8/21〜体験参加可|今治の地域おこし協力隊30名募集
ベストカレンダー編集部
2026年8月2日 15:59
おためし協力隊
開催期間:8月21日〜8月23日
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地域に根づき続ける仕組み──「移住だけで終わらない。」今治市の人材育成と実績
今治市役所が2026年8月2日付で公表した募集情報は、単なる「人を呼ぶ」施策にとどまらない、任期後の定住や地域での継続的な活躍を前提にした地域おこし協力隊のあり方を示しています。市は平成24年(2012年)から協力隊の受け入れを始め、これまでに89名を採用し、65名が任期を終えて卒業していると報告しています。
注目すべきは、直近5年間で卒業隊員の約80%が今治市に定住している点です。地域住民の受け入れ姿勢と、隊員自身が地域に溶け込みながら新たな生業や事業を生み出していることがこの高い定住率の背景だとしています。具体例として、菊間地域で瓦工場跡地を活用した陸上エビ養殖に取り組む隊員の事例が紹介されています。瀬戸内海の海水利用や隊員のシステムエンジニアとしての経験を融合させることで、地域ブランド「菊間のエビ」を目指す実証試験場が立ち上がっています。
こうした活動の成果は外部評価にも表れており、今治市は「2026年版 住みたい田舎ベストランキング(宝島社『田舎暮らしの本』2月号)」で4年連続4冠(全部門1位)に輝いています。移住施策の継続的な実践と、地域内で育つ人材の存在が、今治市をフロントランナーとしています。
多様なフィールドで挑戦できる18分野+自由提案型 募集の具体的な中身
今回の募集は合計で30名程度を想定し、ミッション指定型(18分野)と応募者自身が事業計画を提案する地域協力活動型(事前提案型)を設けています。応募者は自身の経験や関心に合わせて、教育・文化・福祉・食・林業・多文化共生・エリアマネジメントなど多彩なフィールドから選択できます。
採用形態や待遇面などの募集概要は次の通りです。任期や勤務条件、報酬・待遇面は採用時の基準が示されており、詳細は今治市のホームページで案内されています。
募集概要(要点)
以下は募集に関する主要な条件の要点です。報酬額は令和8年度実績で、今後改定される場合があると明記されています。
- 募集人数:合計30名程度
- 募集内容:ミッション指定型(18分野)、地域協力活動型(事前提案型)
- 雇用形態:パートタイム会計年度任用職員
- 任期:着任日から1年間、最大3年間
- 勤務時間:1日7時間、週5日勤務を基本
- 給与等:月額202,410円、賞与年2回(令和8年度実績)
- 待遇:社会保険加入、家賃補助、原付バイクの無償貸与、活動中の公用車利用、事務所でのパソコン貸与、条件付き兼業可
- 応募方法:申込書、住民票、運転免許証の写し等を郵送・持参・Eメールで提出(詳細はホームページ)
- ホームページ:https://www.city.imabari.ehime.jp/chiiki/chiikiokoshi/
応募締切と着任スケジュール
着任希望時期に応じて提出期限が設定されています。着任希望時期の3か月前までに申込用紙の提出が必要です。
具体的な締切は以下のとおりです。
- 令和9年4月1日着任の場合:令和8年10月30日(金)午後5時15分必着
- 令和8年10月1日以降着任の場合:随時申込(毎月月末、休日の場合は前日または前々日の平日)午後5時15分必着
ミッション一覧(指定型18分野および事前提案型)
以下に、各ミッション名と主な活動内容を表形式で整理します。応募前に各ミッションの募集要項(ホームページ掲載)を必ず確認するよう記載されています。
| 番号 | ミッション名 | 活動内容(概要) |
|---|---|---|
| 1 | いまばり未来共創ミッション | 地域イベントやコミュニティ活動支援等、自身のスキルを生かした生業づくりに取り組む自由度の高い地域活動型ミッション |
| 2 | 移住コーディネーター | 移住相談、移住フェア運営、移住サイトの管理・情報発信を通じて移住定住を促進 |
| 3 | 地域と学生をつなぐ 伴走支援コーディネーター | 市内学生の居住支援・食事支援・交流支援をコーディネートし、地域とのつながりを育む |
| 4 | 高校生等の未来をひらく探究の伴走者 | 市公認探究部の企画運営を担い、高校生等の探究活動と地域・企業との連携を支援 |
| 5 | マリンスポーツで子どもたちと地域を活性化! | 海洋性レクリエーションやスポーツイベントを通じた地域活性化と魅力発信を推進 |
| 6 | アートを軸とした学びと文化交流の島づくり | 村上三島記念館や大三島美術館を拠点に、文化施設の活性化と交流人口の創出 |
| 7 | 建築美術のまち今治の魅力創生と世界発信! | 丹下健三や伊東豊雄らの建築作品を活用したまちづくりと情報発信を推進 |
| 8 | 今治文化遺産プロデューサー | 文化遺産や文化施設を活用した地域連携事業の企画・運営と魅力発信 |
| 9 | ウェルフェア サポーター | 地域福祉の課題把握や高齢者支援を通じて、誰もが安心して暮らせる地域づくりを推進 |
| 10 | 多文化共生の架け橋 | 外国人住民と地域住民の交流促進や生活支援、多文化共生の仕組みづくり |
| 11 | 将来の今治市林業の担い手となる | 自伐型林業の担い手として知識や技術を習得し、持続可能な森林経営を推進 |
| 12 | 英語教育・グローバル人材育成 | 英語教育や国際交流、留学支援などを通じてグローバル人材を育成 |
| 13 | 図書館活性化 | 図書館と地域活動をつなぎ、イベント企画や情報発信によるにぎわい創出 |
| 14 | ガストロノミーコーディネーター | 食材・生産者・飲食店を結びつけ、食体験観光やガストロノミーツーリズムを創出 |
| 15 | 鈍川渓谷おもしろ自然体験計画 | 自然体験コンテンツやアクティビティを企画し、鈍川温泉エリアの活性化を図る |
| 16 | まるごと鳥獣害対策 | 鳥獣害対策から狩猟、ジビエ活用、商品開発までを一体的に推進 |
| 17 | 菊間の特産品ブランド展開 | 地域特産品のブランド化や販路拡大、情報発信による地域産業の活性化 |
| 18 | 大三島・宮浦参道エリアグランドデザイン推進ディレクター | 大山祇神社周辺から宮浦港までの参道エリアを対象に、地域再生とエリアマネジメントを推進 |
| 19 | 地域協力活動型(今治時間で生きていく) | 地域住民と協力した地域おこし活動。応募時に明確な事業計画の提案が必要(事前提案型) |
応募前に「知る・話す・体験する」ための支援と関連イベント
今治市は、応募を検討する人が移住や地域活動を具体的にイメージできるよう、説明や体験の機会を設けています。東京での移住フェアと、現地で活動を短期体験できるプログラムの二つを中心に、応募前の不安解消に力を入れています。
移住や協力隊活動は生活の基盤を伴う決断です。市は応募前の相談窓口を整備し、ゲストトークや現地体験を通じてリアルな暮らしや活動の姿を伝えています。
関連イベント(1) 今治×呉 移住フェア in 東京「私の瀬戸内暮らし」
今治市と広島県呉市が合同で開催する移住フェアでは、瀬戸内エリアへ移住したゲストが移住のきっかけや現在の暮らしを語ります。子育て、島しょ部での生活、移住後の働き方など具体的なテーマにも触れる場です。会場には移住相談コーナーが設けられ、住まいや仕事、支援制度について個別相談が可能です。
開催概要は以下の通りです。
- 日時:令和8年8月9日(日)11:30~14:30(受付 11:00~)
- 会場:東京交通会館 8階 セミナールームCD
- 参加費:無料(事前申込制・ホームページの申込フォームから)
- 内容:移住相談コーナー、ゲストトークセッション、座談会
関連イベント(2) おためし地域おこし協力隊(2泊3日)
「おためし地域おこし協力隊」は、実際に短期間滞在して活動や受入地域との相性を確認するプログラムです。現役隊員との交流、卒業隊員の事業視察、活動場所の見学、ワークショップ等を実施し、応募前に今治での自分の役割を具体化する機会を提供します。
開催概要は以下の通りです。
- 開催日・日程:令和8年8月21日(金)~8月23日(日)2泊3日
- 募集人数:8名
- 参加費:無料(事前申込制)
- 応募締切:令和8年8月10日(月)
- 申込先:https://www.city.imabari.ehime.jp/chiiki/chiikiokoshi/otameshi/
求める人物像と問い合わせ窓口
今治市が求めるのは、地域住民や関係団体と良好な関係を築き、地域に寄り添いながら新たな発想で主体的に挑戦できる人です。任期後も地域に定住し活動を続ける意欲が重視されます。今治市内にはしまなみ海道の島々や港町、里山、温泉地、文化施設、図書館、学校、商店街、農林水産の現場など多様な生活・活動の場があります。
問合せ先は次の通りです。応募・採用や移住フェアに関する相談と、おためし協力隊に関する別窓口が明示されています。
- 地域おこし協力隊の応募・採用、移住フェアに関すること
- 今治市役所 地域振興部 地域振興課 電話:0898-36-1514 メール:oide@imabari-city.jp
- おためし地域おこし協力隊に関すること
- 今治市お試し地域おこし協力隊運営業務 運営事務局 一般社団法人 えひめ暮らしネットワーク 電話:089-922-4110 メール:info.ehime.nw@gmail.com
この記事の要点整理(募集情報のまとめ表)
以下の表は、本稿で取り上げた募集要項やイベント情報、問い合わせ先などを分かりやすく整理したものです。応募や参加を検討する際に、項目ごとの確認に役立てることができます。
| 項目 | 内容(要点) |
|---|---|
| 募集人数 | 合計30名程度(ミッション指定型18分野+地域協力活動型) |
| 雇用形態 | パートタイム会計年度任用職員 |
| 任期 | 着任日から1年間、最大3年間 |
| 勤務時間 | 1日7時間、週5日勤務を基本 |
| 給与等 | 月額202,410円、賞与年2回(令和8年度実績) |
| 待遇 | 社会保険加入、家賃補助、原付バイク無償貸与、公用車利用、PC貸与、条件付き兼業可 |
| 応募方法 | 申込書、住民票、運転免許証の写し等を郵送・持参・Eメールで提出(詳細はHP) |
| 主な締切 | 令和9年4月1日着任→令和8年10月30日必着/随時申込は毎月末(休日は前日または前々日)午後5時15分必着 |
| 移住フェア | 令和8年8月9日(日)11:30~14:30(東京交通会館 8F)・無料・事前申込制 |
| おためし協力隊 | 令和8年8月21日~8月23日(2泊3日)・募集8名・参加費無料・応募締切令和8年8月10日 |
| ホームページ | https://www.city.imabari.ehime.jp/chiiki/chiikiokoshi/ |
| 問合せ(応募・移住) | 今治市役所 地域振興部 地域振興課 TEL:0898-36-1514 MAIL:oide@imabari-city.jp |
| 問合せ(おためし) | 一般社団法人 えひめ暮らしネットワーク TEL:089-922-4110 MAIL:info.ehime.nw@gmail.com |
本稿は今治市が発表したプレスリリースの情報を基に、募集の背景、ミッションの内容、応募要領、関連イベント、問い合わせ先までを網羅的に整理しました。応募を検討する場合は、掲載の各期限や条件、そして各ミッションの詳細募集要項を市のホームページで必ず確認してください。