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フォートナイトで学ぶ武蔵野大の模擬授業、データサイエンス&地域探究公開

フォートナイト模擬授業公開

開催日:7月10日

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フォートナイト模擬授業公開
誰がプレイできるの?
主に高校生など中高生向けの体験コンテンツだが誰でもアクセス可能。推奨はPC/PlayStation/Nintendo Switch/Xbox/Androidで、iOS版は一部で進行不能の不具合が報告されているため別端末での参加を推奨する。
ゲームの中で具体的に何を学べるの?
データサイエンスでは有明キャンパスでの最短ルート探索を繰り返し行い、強化学習的な試行錯誤で合理的意思決定のプロセスを体感。地域探究は深川で住民ヒアリング→情報整理→クイズで学ぶ実地調査入門の構成。

フォートナイト上に再構成された大学の学び──データサイエンスと地域探究をゲームで体験

武蔵野大学は2026年7月10日10時10分、世界的人気のオンラインゲーム「フォートナイト(Fortnite)」を活用した模擬授業コンテンツに、新たにデータサイエンス学科フィールド・スタディーズ(地域探究)

本取り組みは、2024年3月に同大学卒業生であり、株式会社日本でいちばん遊んでる会社(神奈川県横浜市)代表取締役の宮崎雄基氏と共同で開始した経緯があり、前回は経営学科のコンテンツが公開されました。今回の追加により、フォートナイトを用いた模擬授業コンテンツは日本で初めてとなります。大学側は、ゲームという親しみやすい環境を通じて中高生が学問への関心を深めることを目的にしていると説明しています。

【武蔵野大学】武蔵野大学の「日本初」が進化! フォートナイトで学ぶデータサイエンス学科&フィールド・スタディーズ模擬授業コンテンツを7/10に公開 画像 2

今回の追加コンテンツの要点

大学が公開したリリースでは、今回の追加内容を明確に整理しています。新たに追加された2つのコンテンツは、実際の授業や学問のプロセスを反映した体験型の設計が特徴です。

下記は発表資料に記載された本件のポイントです。要点はそのまま具体的な体験設計と学習目的に直結しています。

  • フォートナイトを使った大学の模擬授業コンテンツの追加リリース
  • データサイエンス学科とフィールド・スタディーズ(地域探究)のコンテンツを追加
  • フィールド・スタディーズでは、深川の街に実在する人物が登場
【武蔵野大学】武蔵野大学の「日本初」が進化! フォートナイトで学ぶデータサイエンス学科&フィールド・スタディーズ模擬授業コンテンツを7/10に公開 画像 3

データサイエンス体験: 統計データから最短ルートを導き出す過程を遊びながら学ぶ

データサイエンス学科をテーマにしたコンテンツは、フォートナイト内に再現された「武蔵野大学 有明キャンパス」を舞台に、制限時間内に卒業論文提出場所を目指すルート探索ゲームの形式で提供されます。プレイヤーは移動しながら瞬時にルートを選択し、その選択結果がデータとして蓄積されます。

肝心の学習要素は、1回のプレイで正解を出すことに意味を置かず、何度も試行錯誤を繰り返す中で行動選択を修正していくプロセスです。この繰り返しによる改善の仕組みは、機械学習のうち特に強化学習と呼ばれる学び方に相当することがプレイを通じて体感できるよう設計されています。

【武蔵野大学】武蔵野大学の「日本初」が進化! フォートナイトで学ぶデータサイエンス学科&フィールド・スタディーズ模擬授業コンテンツを7/10に公開 画像 4

データサイエンスコンテンツの流れと学習ポイント

以下はゲーム内での典型的なプレイフローと、その過程で得られる学習ポイントです。各ステップはデータの収集、分析、意思決定のサイクルを反復的に行うことを意図しています。

  1. スタート地点からゴール(卒業論文提出場所)を目指して移動する。
  2. 途中の経路選択や時間のかかり方などがデータとして記録される。
  3. 複数回のプレイを通じて蓄積されたデータを基に、より合理的なルート選択の方針を考える。
  4. 選択の修正と改善を繰り返すことで、強化学習の基本的な概念を体験的に理解する。

このコンテンツでは、ゲームプレイ自体がデータ収集の場となり、合理的な意思決定プロセスを繰り返し実践することによって、データサイエンスの基礎思想を体感できる点が特徴です。

【武蔵野大学】武蔵野大学の「日本初」が進化! フォートナイトで学ぶデータサイエンス学科&フィールド・スタディーズ模擬授業コンテンツを7/10に公開 画像 5

フィールド・スタディーズ(地域探究): 深川の街を巡り、地域の声を集めてミッション達成

フィールド・スタディーズのコンテンツは、同大学の必修科目(薬学部は除く)を題材に、実際に提供されている「深川まつり」体験授業をフォートナイト内に再現したものです。深川・清澄白河の街並みがゲーム内に再現され、プレイヤーは街を巡りながら地域住民へのヒアリングを行い、必要な情報や物品を集めます。

このプログラムでは、実在する店舗の女将さんなど地域の人物が登場し、対話を通じて情報を取得する場面が設けられています。収集した情報を大学に持ち帰り、教員が出題するクイズに全問正解するとミッションクリアとなる構成です。実地に近い形で情報を整理し、知識に変換する導入部を体験できる設計になっています。

【武蔵野大学】武蔵野大学の「日本初」が進化! フォートナイトで学ぶデータサイエンス学科&フィールド・スタディーズ模擬授業コンテンツを7/10に公開 画像 6

フィールド・スタディーズの具体的な体験構成

このコンテンツの主な流れと留意点は下記の通りです。実在の地域や人物がモデルになっているため、地域理解を深める要素が強く反映されています。

舞台
フォートナイトに再現された深川・清澄白河の街並み
目的
深川まつりに必要な4つのアイテムと街の知識を収集し、大学のクイズに全問正解すること
手法
店主や地域住民へのヒアリングを通じて情報を収集し、整理・検証するプロセスを体験する
対象
武蔵野大学の必修科目に準拠(薬学部は対象外)

このように、フィールド・スタディーズは実地調査の基礎となる技能、すなわち観察、対話、情報整理といった一連の活動をゲーム化した形で提供しています。

運用上の注意と大学の背景、関連リンク

公開に際しては技術面の注意点も明示されています。現在、iOS版アプリにおいてプレイ中に進行不能となるエラーが一部報告されており、大学は安定した動作を確保するためにPC、PlayStation、Nintendo Switch、Xbox、Androidでのプレイを推奨しています。iOS端末の利用者については、報告された不具合のため他機種からの参加が案内されています。

武蔵野大学の沿革と教育体制についてもリリースでは言及されています。1924年に武蔵野女子学院として設立され、2003年の名称変更、2004年の男女共学化を経て現在は13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部を擁し、学生数は14,000人超の総合大学に発展しています。近年は学部設置で国内初を打ち出すなど、データサイエンス学部(2019年)、アントレプレナーシップ学部(2021年)、サステナビリティ学科(2023年)、ウェルビーイング学部(2024年、創立100周年)といった新設が続いています。

共同開発とこれまでの経緯、関連情報へのリンク

今回の取り組みは、同大学の卒業生である宮崎雄基氏(株式会社日本でいちばん遊んでる会社 代表取締役)との共同開発を基盤としています。初回の経営学科コンテンツは2024年3月にリリースされ、以降今回の2コンテンツの追加に至りました。

リリース本文に記載されている関連リンクは以下の通りです。これらはコンテンツの背景や学部情報、模擬授業の詳細に直接アクセスできます。

今回の公開内容の要点整理

以下の表は、本記事で取り上げたプレスリリースの主要項目を整理したものです。公開日や対象プラットフォーム、主要な学習テーマなどを一目で確認できます。

項目 内容
発表日 2026年7月10日 10時10分
発表者 学校法人武蔵野大学(学長:小西 聖子)
共同開発 株式会社日本でいちばん遊んでる会社(代表:宮崎 雄基、横浜市)
追加コンテンツ データサイエンス学科コンテンツ、フィールド・スタディーズ(地域探究)コンテンツ
データサイエンスの内容 有明キャンパスを舞台に最短ルート探索を行い、強化学習に相当する試行錯誤プロセスを体験
フィールド・スタディーズの内容 深川・清澄白河を再現。実在の店主らへのヒアリングで情報を収集し、大学でのクイズに正解するとミッションクリア
推奨プラットフォーム PC、PlayStation、Nintendo Switch、Xbox、Android(iOS版では進行不能となる不具合の報告あり)
関連リンク PRTIMES記事、武蔵野データサイエンス等(本文中にURLを掲載)
その他 フォートナイトで大学の模擬授業を実施する試みは日本で初

上記の表は、今回発表されたコンテンツの構成要素とその運用上の注意点を簡潔にまとめたものです。ゲームプラットフォームを用いた学習体験として、データの扱い方やフィールド調査の基礎を実践的に学べる設計になっていることが確認できます。iOS利用時の不具合情報は事前に留意することが推奨されます。