境界を撮る古見きゅう写真集『TranCis』発売
ベストカレンダー編集部
2026年8月4日 12:18
写真集TranCis発売
開催日:8月4日
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海と陸、生と死の狭間を撮る—古見きゅう『TranCis(トランシス)』の視点
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、写真集シリーズ「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION(フォトグラファーズ エターナル コレクション)」の第22弾として、写真家・古見きゅう氏による写真集『TranCis(トランシス)』を2026年8月4日より発売します。本作は水中写真家として長年温めてきた構想を形にした作品集であり、海と陸、人と魚の境界に注目した視覚表現が中心です。
収録される作品は水中からの視点だけでなく、陸上や水面から捉えたものも含まれ、海を見下ろす視点と海の中から見上げる視点を往還することで、生きものたちの営みや生命のつながりを独自に描き出しています。初公開作品を多数収録しており、魚たちへの愛情と海への探究心が凝縮された一冊です。
作品の特徴
本作は「境界」を主題とし、水面という物理的な境界が生み出す視点の差異、そして生と死の連続性や共存の妙を静かに問いかけます。古見氏は海中のありのままのドキュメントを重視し、被写体の生活や関係性を撮影することで、鑑賞者に新たな観察の視座を提供します。
作品群は単に風景の美を写すだけでなく、魚と人間の関係性、海の環境問題への示唆も含んでいます。構成は観察記録と詩的な視覚表現の両立を目指しており、鑑賞者が一枚一枚を手に取るように読み進められる構成となっています。
- 主題:水面にある境界、人と魚の関係
- 収録:水中、陸上、水面からの撮影作品(初公開多数)
- 視覚表現:観察を基軸にしたドキュメント性と詩的描写の融合
造本と仕様—高品位プリントで表現される海の質感
写真集の印刷・製本にはキヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用しています。広い色再現域、精細な解像感、暗部の諧調表現による立体感を追求し、古見氏の作品の細部と色彩が忠実に再現されることを目指しています。手に取った際の質感や見開きでの描写力も意識された造本です。
以下が商品概要の詳細です。受注生産での販売となり、限定数量での提供方法が採られています。
| 商品名 | PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.22 古見きゅう TranCis |
|---|---|
| 判型・頁数 | 240mmスクエア、80ページ、ラスター、化粧箱入り |
| 特典 | 写真家直筆サイン入りオリジナルプリント(240mmスクエア)1枚付き |
| 価格 | 29,150円(税込、送料込) ※受注生産 |
| 発売日 | 2026年8月4日(火) |
| 販売 | キヤノンオンラインショップ(500部限定販売) |
| 商品ページ | https://personal.canon.jp/product/photo-collection/photographers-e-collection/22-trancis |
| 印刷機 | DreamLabo 5000(キヤノン業務用フォトプリンター) |
購入のポイントと注意事項
本写真集は完全受注生産・限定部数での販売のため、購入を希望する場合は販売サイトの案内に従って注文手続きを行う必要があります。価格は税込・送料込の表示で、特典として古見氏の直筆サイン入りオリジナルプリントが1枚付属します。
販売ページのURLは上記の通りです。早期に売り切れる可能性があるため、購入検討の際は販売ページの確認を推奨します。
発売記念のオンライン配信と写真展—展示・トークの実施内容
発売日と同日の2026年8月4日には、古見きゅう氏と本写真集のデザインを手がけた三村漢氏を迎えたオンライントーク配信が実施されます。配信では本写真集に収録された作品の撮影時のエピソードや制作過程、デザイン論などが語られる予定です。
配信の視聴は以下の再生リストに追加される形で行われますので、公開後に視聴が可能です。
- 配信日:2026年8月4日
- 視聴URL:https://www.youtube.com/playlist?list=PLSzzdEBt6J3ihSpGvPMTaWbdlVO_aybUc
さらに、発刊を記念して写真展『TranCis』が開催されます。会場では数量限定で写真集の現地販売も行われ、ギャラリートークなどのプログラムも用意されています。
写真展の開催概要は以下の通りです。
- 開催期間
- 2026年9月8日(火)~ 9月13日(日) 10:00-19:00(最終日のみ 17:00 まで)
- 会場
- Nine Gallery(東京都港区北青山 2-10-22 谷・荒井ビル 1F)
- ギャラリートーク
- 先着申込順定員各回 25 名・参加費 500 円(ワンドリンク付き) 2026年9月12日(土)19:00~
- 現地販売
- 写真展会場にて数量限定の現地販売を実施
- 写真展詳細URL
- https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/trancis
古見きゅうの言葉と経歴—作品背景を支える視座
古見きゅう氏は1978年生まれ、東京都出身。本州最南端の和歌山県串本町でダイビングガイドとして活動したのち写真家として独立しました。海の生き物たちの暮らしや繋がり、環境問題を含めた水中のドキュメントを中心に活動し、ナショナルジオグラフィック誌から一般誌まで幅広い媒体で発表しています。
近年は水中映像の制作も行い、8K高解像度の水中映像作品の企画・撮影・編集までを手掛けるほか、企業PVや大型商業施設、テレビ番組への映像提供も多数行っています。代表的な著作に『海の聲をきく』(小学館)、『世界でいちばん素敵な魚の教室』(三才ブックス)があります。2016年には水中撮影プロダクション「And Nine株式会社」を設立しています。
古見きゅうからの作家メッセージ
以下は古見きゅう氏による本写真集に寄せたメッセージです。作品制作の根底にある感覚と問いかけが記されています。
幼い頃から、たびたび体感してきた“ある感覚”があった。
「世界のあっち側とこっち側」のような、自分の存在が分からなくなるような感覚。
「自分は何のために生きるのか?」
「なんでここにいるのか?」
「自分の存在って本当に在るものなのか?」
「いま目に飛び込んでいる世界自体、全部嘘か夢なんじゃないのか?」
人と魚。つまりは僕たちと自然との関係とは、一体なんなのだろう。
向こうから見た景色と、こちらから見えた景色の違い。
陸上の世界と、水中の世界の区別。
生きることと、死んでいくという表裏の連続性。
ずっと一緒にいたいけれど、いられないという寂しさ、そして矛盾。
時々海の中から見上げると、雲が綺麗に見える時がある。
この隔たりがあるからこそ、ここにいる魚たちをこんなにも愛しく思えるのかもしれない。
水面という境界を潜り抜け、行き来を繰り返しながら、
魚たちの世界に、彼らに見えている景色に少しでも近づき、
彼らの存在を少しでも理解したいと願っている。
©古見 きゅう
作家プロフィール(要点)
- 氏名:古見 きゅう(ふるみ きゅう)
- 生年:1978年生まれ
- 出身:東京都
- 経歴・活動:和歌山県串本町でダイビングガイドを経て写真家に。水中のドキュメントを中心に媒体掲載、著書刊行、映像制作やテレビ出演多数。2016年にAnd Nine株式会社設立。
シリーズ構成と問い合わせ先、まとめ
『TranCis』は「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION」シリーズの第22弾として位置づけられます。本シリーズは著名写真家の作品群を再構成・デザインし、完全受注生産で提供する写真集シリーズです。企画はキヤノンマーケティングジャパン株式会社、構成・デザインは三村漢(アートディレクター・装丁家)、編集・制作管理は有限会社モッシュブックス、製本は株式会社HIBITOKIが担当しています。
本章では本記事で紹介した主要情報を表形式で整理します。購入・問い合わせや展示、配信の情報が一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.22 古見きゅう TranCis |
| 発売日 | 2026年8月4日(火) |
| 価格 | 29,150円(税込、送料込) ※受注生産 |
| 判型・頁数 | 240mmスクエア、80ページ、ラスター、化粧箱入り |
| 特典 | 直筆サイン入りオリジナルプリント(240mmスクエア)1枚 |
| 販売 | キヤノンオンラインショップ(500部限定)/商品ページ:https://personal.canon.jp/product/photo-collection/photographers-e-collection/22-trancis |
| 印刷機 | DreamLabo 5000(キヤノン) |
| オンライントーク | 配信日:2026年8月4日/視聴URL:YouTube再生リスト |
| 写真展 | 2026年9月8日~9月13日 Nine Gallery(東京都港区北青山 2-10-22 谷・荒井ビル 1F)/ギャラリートーク:2026年9月12日 19:00(先着各回25名、参加費500円ワンドリンク付き)/詳細:https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/trancis |
| 問い合わせ先 | キヤノンお客様相談センター 0570-08-0058(直通) |
| 企画・制作 | 企画:キヤノンマーケティングジャパン株式会社/構成・デザイン:三村 漢/編集・制作管理:有限会社モッシュブックス/製本:株式会社HIBITOKI |
本稿では、発売日、価格、仕様、特典、販売方法、オンライントーク配信、写真展の日程と会場、作家のメッセージとプロフィール、シリーズ概要、問い合わせ先に至るまで、プレスリリースの内容を網羅して整理しました。以上が『TranCis(トランシス)』に関する主要な情報です。