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9月1日渋谷ロフトで先行展示 RINGO-TEX名刺入れ

ロフコト町工場出展

開催期間:9月1日〜10月12日

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ロフコト町工場出展
どこでいつ買えるの?
2026年9月1日〜10月12日、渋谷ロフト4階「ロフコト町工場」で展示・販売。価格は税込28,000円。展示後はオンラインや墨田区内での展開も予定されています。
RINGO-TEXって何?本革とどう違うの?
りんごの残渣を原料にした国産合成皮革で、製造・廃棄の各工程でCO₂排出を抑制。本革より軽く撥水性が高く加工性も良いため代替素材として注目されています。

墨田区の職人技と青森の素材技術が出会った名刺入れ—共創プロジェクトの結実

青森県弘前市を拠点とするスタートアップ、appcycle株式会社(代表取締役:藤巻 圭、本社:青森県弘前市上鞘師町18-1 弘前商工会議所会館4階)と、創業100年を超える東京都墨田区の老舗革小物メーカー、有限会社東屋(代表取締役:木戸 麻貴、本社:東京都墨田区)が共同開発した新製品が発売されます。プレスリリースは2026年8月24日 08時20分に配信され、本製品はSIC(Sumida Innovation Core)の伴走支援を受けて誕生した第一弾プロダクトとして位置付けられています。

本プロジェクトは、墨田区の産業共創施設「SIC」におけるスタートアップ会員としての連携を基盤に進められ、2026年2月に開催された「SICアワード2025」(SIC開設2周年イベント)にて、70を超える共創事例の中から最優秀賞(グランプリ)を獲得しました。受賞は「地域連携を通じた社会的課題の解決」として高く評価され、受賞企業は墨田区長を表敬訪問(令和7年12月19日)するなど、地域と連携した実装に向けた支援が行われています。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 2

製品の概要と素材構成

製品名は「通しマチ名刺入 RINGO-TEX®︎とのコラボレーション商品」で、外側は牛革(動物皮革)、内側プリント部分にappcycleが開発したりんご由来の合成皮革RINGO-TEX®︎を採用しています。内装にはコットン生地を使用し、サイズは11cm×7.5cm×1.7cm、販売価格は¥28,000(税込)です。バリエーションは全8種が用意され、職人の手作業で仕立てられます。

RINGO-TEX®︎は青森県のりんご残渣(搾りかす)などを原料とした国産の合成皮革で、開発・製造・加工・廃棄の各工程におけるCO₂排出量を抑え、優れた耐久性と本革にはない軽さ、撥水性を両立することが示されています。香りや色の影響が少なく加工性が高い点から、従来の合成皮革の代替となる可能性を持つ素材として国内外の企業で導入が進んでいます。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 3

渋谷ロフトでの展示・販売情報:『ロフコト町工場』で実物の手触りと技を確認できる機会

本製品は2026年9月1日から2026年10月12日まで、渋谷ロフト4階スペース・デザインにて開催される「ロフコト町工場」にて展示・販売されます。営業時間は11:00〜21:00で、最終日は18:00までの開催となります。会期中、実物を手にとって質感や内側プリントの細やかな職人技を直接確認することが可能です。

「ロフコト町工場」は、株式会社ロフトと地域創生/SDGsをテーマとするメディア「ソトコト」による共同企画「ロフコト雑貨店」の連動催事です。日本全国の町工場や地場産業の技術と挑戦にスポットを当て、未来のものづくりの可能性を提示するイベントとして運営されています。本製品はオンライン販売や墨田区内での展開に続く、トレンドとサステナビリティの発信地での実展示・販売となります。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 4

イベントの基本情報

  • イベント名:ロフコト町工場
  • 会場:渋谷ロフト4F スペース・デザイン
  • 日程:2026年9月1日〜2026年10月12日(最終日は18:00まで)
  • 時間:11:00-21:00(最終日は〜18:00)
  • 出品製品:通しマチ名刺入 RINGO-TEX®︎とのコラボレーション商品
  • 販売価格:¥28,000(税込)
  • 素材:牛革(表)、RINGO-TEX®︎(まるあ柄プリント部分)、コットン生地(内装)
  • サイズ:11cm×7.5cm×1.7cm
  • バリエーション:全8種

開催期間中は、製品のディテール(へり返し技法による仕立て、内側のまるあ柄プリント等)を確認できるほか、製造背景や素材についての説明が受けられる場となります。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 5

製品の特徴と共創の背景—伝統技法、地域資源、受賞による伴走支援

新製品の特徴は大きく分けて三点に集約されます。第一に、植物由来のサステナブル素材であるRINGO-TEX®︎と東屋の伝統的な動物皮革(牛革)を組み合わせた点です。これにより、異なる背景を持つ素材同士を高い技術で融合させることで、持続可能性と伝統技術の共存という価値を提示しています。

第二に、名刺入れ内側に東屋のオリジナルデザインである『まるあ柄』を採用し、墨田区の地域ブランド「すみだモダン」の認定を受けているデザインを表現した点です。地域色と職人技の魅力を強く打ち出すことで、地域ブランドとサステナブル素材の接点を明確に示しています。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 6

製品の主な3つの特徴

  1. ダイバーシティの体現:RINGO-TEX®︎と牛革という異なる素材を一製品に融合し、多様性を具体的に表現している点。
  2. すみだモダン認定のデザイン採用:東屋の『まるあ柄』を用い、墨田区の地域色と職人の美意識を製品内に反映している点。
  3. SICアワード2025の伴走支援による製品化:受賞プロジェクトとしての実装事例であり、地域連携と産業活性化の具体的なモデルとなっている点。

共創の経緯は、appcycleと東屋が「本当に良いものを、長く使いたい」という本物志向の顧客を想定し、互いの強みを活かして製品開発を進めてきたことに起因します。SICアワード2025でのグランプリ受賞時には東屋の木戸社長から、appcycleや墨田区との連携により地域の方々が手に取れる機会を作りたいというメッセージがあり、その実現が今回の製品化につながりました。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 7

appcycleと東屋の役割、地域資源の循環と事業展開

有限会社東屋は100年を超える伝統の職人技を有する革小物メーカーで、へり返し技法をはじめとする丁寧な仕立てで知られます。東屋の製品が持つ手馴染みの良さ、耐久性、機能的な設計はビジネスシーンでの信頼性に直結しており、ギフト用途でも選ばれる品質です。

一方でappcycleは2022年創業のスタートアップとして、東北大学や弘前大学との連携によりりんごの残渣アップサイクルを進め、RINGO-TEX®︎の開発・生産体制を構築してきました。青森県は年間約44万トンのりんごを生産し、全国の約60%を占めることから、りんご由来の残渣問題は地域にとって重要な課題です。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 8

地域資源としてのりんご残渣の現状とappcycleの取り組み

りんご生産量(青森県)
年間約44万トン、全国の約60%を占める。
未加工りんごの量の目安
未加工のりんごは一つのかごで約1トン。
ジュース生産後の残渣割合
ジュースを絞った後は全体の約30%が残渣となる。
従来の処理方法
再利用されなかった残渣は焼却処分されている。

appcycleは、これらの残渣をアップサイクルし素材化することで廃棄負荷を削減し、りんご農家へ利益還元を行う試みを進めています。同社は2026年3月に自社ブランドラインGoldenSeed®を発表し、素材開発からデザインまで一貫して手がける取り組みを公表しました。GoldenSeed®では、りんご等の地域資源をもとにしたプロダクトを通じて地域循環モデルを可視化しています。

今後もappcycleは「墨田区」をハブとして都市部と地域資源を繋ぐ事業展開を目指すとされており、本コラボレーションはその第一歩に位置付けられます。また、RINGO-TEX®︎は開発面・製造面でのCO₂排出抑制と加工のしやすさを理由に、国内外の企業・ブランドに導入される可能性が示唆されています。

青森発スタートアップappcycle、創業100年超の老舗「東屋」のコラボ製品が「渋谷ロフト」に登場!『ロフコト町工場』にて「まるあ柄 名刺入れ」を限定販売 画像 9

東屋の技術と信念

東屋は伝統的なへり返し技法を継承しつつ、ユーザーの声を反映した機能性の追求を続けています。製品は「まるでお客様と一緒に時を刻むような」耐久性と手馴染みの良さを備えており、墨田区のものづくり精神を体現する存在です。同社は袋物博物館等の活動を通じてブランドと技術の保存・発信も行っています。

appcycleと東屋の共創は、素材の新旧や地域を跨いだ価値観の接続によって生まれたものであり、SICアワード2025の伴走支援により事業化が加速した例として注目されます。

要点の整理(製品・イベント・企業情報のまとめ)

以下の表に、本記事で触れた主要情報を整理しました。展示・販売期間、価格、素材、サイズ、関係企業の主要事項などを一目で確認できるようにまとめています。

項目 内容
製品名 通しマチ名刺入 RINGO-TEX®︎とのコラボレーション商品
販売価格 ¥28,000(税込)
素材(表/内側/内装) 牛革(表)/RINGO-TEX®︎(まるあ柄プリント部分)/コットン生地(内装)
サイズ 11cm×7.5cm×1.7cm
バリエーション 全8種
展示・販売会場 渋谷ロフト4F スペース・デザイン(ロフコト町工場)
会期 2026年9月1日〜2026年10月12日(11:00-21:00、最終日は〜18:00)
プロジェクトの背景 SICアワード2025 最優秀賞(グランプリ)受賞プロジェクトの伴走支援から誕生
主な関係企業 appcycle株式会社(青森・代表:藤巻 圭)、有限会社東屋(墨田区・代表:木戸 麻貴)
RINGO-TEX®︎の特徴 りんご残渣を原料とする国産合成皮革。CO₂排出抑制、耐久性、軽さ、撥水性を兼ね備える
関連ブランド GoldenSeed®(appcycleの自社ブランドライン、2026年3月発表)

上記の表は、本製品とイベント、共創プロジェクトに関する主要な情報を整理したものです。製品は伝統技法と地域資源のアップサイクル素材を結びつけた事例として位置づけられており、渋谷ロフトでの展示販売を皮切りにオンラインや墨田区内での展開も予定されています。製品やプロジェクトに関する詳細は、関係各社の公開情報を参照してください。