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9月26日〜|輪島屋改修内覧会で古材と部分移築を体感

輪島屋改修内覧会

開催期間:9月26日〜10月2日

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輪島屋改修内覧会
誰が参加できるの?予約や参加費はどうなってるの?
飲食・宿泊・小売・美容など店舗空間を検討する事業者や建築設計者が主な対象。参加は無料だが要事前予約で、予約フォームから希望日時を申請し担当者の確定連絡を受ける必要がある。
改修途中の現場で具体的に何が見られるの?部分移築って何をするの?
手解体で取り出した瓦・建具・天井ユニットなどの古材の選別・再利用過程、部分移築の実例、質感比較や施工プロセスを実物で確認できる。素材の触感や施工手法が学べる場だ。

島根・鷺浦で進む循環型建築の実践 — 改修途中の古民家宿「輪島屋」内覧会

株式会社エブリプラン(本社:島根県松江市、代表取締役:勝部祐治)が進める古民家再価値化事業「解く(TOKU)」は、出雲市大社町鷺浦にある一棟貸し宿「輪島屋(わじまや)」の第2期改修工事中の現場を、2026年9月26日(土)から10月2日(金)までの1週間、予約制で一般公開します。

公開は改修のさなかに行われ、飲食・宿泊・小売・美容などの店舗空間を検討する事業者や建築設計者を対象に、改修過程での古材の扱い、手仕事の質感、部分移築の手法を実物で確認できる場として設けられます。なお、本内覧会は輪島屋への出店や入居を勧誘するものではありません。

古民家率全国1位の島根で古民家宿・輪島屋の改修を一般公開。古民家を活用したい事業者様をご招待します。「部分移築」による循環型建築の内覧会 画像 2

開催趣旨と公開の意義

解体される空き家から古材を救い出し、部分移築によって次の事業空間へ引き継ぐ「更新」の実践を伝えることが目的です。改修の途上を公開することで、完成後には分かりづらい工事過程や素材選定、職人の手仕事を見ることができ、古民家活用の現実的なイメージを持ち帰ることができます。

こうした取り組みは、空き家を単なる問題ではなく、地域に蓄積された資源として再評価する試みの一環です。工事中の現場を見せる意義は、保存か解体かの二択を超える「更新」の具体的な方法を提示する点にあります。

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古材救出と「部分移築」:輪島屋改修の具体的手法

輪島屋の改修では、島根県江津市黒松の空き家2棟を手作業で解体(手解体)し、瓦・建具・天井ユニットなど多数の古材を傷めずに取り出して鷺浦の輪島屋へ部分移築しました。解くはこの手法を「空き家と空き家のドッキング」と表現しています。

明治期、昭和初期、現代の建材が一室内に共在することで、新旧の重なりがそのまま空間の魅力になっています。特に中心的な見どころは、日本海を望む個室風呂の天井をほぼ同一の意匠で部分移築した点で、屋根瓦は床タイルに切り出し、古材は建具へと姿を変えています。

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部分移築の工程と確認できる項目

  • 手解体による部材の取り出し方法(躯体や天井ユニットの一体取り出し事例を実物で確認)
  • 古材の選別と再利用方法(床材、欅の薄板、建具への再加工等)
  • 新建材と時間を経た木材・土壁の質感比較(同一空間内での体感動線を用意)

これらは写真や図面だけでは伝わりにくい要素です。改修中の現場で、素材の厚みや触感、施工のプロセスを確かめられることが特徴です。

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見どころと事業活用の具体例 — 古民家を事業空間として使う方法

輪島屋では、古材や古い建具、瓦、土壁などを活かして店舗や宿泊施設としての機能を再構成しています。古材が持つ時間の厚みは、新品の内装では再現できない体験価値を生み、事業者のストーリー作りに直結します。

内覧会では以下のような実例や提案プランを現地で確認できます。図面・イメージパースではなく実物の現場で示すため、導入の検討に際して具体的な判断材料になります。

飲食店での活用
梁・建具・腰壁の古材を内装に用いることで、着席した瞬間に固有の場の体験を提供できます。箪笥の表面板を腰壁に、瓦を床タイルに転用するなど、素材転用が店舗の物語になります。
宿泊(輪島屋自体の事例)
一棟貸し宿としての改修例。個室風呂まで古材で仕上げる手法を実物で確認できます。古材の再配置や水回りの実装方法が学べます。
小売・サロン
土蔵の重厚な空間は、商品や施術に「本物の質感」の背景を与えます。土蔵移築の実務と運用のワンストップサービスに関する説明も行われます。

また、解体現場で出てきた材料をどのようにテナント空間へ組み込んでいくか、設計スタッフや作り手と直接相談しながら検討できる場となっています。図面やパースで示される計画案よりも、実物を見て決めることを重視しています。

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関係者コメント(抜粋)

ワイルズ一(改修を主導する作り手)は、自身の出自と海外経験を踏まえ、「完成よりもつくっているさなかのほうが面白いはず」と述べ、地域で継続的に更新し続ける文化を現代事業に置き換える意義を説明しています。

守山基樹(プロジェクトリーダー/一級建築士)は、京都大学での景観研究経験から島根の古民家の価値に着目し、輪島屋での取り組みを「取り壊しの流れに抗う事業のスタート」と位置づけています。工事途中の公開を通じて、古民家活用の具体的イメージを持ち帰ってもらう意図を示しています。

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内覧会の開催概要・参加方法と関連情報

内覧会は予約制で、期間中は作り手が現場案内を行います。参加は無料ですが、事前に所定の予約フォームから希望日時を申請し、担当者からの確定連絡を受ける必要があります。参加対象は飲食・宿泊・小売・美容などの店舗空間を考える事業者、ならびに建築設計者です。

以下に開催概要と主催・関連リンク、及び事業概要を整理します。出展や入居募集ではない点は明確にされており、来場者はあくまで“事例と工事過程”に触れ、各自の物件や事業との統合方法を検討する場と位置づけられています。

項目 内容
開催期間 2026年9月26日(土)〜2026年10月2日(金)
時間帯 朝の部 9:00〜12:00/昼の部 13:00〜16:00/夕の部 16:00〜(以降)
方式 予約制(期間中の希望日時を予約フォームで申請、担当者が確定連絡)
会場 輪島屋(〒699-0761 島根県出雲市大社町鷺浦16)
対象 飲食・宿泊・小売・美容などの事業者、建築設計者
参加費 無料(要事前申込)
主催 株式会社エブリプラン 古民家再価値化事業「解く(TOKU)」

申込は予約フォームから行います(フォームURLは主催側が提供する案内に従ってください)。輪島屋公式サイト:https://wajimaya.com/、解く(TOKU)公式サイト:https://toku-akiya-introduction.com/、Instagram:https://www.instagram.com/kozai.toku/、note:https://note.com/toku_akiya も参照できます。

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プロジェクトと運営会社の情報

「解く(TOKU)」は古民家・土蔵の発掘から設計・移築・改修・運用までをワンストップで支援する古民家再価値化事業で、土蔵移築ワンストップサービスは自社調べで全国初(2026年2月時点)としています。古民家割合が全国1位の島根から循環型建築の実践を広げることを掲げています。

主催企業の株式会社エブリプランは1996年設立。本社所在地は〒690-0816 島根県松江市北陵町46-6、代表取締役は勝部祐治です。自治体の総合計画や観光振興計画から現場実装まで一貫支援できる点を強みとしています。会社・事業に関する情報は公式サイト(https://www.everyplan.co.jp/)や公式note(https://note.com/everyplan)で確認できます。

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背景データと当日確認できるポイントの整理

国内の空き家は約900万戸、空き家率は13.8%(2023年・総務省「住宅・土地統計調査」)で過去最高を更新しました。島根県の空き家率は17.0%と全国平均を上回り、古民家(1950年以前の建築)割合は7.7%で全国1位(2023年・同調査)です。県内には約2万戸の古民家が残る一方、この5年で約4,000戸が取り壊されており、良質な古材と手仕事の痕跡が失われ続けています。

輪島屋内覧会では、以下の項目を実物で確認できます。これらは、古民家や土蔵を事業空間へ更新する際の具体的な参考になります。

  1. 「昭和の内装剥がし」の現場:重ね貼りされた壁紙や石膏ボードを剥がした下から現れる躯体を観察できます。
  2. 再活用する古材の見学:床材、欅の薄板、建具に再加工される前の素材を手に取って確認できます。
  3. 質の違いの体感:新建材と時間を経た木材・土壁を同一動線で比較する導線があります。

以上の確認事項により、古民家を起点とした事業計画の設計・施工・運用に関する具体的な示唆を受け取ることができます。工事中の現場を見せることで、実際にどのように素材を選び、部分移築を行い、最終的な空間へ結実させるかが伝わりやすくなります。

整理項目 要点
イベント名 輪島屋 改修現場内覧会(第2期改修工事さなかの現場公開)
開催期間 2026年9月26日〜2026年10月2日(予約制)
会場 輪島屋(〒699-0761 島根県出雲市大社町鷺浦16)
対象 飲食・宿泊・小売・美容などの事業者、建築設計者
参加費 無料(事前申込が必要)
主催 株式会社エブリプラン(古民家再価値化事業「解く TOKU」)
関連URL
  • 輪島屋公式サイト:https://wajimaya.com/
  • 解く(TOKU)公式サイト:https://toku-akiya-introduction.com/
  • 解く(TOKU)Instagram:https://www.instagram.com/kozai.toku/
  • 解く(TOKU)note:https://note.com/toku_akiya
  • エブリプラン公式サイト:https://www.everyplan.co.jp/
備考 本内覧会は出店・入居募集のためのものではなく、改修過程で古材と手仕事を確認し、各自の事業での古民家活用のヒントを得ることを目的としています。土蔵移築ワンストップサービスのパンフレット(d177107-6-dbd2517452ebdf388421ad83dc28df4e.pdf)はダウンロード可能です。

この内覧会は、部分移築や古材再利用といった循環型建築の具体例を現地で確認できる機会です。現場での観察と関係者との対話を通じて、空き家を地域資源として活用するための実務的な知見を得ることができます。