9月1日スタート 嵐山・星のや京都の秋体験5選
ベストカレンダー編集部
2026年8月18日 13:26
嵐山五感の秋催し
開催期間:9月1日〜12月10日
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嵐山の秋を五感で味わう──星のや京都が紡ぐ5つの催し
星のや京都は、2026年9月1日から12月10日までの期間、平安貴族が愛した嵐山の風景と季節感を現代の滞在体験として再現する、5つの催しを実施します。初秋の虫の音に耳を澄ます催しから、満月を映す観月の時間、和歌をしたためる早朝の時間、樹齢400年のオオモミジの下での雅楽演奏、そして落葉を一葉に見立てる散策まで、移ろう秋を五感で味わう内容です。
各催しは原則無料で予約不要とされています(一部は席に限りがあり、雨天時は開催場所を変更または中止する場合があります)。全ての催しは、星のや京都が位置する奥嵐山の静かな渓谷空間を舞台に、平安期の文化的背景や所縁の史実を踏まえた構成となっています。
時期と背景:嵐山という場が伝える千年の秋
星のや京都は渡月橋から専用の船で大堰川を約15分遡った渓谷にあり、周辺の斜面に点在する紅葉が一本一枚ごとに際立つ景観を持ちます。嵐山は平安貴族の別荘地であり、秋に虫の音を聞き、紅葉を詠み、月を愛でるという日本の秋の美意識が育まれた土地です。
催しの設計はこの歴史的背景を踏まえ、貴族が楽しんだ情景や文学的な視点を現代の滞在者に体感させることを目的としています。万葉集や『源氏物語』にみられる虫聞きや、嵯峨天皇の大沢池での観月伝承などを参照し、風景と芸能・工芸が結びつく形で演出されます。
5つの催しの詳細と開催要項
以下に、期間中に実施される5つの催しの内容、開催日時、料金、予約・備考を詳細に整理します。いずれも星のや京都内の空間(例:奥の庭、空中茶室、水の庭)を主会場とし、雨天時は開催場所の変更や中止がある点に留意してください。
各催しには歴史的解説や体験の意図が明示され、参加者は単なる鑑賞に留まらず、平安期の美意識や工芸・飲食文化と関わる体験が得られます。
自然の音色を愛でる「秋宵の虫聞き」
夕暮れに染まる「奥の庭」で、虫の音に耳を傾けながらひやおろしを楽しむ催しです。日本では古来、秋の虫の声が季節の訪れを告げる風流な対象とされ、万葉集や『源氏物語』など古典文学にも描かれてきました。
折々に変わる虫の音色(ヒグラシからマツムシ、コオロギへと移り変わる様子)を聴き、平安貴族にならい秋の夕べを過ごします。飲食の提供はひやおろしを中心に据え、音と味覚が結びつく時間となります。
- 期間
- 2026年9月1日~9月30日
- 時間
- 18:00~19:00
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要
- 備考
- 雨天時は開催中止
昔から変わらない月明かりを楽しむ「水辺の観月」
星のや京都の「空中茶室」にて提供されるオリジナルの「月見カクテル」を手に、池や盃の水面に映る月を楽しむ催しです。平安期の貴族は水面に映る月を愛でる観月の習慣をもっており、その伝承に即した趣向が取り入れられています。
月見カクテルはリンドウの根を用いた黄金色の薬草酒を組み合わせることで、夜空と満月のイメージをグラス内で表現します。眼下を流れる大堰川のせせらぎを背景に、手元に現れる月を鑑賞します。
- 期間
- 2026年9月25日~10月31日
- 時間
- 20:30~22:30
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要(席に限りがあります)
- 備考
- 雨天時は開催場所を変更
小倉山の風景を写す「錦秋の歌なぞり」
早朝の「空中茶室」から小倉山の朝焼けと紅葉の瞬間を見つめ、目に映る景色に合う和歌を丁寧に書き写す体験です。藤原定家による『小倉百人一首』の編纂地としての連続性を意識したプログラムです。
緑が残る時期には秋の訪れを悟る一首、紅葉の最盛期には散りゆく美しさを惜しむ一首、冬に向かう頃には川面を彩る散り紅葉を詠んだ一首を筆でなぞり、当時の貴族が込めた想いを筆先から辿ります。
- 期間
- 2026年11月1日~11月30日
- 時間
- 6:00~9:00
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要(席に限りがあります)
- 備考
- 雨天時や状況によって開催場所を変更
雅楽演奏とアペリティフを堪能する「錦の宴アペロ」
樹齢400年のオオモミジの下に設えられた「奥の庭」で、雅楽の調べとともにアペリティフを味わう催しです。百人一首の編纂地である小倉山を借景とし、古来の宴を現代に再現します。
演奏は三管(龍笛・篳篥・笙)が中心となる日もあれば、琵琶や楽箏が奏でられる日もあり、当日の演奏編成により趣が変化します。演奏後には、その情景や心象を雅楽の余韻にのせて詠む時間も設けられます。
- 期間
- 2026年11月1日~12月10日
- 時間
- 16:15~16:45
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要
- 備考
- 雨天時は開催場所を変更
心に留まる一葉を見つける「落葉の彩合わせ」
星のや京都の庭園に自生する多彩なモミジの色合いを巡り、鮮やかな朱色、黄金色、濃紅などの中から今の心に響く一葉を見つける体験です。庭園散策後は、見つけた一葉に呼応する京唐紙のポストカードに滞在の記憶を綴ります。
この体験は終日実施され、時刻や天候により紅葉の表情が変化するさまを観察すること自体が目的の一部です。古来の唐紙の歴史的背景も解説に含まれます。
- 期間
- 2026年11月15日~12月10日
- 時間
- 終日
- 料金
- 無料
- 予約
- 不要
星のや京都の施設情報とブランドの周辺情報
星のや京都は、渡月橋から船で大堰川を遡った先の渓谷に位置し、客室は全室リバービューで、京都の伝統技法を感じる客室や滋味豊かな日本料理を提供しています。非日常的な静けさと四季の景観が特徴です。
施設の主な案内事項は以下の通りです。宿泊料金や客室数、アクセス方法など、滞在前に確認すべき情報がまとまっています。
- 所在地:〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
- 電話:050-3134-8091(星のや総合予約)
- 客室数:25室
- チェックイン:15:00 / チェックアウト:12:00
- 料金:1泊 227,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
- アクセス:阪急嵐山駅より徒歩約10分、京都南ICより車で約30分
- 公式URL: https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyakyoto/
また、「星のや」ブランド全体についても簡潔に整理します。コンセプトは「その瞬間の特等席へ。」で、各施設は地域の風土・歴史・文化を取り入れた独創的なテーマで展開しています。ブランドは2025年に誕生20周年を迎え、2026年6月には重要文化財を活用した「星のや奈良監獄」を開業、2027年には「星のや飛鳥」が開業予定です。
ブランド情報の参照先: https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/
本文の要点整理(表)
ここまで触れた主な催しや施設の情報を表にまとめ、要点を一目で確認できるように整理します。期間、時間、料金、備考などを網羅しています。
| 催し名 | 期間 | 時間 | 料金 | 予約/備考 |
|---|---|---|---|---|
| 秋宵の虫聞き | 2026/9/1~9/30 | 18:00~19:00 | 無料 | 不要/雨天中止 |
| 水辺の観月 | 2026/9/25~10/31 | 20:30~22:30 | 無料 | 不要(席に限りあり)/雨天時は開催場所を変更 |
| 錦秋の歌なぞり | 2026/11/1~11/30 | 6:00~9:00 | 無料 | 不要(席に限りあり)/雨天時は開催場所を変更 |
| 錦の宴アペロ | 2026/11/1~12/10 | 16:15~16:45 | 無料 | 不要/雨天時は開催場所を変更 |
| 落葉の彩合わせ | 2026/11/15~12/10 | 終日 | 無料 | 不要 |
以上が星のや京都が2026年秋に提供する催しと施設の概要です。各催しは嵐山の自然美と平安以来の文化的文脈を重ね合わせる形で構成され、静かな渓谷で移ろう季節を五感で体験することができます。宿泊や詳細の確認は、星のや京都の公式ページおよび総合予約窓口にてご確認ください。