9月16日開催 自動車EMCセミナー:規格と試験の実務
ベストカレンダー編集部
2026年8月4日 13:44
車載機器のEMCセミナー
開催日:9月16日
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自動車の電動化・コネクテッド化が求める“車載機器のEMC性能”を考える
一般財団法人日本品質保証機構(以下、JQA)は、2026年9月16日(水)に「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」セミナーを開催します。プレスリリースは2026年8月4日 11時00分付で、JQA(本部:東京都千代田区、理事長:石井 裕晶)が主催するものです。
セミナー開催の背景には、カーボンニュートラル実現やモビリティ進化に伴う自動車の電動化(xEV)、燃料電池車(FCV)、自動運転・コネクテッド化の加速があります。これらにより、パワートレインやEV部品に対するEMC(電磁両立性)要求が従来より一層厳しくなることが想定されます。本セミナーでは自動車メーカーのEMC有識者を招き、サプライヤー向けに『車載機器に求められるEMC性能』を、最新の規格動向と具体的な事例を交えて解説します。
なぜ今、EMCが重要なのか
電動化やソフトウェア定義車(SDV)化により車載機器の電気的・電子的構成が複雑化し、ノイズ発生源および受動部位が増えています。これに対応するため、型式認証基準や国際規格の改定が進行しており、メーカーやサプライヤーは設計・試験・評価の各段階で新たな要求を把握する必要があります。
本セミナーは、こうした規格動向や試験品質確保の実務的ポイントを自動車メーカー側の視点で直接聞ける機会です。講演後は講師およびJQA技術員と直接意見交換できる技術交流会も設けられます。
講演プログラムと登壇者の解説
本セミナーはトヨタ自動車、日野自動車、ダイハツ工業の3社から講師を迎えるほか、JQAから車載機器EMCの専門家が最新トピックスを紹介します。講演は13:00~17:00、講師ごとの講演内容と講師プロフィールを以下に示します。
各講演は規格の解説から実務的な評価・設計の留意点、実際に発生した不具合事例や試験品質の確保方法まで、サプライヤーが即時に活用できる内容が盛り込まれます。
- トヨタ自動車:野島 昭彦 様(デジタルソフト開発センター 電子性能開発部)
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講演タイトル:自動車の EMC の規格動向と SDV 開発にむけた取り組み
講演内容:UN-R10 をはじめとして、エミッション(CISPR 12/25/36)、RFイミュニティ(ISO 11451/11452 シリーズ)、電気雑音(ISO 7637 シリーズ)、静電気(ISO 10605)、充電関係(IEC 61000 シリーズ)など多様な技術規格を引用する型式認証基準の改正動向を解説します。さらに、SDVにおけるEMC性能開発に関連するJASO D020、TP23002、TP25001などの規格概要と、今後の自動車EMC性能開発の方向性について説明します。
プロフィール:1986年入社。オーディオ・ナビ、ITS企画、ADAS開発企画を経て、2000年代初頭よりEMC性能開発に従事。ISO/CISPR/IECや自動車工業会・自動車技術会で国際規格策定作業に参画した経験を持ちます。
- 日野自動車:水谷 博之 様(電子電装開発部 電子電装実験グループ)
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講演タイトル:最新の自動車EMC動向と日野自動車の取り組み
講演内容:各社が独自の実車・部品試験方法でEMC品質を確保してきた過去から、近年は電動車や先進安全装置の普及に伴い業界横断で評価方法の共通化が進む流れを紹介します。日野自動車における導入事例や評価手法の共通化に向けた取り組みを示します。
プロフィール:高周波機器設計、EMC試験評価業務を経て2009年より日野自動車でEMC試験を担当。大型車用電波暗室導入や車両認証を主導し、自動車技術会や自動車工業会のEMC委員会、自動車の国際標準化活動にも参画。2026年に自動車技術会CISPR分科会の分科会長に就任。
- ダイハツ工業:谷川 茂忠 様、米澤 稔浩 様(くるま開発本部 電子プラットフォーム開発部 電子機能実験室)
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講演タイトル:JASO D019/D020 とEMC不具合事例に学ぶ試験品質確認のポイント
講演内容:最近発行されたJASO D019およびJASO D020を題材に、各規格の適用範囲と活用事例を紹介します。自動車で実際に発生したEMC不具合事例を基に、設計・評価段階で留意すべきポイント、EMC単体試験における確認ポイント、試験品質確保の重要性について実務的な観点から解説します。
プロフィール:ECUハードウェア設計経験を持ち、2023年より車両EMC開発・認証業務に従事。2026年から自動車技術会の国内規格策定に参画しています。
- JQA(塚原 仁)
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講演タイトル:自動車EMCの課題とリバブレーションチャンバーの最新動向
講演内容:CISPR・ISO等の国際規格審議の現状を踏まえ、GHz帯試験サイト要件と試験品質確保の課題、リバブレーションチャンバー法の優位性と適用のポイントなどを紹介します。試験サイトや測定品質に関するホットトピックスを取り上げます。
プロフィール:日産自動車で30年以上にわたり自動車EMC技術開発に従事。JQA入構後も国内外の標準化活動に参加し、EMCに関する標準化動向に精通しています。
質疑応答と技術交流会について
各講演の終了後には質疑応答の時間が設けられ、続いて参加者・講師・JQA技術員が直接意見交換を行う技術交流会が開催されます。技術交流会では軽食を用意し、講師およびJQA技術員も参加します。
技術交流会は定員が制限されており、参加を希望する場合は申込み時に注意が必要です(定員に達し次第締切)。
参加要項、会場、申し込みに関する詳細
本セミナーは対面式のみで、WEB開催はありません。参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。定員や参加対象の制限が明確に設けられているため、申込前に参加条件を確認することが求められます。
主な参加条件や注意事項、申し込み方法は以下の通りです。
- 日時:2026年9月16日(水) セミナー 13:00~17:00(受付開始 12:30)
- 技術交流会:17:20~18:30(軽食あり)
- 参加形式:対面式(WEB開催なし)
- 会場:秋葉原UDX(UDX ギャラリーネクスト カンファレンス NEXT1)〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F
- 定員:セミナー 120名、技術交流会 40名
- 参加費:無料
- 対象:技術者(研究・開発・設計・品質保証担当)
- 参加制限:同業者(認証・試験機関等)、測定器メーカー、コンサルタント・支援事業者、営業の方の参加はご遠慮ください
- 申し込み方法:JQAの案内ページ(JQA WEBサイト)から申し込み。詳細は JQA サイト(https://www.jqa.jp)を参照してください。
- 録音・録画:禁止
- 講演内容の変更:予告なく変更される場合があります
- 開催中止:自然災害等やむを得ない事情により中止する可能性があります。中止が事前に判明した場合はメールで通知します
- 受付案内:受付開始は12:30より。12:30以降に来場するよう案内されています
応募が多数の場合、1社あたりの参加人数が調整される場合があります。また、定員に達し次第申し込み受付を終了します。技術交流会は別枠で定員が設定されており、参加希望者は早めの申し込みが推奨されます。
申し込みと問い合わせ先
申し込みはJQAの案内ページから行います。詳細情報、最新の案内や申し込みフォームは JQA の公式サイト(https://www.jqa.jp)に掲載されています。
主催者は一般財団法人日本品質保証機構であり、同機構の設立背景や事業範囲についても確認できます。JQAは1957年に設立され、国内外の認証・試験・校正・審査業務を通じて日本の産業を支援している第三者適合性評価機関です。
JQAの立場と今回のセミナーで扱う技術的焦点
JQAは認証機関・試験機関としての経験から、車載機器のEMCに関する標準化・試験品質・測定環境の整備に深く関与しています。本セミナーではJQAが把握する国際規格・測定技術の動向と、試験現場で重視される品質確認ポイントを示します。
特に注目する技術的焦点は以下の通りです。
- UN-R10を中心とした型式認証基準と引用規格(CISPR 12/25/36、ISO 11451/11452、ISO 7637、ISO 10605、IEC 61000シリーズ等)の改正動向
- SDV(Software Defined Vehicle)に関連するEMC性能開発の指針や規格(JASO D020、TP23002、TP25001など)
- JASO D019/D020の適用範囲と実務での活用、EMC不具合事例から学ぶ設計・試験段階での留意点
- GHz帯の試験サイト要件と試験品質確保の課題、リバブレーションチャンバー法の有効性
これらの焦点は、電動化やコネクテッド化の進行に伴ってEMC要求が変化する点に直接関係します。サプライヤーは規格や試験方法の変化に適合するための設計・評価体制の整備が求められます。
内容の整理と要点まとめ
以下の表に本セミナーの重要項目を整理しました。日付・時間、会場、参加条件、講師と講演タイトル、申込先などを一目で確認できるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 一般財団法人日本品質保証機構(JQA) |
| プレスリリース日 | 2026年8月4日 11時00分 |
| セミナー開催日 | 2026年9月16日(水) |
| セミナー時間 | 13:00~17:00(受付 12:30~) |
| 技術交流会 | 17:20~18:30(軽食あり、定員 40名、講師・JQA技術員参加) |
| 会場 | 秋葉原UDX(UDX ギャラリーネクスト カンファレンス NEXT1) 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | セミナー 120名(応募多数の場合は1社あたりの参加人数を調整) |
| 対象 | 技術者(研究・開発・設計・品質保証担当) |
| 参加制限 | 認証・試験機関等の同業者、測定器メーカー、コンサルタント等の支援事業者、営業の方は申し込み不可 |
| 録音・録画 | 禁止 |
| 主要講師 | 野島 昭彦(トヨタ自動車)、水谷 博之(日野自動車)、谷川 茂忠・米澤 稔浩(ダイハツ工業)、塚原 仁(JQA) |
| 講演テーマの主なキーワード | UN-R10、CISPR 12/25/36、ISO 11451/11452、ISO 7637、ISO 10605、IEC 61000、JASO D019/D020、リバブレーションチャンバー、試験品質 |
| 申し込み先 | JQAウェブサイト(https://www.jqa.jp)内の案内ページより申し込み |
| 開催中止の取り扱い | 自然災害等やむを得ない事情による中止の可能性あり。中止が判明した場合はメールで通知 |
以上が本セミナーの全体像と主要なポイントの整理です。セミナーは対面での密度ある技術討議と、講師・JQA技術員を交えた交流の場が用意されるため、EMCに関する最新の規格動向や実務上の留意点を短時間で把握できる構成となっています。参加申込みや詳細情報はJQAの公式サイトにてご確認ください。