新綱島MICCAが9月1日開業へ 古民家×飲食21店
ベストカレンダー編集部
2026年8月6日 21:06
新綱島MICCA開業
開催日:9月1日
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「新綱島MICCA」と名付けられた背景──歴史と暮らしをつなぐネーミングと象徴
東急が事業コンサルタントとして推進する「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」は、2026年秋開業予定の施設名称を「新綱島MICCA(シンツナシマ ミッカ)」に決定しました(プレスリリース:東急、2026年8月6日 14時00分)。この名称は、施設が歴史(れきし)と暮らし(くらし)を重ね合わせる場となり、愛着とつながりを醸成する“みんなの家”を目指すという想いを込めたものです。なお、「新綱島MICCA」は商標登録出願中であることが明記されています。
ロゴマークのモチーフは、池谷家が明治時代から栽培している桃です。ロゴは核となる古民家を中心に、2棟の木造商業施設が並ぶ施設構成を視覚的に表現しています。名称とロゴは、保存活用される歴史的建造物と新しい商業空間を一体として捉える意図を示しており、地域の歴史継承と日常利用の両立を目指す姿勢が反映されています。
- 発表日:東急 2026年8月6日 14時00分
- 施設名称:新綱島MICCA(商標登録出願中)
- ロゴのモチーフ:池谷家の桃(明治時代からの栽培)
3棟構成の施設概要と出店テナントの顔ぶれ
本施設は、古民家(池谷家住宅主屋)と木造商業施設2棟の計3棟で構成されます。古民家はこれまで住宅として利用されてきた建物を改修して飲食店に転用し、木造商業施設は延べ床面積の規模に応じて飲食・物販・サービス系のテナントが入居する計画です。合計で21テナントが出店予定とされており、地域の日常利便性を高める店舗から、ゆったりと過ごせる飲食店まで多彩な業態が並びます。
施設全体のデザインは、歴史的資産の保存活用を重視しつつ、現代の生活に溶け込む使い勝手を備えたものとする方針です。発表資料には古民家と木造商業施設の外観・内観イメージパースが添付されており、既存の景観と調和する木造建築によるやわらかな街並み形成が想定されています。
古民家出店テナント:flour+water
核となる古民家には、中目黒や横浜で人気のベーカリービストロ「flour+water」が出店します。改修を経た歴史ある空間に、ベーカリーカフェとイタリアンバルを併設する業態での出店です。
店舗内には併設ベーグル店「和餅屋」を設け、出汁や和の食材を用いたベーグルを販売します。店内で毎日焼き上げるパンのほか、ワインに合う旬の食材を使ったパスタ、そして名物とされる“マリアカラス”などの料理を提供する計画が示されています。業態はベーカリー・ビストロで、事業者のウェブサイトURLは以下の通りです。
- 業態:ベーカリー・ビストロ
- URL:https://dream-on-company.com/
木造商業施設(1階)に出店するテナント
木造商業施設の1階には、ランチ・テイクアウト・夜の居酒屋機能など多様な食シーンを担う店舗が並びます。ショーケースで販売する惣菜や炭火焼鳥、手づくりの創作惣菜などを柱にした業態も含まれ、日常使いの利便性を高める構成です。
1階出店テナントと業態、参照URLは次の通りです。出店者ごとの特徴も合わせて整理します。
- 串焼き こはる:串焼き・惣菜・居酒屋。ランチからテイクアウト、夜の居酒屋まで対応。URL:https://all-succeed.net/info.html
- L’atelier de Antique – chocolat & gelato –:チョコレート・ジェラート・ケーキ・スイーツ。世界大会優勝経験のあるオーナーシェフ・菅原智大氏が季節ごとに主役が変わるスイーツを提供。綱島店舗Instagram:https://www.instagram.com/antique.chocolat_gelato/、菊名店舗Instagram:https://www.instagram.com/latelier_de_antique
- SMASH HOUSE by CRAFTROCK BREWING:ビアレストラン(ハンバーガー・クラフトビール)。自社醸造ビール14タップを備え、名物の和牛スマッシュバーガーを提供。URL:https://www.craftbeermarket.jp/
- 綱島ジャッキー餃子楼:台湾料理(餃子)。注文後に皮を伸ばし包む、出来たての餃子を提供。ミシュランビブグルマン掲載の実績あり。URL:https://jackiegyoza-kawasaki.com/
- 洋食亭ブラームス:洋食店。デミグラスソースを用いたオムライスや自家製ハンバーグなどを提供。URL:https://n-field1983.co.jp/
- 中華そば みなと橋:中華そば専門店。焼きあごや貝出汁を活かした中華そば、背脂中華そば、油そばなどを提供。
- 海鮮問屋 浜の玄太丸/魚の玄太丸:鮮魚・海鮮居酒屋。武蔵小杉で創業50年の「玄太丸」が新綱島に出店。巨大水槽の活魚や、その場で選んだ鮮魚を味わえる店舗。URL:https://sukizuki.com/
木造商業施設(2階)に出店するテナント
2階には、沖縄料理、イタリアン、エスニックカフェなど、多国籍・多様な食文化を持つ店舗が入る予定です。昼夜ともに使える業態が揃い、家族利用やグループ利用にも対応する構成です。
2階出店テナントの一覧と業態、参照URLは次の通りです。
- 沖縄テラス 南風花(はいばな):沖縄料理。ゴーヤちゃんぷるー、ラフテー、海ぶどう、ソーキそばなどをオリオン生ビールや泡盛と提供。恵比寿・お台場での約20年の営業実績を持つ店舗の進化版が出店予定。URL:https://haibana-izakaya-ebisu.com/
- Italian TOSCANA:イタリアン。焼きたてピッツァ、もちもちのパスタ、旬の食材を活かした料理を提供し、家族連れや記念日に対応する“街のイタリアン”を目指す。URL:https://italian-innovation-cucina.jp/
- SUMURINA Spice&Café:カレー、エスニック料理。世界のスパイス料理と海外産コーヒーを提供するエスニックカフェで、夜はワインやカクテルも楽しめる業態。
保存活用の制度的枠組み、構造・面積、事業スケジュール
本プロジェクトでは、古民家の歴史的価値を尊重し、横浜市の制度を活用した保存と利活用の計画が示されています。古民家は2024年1月に横浜市認定歴史的建造物に認定され、同年11月には横浜市特定景観形成歴史的建造物に指定されました。これらの認定・指定によって、保存活用のための計画策定や法的配慮が行われています。
横浜市の制度では、特定景観形成歴史的建造物に指定されると保存活用計画を策定し、建築基準法の一部適用除外などを通じて建造物の利活用を促進できる仕組みがあります。本プロジェクトはこの枠組みを活用して、歴史的景観の魅力を維持しつつ飲食店や文化的な施設として活用する方針です。
- 計画地
- 神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目1161番外(地番)
- 敷地面積
- 約7,757㎡
- 延床面積
- 古民家:約348㎡(予定)/木造商業施設A棟:約1,398㎡(予定)/B棟:約1,203㎡(予定)
- 構造
- 古民家:木造平屋、木造商業施設A棟・B棟:木造2階建て(木造軸組工法)
- 用途
- 飲食店舗、物販店舗、事務所等
- 2024年1月:古民家が横浜市認定歴史的建造物に認定
- 2024年11月:古民家が横浜市特定景観形成歴史的建造物に指定
- 2025年2月:古民家 改修工事着工
- 2025年5月:木造商業施設着工
- 2026年秋:竣工・開業(予定)
計画地の位置づけと周辺整備との関係
本プロジェクトは、新綱島駅前の個人所有地を活用して進められます。新綱島駅周辺では横浜市が実施する土地区画整理事業が進行中で、駅周辺約2.7haにわたるエリアで道幅の拡張、バス・タクシー乗り場の整備、公共駐輪場や交流広場の設置などのインフラ整備が計画されています。プロジェクトはこの都市計画の一部としての役割を担うことになります。
計画地周辺は、交通インフラの整備により歩行者の導線や公共空間の質が向上することが見込まれ、駅前という立地を活かした商業・交流の拠点形成が期待されています。発表資料には計画地の空撮や新綱島駅周辺地区土地区画整理事業の図が添えられ、周辺整備との関係性が示されています。
- 周辺整備:綱島街道等の車道・歩道拡幅、バス・タクシー乗り場、公共駐輪場、交流広場の設置
- プロジェクト位置:新綱島駅前の個人所有地における3棟(古民家+木造商業施設2棟)整備
本施設の広報・コミュニケーションとして、公式Instagramアカウント(@shintsuna_kominca_pj)が運用されており、今後イメージパースや進捗に関する情報が公開される予定です。
要点の整理(本記事で取り上げた情報の一覧)
以下の表は、本記事で示したプロジェクトの主要事項を整理したものです。名称、構成、主要テナント、面積・構造、スケジュール、関連リンクなどを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者・発表日時 | 東急/2026年8月6日 14時00分 |
| 施設名称 | 新綱島MICCA(商標登録出願中) |
| 名称の意図・ロゴ | 「れきし」と「くらし」を重ね、愛着とつながりを育む場。ロゴは池谷家の桃をモチーフに古民家と2棟の建物構成を表現 |
| 構成 | 古民家(改修・飲食店化)+木造商業施設A棟・B棟(木造2階建)=計3棟 |
| 敷地面積 | 約7,757㎡ |
| 延床面積 | 古民家:約348㎡(予定)、A棟:約1,398㎡(予定)、B棟:約1,203㎡(予定) |
| 構造 | 古民家:木造平屋、A棟・B棟:木造2階建(木造軸組工法) |
| 用途 | 飲食店舗、物販店舗、事務所等 |
| 主要テナント(古民家) | flour+water(ベーカリー・ビストロ、併設ベーグル店「和餅屋」) URL:https://dream-on-company.com/ |
| 主要テナント(1階) | 串焼き こはる/L’atelier de Antique – chocolat & gelato -/SMASH HOUSE by CRAFTROCK BREWING/綱島ジャッキー餃子楼/洋食亭ブラームス/中華そば みなと橋/海鮮問屋 浜の玄太丸(魚の玄太丸)等 参照URL:各テナントの公表URLあり |
| 主要テナント(2階) | 沖縄テラス 南風花(はいばな)/Italian TOSCANA/SUMURINA Spice&Café等 参照URL:各テナントの公表URLあり |
| スケジュール | 2024年1月:横浜市認定歴史的建造物認定/2024年11月:特定景観形成歴史的建造物指定/2025年2月:古民家改修着工/2025年5月:木造商業施設着工/2026年秋:竣工・開業(予定) |
| 計画地 | 神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目1161番外(地番)。新綱島駅周辺地区の土地区画整理事業エリアに隣接 |
| 広報リンク | 公式Instagram:@shintsuna_kominca_pj |
以上がプレスリリースに基づく新綱島MICCAに関する整理です。歴史的建造物の保存と地域の日常空間の接続を図る計画として、古民家の改修・木造による商業施設整備・多様なテナント構成など、具体的な方針とスケジュールが示されています。今後は店舗の追加発表や工事の進捗に伴い、具体的な内装・運営スキームなどの情報が更新される見込みです。