『チルド』エニーマート篇予告&9種ビジュアル公開
ベストカレンダー編集部
2026年7月22日 18:42
映画『チルド』公開
開催日:7月17日
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東京の片隅で始まる日常の侵食──88分の“コンビニエンス・ホラー”としての『チルド』
映画レーベルNOTHING NEWによる実写長編第1作、岩崎裕介監督作品『チルド』は、東京の片隅にあるコンビニエンスストア〈エニーマート倉富町7丁目店〉を舞台に、“小さな社会で起きたわずかな歪み”が引き金となって世界が終わりへ向かう様を描いた88分の長編です。主演は染谷将太、共演に唐田えりか、西村まさ彦、くるま(令和ロマン)、長島竜也らが顔を揃えています。
公開は2026年7月17日(金)。テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で公開中で、公開初週の週末で動員数15,000人を突破しました。初日から全国で満席が続出する劇場もあり、観客の関心を集めています。
店内に響くささやかな違和感や、不気味な笑顔、日常が徐々に変容していく描写を通して、本作はブラックユーモアと不穏さ、予測不能な展開をともなう独特の空気を構築しています。作品は“コンビニという日常”を切り口にしつつ、やがて大きな混乱へとつながる静かな狂気を、映像の細部で積み重ねます。
上映時間は88分。観客の「もう一度見たい」という反応を誘う中毒性を持つ作品として紹介されています。
耳に残るテーマ曲と視覚に訴えるモチーフ──“エニーマート篇予告”と全9種のビジュアル
今回解禁された「エニーマート篇予告映像」では、エニーマートのテーマソングが頭から離れないと報じられています。予告は、ごく普通のコンビニが舞台で、少しずつ日常が侵食される様子を凝縮しています。店内に響く違和感ある音、不可解な出来事の連続、不穏な笑顔などがテンポよく映され、作品世界の入口を示します。
予告映像は視覚と聴覚を同時に刺激する構成で、ブラックユーモアを含んだ場面と、静かに迫る恐怖が混在します。観客にとっては、一度見ただけで心に残るフックの強い映像になっています。映像は作品本編の雰囲気をそのまま伝えるもので、再生したくなる中毒性があると伝えられています。
劇中アイテムを切り取った9種のモチーフビジュアルの構成
同時に公開されたモチーフビジュアルは、劇中で印象的に登場する商品や備品を切り取った全9種のビジュアルです。日常的な品々が並ぶ構成でありながら、本編を観た後にはそれぞれが別の意味を帯びるよう設計されています。
ビジュアルはシンプルな構図に不穏さを宿しており、「何気ない日常」に潜む違和感を象徴的に表現しています。以下に、公開されたモチーフの一覧とその性格を整理します。
- ゆでたまご
- サラダチキン
- おにぎり
- エニチキ(商品名の一例としての劇中商品)
- レシート
- 店員の制服
- 店内の棚および陳列
- ドリンク類のボトル
- 店頭POPや掲示物
これらのモチーフは、一見すると何の変哲もない日用品ですが、映像体験を通じて見る側の認識が変化するようにデザインされています。劇中での使われ方や配置、照明、切り取り方が、作品の世界観を凝縮して提示する役割を果たします。
関連の情報や予告映像の詳細は公式ページで案内されています。関連リンク: https://nothingnew.film/chilled_anymart/
制作陣とキャスト、そして岩崎裕介監督の歩み
『チルド』の主要クレジットは次のとおりです。出演は染谷将太、唐田えりか、西村まさ彦、くるま(令和ロマン)、長島竜也。監督・脚本は岩崎裕介。プロデューサーには林健太郎、下條友里、井上淳が名を連ねます。企画・プロデュースはNOTHING NEW、制作プロダクションは東北新社、配給はNOTHING NEWが担当しています。
岩崎裕介監督は1993年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、2017年に東北新社に入社し、2019年にディレクターデビュー。国内のCM祭典である63rd ACC CREATIVITY AWARDSのフィルム部門で、岩崎監督が演出したCMがグランプリを受賞した経歴を持ちます。作家・演出家として会話劇中心の静的で異物感のある演出が持ち味です。
監督作と映画祭での実績
岩崎監督は2024年に自身初の脚本・監督ホラー作品『VOID』を発表しています。『VOID』はロッテルダム国際映画祭、サンフランシスコ国際映画祭、ヴェネツィア・ショートイタリア映画祭、リスボン国際インディペンデント映画祭、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭など複数の映画祭に入選しました。
『チルド』自体も国際的に評価されています。入選歴は以下のとおりです。
- ベルリン国際映画祭(ドイツ)フォーラム部門 正式出品・国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI)受賞
- 台北・金馬ファンタスティック映画祭(台湾)正式出品
- 全州映画祭(韓国)ミッドナイトシネマ部門 正式出品
- ファンタジア国際映画祭(カナダ)Cheval Noir Competition部門 正式出品
これらの出品歴は作品の国際的な受容と批評的評価を示すものであり、国内外での上映機会や反響につながっています。
NOTHING NEWの立ち位置と公開周辺情報
NOTHING NEWは「才能が潰されない世の中を目指して」2022年に設立された映画レーベルです。『チルド』はNOTHING NEWにとって初の実写長編として公開されました。2026年のラインナップとしては、ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した本作(監督: 岩崎裕介/7月17日公開)に続き、カンヌ国際映画祭監督週間に選出されたオリジナル長編アニメーション『我々は宇宙人』(監督: 門脇康平/9月25日公開)が控えています。
制作プロダクションは東北新社、配給はNOTHING NEWが担当。プロデューサー陣として林健太郎、下條友里、井上淳が名前を連ねています。ソーシャルメディアや公式の通信手段として、以下のアカウントが案内されています。
- 公式サイト(関連リンク)
- https://nothingnew.film/chilled_anymart/
- https://www.instagram.com/NOTHINGNEW_FILM/
- X(旧Twitter)
- https://x.com/NOTHINGNEW_FILM/
- スタジオ公式X
- https://x.com/NN_animation
- 公式LINE
- @nothingnew
ジャンル的には映画・演劇・DVDおよび音楽のカテゴリにまたがる作品として位置づけられており、キーワードには「チルド」「岩崎裕介」「NOTHING NEW」「映画」「音楽」などが含まれます。
この記事の要点まとめ
以下の表は、本記事で触れた主要な情報を整理したものです。公開日、上映時間、主要キャストやスタッフ、ビジュアルの要点などをまとめています。記事本文で紹介したすべての情報を正確に反映しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | チルド |
| 公開日 | 2026年7月17日(金) |
| 上映時間 | 88分 |
| 舞台 | コンビニエンスストア〈エニーマート倉富町7丁目店〉 |
| 主演・出演 | 染谷将太、唐田えりか、西村まさ彦、くるま(令和ロマン)、長島竜也 |
| 監督・脚本 | 岩崎裕介(1993年生、慶應義塾大学文学部卒、東北新社出身) |
| プロデューサー | 林健太郎、下條友里、井上淳 |
| 制作・配給 | 制作プロダクション:東北新社/配給:NOTHING NEW |
| 公開初週の動員 | 公開初週の週末で動員数15,000人突破 |
| 解禁情報 | エニーマート篇予告映像、劇中モチーフを切り取った全9種のビジュアル公開 |
| モチーフ数 | 9種(ゆでたまご、サラダチキン、おにぎり、エニチキ、レシート、制服など) |
| 映画祭出品歴 | ベルリン国際映画祭フォーラム部門 正式出品(FIPRESCI受賞)、台北・金馬、全州、ファンタジアほか |
| 公式リンク | https://nothingnew.film/chilled_anymart/ / Instagram: https://www.instagram.com/NOTHINGNEW_FILM/ / X: https://x.com/NOTHINGNEW_FILM/ / スタジオ公式X: https://x.com/NN_animation / LINE: @nothingnew |
以上が本稿で取り上げた『チルド』に関する主要情報の整理です。作品は日常の裂け目から生じる違和感を丁寧に描き出すことで、観客に新たな視点を提示しています。公開中の予告映像やモチーフビジュアルを併せて確認すると、本編の見え方が変化する仕掛けが随所に施されていることが理解できます。