庭のハーブを暮らしに 家庭用蒸留器SOMA登場
ベストカレンダー編集部
2026年8月20日 07:54
SOMA発売
開催日:8月10日
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庭のハーブを暮らしの香りへ――SOMAが目指した“日々の蒸留習慣”
株式会社RITおよび植物蒸留・芳香療法家の菊池友来(きくちゆき)は、家庭用植物蒸留器「SOMA(ソーマ)Botanical Distiller」を2026年8月10日に発売しました。プレスリリースは2026年8月19日10時10分付で公表されています。SOMAは、庭や身近な植物から得られる芳香蒸留水(ハーブウォーター)を、家庭で手軽に、かつ美しく採取できることを目的に開発された製品です。
本機は、「ないなら、つくろう。」という一言から始まった約3年にわたる開発の結実です。菊池は20年以上にわたり芳香療法や植物療法の実践、教室運営、セラピスト育成、調香師としてのプロダクト開発を行ってきました。2024年に熊本県南阿蘇村へ拠点を移し、地域の植物資源を活かした取り組みや、植物蒸留文化の普及にも力を注いでいる人物です。
背景にある動きとニーズ
近年、日本各地で地域の樹木や草花を蒸留して「地域の香り」として活かす動きが生まれています。クロモジやヒノキを原料とした和精油の活用や、間伐材など未利用資源から新たな価値を生み出す試みは、体験観光や地域ブランディングと結びつきつつあります。
こうした潮流の中で、アロマテラピーを学ぶ層や植物を育てる個人から「自宅で蒸留したい」という声が多く寄せられるようになりました。従来、教室で使われているのはプロ仕様の蒸留器で、家庭用の選択肢は限られていることがハードルになっていました。SOMAは、そのギャップに応えるべく設計された家庭用蒸留器です。
つくりの美しさと操作性――SOMAの4つのこだわり
SOMAは「植物蒸留を、もっと身近に」というコンセプトのもと、使いやすさ、効率、造形美、品質に重点を置いて設計されています。以下に示す4つのこだわりは、家庭での日常的な使用を想定した具体的な工夫です。
各ポイントは、ユーザーの初めての体験を阻害しないよう配慮され、準備・蒸留・片付けまでの一連の動作がスムーズに行えることを重視しています。
1. 準備から片付けまで扱いが簡単
SOMAは本体と冷却器を重ねるだけのシンプル構造を採用し、組み立て・分解が容易です。抽出された芳香蒸留水を導くガラス管は取り外し式で洗浄しやすく、破損リスクを抑える設計になっています。
日常使いを想定しているため、「今日はこのハーブを蒸留してみよう」と気軽に手に取れることを重視。取り扱いに慣れていない人でも、短時間で操作を覚えられる点が特徴です。
2. 実用新案出願中の独自構造で効率的に採取
日本で古くから使われてきた蒸留器「らんびき」に着想を得て、SOMAは芳香蒸留水を本体の外側で採取し、速やかに熱から離せる独自構造を採用しています。この構造により、家庭用の扱いやすいサイズながら、短時間での採取を可能にしています。実用新案は現在出願中です(実用新案出願中と明記)。
冷却器の改良にも重点を置き、冷却効率を高めることで蒸留工程の安定化を図っています。設計段階では冷却効率とサイズ、扱いやすさのバランスを複数回の試作・改良で追求したとされています。
3. 蒸留の時間まで美しくするミニマルな造形
SOMAは機能性だけでなく造形美にも配慮しています。耐熱性と透明感に優れたガラスを活かした端正なフォルムは、蒸留の様子を目で楽しめることを意図しており、立ちのぼる蒸気や一滴ずつ落ちる芳香蒸留水の様子も視覚的に観察できます。
日常の空間に置いたときの調和も考慮され、使っていないときでもインテリアとして違和感なく存在することを目指したデザインです。
4. 職人の手仕事が支える品質
SOMAは理化学用品を手がける国内の老舗メーカーで、熟練の職人により一台ずつ手作業で製作されています。素材にはホウケイ酸ガラス(耐熱・耐薬品性に優れる)を使用し、熱したガラスを曲げ、つなぎ、成形する繊細な工程を経て製品化されています。
こうした職人技により、独自構造の精度と仕上がりが確保されています。製品はMADE IN JAPANとして流通します。
製品仕様とセット内容、発売情報
SOMAは家庭用蒸留器として必要な主要部品がセットになった形で提供されます。IHヒーターは別売りである点に注意が必要です。価格や発売日、販売元などの主要情報は下記のとおりです。
製品の細かな構成要素は取り扱い説明や実機確認時に重要です。購入前に同梱品と別売り品を確認することが推奨されます。
製品概要
- 製品名
- 家庭用植物蒸留器 SOMA Botanical Distiller
- 発売日
- 2026年8月10日(月)
- 希望小売価格
- 99,000円(税込)
- 製造国
- 日本(MADE IN JAPAN)
- 発売元
- 株式会社RIT
- 公式サイト
- https://www.rit-inc.jp
セット内容(同梱品)
SOMAは以下のアイテムをセットにして提供されます。実際の蒸留に必要な部材が揃っている一方、加熱源は別途用意が必要です。
- フラスコ本体
- フラスコ用金網
- 冷却器
- ノズル
- 冷却水排水用クリップ
- 冷却水排水用ロングチューブ(付替用)
- ビーカー300ml
- 三角フラスコ300ml対応
注意:IHヒーターは別売りです。加熱器具は付属していないため、利用時は対応する加熱器具を別途用意する必要があります。
実機展示・関連プロダクト・開発者情報
SOMAの実機展示や関連書籍の情報も発表されています。実際に手にとって確認できる期間限定のPOPUPが用意されており、蒸留の様子やガラスの質感を直接確認できます。
また、SOMAと親和性の高い著書や南阿蘇地域のプロダクトも紹介され、蒸留体験を広げるための周辺情報も充実しています。
期間限定POPUPの詳細
実機展示は湘南蔦屋書店 T-SITEのCLASKA Gallery & Shop “DO”にて行われます。会場ではSOMAのサイズ感やガラスの質感、職人の手仕事を確認でき、蒸留のプロセスも紹介されます。
会期と場所は以下のとおりです。来場時間にご注意ください。
| 開催期間 | 2026年8月27日(木)〜2026年9月3日(木) |
|---|---|
| 開催時間 | 10:00〜19:00(最終日のみ17:00まで) |
| 会場 | CLASKA Gallery & Shop “DO” 湘南T-SITE店(神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1 湘南T-SITE 2号館 1F) |
関連書籍とプロダクト
菊池友来の初の著書『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』が2026年8月28日に発売されます。本書は蒸留で生まれる芳香蒸留水の魅力や活用法をまとめた入門書で、SOMAとあわせて使うことで蒸留の理解を深めることができます。
書籍の仕様および発売情報は以下のとおりです。
- 著者
- 菊池友来
- 発売日
- 2026年8月28日(金)
- 定価
- 2,090円(税込)
- 仕様
- A5判・176ページ
- 発売
- 株式会社世界文化社
開発者・問合せ先
開発を主導した菊池友来は、20年以上にわたり芳香療法や植物療法に携わり、教室運営やセラピスト育成、調香師としての実務を行ってきました。2024年に熊本県南阿蘇村にアトリエ「余庵(yoan)」を設立し、地域の植物を活用した活動を行っています。SOMAはその実務経験と教室で寄せられた要望を基に設計されました。
製品に関する問い合わせは以下の窓口が案内されています。連絡手段はメールで提供されています。
- 会社
- 株式会社RIT
- 担当
- 菊池友来
- info@rit-inc.jp
この記事は発表資料の情報を整理してお伝えしています。実際の使用にあたっては、同梱の取扱説明書や販売元の案内を参照することが望まれます。
SOMAの主要項目まとめ
以下の表は本記事で紹介したSOMAの主要項目をわかりやすく整理したものです。購入検討や展示訪問の際の確認用としてご活用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 家庭用植物蒸留器 SOMA Botanical Distiller |
| 発売日 | 2026年8月10日(月) |
| 希望小売価格 | 99,000円(税込) |
| 製造 | 日本製(ホウケイ酸ガラス、国内老舗メーカーの職人による手作業) |
| セット内容 | フラスコ本体、フラスコ用金網、冷却器、ノズル、冷却水排水用クリップ、冷却水排水用ロングチューブ(付替用)、ビーカー300ml、三角フラスコ300ml対応 |
| 別売り | IHヒーター(加熱器具は付属しない) |
| 実用新案 | 独自構造にて実用新案出願中 |
| 実機展示(POPUP) | CLASKA Gallery & Shop “DO” 湘南T-SITE店/2026年8月27日〜9月3日(10:00〜19:00、最終日17:00まで) |
| 関連書籍 | 『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』(菊池友来、2026年8月28日発売、2,090円、A5・176ページ、世界文化社) |
| 発売元・問合せ | 株式会社RIT(https://www.rit-inc.jp)/E-Mail:info@rit-inc.jp |
以上がSOMAに関する公表資料の要点です。蒸留の背景、設計思想、セット構成、展示・書籍情報、販売に関する情報を含めて整理しました。具体的な利用方法や安全上の注意事項、取扱説明書に基づく運用は、購入時または展示会での確認をお勧めします。