旧名古屋四季劇場が復活、2027年7月開業予定の新劇場
ベストカレンダー編集部
2026年7月31日 17:59
名古屋新劇場再生
開催日:7月1日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
名古屋の劇場が再び舞台となるまでの全体像
株式会社サンライズプロモーション(以下、SRP)は、劇団四季から旧「名古屋四季劇場」の建物を取得し、土地所有者であるNTT都市開発株式会社と定期借地契約を締結しました。発表日は2026年7月31日12時00分で、SRPは名古屋の劇場不足を解消するため、株式会社サンデーフォークプロモーション(以下、サンデーフォークプロモーション)を共同運営者として迎え、劇場を再生します。
再生後の劇場はミュージカル、演劇、音楽コンサート、伝統芸能など幅広いジャンルに対応することを目的とし、開業は2027年7月を予定しています。事業期間は開業時から10年間と定められており、ネーミングライツのパートナー募集も予定されています(正式名称は決定次第公表)。
プレスリリースの出典情報
本記事は、SRPが公表した2026年7月31日付のプレスリリースを基に構成しています。プレスリリース本文には、取得・契約の経緯、改修計画、運営体制、代表者コメント、運営会社の概要などが詳細に記載されています。
SRPは本社を東京都渋谷区に置き、代表取締役は高橋一仁氏です。共同運営を担うサンデーフォークプロモーションは名古屋市を拠点とし、代表取締役は伊神悟氏です。両社の連携により、名古屋での公演実現性を高めることが狙いとされています。
改修計画と劇場の設備・運営体制
旧「名古屋四季劇場」は2016年の開場以来、劇団四季の専用劇場として運営されてきましたが、敷地の再開発計画に伴う取り壊し予定が変更され、劇場として残す方向になりました。SRPはこの建物を引き継ぎ、公演の多様化に対応するために改修を行います。
改修には約5億円を投じ、公演ごとに異なる機材の持ち込みに対応できる基幹設備およびインフラを整備します。これにより、ミュージカルや演劇だけでなく、コンサートや伝統芸能まで受け入れられる柔軟な劇場環境を実現します。
劇場の基本仕様(予定)
改修後の劇場は仮称「名古屋新劇場」とされ、客席数は約1,200席を予定しています。所在地は名古屋市中村区名駅南2-11-11で、開業は2027年7月、事業期間は10年間です。
- 名称(仮称)
- 名古屋新劇場(仮称)※ネーミングライツ募集中
- 所在地
- 名古屋市中村区名駅南2-11-11
- 客席数(予定)
- 約1,200席
- 開業時期
- 2027年7月予定
- 事業期間
- 2027年7月から10年間
- 運営
- 株式会社サンライズプロモーション/株式会社サンデーフォークプロモーション(共同運営)
外観のイメージ図が公開されていますが、図はイメージであり実際とは異なる可能性があります。改修工事では舞台機構・搬入動線・電源・音響・照明・舞台装置に関する柔軟性を確保し、多様な公演に迅速に対応できる運営基盤を整えます。
背景、地域課題と両社の役割
名古屋では公共ホールの閉館や民間劇場の不足により、演劇や舞台作品の上演機会が制限される傾向があり、「名古屋飛ばし」という課題が指摘されています。SRPはこの問題を、地域固有の課題ではなく全国のエンターテインメント流通に影響を及ぼす課題と捉えています。
SRPは旧劇場を取得することで、名古屋が東京・大阪と並ぶ三大都市展開の一角となるよう、公演の受け入れ拡大を目指します。サンデーフォークプロモーションは東海地区での豊富な興行実績とネットワークを有しており、地元事情に即した運営支援を行う予定です。
代表者のコメント
高橋一仁(SRP代表取締役)は、名古屋の劇場不足が全国ツアー形成や作品流通に影響を与えている点を指摘し、旧劇場を残す決断をした劇団四季への感謝を述べています。SRPはこの劇場を次の時代に引き継ぎ、多彩なエンターテインメントが集まる場にする意向です。
伊神悟(サンデーフォークプロモーション代表取締役)は、音楽公演に関しては「名古屋とばし」の表現が必ずしも当てはまらないとしつつ、一方で演劇や舞台作品の上演機会が限られている現状を踏まえ、名古屋でより多くの優れた作品を迎えられる状況に改善していくことを共同で進める旨を述べています。
運営会社の概要と事業実績
運営主体となる両社は、それぞれ関連分野での実績を有しています。SRPは関東および全国でのコンサートや劇場運営の経験があり、サンデーフォークプロモーションは東海エリア中心の年間多くの公演実績を持っています。
以下に両社の概要を整理します。所在地や設立日、代表者、事業内容、関連URLなどがプレスリリースで明記されています。
- 株式会社サンライズプロモーション
- 所在地:東京都渋谷区神宮前2丁目4-11 Daiwa神宮前ビル4F
- 設立:2003年12月26日
- 代表者:代表取締役 高橋一仁
- 事業内容:洋楽・邦楽アーティストのコンサート、演劇、ミュージカル、スポーツ、各種イベントの企画・制作・宣伝・運営、アーティストマネジメント、劇場運営(東京・有楽町「I’M A SHOW」、福岡「キャナルシティ劇場」等)
- 2025年実績:925作品、4,598公演
- URL:https://sunrisetokyo.com/
- 株式会社サンデーフォークプロモーション
- 所在地:愛知県名古屋市東区東桜2-12-8 TIビル
- 設立:2008年4月1日(創業1973年の理念を継承)
- 代表者:代表取締役 伊神悟
- 事業内容:東海エリアを中心としたライブイベントの企画・運営・制作、夏フェス「TREASURE05X」、冬フェス「MERRY ROCK PARADE」、みんなのフェス「音市楽座」など年間約1,800公演を展開
- URL:https://www.sundayfolk.com/
両社の組合せにより、舞台芸術の企画力と地域ネットワークを併せ持つ運営体制が期待されます。SRPが主体となりサンデーフォークプロモーションと共同で運営することで、より幅広い公演の実現を見込んでいます。
要点の整理
ここまでで取り上げた主要な事実を、表形式で整理します。以下の表は、劇場の基本情報、改修投資額、運営体制、開業予定日などを分かりやすくまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表主体 | 株式会社サンライズプロモーション(代表取締役 高橋一仁) |
| 共同運営 | 株式会社サンデーフォークプロモーション(代表取締役 伊神悟) |
| 発表日 | 2026年7月31日 12時00分 |
| 取得対象 | 旧「名古屋四季劇場」の建物(劇団四季より) |
| 土地所有者 | NTT都市開発株式会社(定期借地契約締結) |
| 改修投資額(予定) | 約5億円 |
| 劇場名称(仮) | 名古屋新劇場(仮称)、ネーミングライツパートナー募集中 |
| 所在地 | 名古屋市中村区名駅南2-11-11 |
| 客席数(予定) | 約1,200席 |
| 開業時期 | 2027年7月予定 |
| 事業期間 | 2027年7月から10年間 |
| 主な対応ジャンル | ミュージカル、演劇、音楽コンサート、伝統芸能、貸館事業等 |
以上が本件の要点である。名古屋における劇場の機能回復と多様な公演受け入れ体制の構築を目的に、SRPとサンデーフォークプロモーションが連携して2027年7月の開業を目指す計画であることが確認できる。