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8月NY NOW出展決定 ミルクガラスが米で注目

NY NOW出展

開催日:8月1日

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NY NOW出展
このミルクガラスって今買えるの?
現在はKickstarterで支援・購入できる段階で、プロジェクトページにリワードや発送時期の案内があります。今後NY NOW出展や販路拡大で一般販売も予定されています。
なんで北米で支持されてるの?
ミルクガラスのヴィンテージ感やスローリビング、職人のストーリー性を前面に出し、感情に訴える訴求が北米の消費者に響いたためです。

北米市場で受け入れられた「ミルクガラス」──Kickstarterでの立ち上がりと成果

株式会社ディバージョンが出品した、山形県鶴岡市の老舗・松ヶ岡ガラス工業製のミルクガラス食器が、クラウドファンディングプラットフォームKickstarterにおいて短期間で高い支持を集めています。プロジェクト開始から24時間で約$20,000(約300万円)を調達し、Kickstarter公式の“Project We Love”に認定されました。プレスリリース日時は2026年7月25日 14時06分です。

プレスリリース時点(2026年7月25日)での調達総額は$50,000(約800万円)を突破しており、引き続き数字を伸ばしていると報告されています。プロジェクトページへのリンクは下記の通りで、プロジェクト説明やリワードの詳細、画像等が確認できます(プロジェクトページ表示は一時的に更新される場合があります)。

  • Kickstarter プロジェクトページ:https://www.kickstarter.com/projects/diversion-japan/milkglass-japanese-handcraft-tableware/description
  • プロジェクトページ(7/22現在)の記載あり(原文記載)
「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 2

初動の数値と評価

開始24時間での集金額が約$20,000という立ち上がりは、手仕事のガラス食器としては極めて高い水準です。短期での高支持は、プロジェクトの訴求方法とターゲット市場の受容性が合致した結果と考えられます。

Kickstarter側からの認定である“Project We Love”は、同社の企画・表現が海外プラットフォーム上で評価されたことを示す指標であり、単なる金額だけでなくコンセプトやプレゼンテーションの質が認められたことを意味します。

「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 3

プロジェクトの訴求ポイント

プロジェクトは製品の機能性ではなく、ミルクガラス特有のヴィンテージ感スローリビング手仕事の温もりといった情緒的価値を前面に出している点が特徴です。北米の消費者にとって馴染み深いスタイルを軸に、日本の職人技とストーリーを結びつける構成になっています。

具体的には、以下の要素で訴求しています。

  1. ヴィンテージとしてのミルクガラスの美意識
  2. 工場や職人の背景にある歴史と技術
  3. 日常使いに馴染むデザインと情緒的価値
「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 4

松ヶ岡ガラス工業の承継と国内での取り組み

株式会社ディバージョンは2023年12月に戦中から続く松ヶ岡ガラス工業株式会社を承継しました。かつては日本最大級のガラスプレス成形工場としての地位を有していた同社ですが、エネルギーコストの高騰や長期にわたるデフレ下で経営が厳しくなり、存続の岐路に立たされていました。

承継後、ディバージョンは工場の保存・再生に向けた具体的な施策を実施しています。これらは単なる設備投資にとどまらず、ブランドの再構築や新商品の開発、販路の拡大といった多面的な取り組みを含んでいます。

「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 5

承継に伴う支援内容

承継後に実施した主要施策は次の通りです。これらは工場の持続性を高めるための基盤整備にあたります。

  • 老朽化した炉の改築支援
  • ブランディングの強化
  • 新商品開発の推進
  • 販路開拓、特に海外販路への展開方針の決定

また、地域との関係強化として2026年春に30年ぶりとなる「バザー&オープンファクトリー」を開催しました。ここでは「日本の有名店で広く使われているガラス食器が実は身近な工場で作られていた」という事実を地域に伝え、大きな反響を得たと報告されています。

一方で、ガラス製造はエネルギー消費が大きい産業であり、日本国内の需要のみで雇用と技術を次世代へつなぐには限界があるという現実が認識されています。これが海外市場への本格的な挑戦を後押ししました。

「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 6

ディバージョングループの戦略と企画力

ディバージョングループは松ヶ岡ガラス工業以外にも、地域の産地問屋や老舗企業を承継しており、テーブルウェアを中心とした日本の地域ものづくりを国内外へ発信することを重要なミッションと位置づけています。

グループが承継している主な企業には、常滑焼の産地問屋「ヤマキイカイ」、波佐見焼の産地問屋「西日本陶器」などが含まれます。これにより、全国各地の生活雑貨・食器に関わるノウハウとネットワークを擁しています。

「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 7

企画力の海外応用

ディバージョンは生活雑貨のOEM企画・製造を主力事業としており、国内クラウドファンディングで培った企画作り、ストーリーテリング、コミュニティ形成のノウハウを今回初めて海外プラットフォームに応用しました。結果としてKickstarterの認定を得たことは、グループの企画力が海外でも通用することを示す第一歩となっています。

今回のアプローチは、製品の「機能」よりも「情緒」を訴求する点が特徴的であり、その点が北米の消費者にとって響いたと分析されています。

「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 8

海外展示と販路拡大の予定

プロジェクトの次のステップとして、2026年8月にアメリカ最大規模のデザインギフトショー「NY NOW」への出品が決定しています。出品を通じて、松ヶ岡ガラスの製品をより多くの海外バイヤーに紹介する計画です。

出品や展示を通じたバイヤー接触、流通チャネルの構築、そして継続的なブランドコミュニケーションの実施が今後の重点項目と位置づけられています。

「山形・鶴岡市の老舗ガラス工場の承継を実現したディバージョンG、Kickstarterで24時間で$20,000を調達し、『Project We Love』に認定」 画像 9

主要情報の整理と問い合わせ先

以下に、本記事で紹介した重要事項を表形式で整理します。プロジェクトの成果、承継の経緯、今後のスケジュール、連絡先などを網羅しており、必要な情報を短時間で確認できます。

項目 内容
プレスリリース発表日 2026年7月25日 14時06分
プロジェクト内容 松ヶ岡ガラス工業製のミルクガラス製食器をKickstarterで出品、ヴィンテージ感や手仕事の情緒を訴求
Kickstarter初動 24時間で約$20,000(約300万円)を調達、“Project We Love”に認定
調達総額(プレス発表時点) $50,000(約800万円)を突破(2026年7月25日現在)
プロジェクトページ https://www.kickstarter.com/projects/diversion-japan/milkglass-japanese-handcraft-tableware/description
承継時期 2023年12月に株式会社ディバージョンが松ヶ岡ガラス工業を承継
国内での施策 炉の改築支援、ブランディング強化、新商品開発、販路開拓、2026年春にバザー&オープンファクトリーを開催
グループの他承継企業 ヤマキイカイ(常滑焼)、西日本陶器(波佐見焼)、富国紙業、日本総合整備など
今後の出展予定 2026年8月:NY NOW(アメリカのデザインギフトショー)
会社名 株式会社ディバージョン(DIVERSION CO.,LTD.)
所在地 〒210-0022 神奈川県川崎市川崎区池田1丁目10-6 エスポワール北辰1階
代表者 代表取締役 石田英之
事業内容 服飾雑貨および生活雑貨の企画・製造・卸売、地域老舗企業の事業承継およびブランディング支援
電話・FAX TEL:044-280-7017 / FAX:044-280-7018
問い合わせ(担当) 株式会社ディバージョン 担当:石田英之 / Email:info@dvsn.co.jp / TEL:044-280-7017
ビジネスカテゴリ・キーワード 日用品・生活雑貨、EC・通販 / kickstarter、クラウドファンディング、事業承継、川崎、山形、鶴岡、庄内、食器、伝統工芸

本記事では、ディバージョングループが松ヶ岡ガラス工業の事業承継を契機に進める施策、北米向けクラウドファンディングでの成果、そして今後の展示・販路拡大予定を整理しました。提供された連絡先情報は公開されたプレスリリースの内容に基づいていますので、詳細や追加の資料確認は上記の問い合わせ先へご連絡ください。