7月31日公開『インビジブルハーフ』スマホで見える怪物の青春ホラー
ベストカレンダー編集部
2026年7月29日 19:09
インビジブルハーフ公開
開催日:7月31日
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スマホに触れた瞬間だけ見える怪物——西山将貴監督の長編デビュー作が全国公開
株式会社ギークピクチュアズは、新進気鋭の映画監督・西山将貴による長編映画デビュー作『インビジブルハーフ』を、2026年7月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開すると発表しました。プレスリリースは2026年7月29日17時00分に公開されています。
本作は「私にだけ見える、あいつ。」というコピーで紹介される、新感覚のスクリーンタイム・ホラーです。主人公はミックスルーツを持つ女子高生エレナ。スマホに触れている時だけ見える透明な怪物と、その恐怖に向き合う少女たちの友情、同調圧力やルッキズム、自己肯定感といった青春の痛みを描く作品です。
公開情報と仕様
公開日は7月31日(金)、配給・宣伝はギークピクチュアズが担当します。作品は2025年製作、上映時間は106分で、シネマスコープの画面比、5.1chの音響で上映されます。
作品に関する公式情報は以下のリンクで確認できます。公式サイトおよびSNSには作品情報やメイキング写真、関連情報が随時掲載される予定です。
- 公式サイト:https://invisiblehalf-movie.com
- 公式Instagram:https://www.instagram.com/theinvisiblehalf_movie/
- 公式X:https://x.com/InvisibleHalf_
制作陣と技術による“没入”の表現──若手プロフェッショナルが結集した現場
本作の制作には、西山監督が学生時代から共に制作を続けてきた仲間たちが参加しています。長期にわたる構想(2019年構想開始、完成まで約6年)を経て完成した本作は、監督のパーソナルな体験やセンシビリティをそのまま映像化した力作です。
音響やVFXによる没入体験、そして演出・撮影・特殊造形などの実務面でのこだわりが作品の恐怖表現を支えています。具体的には、アカデミー賞視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』(23)に関わるVFXスタジオ白組所属のCao Moji(かおもじ)や、西山作品を長年支える作曲家・堀本陸が参加しています。
参加スタッフの主な顔ぶれ
主要クレジットは以下の通りです。スタッフの顔触れから、ジャンル映画としての完成度と映像表現の志向がうかがえます。
- 監督・脚本・編集
- 西山 将貴
- プロデューサー
- 坂本 篤
- 共同プロデューサー
- 鈴木 龍
- エグゼクティブプロデューサー
- 坂元 裕樹
- 撮影監督
- 山本 周平
- 照明
- 鳥内 宏二
- 録音
- 三門 優介
- 美術
- 西田 頌子
- 制作
- 皆尾 裕
- 助監督
- 芳賀 直之
- 衣装
- 杉 雛乃
- ヘアメイクアップ
- 黒田 菜々美、一ノ宮 萌
- 特殊造形
- 快歩(Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024選出)
- 音楽
- 堀本 陸
- VFX
- Cao Moji
キャストはシエラ 璃砂、奥野 みゆ、平澤 瑠菜らが主要人物を演じます。製作はTest 8 Pictures、配給・宣伝はギークピクチュアズです。
ロケ地と撮影の工夫
撮影の中心は西山監督の地元である愛媛県。監督は約220枚のストーリーボードを用意して撮影に臨み、松山東雲中学・高等学校、松山総合公園、梅津寺の海、トンネルなど複数のロケ地を選定しました。各ロケ地は脚本における“影”のイメージと高い親和性があると判断され、質感を確認して撮影を進めています。
特に松山東雲中学・高等学校は生徒が実際に通う学校であり、自由に使える環境ではなかったものの、学校側の協力により撮影が実現しました。また、劇中で使用された伊予鉄バスは現在走っていない旧型車両が提供され、地域の支援が撮影を支えています。
各界の評価とコメント全文──50音順に届いた反響
作品発表を受けて、多方面のクリエイターや関係者からのコメントが寄せられました。ここでは、プレスリリースに掲載されたコメント全文を50音順で掲載します。ジャンルの枠を超えた反響は、本作の幅広い関心を示しています。
以下に示すコメントはすべて原文通りに掲載しています。
- 大森時生(テレビ東京 プロデューサー)
- 視線は、人を傷つける。視線は、怪物をつくる。視線は、人を救う。
西山監督だからこそ作ることができる切実な”青春ホラー”は、多くの人の胸に届くだろう。 - 岡本 基(「SILENT HILL」 シリーズプロデューサー)
- 本作は若い俊英の西山監督が10代の頃から温めていたアイデアを元に作り上げた、ホラーではまだ珍しい、青春ホラー作品である。不安定な自意識と揺れる友情の中で恐ろしいものと向かい合っていくが、ただ怖いだけでなく美しく切ない情緒につながっていく。視聴後には青春ホラーならではの独特の余韻が残るだろう。
- 金井 球(文筆/モデルなど)
- 教室が世界だった小中学生のころ、本当に学校がこわかった。
見たいものから目を逸らすことはできても、聞きたくない音を聞かないでいることはむずかしい。
黒板とチョークが擦れる、だれかの笑い声、ドアが雑に閉まる音。
どんなに下を向いて本を読んでいても、音はずかずかと勝手にわたしに侵入してくる。
だからイヤホンがしたかった。すべてに怯えていたあのときのことをひさびさに思い出した。大人になれてよかったよ。 - 斎藤 工(俳優/Filmmaker)
- 西山監督は兼ねてから、”自分の味”を追求し続ける、筋の通った職人的な作り手だと感じています。
『インビジブルハーフ』はホラージャンルでありながら、怖さだけに寄らず、物語の厚みと役者陣の輝き、エンタメの推進力で最後まで連れていかれる。
スマホやイヤホンの感覚が、そのまま映画の体験に変わっていく。 - 佐藤直子(脚本家/ゲームクリエイター)
- 冴え冴えとしたブルーの色調で彩られたこの作品は異形のクリーチャーが登場するホラー映画であると同時に、美しい青春映画でもある。
思春期特有の自己と他者の狭間で揺らぐ、その視界から見る世界は、繊細で不安と恐れに満ちていたことを思い出させてくれる。西山将貴純度100%によって生み出された少女の物語がたどり着く先を多くの人に見届けてほしい。 - 背筋(作家『口に関するアンケート』)
- 切なくて、苦しくて、おぞましい――
透明な少女が抱える葛藤は、透明な怪異を呼ぶ。
演技と音響と演出。その全てが混然一体となって訴えかけるストーリー。
いまだ体験したことのないこの感情を、なんと表現すればいいのか。 - 寺内康太郎(「フェイクドキュメンタリーQ」)
- 奇を衒うことなく、王道の力で新たな魅力を引き出したホラー作品。
恐怖、成長、そして物語の力という普遍的な要素を丁寧に積み重ねることで、これほどまでの清涼感と新鮮さを生み出している。
高いエンターテインメント性と、一つ一つのカットに貫かれた写真的な美意識。
日本ホラーの表現力が、さらに広がっていることを感じさせる。 - 外山圭一郎(Bokeh Game Studio 代表/クリエイター)
- 西山監督の感性と、存在感のある俳優陣が生み出す瑞々しい化学反応が印象的だった。
ホラージャンルゆえ特殊効果も随所に用いられるが、それを誇示することなく、作品世界と登場人物の心情を支えるために抑制的に機能している。
そのうえで、ゲームを愛する監督らしい感性も脚本や構成に発揮され、若い世代ならではの新鮮な作家性を感じた。 - ヒロシニコフ(映画ライター:『ホラー映画超近現代史』)
- 社会批評的なアートハウス・ホラーや禁則事項を破ってはいけない絶対禁止(ドント)ホラーといった
テン年代洋画ホラーの流れを汲み、Jホラーに還流した意欲作。
新たな世代の作り手による、ホラー映画のニューウェイヴがついに可視化された! - 藤見よいこ(漫画家)
- イヤホン越しのくぐもった音を介してでしか、世界と半身でしか繋がれていないような…
思春期の閉塞を生々しく思い出す作品でした。
教室という、小さいはずなのに当事者にとっては絶大的な“社会”を描きながらも、しっかり不気味で怖くもあって、日本からこんなホラー映画が生まれたことが本当に嬉しいです!
音響やカメラワーク、視線のひとつひとつまで、西山監督の研ぎ澄まされたこだわりをぜひ劇場で体験してください。 - 松崎健夫(映画評論家)
- 地方都市で映画を作る仲間がいなかったと語る西山将貴監督は、製作・監督・脚本・撮影・編集などをマルチに兼任しながら、日本の自主映画には珍しいホラーやSFといった<ジャンル映画>をノートパソコンひとつで製作してきた。サム・ライミやフェデ・アルバレスと符合するその経歴は、彼の望外の躍進を予感させるものだ。
ストーリー
あらすじ、キャスト、配給情報──作品の基礎データ
本章では本作のあらすじ、キャスト、制作クレジット、支援・後援などの基本情報を整理します。作品の全体像を把握するための一覧的な構成です。
物語の核は、見えない怪物と向き合う少女たちの経験を通じて浮かび上がる青春の痛みです。ここではストーリーと主要な制作・配給情報を掲載します。
ストーリー
クラスメイトがいなくなった夜、“その見えない怪物”は現れた。
ミックスルーツを持つ高校生・エレナ。見た目や名前で「外国人」扱いされ、転校先のクラスにも馴染めずにいた。
そんな彼女の前に、ある日突然現れたのは——“スマホに触れている時だけ見える透明な怪物”。唯一エレナを信じてくれたアカリとともに、正体不明の恐怖に立ち向かうが…この恐怖に向き合うのは、きっと一人じゃない。
キャスト・クレジットと技術情報
主要キャストと制作クレジット、技術仕様は以下のとおりです。製作・配給情報や後援、助成情報も明記します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主要キャスト | シエラ 璃砂、奥野 みゆ、平澤 瑠菜 |
| 監督・脚本・編集 | 西山 将貴 |
| 製作 | Test 8 Pictures |
| 配給・宣伝 | ギークピクチュアズ |
| 上映時間・仕様 | 106分 / シネマスコープ / 5.1ch / カラー |
| 製作国 / 製作年 | 日本 / 2025 |
| 後援・助成 | 後援:愛媛県 / 松山市 / 助成:『エールラボえひめ』認定プロジェクト |
| 著作表記 | Ⓒ 2025 Test 8 Pictures All Rights Reserved. |
問い合わせ先(公式)
作品や配給に関する各種問い合わせ先は以下のとおりです。問い合わせ先はプレスリリースに記載された公式連絡先を転記しています。
- 映画に関する問い合わせ(株式会社P2):info@p2-inc.com
- 配給・関連商品に関する問い合わせ:geek_distribution@geekpictures.co.jp
- リリース関連(広報担当):pr@geekpictures.co.jp
要点の整理
ここまでに紹介した情報を表形式で整理します。公開日、主要スタッフ、上映仕様、公式連絡先など、読者がすぐに参照できる主要データをまとめました。
下表は記事本文で触れた事実を網羅的に整理したものです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 作品名 | インビジブルハーフ |
| 監督 | 西山 将貴 |
| 公開日 | 2026年7月31日(金) 全国順次公開 |
| プレスリリース発表日 | 2026年7月29日 17時00分 |
| 上映時間・仕様 | 106分 / シネマスコープ / 5.1ch / カラー |
| 主要キャスト | シエラ 璃砂、奥野 みゆ、平澤 瑠菜 |
| 主要スタッフ | 撮影:山本 周平 / 音楽:堀本 陸 / VFX:Cao Moji / 特殊造形:快歩 ほか |
| 製作・配給 | 製作:Test 8 Pictures / 配給・宣伝:ギークピクチュアズ |
| 後援・助成 | 後援:愛媛県、松山市 / 助成:『エールラボえひめ』認定プロジェクト |
| 公式情報 | 公式サイト・SNS(公式サイト、Instagram、XのURLを参照) |
| 問い合わせ | info@p2-inc.com / geek_distribution@geekpictures.co.jp / pr@geekpictures.co.jp |
以上がプレスリリースの内容を整理した要点です。本作は西山将貴監督の長年の構想と、若手を中心とした制作陣の協働によって完成した作品であり、各界からのコメントや地元での支援、技術面での工夫など多面的な注目点を持っています。作品の詳細や最新情報は公式サイトおよび公式SNSでご確認ください。