学園AIホラー『YOUKAI』の専用Web漫画公開
ベストカレンダー編集部
2026年7月24日 12:13
YOUKAI公開
開催日:7月22日
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学園AIホラー『YOUKAI』を舞台にした、出版IPの実証プラットフォーム公開
AICU(AICU Inc. および AICU Japan株式会社)は、創立3周年を記念して学園AIホラー漫画『YOUKAI(ようかい)』専用のWeb漫画プラットフォームを公開しました。プラットフォームの公開日は2026年7月22日で、プレスリリースは2026年7月24日 11時10分に発表されています。
公開URLは https://aicu.ai/manga/youkai、短縮URLは https://j.aicu.ai/Youkai です。公開中のすべてのエピソードは、2026年8月31日までの「AICUファン感謝祭」期間中にAICUアカウントへ無料登録することで無料で閲覧可能となっています。
公開概要とアクセス詳細
本作は、AICU AIDX Labによる研究開発プロジェクトの一環として位置づけられています。専用プラットフォームでは本編17話と番外編2編、合計19編、通算194ページを公開しています。読者は各話の冒頭部分を登録なしで閲覧でき、全編閲覧にはAICUアカウントの無料登録が必要です。
公開概要の要点は以下のとおりです。
- 名称
- 『YOUKAI』Web漫画プラットフォーム
- 公開日
- 2026年7月22日(プレスリリース発表 2026年7月24日 11:10)
- 公開内容
- 本編17話、番外編2編、計19編、通算194ページ
- 利用方法
- 各話冒頭は登録不要。2026年8月31日までの感謝祭期間中はAICUアカウント登録で全編無料閲覧
- 原作・監修
- しらいはかせ(X:@o_ob)
- 作画・キャラクター原案
- 殻尾(X:@KARA_Beee)
- 問い合わせ
- youkai@aicu.jp(AICU Japan株式会社 YOUKAI 広報・事業提携窓口)
制作手法と技術基盤:AIDXが目指す「育てるAI」
AICUは従来より「月刊AICUマガジン」を26号にわたり発行し、毎号約150ページのフルカラーマガジンを制作してきました。これらの運用で蓄積した生成AI活用の知見を、単なる工程効率化にとどめず、作品の価値を中長期的に成長させる仕組みへと発展させています。
今回の『YOUKAI』専用プラットフォームは、制作、編集、配信、翻訳、権利処理、コミュニティ、収益化をデータで接続し、IPのライフサイクルそのものを再設計する「AIDX(AI Transformation)」の実証モデルです。AICUはデジタル配信のみならず、ペーパーバックの出版や渋谷ヒカリエでの「アイキュー書店」運営にも取り組んでおり、出版文化を維持しながら技術を導入しています。
プラットフォームが提供する主要機能
本プラットフォームは、以下の要素を一つの基盤へ統合することを目指しています。これらは単独の便利機能ではなく、作品を起点に関係者をつなぐ基盤として設計されています。
- AIを活用した漫画制作と制作工程管理
- 紙、電子書籍、Webに対応する配信(横長のPCでは見開き表示、スマートフォンでは単ページ表示や縦スクロール対応)
- 読了率や継続率を含む読者行動分析
- セリフや設定情報の構造化(キャラクター辞典の整備、ネタバレ管理)
- 世界の多様な言語への多言語展開(原画共通の多言語オーバーレイ実験など)
- ファンコミュニティとの接続とAI二次創作の利用許諾・収益還元
- 生成履歴の記録と権利者への収益分配
また、AICUが保有する国内特許第7814797号および米国、欧州、中国を含む国際出願中の技術を活用し、参照画像を用いたAI生成、ライセンス情報、生成履歴、収益分配を接続する仕組みを構築しています。関連URLは https://cert.aicu.ai/gc-royalty です。
読者体験とデータ設計:ページを越えた「読む」指標の可視化
公開されたWeb漫画リーダーは既存の単純な画像ビューアーではありません。PCでは見開きの構図を生かした2ページ表示、スマートフォンでは向きや画面サイズに応じた単ページ表示や縦スクロールの両立、先読みやタップでのページ送りといった操作で読者の没入を阻害しないUXを目指しています。
これは紙のページ資産を維持しつつ、スマートフォン中心の海外読者にも届けるための中間的なアプローチです。読者行動は「販売数」以外の指標で捉え、作品改善やマーケティング、商品化、海外展開の判断材料に活用される設計になっています。
読者行動の計測と比較的新しい指標
プラットフォーム上では、どのエピソードまで読まれたか、ページ単位・コマ単位での離脱ポイント、再読回数、どのキャラクターへの関心が高いかなど細かな行動データを取得します。読者の進行状況は作中の予測AI名を用いた「亜ログ」に記録され、読破したページ数はランキングとして可視化されます。
また、翻訳に対して違和感がある場合は読者からフィードバックを得る仕組みもあり、全653件のセリフを対象に多言語データの整備を進めています。リーダー上で翻訳したセリフを原画に重ねて表示する多言語オーバーレイ機能の実験により、原画を共通資産として利用しつつ多言語版を柔軟に追加する設計が検証されています。
二次創作のルール化と共同実証の募集
生成AIの普及により、ファンによるキャラクター利用が容易になった半面、無断利用やブランド毀損、学習データとしての利用問題、権利者の収益機会喪失といった課題が顕在化しています。現状での選択肢は「禁止」か「放置」ですが、AICUはこれを「許諾と還元の仕組み」へ移行させる取り組みを進めています。
具体的にはキャラクターごとに利用条件を定め、許諾された生成環境から二次創作を行い、生成実績に応じて原作者や権利者へ報酬を還元するシステムを開発しています。これによりファンは安心して公式キャラクターを利用でき、作家や出版社にも価値が戻る持続可能な二次創作市場の実現を目指しています。
共同実証パートナーの募集と期待される適用例
AICUは『YOUKAI』を閉じたサービスにせず、出版社、編集部、IPホルダー、海外展開事業者、電子書店、ゲーム開発会社、クリエイタープラットフォーム等との共同実証を募集しています。適用例としては次のようなものが挙げられます。
- 既存漫画作品の多言語Web展開
- キャラクター設定やセリフデータの構造化と共有
- 読者行動を活用した作品マーケティング
- 公式AI二次創作サービスと権利者への利用料分配
- 海外ファンコミュニティとの接続、絶版作品や休眠IPの再活性化
問い合わせや共同実証の相談は、AICU Japan株式会社 YOUKAI 広報・事業提携窓口(youkai@aicu.jp)で受け付けています。
創作陣のコメントと『YOUKAI』の横断的展開
作画・キャラクター原案の殻尾は、技術と人間性の関係性を題材にした作品制作の意図を次のように述べています。殻尾はAI由来の現象を『妖怪』という物語の器に落とし込み、AIで描くことで「AIが生んだ怪異をAIの手で絵にする」挑戦を行っていると説明しています。
殻尾のX(旧Twitter)アカウントは @KARA_Beee です。殻尾は見開きの迫力や主人公クロブチの視点を重視した表現を目指しています。
原作・監修の視点
原作・監修のしらいはかせは、『YOUKAI』を「AIと一緒に育っていく現在のローティーン世代へのわかりやすく愛されるAI科学コミュニケーション作品」と位置づけています。ハルシネーションやディープフェイクなどの技術テーマを、教室の日常に溶け込ませることで若い世代に身近に感じてもらうことを目的としています。
しらいはかせのXアカウントは @o_ob です。しらいはかせは今回のリーダーを作中のAI「スイロン」が作った設定として、作品の読まれ方や愛され方までを実験する生きた実験であると述べています。
「YOUKAI × Anifusion AI漫画フェスティバル」と表記整理
AICU JapanはAI漫画制作ツール「Anifusion」とのコラボ企画「YOUKAI × Anifusion AI漫画フェスティバル」を開催中です。開催期間はプラットフォーム公開に合わせ、募集締切は2026年7月26日 23:59となっています。
募集部門は3部門で、賞金・副賞や参加特典が用意されています。詳細はコンテストページ https://c.aicu.jp/2607 を参照してください。
- Anifusion解説漫画部門(Anifusionの魅力を漫画で伝える)
- 読者YOUKAI募集部門(『YOUKAI』世界に登場するオリジナル妖怪を提案)
- 読切短編部門(最大16ページの作品を募集)
大賞受賞者には賞金30,000円、AICUマガジンへの掲載、連載オファーが予定されています。参加者全員に1,000 AICUポイントを進呈します。募集締切は2026年7月26日 23:59です。
公開情報の要点を表で整理
以下に本プレスリリースの主要情報を表形式で整理します。内容を俯瞰できるように要点をまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | YOUKAI(学園AIホラー漫画) |
| 公開日(プラットフォーム) | 2026年7月22日 |
| プレスリリース発表 | 2026年7月24日 11:10 |
| 公開URL / 短縮URL | https://aicu.ai/manga/youkai / https://j.aicu.ai/Youkai |
| 公開内容 | 本編17話+番外編2編=合計19編、通算194ページ |
| 閲覧条件 | 各話冒頭は登録不要。AICUアカウントで登録すると2026年8月31日まで全編無料(感謝祭期間) |
| 制作・技術 | AICU AIDX LabによるAI作画、多言語展開、作品データ構造化、読者行動可視化、IP管理、二次創作還元の統合 |
| セリフデータ整備 | 全話で合計653件のセリフを日本語・英語・中国語等で整備中。多言語オーバーレイ実験あり |
| 特許・技術URL | 国内特許第7814797号、国際出願中。収益分配関連URL:https://cert.aicu.ai/gc-royalty |
| コンテスト | YOUKAI × Anifusion AI漫画フェスティバル(締切 2026年7月26日 23:59)、部門3種、大賞賞金30,000円、参加者全員に1,000 AICUポイント、詳細:https://c.aicu.jp/2607 |
| クリエイター | 原作・監修:しらいはかせ(X:@o_ob)、作画・原案:殻尾(X:@KARA_Beee) |
| 問い合わせ | youkai@aicu.jp(AICU Japan株式会社 YOUKAI 広報・事業提携窓口) |
本稿では、AICUによる『YOUKAI』プラットフォーム公開の内容、技術的な狙い、読者体験設計、二次創作の許諾・還元モデル、共同実証の呼びかけ、並びに関連イベントや問い合わせ先を網羅して整理しました。公開中のリンクや募集要項を確認のうえ、各種参加や連携の検討を行うことができます。