分でマリメッコの変遷を整理しています。各年代はファッションや社会潮流との関係、色彩傾向、代表的なモチーフを取り上げ、それぞれの時代がどのようにパターンや製品に反映されたかを解説します。
- 1950s:マリメッコの原点──哲学と生き方をファブリックに
- 1960s:ポップアートとユースカルチャーとの邂逅
- 1970s:自然回帰と民族調への傾倒、アースカラーの時代
- 1980s:ポストモダン、洗練された都市的美学
- 1990s:ミニマリズムの潮流と古典の再解釈
- 2000s:マリメッコの再生──伝統と現代的アプローチ
- 2010s:多彩な才能が共鳴し合い、広がる表現の幅
- 2020s:手作業の温もりと、イマジネーションの拡張
各年代の章には代表的なパターンの図版と解説が添えられており、視覚資料とテキストによって連続性と差異が示されています。
デザイナーファイルと寄稿者の視点
本書では主要なデザイナーを取り上げる「designer file」を設け、マイヤ・イソラをはじめとする複数のデザイナーの仕事と言葉を紹介しています。代表的な収録は以下の通りです。
- designer file 01 マイヤ・イソラ — 「もっとも大切なのは、失敗が許される自由」
- designer file 02 ヴオッコ・ヌルメスニエミ — 自由で公平な服作りの先駆者
- designer file 03 エルヤ・ヒルヴィ — 自分にしか出せない線を描く
- designer file 04 アンッティ・ケッキ — 鋏で描く、時を超えるかたち
- designer file 05 石本藤雄 — マリメッコは実験場だった
- designer file 06 脇阪克二 — 「BE YOURSELF」の言葉を求めて
- ピルヴィ・カルハマ(建築・デザインミュージアム館長)
- マリメッコのデザインとコミュニティ性についてのインタビューを収録しています。
- レベッカ・ベイ
- マリメッコの現在と未来に関する寄稿を掲載しています。
日本との交差点──寄稿、エピソード、展覧会との連動
本書はフィンランド発のブランドでありながら、日本におけるマリメッコの受容と影響を丁寧に扱っています。日本で活動したデザイナーや、マリメッコが日本のデザインや生活文化に与えた影響が複数の視点でまとめられています。
また、取材や寄稿のなかには個人的な出会いや逸話が織り込まれており、単なる年表や製品紹介にとどまらない「人間味ある記述」が並びます。
日本での寄稿・エピソード
本書には石本藤雄や脇阪克二の仕事紹介のほか、皆川明が19歳のときにマリメッコと出会った経験を語る「my marimekko」の章があり、佐田の海貴士がショップで浴衣の生地を選ぶ様子の取材も含まれます。柚木沙弥郎が1967年に北欧を歩いた際の日記も収録され、当時の視線が伝わってきます。
フィンランドと日本のデザイン交流を総覧する章では、1950年代における往来とカイ・フランクの来日など具体的な交流史もまとめられています。デザイン史の周縁に位置する出来事も含め、歴史的な流れが丁寧に辿られています。
「マリメッコ展 模様のちから」と巡回予定
書籍刊行に関連して、展覧会「マリメッコ展 模様のちから」は京都で開幕した後、東京、広島、北九州、富山、名古屋、長崎ほかへ巡回予定とされています。本書は展覧会の内容と呼応する図版・解説を多数収録しており、展覧会鑑賞の予習・復習ともなる仕様です。
展覧会の具体的な会場・会期は展覧会側の発表により更新されるため、各会場の案内を合わせて確認することが推奨されます。書籍は展覧会と併せて参照することで、より広い文脈でデザインを理解できる構成です。
初刷限定の特製シールと入手情報──仕様とまとめ
本書の巻末には、初刷限定の付録として別冊太陽とマリメッコのコラボレーションによる特製シールが付属します。シールのデザインは表紙と同様にエルヤ・ヒルヴィによる《クカスタ クッカーン(花から花へ)》のパターンが用いられています。
シールは表紙ビジュアルと連動した意匠で、本書を手に取る読者に視覚的な統一感をもたらすとともに、初刷限定という仕様情報が付加価値として提示されています。
特製シールの意匠と仕様
特製シールは表紙と同じパターンを活用したデザインで、別冊本体の巻末に付録として添付されます。初刷分に限り付属する仕様であるため、入手時期により付録の有無が生じます。
この付録はマリメッコのパターンの魅力を小さな物理物として実感できる装丁上の工夫として設けられており、コレクション的な価値が想定されます。
書誌情報と流通・購入方法
以下に本書の主要な書誌情報および流通情報を整理します。書名、編者、発売日、仕様、価格、ISBN、出版社、公式URLなど、購入に必要な基本情報を一覧化しました。
書店やネット書店にて取り扱われますが、初刷限定の特典の有無は在庫状況に依存する可能性があるため、早めの確認が望まれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 別冊太陽『marimekko マリメッコの世界 be yourself――自由であれ』 |
| 編者 | 別冊太陽編集部 |
| 出版社 | 平凡社 |
| 発売日 | 2026年7月28日 |
| 判型・頁数 | A4変型判/並製/144頁 |
| 定価 | 2,750円(10%税込) |
| ISBN | 978-4-582-94638-3 |
| 初刷特典 | 別冊太陽×マリメッコ 特製シール(エルヤ・ヒルヴィ《クカスタ クッカーン(花から花へ)》) |
| 展覧会情報(連動) | 「マリメッコ展 模様のちから」京都で開幕後、東京、広島、北九州、富山、名古屋、長崎ほか巡回予定 |
| 公式URL | https://www.heibonsha.co.jp/book/b675970.html |
| 広報発表日 | 2026年7月8日 09:00(平凡社) |
以上の情報は平凡社の発表に基づくもので、書籍は全国書店およびネット書店で販売されます。巻末付録の特製シールは初刷限定のため、付録の有無は購入時期により異なります。書誌データや展覧会の巡回予定は公式発表を参照してください。