あけぼの山公園の滞在価値向上へ企業を募集
ベストカレンダー編集部
2026年8月25日 08:06
第1回サウンディング調査
開催期間:8月24日〜8月31日
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あけぼの山の景観と地域資源を次世代へつなぐ狙い
千葉県柏市は、市を代表する地域資源であるあけぼの山公園およびあけぼの山農業公園とその周辺地域を、ただの緑地や農地として維持するにとどまらず、民間事業者のノウハウや自由な発想を取り入れて「次世代の滞在拠点」に育てることを目指しています。2026年8月24日14時30分に公表されたプレスリリースでは、こうした取り組みの一環として「第1回サウンディング型市場調査」を実施し、事業者からのアイデアを募ることが明らかにされました。
あけぼの山は豊かな緑、季節感のある風景、農業とのつながり、そして多くの人々が憩う場という特性を持ちます。市はこれらの魅力を維持しつつ、公園と農地、周辺地域を横断する新しい価値を生み出すことを念頭に置き、官民連携での検討を進める方針です。サウンディング調査はその第一歩として民間の知見や参画可能性を探るための場となります。
参加手続きと調査の進め方 — 5ステップでの対話プロセス
サウンディング調査は、参加申し込みから実際の対話(ヒアリング)実施まで、5つのステップで進行します。調査の方法はWebまたは対面でのヒアリングが基本で、参加事業者は事前アンケートや資料確認を経て柏市との意見交換に臨みます。
参加申込の受付期間や資料配布、対話実施の時期などは次の通りです。なお、参加申込の締切りは令和8年8月31日(月)17時までであり、この期限までに申込が必要です。
5ステップの詳細
各ステップは以下の順序で行われます。各段階で必要な手続きや想定期間を明示しています。
- STEP 1:参加申込 — 8月24日(月)~8月31日(月)17時まで(申込期間)。
- STEP 2:事業者申請 — 参加申込完了時に案内される「事業者申請フォーム」から申請を行います。
- STEP 3:資料確認 — 9月4日(金)開始予定。事業者専用ページからサウンディング調査資料をダウンロードして確認します。
- STEP 4:事前アンケート — 9月4日(金)~9月11日(金)15時まで(予定)。事業者専用ページからアンケートに回答します。
- STEP 5:対話 — 9月15日(火)~10月5日(月)。Webまたは対面形式で柏市と意見交換を行います。
ヒアリングの実施形式は、Webまたは対面のいずれかを選択可能です。対話を通じて収集した意見は、公募手続きに用いる仕様書等の検討資料として活用されますが、参加実績自体が将来の公募参加要件や評価項目に自動的に影響するわけではない点に注意が必要です。
求める提案と検討テーマ — 公園を訪れる理由をつくる提案を
柏市は公園をただ訪れる場所に留めず「わざわざ行きたくなる」目的地にすることを目指しています。そのために、公園自体の過ごし方を革新する提案、滞在時間を伸ばす施設・サービス、地域とつながる仕組みなど、多岐にわたるアイデアを歓迎しています。
提案の核となる視点は「この公園だからこそ成立すること」。事業者が持つ強みや技術、ネットワークを活かし、地域性と連携させた持続可能なモデルの提示が期待されています。
具体的に求められる提案例
公表資料では、具体例として次のような領域が示されています。これらは提案の方向性を示すものであり、事業者の独自性ある提案も歓迎されます。
- 公園に「新しい過ごし方」をつくる — カフェ、レストラン、アウトドア、スポーツ、ウェルネス、子育て支援、イベント、体験型コンテンツなど、あけぼの山だからこそ成立する新しい公園サービス。
- 公園を「目的地」にする — 滞在時間を伸ばす施設やサービス、観光・レジャー・交流につながる仕掛け。
- 地域と「つながる」仕組み — 地域住民、農業、観光、教育、子育て、地域企業などとの連携による新たな価値づくり。
- 民間企業の強みを活かす — 施設運営、空間づくり、イベント運営、モビリティ、デジタル技術、飲食、観光、スポーツ、ヘルスケア等の技術・ノウハウ・ネットワーク。
これに加え、サウンディング調査では対象地の市場性や再整備の方向性、導入機能、事業参画意向、公募に際する事業手法や役割分担など、より具体的な観点からの意見も求められます。率直な要望や条件提示も歓迎すると明記されています。
調査で問われる主要テーマと今後のスケジュール、問い合わせ先
今回のサウンディング調査では、次のようなテーマごとに意見を伺う予定です。これらの観点は、今後の公募条件や再整備方針の検討に反映される可能性があります。
- 対象地の市場性
- 官民連携事業としてのポテンシャル評価。
- 再整備の方向性
- どのような空間・施設・サービスが求められるか。
- 導入機能
- 公園の魅力向上に資する民間機能の候補。
- 参画意向
- どのような企業・業種が参画可能か。
- 公募に関する意見
- 事業手法、事業範囲、行政と民間の役割分担等の考え方。
- 今後の進め方
- 公募・事業化に向けて必要となる条件や検討事項。
今後の流れ(予定)は以下のとおり示されています。日程は現時点での予定であり、変更になる場合があります。
- 第1回サウンディング調査:令和8年9~10月(本調査)
- 第2回サウンディング調査:令和8年12月予定(再整備内容や公募条件の具体化)
- 公園運営者・民間施設運営者の公募:令和9~10年度予定
- 公園の一部再整備検討:令和11年度以降
参加に関する注意点として、サウンディング調査への参加実績がそのまま公募の参加要件や評価対象となるものではない点、対話で集めた意見は今後の公募条件(仕様書)検討に活用される点が示されています。
資料と問い合わせ先
サウンディング調査の参考資料として、以下の資料名が公表されています。該当のPDF資料は事業者専用ページ等から確認できる想定です。
- サウンディング調査実施要領(d121129-220-d7b5181ae1897acc7b8cfcfd18996063.pdf)
- あけぼの山周辺地域将来構想(d121129-220-3b9ed7af864d30ccf047c6f5f814f09b.pdf)
本調査に関する問い合わせ先は受託業者と柏市窓口の二本立てで案内されています。受託業者は株式会社オリエンタルコンサルタンツ(関東支社 都市政策・デザイン部)で、担当は中村、渡部、大野。問い合わせ用メールは akebonoyama-park@oriconsul.com です。事業に関する柏市側の窓口は柏市 都市部 公園緑地課で、メールは koenryokuchi@city.kashiwa.chiba.jp となっています。
要点の整理(表)と締めのまとめ
以下に、本記事で触れた主要事項を整理した表を示します。参加を検討する事業者は、申込期限や対話期間、参照資料、問い合わせ先などをまずここで確認すると効率的です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレス発表 | 柏市(あけぼの山公園周辺の民間活力導入に関する第1回サウンディング調査) — 発表日:2026年8月24日 14:30 |
| 対象エリア | あけぼの山公園、あけぼの山農業公園及び周辺地域 |
| 参加申込締切 | 令和8年8月31日(月)17時(2026年8月31日) |
| 調査方法 | ヒアリング(Webまたは対面形式) |
| スケジュール(主な日程) | STEP1:8/24〜8/31(参加申込)/STEP3:9/4〜(資料配布)/STEP4:9/4〜9/11 15:00(事前アンケート)/STEP5:9/15〜10/5(対話) |
| 調査の主題 | 市場性、再整備方向、導入機能、参画意向、公募手法・役割分担、進め方等 |
| 参考資料 | サウンディング調査実施要領/あけぼの山周辺地域将来構想(PDF) |
| 受託業者(問い合わせ) | 株式会社オリエンタルコンサルタンツ(関東支社 都市政策・デザイン部)担当:中村、渡部、大野 Mail:akebonoyama-park@oriconsul.com |
| 行政窓口(事業問い合わせ) | 柏市 都市部 公園緑地課 Mail:koenryokuchi@city.kashiwa.chiba.jp |
| 今後の予定 | 第2回サウンディング(令和8年12月予定)→ 公募(令和9〜10年度予定)→ 再整備検討(令和11年度以降、予定) |
サウンディング調査は、市と民間の対話を通じて具体的な公募条件や再整備方針を磨くための場です。参加事業者は、あけぼの山の地域性や農業との結びつき、滞在拠点としての強化を念頭に置きつつ、自社の技術・ノウハウをどう活かすかを整理して臨むことが求められます。意見交換の結果は公募条件等の検討に活用される一方で、参加自体が将来の選定に直接結びつくわけではない点を踏まえた上で、期限内の申込と準備を進めることが重要です。