古谷三敏 生誕90周年原画展、8月21日吉祥寺で約100点
ベストカレンダー編集部
2026年7月24日 18:30
生誕90周年原画展
開催期間:8月21日〜9月1日
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古谷三敏、生誕90周年を節目に「原画」を次代へつなぐ取り組みが始動
2026年7月24日 18時00分、株式会社ファミリー企画(東京都練馬区)は、漫画家・古谷三敏の生誕90周年を記念する「生誕90周年プロジェクト」を正式に始動し、本プロジェクトのクラウドファンディングをクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて公開しました。プロジェクトの目的は、展覧会開催のみならず、原画を長期にわたって保存・継承するための基盤整備を行うことにあります。
本プロジェクトでは、約100点の原画を中心に展示する記念原画展の開催を計画するとともに、原画そのものの脆弱性(紙の劣化やインクの変化)に対処するための保存資材の整備や高精細デジタルアーカイブ化、長期保存のための環境設備整備を主な支援金の用途として掲げています。プロジェクトは2026年7月24日から開始し、8月31日まで支援を募集します。
なぜ原画を守るのか──「一枚しかないもの」の価値
漫画は単行本として複製され、多くの読者に読み継がれていきますが、作品を生み出した原画は世界に一枚しか存在しません。紙は年月とともに徐々に劣化し、インクも保存環境や時間の経過によって変化します。こうした物理的な変化は、原画そのものの表情を失わせかねません。
一方で、作品の魅力は実物を見て初めて伝わる要素も多く、筆致、修正の跡、制作当時の息遣いといった点は完成原稿の写真や複製では完全には伝えられません。本プロジェクトは、「作品を見ていただくこと」と「作品を守り続けること」という二つの要請を両立させるための取り組みです。
- 原画の物理的劣化(紙・インクの変化)への対応
- 実物展示による作品の生の魅力の伝達
- 将来世代に対する保存と継承の仕組みづくり
展覧会の内容と会場情報:吉祥寺で約100点を展示
生誕90周年記念原画展は、2026年8月21日(金)から9月1日(火)まで、東京・吉祥寺のリベストギャラリー創(東京都武蔵野市吉祥寺)で開催されます。開場時間は12:00から18:00までで、入場料は無料です。
会場では、『BARレモン・ハート』をはじめとする古谷三敏の代表作の原画を中心に、約100点の原画を展示する予定です。また約20点のカラー原画や、一部初公開となる作品・資料も展示し、画業66年の歩みをたどる構成となります。展示は、完成原稿だけでは見えにくい筆のタッチや修正の跡、制作時の痕跡を直接観覧できる機会です。
展示構成のポイント
展示は代表作を中心に年代を追う形で構成され、制作過程や資料の公開を通して作者の作業の痕跡を感じられるよう配慮されます。カラー原画や一部初公開の資料は、来場者にとって特に貴重なコンテンツとなります。
- 会期
- 2026年8月21日(金)~9月1日(火)
- 時間
- 12:00~18:00
- 会場
- リベストギャラリー創(東京都武蔵野市吉祥寺)
- 展示点数
- 約100点の原画、うち約20点はカラー原画。初公開作品・資料を含む。
- 入場料
- 無料
過去には2025年に『BARレモン・ハート40周年』の原画展が開催されており、本展もその延長線上で企画されていますが、生誕90周年という節目を契機に、単発の記念展にとどまらない中長期的な保存・継承の体制づくりを明確に打ち出しています。
クラウドファンディングの目的と資金使途
本プロジェクトのクラウドファンディングは、CAMPFIREにて2026年7月24日から2026年8月31日まで実施され、目標金額は100万円です。プロジェクトページのURLは以下です:
https://camp-fire.jp/projects/964608/view
集められた資金は、原画展の開催費用だけでなく、将来的に作品を保存・継承するための設備や資材整備に充てられます。具体的には次の三つの主要用途が示されています。
- 原画保存資材の整備(中性紙、保存箱、額装など)
- 高精細デジタルアーカイブ化(原画のデジタル保存・記録)
- 原画を長期保存するための環境設備の整備(保存環境の恒常化)
これらは一度整備して終わりというものではなく、今後何十年にもわたって作品を守り続けるための基盤整備であり、継続的な保守・管理が想定されています。支援は、作品の保存と公開の両立を可能にすることを目指しています。
クラウドファンディングの概要
プロジェクト名は「漫画家・古谷三敏の原画を未来へ。生誕90周年記念 原画展プロジェクト」です。実施期間は2026年7月24日~2026年8月31日で、目標金額は100万円となっています。支援はCAMPFIREのプロジェクトページから受け付けます。
支援の詳細やリターン(返礼品)についてはプロジェクトページで案内されており、支援の仕組みを通じて原画の保存・公開活動を直接的に支えることが可能です。支援は展覧会の実現と、それを越えた保存体制の整備に直結します。
運営主体と代表の想い、事業の背景
本プロジェクトの運営主体は株式会社ファミリー企画です。同社は、古谷三敏作品の著作権管理および企画・運営を担っており、作品の継承・出版・展示・ライセンス展開に加え、公式ECサイト「酒屋BARレモン・ハート」を運営するなど、漫画・文化・酒をつなぐ取り組みを展開しています。
代表を務める古谷陸氏は、祖父である古谷三敏の作品管理を担当する中で原画の繊細さを実感し、次のようにコメントしています。
「祖父の作品を管理するようになって、原画は想像以上に繊細な存在だということを実感しました。光や湿度、保管方法によって状態は少しずつ変化していきます。一方で、原画は多くの方に見ていただいてこそ、その魅力や迫力が伝わるものでもあります。『守ること』と『見ていただくこと』を両立させながら、作品を未来へ受け継いでいくことが私の使命です。生誕90周年という節目を、一度限りの記念事業ではなく、これから先も作品を守り、伝え続けるための新たなスタートにしたいと考えています。この想いに共感していただけましたら、ぜひ応援いただけますと幸いです。」
同氏のコメントは、原画保存の重要性と同時に、展示による作品理解の促進をどのように両立させるかという運営方針を端的に示しています。今回の生誕90周年は「未来へつなぐ一年」と位置づけられ、単発の展示では終わらない活動の継続が強調されています。
関連事項と背景情報
古谷三敏は長年にわたり日本の漫画界で活動し、『BARレモン・ハート』などの代表作を持ちます。関連するキーワードとしては「漫画」「古谷三敏」「ダメおやじ」「BARレモン・ハート」「クラウドファンディング」「クラファン」「小学館」「双葉社」「ギャラリー」「原画展」などが挙げられます。
株式会社ファミリー企画は今後も作品の継承・管理・公開を継続するための体制づくりを進めるとしています。プロジェクトは展覧会の実施と保存インフラの整備を両面で進める点が特徴です。
要点の整理とまとめ
以下に本記事で取り上げた主要情報を表形式で整理します。表は開催情報、クラウドファンディングの概要、展示内容、運営主体に分けて示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 漫画家・古谷三敏の原画を未来へ。生誕90周年記念 原画展プロジェクト |
| 発表日時 | 2026年7月24日 18時00分(株式会社ファミリー企画発表) |
| クラウドファンディング期間 | 2026年7月24日~2026年8月31日 |
| 目標金額 | 100万円 |
| プロジェクトページ | https://camp-fire.jp/projects/964608/view |
| 原画展 会期 | 2026年8月21日(金)~9月1日(火) 12:00~18:00 |
| 会場 | リベストギャラリー創(東京都武蔵野市吉祥寺) |
| 展示内容 | 約100点の原画(うち約20点のカラー原画)、一部初公開作品・資料を含む |
| 入場料 | 無料 |
| 資金使途 | 中性紙・保存箱・額装などの保存資材整備、高精細デジタルアーカイブ化、長期保存のための環境設備整備 |
| 主催・運営 | 株式会社ファミリー企画(古谷三敏作品の著作権管理、企画・運営。公式EC「酒屋BARレモン・ハート」を運営) |
以上が今回の生誕90周年プロジェクトの主要な情報の整理です。展覧会は実物の原画を通じて作品の魅力を伝えると同時に、長期保存のための具体的な整備を進めることを目的としています。支援や展覧会の詳細はCAMPFIREのプロジェクトページおよびファミリー企画の案内で確認できます。