ベストカレンダーのロゴ ベストカレンダー

京王バス、11月末までに全車両でタッチ決済導入

全車両タッチ決済導入

開催日:11月30日

📅 カレンダーに追加:GoogleiPhone/Outlook

全車両タッチ決済導入
これっていつから全部のバスで使えるの?
2026年11月末までに路線バスの全628両(一部コミュニティバス除く)へ順次端末を設置して導入完了を目指します。導入後は2027年度をめどに現金取り扱い終了を目標としています。
現金使えなくなるけどどうすればいい?
現金は原則使えなくなるため、交通系ICカードやクレジットのタッチ決済(Visa等)、東京都シルバーパス、定期券、デジタルチケットなど代替の支払手段を事前に準備し、チャージ不足に注意してください。

京王電鉄バスグループが目指す「現金取り扱い終了」へ向けた全車両タッチ決済の導入

京王電鉄バス株式会社および京王バス株式会社は、2026年8月17日14時00分付の発表で、国土交通省が推進する完全キャッシュレスバスの実現に向けた取り組みを改めて示しました。発表では、2025年度から本格的に取り組みを進め、2027年度に運賃収受における現金取り扱いを終了することを目標に掲げています。

この方針に基づき、三井住友カードが提供する公共交通向けソリューション「stera transit」を活用した「クレカ乗車」サービスを導入し、2026年11月末までに路線バス全車両(ただし一部コミュニティバスを除く)への導入完了を予定しています。発表資料には導入対象の車両数やこれまでの実証運行の経緯、利用方法や注意事項などが詳細に記載されています。

路線バスの完全キャッシュレス化に向け、クレジットカードタッチ決済で路線バス全車両に乗れるようになります! 画像 2

導入対象車両の詳細と導入状況、スケジュール

導入対象は路線バス全車両で、合計628両(2026年7月末現在。一部コミュニティバスは除く)です。すでに一部営業所の車両では導入が完了しており、残る車両については2026年11月末までに順次端末を設置していく計画です。

発表に示された営業所別の状況は次の通りです。中野営業所・永福町営業所・調布営業所・桜ヶ丘営業所の合計266台には既に導入が完了しています。府中営業所(小金井支所含む)・小金井営業所・多摩営業所・南大沢営業所・高尾営業所・八王子営業所の合計362台については、2026年11月末までに導入完了を予定しています。

路線バスの完全キャッシュレス化に向け、クレジットカードタッチ決済で路線バス全車両に乗れるようになります! 画像 3

導入対象の数値と営業所別内訳

ここでは発表に記載された数値を整理します。合計台数や完了済み・予定の内訳を明確にすることで、導入規模とスケジュールの全体像が把握できます。

発表に基づく詳細は以下の通りです。

  • 導入対象車両合計: 628両(2026年7月末現在、一部コミュニティバスを除く)
  • 既導入済み: 中野・永福町・調布・桜ヶ丘営業所の合計266台(2026年7月末現在)
  • 導入予定: 府中(小金井支所含む)・小金井・多摩・南大沢・高尾・八王子営業所の合計362台を2026年11月末までに完了予定
  • 導入対象外: 一部コミュニティバス
路線バスの完全キャッシュレス化に向け、クレジットカードタッチ決済で路線バス全車両に乗れるようになります! 画像 4

導入完了と運賃取り扱いの見通し

京王バスは2026年11月末の全車両導入完了後、2027年度を目処に運賃収受における現金取り扱いを終了する方針を示しています。これは国土交通省が推進する完全キャッシュレスバスの方針と整合するもので、事業者側の運営体制と車両改修の進行を前提に進められます。

導入の進捗は営業所ごとの機器設置状況に依存します。発表では、既に導入済みの営業所での運用実績や、残る営業所への順次展開について触れており、繁忙期や車両の稼働状況を見ながら段階的に対応する旨が示されています。

路線バスの完全キャッシュレス化に向け、クレジットカードタッチ決済で路線バス全車両に乗れるようになります! 画像 5

支払い方法、利用上の注意点と決済ブランド

「完全キャッシュレスバス」導入後の運賃支払い方法として、京王バスは複数の選択肢を明確に示しています。現金取り扱いは行わないため、利用者は事前に代替手段を用意する必要があります。

案内されている具体的な支払い手段は以下の通りです。交通系ICカード、クレジットカード等のタッチ決済、東京都シルバーパス、定期券、その他(1日乗車券や企画乗車券、デジタルチケット)を含みます。なお、交通系ICカードの利用には事前チャージやモバイル機器での設定協力が求められています。

利用可能な決済ブランド
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
タッチ決済の仕組み
タッチ決済対応のクレジット・デビット・プリペイドカードや、同様の設定をしたスマートフォン等を、車両の運賃機に設置する専用端末にタッチすることで支払いが完了します。三井住友カードの提供する「stera transit」を採用しています。
路線バスの完全キャッシュレス化に向け、クレジットカードタッチ決済で路線バス全車両に乗れるようになります! 画像 6

交通系ICカード利用とオートチャージについて

交通系ICカードは鉄道駅やコンビニでの事前チャージ、モバイルデバイスの設定が利用者側で必要です。チャージ不足が発生しないように注意することが求められます。

また、鉄道の改札機にタッチするだけで自動的にチャージする『オートチャージサービス』が利用できる場合があります。オートチャージの詳細は交通系ICカードの案内ページを参照するよう案内されています。例としてPASMOのオートチャージ案内ページのURLが示されています。

決済履歴の確認方法と利用上の留意点

クレジットカード等のタッチ決済「クレカ乗車」に関する履歴は、QUADRACのQ-moveサイトにアクセスしてマイページの会員登録手続きを行うことで確認可能です。履歴確認の流れやマイページ登録に関する案内が提供されています。

利用に際しては、端末に正常にタッチできているかどうか、カードや端末のタッチ機能が有効かどうかを利用者側でも確認することが望まれます。また、タッチ決済導入に伴い現金投入口に開閉式の蓋を設置するなど、誤って現金を投じる可能性への対処も講じられています。

これまでの実証運行の経緯と行政・補助金の活用

京王バスは国土交通省が実施する完全キャッシュレスバスの実証運行に参画しており、複数の試行や段階的な拡大を通じて導入効果や課題を確認してきました。これらの実証運行は、国土交通省が全国で行った試行でも大きなトラブルなく実施され、現金利用率の低下やドライバー負担の軽減といった効果が報告されています。

発表では、具体的な実施時期と実施路線が記載されています。2025年1月には令和6年度実証運行へ参画し、味の素スタジアム~調布駅北口の系統で実施。2025年3月には「クレカ乗車」を調布営業所車両で初導入しています。2026年1月には令和7年度実証運行に参画し、生活路線3線での実施が継続中です。

時系列で見る主な取り組み

  1. 2025年1月 国土交通省「令和6年度完全キャッシュレスバス実証運行」に参画(味の素スタジアム~調布駅北口系統)
  2. 2025年3月 「クレカ乗車」サービスを調布営業所車両で初導入
  3. 2025年10月 ニュースリリース(路線バスの完全キャッシュレス化をすすめます)を発出、特設サイトを開設
  4. 2026年1月 国土交通省「令和7年度完全キャッシュレスバス実証運行」に参画(生活路線3線で実施)
  5. 2026年3月 「クレカ乗車」サービスを中野・永福町・桜ヶ丘営業所の車両へ拡大
  6. 2026年9月 実証運行エリアを中野・永福町・調布・桜ヶ丘営業所に拡大
  7. 2026年11月末 「クレカ乗車」サービスを全車両に導入完了(予定)

補助金と協議会への参画

京王電鉄バスグループは国土交通省が主催する「完全キャッシュレスバス推進協議会」に参画しており、導入にあたっては国土交通省の令和7年度第一次補正予算の地域における受入環境整備促進事業補助金「交通サービス利便向上促進事業」の活用を予定しています。こうした行政の支援制度を活用しながら、車両改修や端末導入などの初期投資を進めることが計画されています。

また、国土交通省の報告書等では、実証運行の効果・課題に関する検証結果が示されています。参考資料として国土交通省のプレスリリースURLが示されており、実証運行の結果を踏まえた事業展開が進められています。

導入内容の要点整理と問い合わせ先

本稿で示した発表内容は、導入対象車両数、導入スケジュール、支払い方法、実証運行の経緯、行政支援といった主要事項を網羅しています。ここで改めて重要項目を整理し、最後に表形式でまとめます。

問い合わせ先として京王電鉄バス株式会社 運輸営業部 営業企画担当の電話番号が案内されています。発表では問い合わせ先として「TEL:042-3723 までお願いいたします」と記載されています。

項目 内容
発表日 2026年8月17日 14時00分
事業者 京王電鉄バス株式会社および京王バス株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長 井上晋一)
導入目標 2027年度に運賃収受における現金取り扱い終了を目指す
導入ソリューション 三井住友カードの公共交通向けソリューション “stera transit” を活用した「クレカ乗車」
導入対象車両 路線バス全車両 628両(2026年7月末現在、一部コミュニティバスを除く)
既導入状況(2026年7月末) 中野・永福町・調布・桜ヶ丘営業所の合計266台に導入済み
導入予定(残余) 府中(小金井支所含む)・小金井・多摩・南大沢・高尾・八王子営業所の合計362台を2026年11月末までに導入予定
支払い方法 交通系ICカード、クレジットカード等のタッチ決済、東京都シルバーパス、定期券、その他(1日乗車券、企画乗車券、デジタルチケット)。現金取り扱いはなし。
利用可能ブランド Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
履歴確認方法 QUADRACのQ-moveサイトでマイページ登録後に確認可能(https://q-move.info/)
実証運行の経緯 2025年1月から令和6年度実証運行に参画、以降段階的に実証エリアを拡大している。国土交通省の報告書等で効果が確認されている。
補助金等 国土交通省の令和7年度第一次補正予算 地域受入環境整備促進事業「交通サービス利便向上促進事業」の活用を予定
問い合わせ先 京王電鉄バス株式会社 運輸営業部 営業企画担当 TEL:042-3723

以上が本発表に含まれる主要な情報の整理です。発表では関連資料や特設サイトの案内、国土交通省の報告書等の参考リンクも示されており、導入状況や利用方法の詳細はそれらの公表資料で確認することができます。路線バスの完全キャッシュレス化は利用者側の利便性と事業者側の運営効率の双方に関わる重要な変化であり、今回のスケジュールと対応内容はその実現に向けた具体的な取り組みを示しています。