トラベラーズチョイス受賞の『アク和リウム』が閉幕
ベストカレンダー編集部
2026年8月12日 15:19
アク和リウム閉幕
開催期間:7月13日〜8月31日
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お台場で育まれた一点ものの水中美術──『アク和リウムGA☆KYO』閉幕のお知らせと評価
東京・アクアシティお台場3階で2022年7月13日に開業した『UWS AQUARIUM GA☆KYO(アク和リウム)』が、約4年の営業を経て2026年8月31日(月)をもって営業を終了します。株式会社UWS ENTERTAINMENTが運営する本施設は、日本の「雅」をテーマにしたアクアリウム作品を展示し、国内外の来館者から支持を得てきました。
プレスリリース発行は2026年8月12日 15時00分付で、公表された情報によれば、本館はトリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス2026」を受賞しており、水族館としては日本で唯一の受賞施設となっています。さらに、東京のランキングでは旅行者のおすすめ順で1位に位置付けられています(2026年8月現在)。
開業当初より館内案内やコンセプトに英語表記を用意し、訪日外国人にも配慮した設計を行ってきたことが、海外の旅行者からの評価につながったとされています。閉幕日までの展示は通常どおり行われますが、会期終了後も展示作品の販売や宮澤雅教による新作制作は継続されます。
五つの異空間が描く「和」と「生」の表現──作品構成と販売の仕組み
『アク和リウムGA☆KYO』は、龍宮城や花魁道中、万華鏡など日本の伝統や伝説をリミックスした5つの空間で構成されています。各空間は単独の作品群として成立しており、展示されている全ての水槽は空間や環境ごとに販売されています。
販売する水槽は1点ものの作品として提供され、価格は1点あたり数百万円から最大4,750万円まで。価格には水槽本体・水槽台・機材・レイアウト部材・魚・デザイン費が含まれ、施工費や運搬諸経費は別途請求されます。購入後はスタッフが設置先へ伺い、展示と同じレイアウトで再現するサービスも用意されています。
エリア1 侘寂(WABISABI)
侘寂は、日本人の和ごころを表現する空間です。繊細な流木や盆栽、水晶を用いて構成され、水の音や若草の香りといった感覚的要素も取り入れられています。展示の中心を泳ぐのは錦鯉で、掛軸の水墨画を思わせる静謐な景色が演出されています。
このエリアは素材の余白や呼吸感を重視し、派手さよりも静かな余白に宿る感覚を追求しています。展示として販売される際には、同様の空間を再現するための流木・植物・香り演出などもセットで提供されます。
エリア2 花魁(OIRAN)
花魁エリアは、金魚を生きた生命のアートとして花魁に見立てたネオジャパネスクの空間です。華やかな羽衣をまとった花魁道中を模した演出により、金魚の色や動きが舞台装置と一体化します。
金魚の品種選定や泳がせ方、光の演出などが設計に含まれ、購入時には金魚個体の選定と管理方法、展示維持のノウハウも提供されます。金魚を中心に据えた作品のため、飼育環境や季節変化への対応が重要になります。
エリア3 万華鏡(MANGEKYO)
万華鏡エリアでは光の反射を用いた変化と、多種多様な観賞魚を組み合わせたイリュージョン的空間が展開されます。日本の鏡玉集団(ミラーボーラーズ)との共作や、苦虫ツヨシによる絵画が組み合わされ、圧倒的なビジュアルが生み出されています。
このエリアは照明設計や反射素材、特注のディスプレイ機構を含むため、作品購入時には照明制御やメンテナンス計画が個別に組まれます。視覚的インパクトを持続させるための運用設計が重要です。
エリア4 遊楽(YURAKU)
遊楽はインタラクティブな企画展示ゾーンで、日本の四季をイメージした空間に、現代技術を用いた体験型コンテンツを組み合わせています。企画の一つに「インタラ金魚みくじ」があり、金魚すくいの要素とおみくじを融合させた参加型の仕掛けが設置されています。
体験型の演出は、来館者の参加を前提とした運営設計が必要であり、購入した場合もユーザーインターフェースや安全管理、消耗品の供給体制について個別に相談・設計されます。
エリア5 龍宮(RYUGU)
龍宮はGA☆KYOのメインエリアで、東京お台場の「海の中にある龍宮城」をイメージした空間作品です。アクアリウム・テラリウム・流木アート・水槽アートを融合させ、既成概念を覆す斬新なアイデアで構成されています。宮澤雅教が30年のキャリアを注ぎ込んだ力作です。
大規模な構造物や複合的な演出を伴うため、導入時は設計・施工の調整が不可欠です。購入後の搬入・設置・試運転には専門の体制が必要となり、施工費と運搬諸経費は別途見積もりとなります。
代表者の言葉と今後の制作方針、企業情報
代表取締役でありアクアリウムクリエイターの宮澤雅教は、トリップアドバイザー受賞について感謝の意を述べています。彼は、来館者一人ひとりの声が評価につながったと振り返り、訪日客が途絶えていた時期に日本らしさを国内から発信する手段としてこの場所を創出したこと、そして魚や光、素材を逆算して組み立てた制作意図を説明しています。
宮澤は「魚を並べることが目的ではない。どう感じていただくかを起点に、生き物も、光も、素材も逆算して組み立ててきました」と述べ、派手さや情報量ではなく余白の感覚を大切にしてきた点を強調しています。8月31日の閉幕後も制作活動は続けられ、次の場所で新たな表現を展開する予定です。
今後の提供先と制作の方向性
UWS ENTERTAINMENTは、GA☆KYOで評価された表現を一つの施設にとどめず、各種施設や個人のニーズに合わせた一点ものの制作を進めると発表しました。対象となる提供先は商業施設、ホテル・旅館、飲食店、オフィス、自治体の観光施設、住宅など多岐にわたります。
制作は水槽の規模や生き物の選定、レイアウトまで一つひとつ設計されるため、導入先ごとにオーダーメイドでの設計・施工が行われます。訪日客を迎える施設では、その土地ならではの日本らしい体験を生む空間として、企業や住宅ではそこにしかない景色をつくる作品として提案されます。
会社概要と連絡先情報
株式会社UWS ENTERTAINMENTの基本情報は以下のとおりです。公式Webサイトには過去の実績や問い合わせ先が掲載されています。
- 会社名
- 株式会社UWS ENTERTAINMENT
- 所在地
- 〒135-0091 東京都港区台場一丁目7番1号 アクアシティお台場3階
- 代表者
- 代表取締役 宮澤雅教
- 事業内容
- イベントの企画・運営、アクアリウムの制作・展示・メンテナンス、アクアリウムのリース・レンタル
- 公式Webサイト
- https://uws-gakyo.com
来館情報、チケット、展示販売の実務的な情報
閉幕前の来館に関する基本情報は次のとおりです。営業時間はアクアシティお台場の運営に準じて変更される場合がありますので、来館前の確認が推奨されます。
入場料金や営業時間、場所の詳細、展示販売に関する具体的な条件については下記に整理しています。購入希望や大型導入のご相談は公式サイト経由での問い合わせが案内されています。
- 開館時間:平日 11:00〜20:00、土日祝 11:00〜21:00(アクアシティお台場営業時間に準ずる)
- 料金:大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生)800円、小学生未満は無料
- 場所:東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場 3F
- 閉幕日:2026年8月31日(月)
- 展示販売:館内の全ての水槽を空間や環境ごとに販売。価格は数百万円〜4,750万円(施工費・運搬諸経費は別途)
| 価格に含まれるもの | 価格に含まれないもの |
|---|---|
| 水槽、本体・台/機材一式/レイアウト部材/魚/デザイン費 | 施工費、運搬諸経費(設置場所や条件によって別途見積り) |
まとめ:本文で触れた主要ポイントの一覧
以下の表は、本文で説明した『UWS AQUARIUM GA☆KYO』に関する主要情報を整理したものです。事実情報を中心にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | UWS AQUARIUM GA☆KYO(アク和リウム) |
| 運営会社 | 株式会社UWS ENTERTAINMENT |
| 代表者 | 代表取締役 宮澤雅教 |
| 開業日 | 2022年7月13日 |
| 閉幕日 | 2026年8月31日(月) |
| 所在地 | 東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場 3F |
| 受賞 | トリップアドバイザー「トラベラーズチョイス2026」受賞(日本の水族館では唯一、東京ランキング1位/2026年8月現在) |
| 展示構成 | 5つのエリア(侘寂/花魁/万華鏡/遊楽/龍宮) |
| 販売 | 館内の全ての水槽を空間・環境ごとに販売。価格は数百万円〜4,750万円、施工費・運搬は別途 |
| 入場料 | 大人(中学生以上)1,500円、子ども(小学生)800円、小学生未満無料 |
| 公式サイト | https://uws-gakyo.com |
本稿は、2026年8月12日に発表されたプレスリリースの内容をもとに作成しました。閉幕までの展示と販売の詳細、導入を検討する際の具体的な条件や見積りについては公式サイト(https://uws-gakyo.com)や株式会社UWS ENTERTAINMENTへ直接問い合わせることが推奨されます。