ベストカレンダーのロゴ ベストカレンダー

9月18日来日初演|La VENIDERA『NO』東京公演と無料上映

ラ・ベニデラ来日公演『NO』

開催期間:9月18日〜9月19日

📅 カレンダーに追加:GoogleiPhone/Outlook

ラ・ベニデラ来日公演『NO』
チケットまだ買える?
B席は完売ですがS席とA席は販売中です。販売はDESEADO公式のほかカンフェティ、イープラスでも取り扱い中。人気公演のため早めの手配をおすすめします。
映画の無料上映って誰でも入れるの?
上映は入場無料・全席自由ですが、『NO』公演チケット保有者が優先入場になります。未就学児は親子室のみ入場可、車いす席は事務局へ要申込です。

La VENIDERAが示す新しいスペイン舞踊の視座──作品『NO』の意図と受容

バルセロナ出身でスペイン国立バレエ団出身のイレネ・テナとアルベルツ・エルナンデスによるダンスカンパニー、La VENIDERA(ラ・ベニデラ)が、作品『NO』を携えて日本初演を行います。本作は二人が国立バレエ団を離れて初めて発表した本格的な舞台作品であり、伝統に根ざしながらもフラメンコ、コンテンポラリーダンス、演劇的表現を自在に横断する構成が特徴です。

La VENIDERAという名称はスペイン語で「来たるもの」「まだ見ぬもの」「未来に現れるもの」を意味します。彼らの出発点としての『NO』は、否定を単なる拒絶ではなく、再創造への起爆剤ととらえる哲学を舞台化しています。国内外での評判も高く、2025年のRNE「Ojo Crítico(批評家の目)」賞受賞、さらに2026年のMAX賞において最優秀ダンス作品賞、最優秀振付賞、最優秀女性ダンサー賞の3冠を獲得しました。

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 2

La VENIDERAの経歴と表現の特徴

イレネ・テナはソリスト、アルベルツ・エルナンデスは第一舞踊手に相当するポジションでスペイン国立バレエ団に在籍し、その後独立。『NO』はその新たな出発を示す作品であり、二人自身が振付・演出・出演を兼ねています。既存ジャンルの枠を超え、身体・音・照明・舞台美術が複合的に作用する濃密な劇場空間を作り上げます。

La VENIDERAの公式情報は以下で確認できます。作品や来日情報に関する一次情報は公式サイトおよびSNSを参照してください。

代表者
イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデス
受賞歴(抜粋)
2025 RNE「Ojo Crítico」賞、2026 MAX賞(最優秀ダンス作品賞・最優秀振付賞・最優秀女性ダンサー賞)
【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 3

東京公演の実施概要とチケット情報

来日公演は2026年9月18日(金)と9月19日(土)の2日間、会場はセシオン杉並ホール(東京都杉並区梅里)で開催されます。各公演の上演時間は約60分で、演出上の都合により客席案内は開演15分前からとなっています。

公演に先立ち、9月19日(土)12:00からはLa VENIDERAの二人が出演するドキュメンタリー映画『ラ・アルヘンティーナ』を日本語字幕付きで無料上映します。映画は入場無料ですが、『NO』公演チケットをお持ちの方が優先入場となります。

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 4

公演日時・会場・アクセス

公演と上映の基本情報は以下のとおりです。会場は東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」から徒歩約5分の位置にあります。

  • 『NO』来日公演
    • 2026年9月18日(金)19:30開演(開場:各公演30分前、客席案内:開演15分前)
    • 2026年9月19日(土)17:00開演(開場:各公演30分前、客席案内:開演15分前)
    • 上演時間:約60分
  • 映画『ラ・アルヘンティーナ』上映
    • 2026年9月19日(土)11:30開場、12:00上映開始
    • 上映時間:約75分、スペイン語/日本語字幕
  • 会場:セシオン杉並 ホール(東京都杉並区梅里1丁目22番32号)

チケットはDESEADO公式サイトにて販売中のほか、カンフェティ、イープラス等でも取り扱われています。B席は完売とのことですので、購入を検討する場合は早めの手配が推奨されます。

『NO』公演チケット料金(全席指定・税込)
席種 料金 備考
S席 12,500円 販売中
A席 9,800円 販売中
B席 7,000円 完売
親子席 4,000円 防音の親子室のみ未就学児入場可
車いす席・配慮席 4,000円 公演事務局へ要申込

チケット申し込み・公演情報の詳細は主催のDESEADO公式サイトで案内されています:https://www.deseado.tokyo/

問い合わせ先はDESEADO公演事務局(メール:info@deseado.tokyo)。当日運営や車いす席・配慮席についても公演事務局で対応が案内されています。

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 5

作品の構成と創作チーム——『NO』に込められた身体表現と音響

『NO』はスペイン舞踊の伝統を前提にしつつ、それを解体・再構築する試みとして設計されています。動きの源泉にはフラメンコがある一方で、コンテンポラリーや演劇的要素、舞台装置や音響が複合的に作用して作品全体の緊張感を作り出します。

音楽はデレク・バン・デン・ブルケの電子音響と生演奏が用いられ、身体の振幅に同期するように音が変化します。舞台上では木、土、炎、煙といった原初的な素材や手仕事の痕跡、そして「静寂」と「間」が表現の重要な要素として使われています。

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 6

芸術監修とスタッフ構成

『NO』の振付と演出はLa VENIDERA(イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデス)が担当し、芸術監修として世界的振付家マルコス・モラウが作品に関与しています。二人はスペイン国立バレエ団在籍中にマルコスが振付・演出を手がけた『Afanador』で主演を務めた経緯があり、独立後の初作品で再び協働しました。

さらにフラメンコ音楽のアドバイザーとして舞踊家・振付家のマルコ・フローレスが参加し、舞台美術、照明、衣装などにも国際的なスタッフが集められています。主要スタッフ・出演は以下のとおりです。

  1. 振付・演出・出演:La VENIDERA(イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデス)
  2. 音楽・出演:デレク・バン・デン・ブルケ
  3. 芸術監修:マルコス・モラウ
  4. フラメンコ音楽アドバイザー:マルコ・フローレス
  5. 主催・制作:DESEADO

舞台は視覚・聴覚・身体感覚に訴えかける設計になっており、フラメンコやスペイン舞踊に馴染みのある観客には伝統の解体と再構築の瞬間を、初めて触れる観客には強烈な身体表現と舞台美術の総合体験を提示します。

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 7

関連上映と歴史的背景:映画『ラ・アルヘンティーナ』がつなぐ100年

今回の来日関連企画として上映されるドキュメンタリー映画『ラ・アルヘンティーナ』は、20世紀のスペイン舞踊の革新者アントニア・メルセ(通称:ラ・アルヘンティーナ)に焦点を当てた作品です。彼女の1929年の来日が日本の舞踊史、特に大野一雄の表現形成に与えた影響は大きく、大野の代表作『ラ・アルヘンチーナ頌』(1977年)を生む契機となりました。

映画はフアン・マルク財団の企画により制作され、監督はパトリシア・メディナ、制作はマキナ・デ・ルスが担当しています。イレネ・テナが案内役として作品に登場し、貴重な記録映像と現代の再解釈を織り交ぜつつアルヘンティーナの生涯と芸術を描き出します。

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 8

上映の詳細と参加条件

上映は9月19日(土)12:00開始、11:30開場で、セシオン杉並ホールにて行われます。上映時間は約75分、スペイン語音声に日本語字幕が付されます。入場は無料・全席自由ですが、『NO』公演チケットを持つ来場者が優先的に入場できます。未就学児は防音の親子室のみ入場可能、車いす席・配慮席は公演事務局へ申込が必要です。

上映に関する問い合わせや申し込みはDESEADO公式サイトで受け付けています:https://www.deseado.tokyo/

【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映 画像 9

要点の整理(公演・上映の主要情報)

以下の表に本記事で触れた公演・上映の主要な日時、会場、料金、スタッフ等の情報をまとめます。公演の各種申し込み・問い合わせはDESEADO公演事務局(メール:info@deseado.tokyo)および公式サイトを参照してください。

項目 内容
公演名 『NO』La VENIDERA来日公演
来日公演日時 2026年9月18日(金)19:30開演、2026年9月19日(土)17:00開演(各公演開場30分前、客席案内開演15分前)
上演時間 約60分
会場 セシオン杉並 ホール(東京都杉並区梅里1丁目22番32号)
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」徒歩5分
チケット(『NO’) S席 12,500円、A席 9,800円、B席 7,000円(完売)、親子席 4,000円、車いす席・配慮席 4,000円(要申込)
主催・制作 DESEADO
後援 駐日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、一般社団法人日本フラメンコ協会、公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団
助成 杉並区文化芸術活動助成事業
出演・スタッフ(主な) 振付・演出・出演:La VENIDERA(イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデス)、音楽・出演:デレク・バン・デン・ブルケ、芸術監修:マルコス・モラウ、フラメンコ音楽アドバイザー:マルコ・フローレス
関連上映 映画『ラ・アルヘンティーナ』 2026年9月19日(土)12:00上映(11:30開場)、上映時間:約75分、入場無料・全席自由(『NO』チケット保有者優先入場)
映画スタッフ 企画:フアン・マルク財団、監督:パトリシア・メディナ、制作:マキナ・デ・ルス、出演:イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデスほか
申込・詳細 DESEADO公式サイト:https://www.deseado.tokyo/

以下に、『NO』に付されたLa VENIDERA自身によるテキスト(全文)を掲載します。作品の核心に触れる言葉として、舞台で何が問われ、どのように問いが身体化されるのかを読み取る手がかりになります。

NO、
それは私たちが属する未知の場所。
NO
、それはまだ見ぬ世界へと駆り立てる選択。
否定したあと、私たちは人生という夜のなかで、眠りを許さないあらゆる問いを探す。
NO
、それは燃えさかる焚き火の光景。
すでに形づくられたものすべてを、その炎で焼き尽くす。
私たちは他者の残骸、私たちは炭と化した木、私たちは塵。
NO
、それは焚き火に残る熾火。
NO
、それは私たちが向き合う未知のものすべて。
否定は、私たちを前に進ませ、反対側に立つよう誘う。
NO
は語る。隠すこと、削ぎ落とすこと、形を失うこと、ついには消え去ることを。
否定は、閉ざし、口を封じ、沈黙させ、存在しないことを示し、私たちをその反対側へと誘う。
NO
は、象徴的なものに火を灯し、その力を増幅させる。
けれど
NO
は、来たるものすべてでもある。
空になったものは、必ずまた満たされる。
情報を集め、それを疑い、行く先を自らに問う。
疑うことを、答えを探すための力に変える。
未知へと踏み出す危険を引き受ける。
NO、
それは私たちを前へと進ませる起爆剤
NO
、それは、私たちの創造性に火をともし、花開かせる、再生のための本能的なエネルギー。
否定によって、私たちは炎が消費する酸素を見つけ、炎は創造の糧となる。
{…}

以上が公演・関連上映の詳細と作品の核心に関する情報の整理です。公演・上映はスペイン舞踊の歴史的文脈と現在の創造的志向が交差する機会であり、関係機関として駐日スペイン大使館やインスティトゥト・セルバンテス東京などが後援しています。詳細やチケット購入はDESEADO公式サイトをご確認ください。