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関西空港に木製複葉機Ansaldo SVA9復元機展示

Ansaldo SVA9復元機展示

開催日:7月25日

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Ansaldo SVA9復元機展示
これって関空でいつから見られるの?
関西国際空港エアロプラザ2階「水の広場」テラスで、展示は2026年7月25日から公開。24時間見学自由で、終了は2027年3月頃の予定(調整中)です。
間近で見られる?写真とか触ってもいいの?
テラス設置で昼夜問わず間近に見学・撮影可能ですが、保存と安全のため展示物には触れないでください。現地の案内や立ち入り制限には従ってください。

夢洲から関空へ――イタリア・木製複葉機の再展示が伝える歴史

関西エアポート株式会社は、2026年7月27日10時22分付の発表で、2025年の大阪・関西万博でイタリアパビリオンの天井展示として多くの注目を集めた木製飛行機の復元機を、関西国際空港に設置したことを公表しました。本展示は「Expo Legacy Project : Italy」の一環として実施されたもので、万博で発信された各国の文化やサステナビリティに関するメッセージを、万博後も継続して空港から発信する取り組みの一部です。

この木製飛行機は、1920年にローマから出発し、約107日をかけて日本に到達した歴史的機体「Ansaldo SVA9(アンサルド SVA9型機、読み方:ズヴァナインがたき)」の実物大精巧復元機です。復元機は2025年のイタリアパビリオンで展示され、その後、夢洲(ゆめしま)から離陸する形で関西国際空港に移設されました。展示の目的は、イタリアと日本の長年にわたる友好の歴史を象徴するこの機体をより多くの来訪者に周知することにあります。

「大阪・関西万博」イタリアパビリオン1920年にローマから飛来した「アンサルド SVA9型機」復元機の展示 画像 2

1920年の大航路――アンサルド SVA9の挑戦とその記録

Ansaldo SVA9は木製骨組みに布張りを施した複葉機であり、当時の航空技術を色濃く伝える機体です。1920年に飛行士アルトゥーロ・フェラリンが操縦し、ローマから約18,000kmの行程を経て日本へと到達したこの航行は、当時の国際社会に大きな関心を呼びました。

航路はギリシャ、中東、インド、中国を経由する長大なもので、飛行の途中にはたび重なる機体の故障や整備、厳しい気象条件への対処を余儀なくされました。それでも約107日をかけて大阪を経由し東京に到着したことは、当時の市民を熱狂させ、到着地では盛大な歓迎式典が行われたことが記録されています。

「大阪・関西万博」イタリアパビリオン1920年にローマから飛来した「アンサルド SVA9型機」復元機の展示 画像 3

ルートと日数の詳細

1920年のローマ—東京飛行は、単なる距離の到達だけでなく、当時の航空技術や航法、整備体制の限界に挑むものでした。約107日という期間は、複数回の整備停泊と気象待機を含む長期にわたる行程を示しています。

この航行は日本とイタリアの交流史上の重要な出来事として記録され、到着時の歓迎は日伊両国の友好関係の象徴的な場面として伝えられています。

「大阪・関西万博」イタリアパビリオン1920年にローマから飛来した「アンサルド SVA9型機」復元機の展示 画像 4

復元の技術的背景と製作者

展示されている復元機は、ジョルジョ・ボナート氏が長年の研究に基づき製作した実物大模型です。木材で構成された骨組みや布張り、当時の外観を再現する塗装や構造の忠実な再現に重点が置かれています。

復元作業は史料の精査と技術検証を重ねて行われ、当該機体が果たした歴史的役割を来訪者が視覚的に理解できるよう配慮されています。復元機は実機の寸法と外観を踏襲した実物大模型であり、航空技術史の教育資源としての役割も担います。

「大阪・関西万博」イタリアパビリオン1920年にローマから飛来した「アンサルド SVA9型機」復元機の展示 画像 5

展示の具体的内容と関西国際空港での公開概要

展示は関西国際空港のエアロプラザ2階「水の広場」テラス部分に設置され、24時間自由に見学できる場所に配置されています。だれでもアクセス可能な場所であるため、時間帯を問わず見学が可能です。

展示期間は2026年7月25日(土)から開始され、予定では2027年3月頃までの公開が予定されていますが、終了時期は調整中で未定とされています。主催である関西エアポートグループは、空港運営を通じて地域や国際間の交流促進に寄与する方針を示しています。

設置場所と公開条件

設置場所:関西国際空港 エアロプラザ2階「水の広場」(テラス部分)として正式に案内されています。テラスに配置されているため、屋内展示とは異なる視界や光の下での観察が可能です。

公開条件としては、24時間見学自由かつどなたでも入ることができる場所に設置されています。ただし、展示の保全や安全管理の観点から現地案内に従う必要があります。

展示物の特徴と解説

展示物名称:Ansaldo SVA9 復元機(実物大模型)。主な特徴は木製骨格と布張りの外板、複葉構造である点です。これにより、当時の航空技術の造形や構造的制約を視覚的に理解することができます。

製作:ジョルジョ・ボナート氏による長年の研究成果に基づく復元。展示は万博会期中のイタリアパビリオンでの展示を経て、関西国際空港に再設置された経緯があります。

  • 素材:木材(骨組み)、布張り外皮
  • 形状:複葉機(両翼)
  • サイズ:実物大模型(当時実機と同寸)
  • 製作者:ジョルジョ・ボナート氏(長期研究に基づく制作)

記念セレモニーとプロジェクトの背景

展示の設置を記念し、イタリアパビリオンの館長を務め、現在は駐日大使であるマリオ・アンドレア・ヴァッターニ氏らを招いて関西国際空港にて記念セレモニーが実施されました。セレモニーは、展示の意義を改めて確認する場となりました。

この展示は「Expo Legacy Project」の一部として推進されています。同プロジェクトは2025年の大阪・関西万博で発信された文化やサステナビリティに関するメッセージを、万博後も継続して空港を通じて発信する取り組みです。関西3空港において、万博で親しまれた実際の展示物や作品を順次設置してきた経緯があり、本復元機の設置もその延長線上にあります。

セレモニーの出席者と意図

出席:イタリアパビリオン元館長であり現駐日大使のマリオ・アンドレア・ヴァッターニ氏ほか関係者が参加しました。式典は展示の公式な引継ぎと公開開始を周知する機会として行われ、両国の歴史的関係や文化交流の重要性が改めて確認されました。

意図:本展示は、イタリアと日本の国交樹立160周年の年に実施されることで、両国の長い友好交流の歴史を象徴的に示す役割を担っています。関西エアポートグループは、空港運営を通じた地域や海外各国との連携促進に引き続き取り組む旨を表明しています。

発表者
関西エアポート株式会社
発表日時
2026年7月27日 10時22分
プロジェクト名
Expo Legacy Project : Italy

展示には昼間と夜間の様子があることが報告されており、光の条件によって見え方が異なる点も観賞の要素として記録されています。撮影や観覧の際は、周囲の案内表示や管理者の指示に従うことが求められます。

展示内容の要点整理

以下の表は、本記事で紹介した展示に関する主要情報を整理したものです。展示の目的、設置場所、公開期間、展示物の由来や製作者、関連するプロジェクト名や関係者情報を網羅しています。

項目 内容
展示物名称 Ansaldo SVA9(アンサルド SVA9型機)復元機(実物大模型)
復元の背景 1920年のローマ—東京飛行で使用された木製・布張りの複葉機を再現。ジョルジョ・ボナート氏が長年の研究を基に製作。
歴史的事実 操縦:アルトゥーロ・フェラリン。約18,000km、約107日をかけてローマから大阪・東京へ到達。到着時に歓迎式典が実施。
展示開始日 2026年7月25日(土)
展示終了予定 2027年3月頃(調整中、未定)
設置場所 関西国際空港 エアロプラザ2階「水の広場」(テラス部分)。24時間見学自由、どなたでも入場可能。
主催・発表者 関西エアポート株式会社(発表日時:2026年7月27日 10:22)
関連プロジェクト Expo Legacy Project : Italy(2025年大阪・関西万博での展示を空港で継続展示する取り組み)
記念セレモニー出席者 イタリアパビリオン元館長、現駐日大使 マリオ・アンドレア・ヴァッターニ氏 ほか関係者

展示は、1920年の技術と冒険の記録を現代に照らし合わせ、イタリアと日本の交流史を視覚的に伝える資料としての価値を持ちます。関西エアポートグループは空港を通じた文化発信を継続し、今回の復元機展示もその一環として位置付けられています。展示場所は一般に開かれており、来訪者は昼夜を問わず復元機の姿を確認することが可能です。