味の素ナショナルトレセンにeスポーツ専用ラボ開設

HPSCラボ開設 | 開催日:7月31日

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HPSCラボ開設
HPSC ESPORTS LABって何?どんな施設なの?
国のハイパフォーマンス施設内に新設されたeスポーツ専用の研究・支援ラボで、スポーツ医・科学や情報技術を用い選手の計測・トレーニング支援を行う拠点です。
一般の選手や企業も使えるの?
発表では代表選手への科学的支援や研究基盤の強化が目的とされており、現時点では主に代表選手や研究向けの運用想定。一般利用の可否は今後の公式発表待ちです。

HPSC ESPORTS LAB――国のハイパフォーマンス施設に設置されたeスポーツ専用ラボの狙い

一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)が2026年7月31日に実施した「HPSC ESPORTS LAB(HPSC Eスポーツラボ)」の発表会について、JESUが2026年8月4日11時15分に公表した内容を基に報告する。発表はJESU発のリリースとして伝えられており、施設は味の素ナショナルトレーニングセンター内の屋内トレーニングセンター・イーストに新設されたものである。

この施設は、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC:HIGH PERFORMANCE SPORT CENTER)の一施設として整備された。目的は、スポーツ医・科学や情報技術を活用して日本のeスポーツの国際競技力を高めることにあり、先端技術を用いた研究と支援の基盤を強化するために設置された。

「HPSC ESPORTS LAB」発表会実施のお知らせ 画像 2

設置の背景と位置づけ

eスポーツは、2026年9月に開幕する「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」で正式メダル競技として行われることが決まっている。こうした国際大会での競技力強化が喫緊の課題となる中、HPSC ESPORTS LABは国レベルでの科学的支援をeスポーツ選手に対して提供する拠点として位置づけられている。

JESUは国内における中央競技団体として、HPSC ESPORTS LABの開設に対して協力しており、同ラボを通じて選手の練習環境やデータ計測、トレーニングプログラムの整備を進めることが期待される。JSC側の正式プレスリリースも併せて公開されているため、詳細はそちらも参照されたい(リンクは後段に記載)。

「HPSC ESPORTS LAB」発表会実施のお知らせ 画像 3

発表会で示された実証と計測機器の実用性

発表会では、実際の日本代表選手を招いたデモンストレーションを通じて、HPSC ESPORTS LABの機器・環境がどのように選手のトレーニングに寄与するかが示された。参加した選手は、eFootball™/PCの貴田 英貢也選手と、ぷよぷよeスポーツの栗原 悠輝選手である。

両選手は、視線計測や心拍計測、体表面温度測定などの計測装置を備えた練習環境で実際にプレーしながらデモを行った。これらの計測により、プレー中の注視点や生理的ストレス反応、体温変化といったデータが取得され、競技特性に応じた科学的分析が可能になる点が示された。

「HPSC ESPORTS LAB」発表会実施のお知らせ 画像 4

実際に用いられた計測項目とその意義

  • 視線計測(アイ・トラッキング):プレー中の注視点や視線移動を定量化し、情報処理や判断の速さ、視野の活用方法を評価する。
  • 心拍計測:試合や高強度トレーニング時の自律神経反応やストレスレベルを測定し、メンタルおよび生理的負荷の管理につなげる。
  • 体表面温度測定:局所的または全身の温度変化を捉え、発汗や血流変化などの生理指標と照合することでパフォーマンスと身体状態の関係を探る。

これらのデータは個々の選手の特性に応じて解釈され、トレーニングメニューや試合時のコンディショニング、リカバリー計画などに反映されることが期待されている。

JESUの役割、組織情報、支援体制

JESUは日本国内でのeスポーツ普及と発展、ならびに競技力向上とスポーツ精神の普及を目指す中央競技団体であり、HPSC ESPORTS LABの設置・活用に協力している。JESUは公認競技タイトルや選手のプロライセンス発行、国際大会への選手派遣といった具体的な活動も行っている。

団体の名称は2025年8月に「日本eスポーツ連合」から「日本eスポーツ協会(JESU)」へ変更されており、国内外での選手支援や産業発展に向けた活動を継続している。

助成・協力・後援組織

発表資料には、JESUが受けている助成・協力・後援関係者も明記されている。これらの組織との連携により、産官学を跨いだ支援体制が構築されつつある。

活動助成
一般財団法人上月財団、公益財団法人ミズノスポーツ振興財団
協力
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)
後援
一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA)、一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)

これらの組織は、資金面や業界知見の提供、広報・制度面での連携など、さまざまな側面からJESUの活動やHPSC ESPORTS LABの運用を支える役割を果たす。

発表会の要点整理(事実の一覧)

以下の表は、今回の発表会で公表された主要な事実を一目で確認できるように整理したものである。日付、場所、参加者、測定項目、関係組織、参照リンクなど、本文で触れた情報を網羅している。

項目 内容
発表元と日時 一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)/2026年8月4日 11時15分(公表)
発表会実施日 2026年7月31日(金)
施設名 HPSC ESPORTS LAB(HPSC Eスポーツラボ)
設置場所 HPSC 味の素ナショナルトレーニングセンター 屋内トレーニングセンター・イースト
設置主体 独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が設置するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)の一部
発表会参加選手 貴田 英貢也(eFootball™/PC)、栗原 悠輝(ぷよぷよeスポーツ)
デモで使用した計測・観測 視線計測、心拍計測、体表面温度測定(最新機器を備えた練習環境で実施)
目的 スポーツ医・科学、情報面からeスポーツの国際競技力向上を支援し、先端技術を活用した研究と支援の基盤強化を図る
関連大会 第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)においてeスポーツは正式メダル競技
JESUの主な活動 競技タイトルの公認、選手のプロライセンス発行、国際大会への選手派遣、eスポーツの普及・振興
助成・協力・後援 活動助成:一般財団法人上月財団、公益財団法人ミズノスポーツ振興財団/協力:CESA、JOGA/後援:JAIA、AMD
参考リンク JSCのプレスリリース(PR TIMES)、JESU公式サイト

本記事は、JESUが公表したプレスリリースの内容を忠実に整理・要約したものである。発表された事実としては、施設の設置意図、発表会の実施日時および場所、参加した日本代表選手の氏名と使用された計測項目、並びにJESUの組織的な立ち位置と支援関係者が含まれる。詳細な技術的仕様や今後の個別プログラムの実務的運用については、JSCの公式発表やJESUの公式情報を参照されたい。

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