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羽田第1ターミナル北サテライト、9月1日供用開始で移動がより快適に

北側サテライト供用開始

開催日:9月1日

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北側サテライト供用開始
いつから使えるの?
2026年9月1日から供用開始。第1ターミナル北側の新サテライトは搭乗口6スポット(#24~#29)を備え、同日カードラウンジ「FOREST LOUNGE」もオープンします(発表:8/25)。
移動や環境面で何が変わるの?
固定橋6スポットでバス移動を削減、動く歩道10基や自動走行モビリティ「iino」「WHILL」で館内移動を支援。ZEB Orientedで一次エネ30%削減、太陽光で約80%を賄う設計です。

羽田第1ターミナル北側に新たなサテライトが誕生──供用開始と目的

日本空港ビルデング株式会社は、羽田空港第1ターミナル北側で整備を進めてきた「第1ターミナル北側サテライト施設」を2026年9月1日より供用開始すると発表しました。プレスリリースは2026年8月25日15時00分に公表されています。

第1ターミナルは1993年9月に供用開始されて以来、約33年にわたり旅客サービスを提供してきましたが、今回の北側サテライトは同ターミナルにおける大規模な拡張としては初の取り組みです。本施設の整備は、国が推進する首都圏空港機能の強化および防災・減災対策に対応するとともに、将来の航空需要の拡大に備え、旅客利便性を向上させることを目的としています。

羽田空港第1ターミナル北側サテライト施設を9月1日に供用開始 画像 2

整備の背景と意義

首都圏の空港機能強化と防災・減災の観点から、ターミナルの機能を拡張する必要性が高まっています。北側サテライトは旅客の搭乗・降機時に発生するバス輸送による移動負担を軽減するため、固定橋(搭乗口)を備えて直接搭乗できるスポットを6箇所設置します。

また、環境性能と利便性を両立させる設計を導入することで、「人にも環境にもやさしい先進的空港2030」の実現に寄与する施設として位置付けられています。

羽田空港第1ターミナル北側サテライト施設を9月1日に供用開始 画像 3

構造と環境性能:鉄骨造・木造ハイブリッドとZEB認証

本施設は、強度の高い鉄骨と温かみのある木材を組み合わせた鉄骨造・木造ハイブリッド構造を採用しました。1階を鉄骨造とし、2階以上に木造を取り入れる設計により、安全性と快適性の両立を図っています。

使用した木材は約1,800m³に及び、換算すると約10,000本分の樹木

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内装と空間の工夫

連絡通路は上下の梁を斜め材で繋ぐ構造により視線が抜ける開放的な空間を実現し、日本各地の森をイメージした香りの演出を取り入れています。ゲートラウンジには植栽や多様な形状の椅子を配置してくつろぎの場を創出し、固定橋は八の字壁で囲まれた形状により出発時と到着時で異なる心理的効果を意図した設計としています。

内装材としてはカバザクラ、スギ、ナラなどが用いられ、木の温もりを感じられる空間とすることで旅客の快適性向上に資しています。

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省エネルギーと再生可能エネルギーの導入

本施設は大規模建築物として、省エネルギー性能に関する国の認証である「ZEB Oriented」を取得しています。一次エネルギー消費量を30%以上削減した設計がなされており、建物のエネルギー需要を抑制する工夫が導入されています。

加えて太陽光発電設備により、年間約53万kWhを発電し、施設内で消費する電気の約80%を賄う計画です。こうした取り組みにより、サステナブルな社会への貢献を目指しています。

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旅客利便性を高めるサービスと施設の詳細

北側サテライトは旅客移動の利便性向上を意図して、動く歩道や自動走行モビリティなど複数の設備・サービスを導入します。これによりターミナル内移動の負担を軽減し、新たな移動体験を提供することを目的としています。

また、キッズスペースやカードラウンジなど、滞在時間を快適にするための施設も整備されています。

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移動支援設備の内容

  • 動く歩道:計10基(往復)を設置し、ターミナル内の円滑な移動をサポート。
  • 自動走行モビリティ「iino」:terminal.0 HANEDAの取り組みの一環として新モデルを導入。流線形でコンパクトなデザイン、人の流れに合わせて走行し、北側サテライトの利用時の移動負担軽減を目指す。
  • 自動運転サービス「WHILL」:既存の出発ゲートラウンジでの運用を北サテライトまで拡大し、航空機搭乗者の館内移動を支援。
自動走行モビリティ「iino」運用概要
運用時間:7:00~20:00(変動の場合あり)
定員:最大4名
速度:最大7km/h(変動の場合あり)
走行範囲:北側サテライト全域
料金:無料、予約不要
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FOREST LOUNGE(カードラウンジ)の特徴

新設されるカードラウンジ「FOREST LOUNGE」は、ターミナルの建築端材やカーボンニュートラル素材を活用したサステナブルな空間です。木質素材や緑を取り入れ、国内線ターミナル内の「POWER LOUNGE」の快適性を継承しつつ、落ち着いたインテリアを採用しています。

設計はゲートラウンジと連続性のあるオープンな構成で、羽田空港では初めてカフェと一体化したラウンジとなります。提携カードを持たない利用者にもテイクアウトでドリンクやスイーツを提供し、羽田空港限定のお土産も取り扱います。

  • 名称:FOREST LOUNGE(フォレスト ラウンジ)
  • オープン日:2026年9月1日
  • 場所:第1ターミナル北側サテライト 26番ゲート付近(保安検査通過後のエリア)
  • 営業時間:北側サテライト利用便に合わせて営業
  • 席数:22席
  • 利用料金:1,320円、4~12歳 660円、3歳以下 無料(提携クレジットカード保有者は無料)
  • サービス:ソフトドリンク(1杯目無料、2杯目以降有料)、有料のアルコール、フリーWiFi。カフェ単独利用は1杯目から有料。
  • 施設内機能:フラップ式案内表示器をデジタル再現した「ソラリー式FIS(フライトインフォメーション)」を設置
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キッズスペースと資源循環の取り組み

「空と森をつなぐHANEDAモデル」として、住友林業株式会社のサポートのもと「Airport Forest Circle Project」を推進します。本プロジェクトは空港内で幼苗を育成し、植樹によって森林を再生、成長後に収穫した木材を空港内の家具や建材として再利用する「木と環境の循環システム」を構築する取り組みです。

プロジェクトの第一歩として空港内での幼苗育成を開始し、循環木材を活用したキッズスペースを整備します。子どもたちが木のぬくもりに触れながら木育を学べる場とし、森林資源の価値を次世代に伝えることを目指しています。

また、ペットボトルキャップの回収箱を第1・第2ターミナルの一部に設置し分別回収を強化。キッズスペースの椅子や遊具の一部には、この回収したキャップを再利用した素材を採用し、資源循環を身近に感じられる工夫を施しています。

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施設概要と主要情報のまとめ

北側サテライトの主要スペックとサービスを以下の表に整理しました。本文で触れた全ての主要項目を網羅しています。

項目 内容
施設名称 第1ターミナル北側サテライト施設
供用開始日 2026年9月1日
発表元と日時 日本空港ビルデング株式会社、2026年8月25日 15:00
用途 空港旅客ターミナル施設
搭乗口 6スポット(#24~#29)
建築面積 約11,000㎡
延床面積 約21,000㎡
階数 地上3階
構造 鉄骨造・木造ハイブリッド構造(1階:鉄骨造、2階以上:木造採用)
主要木材 スギ、カラマツ、ナラ、カバザクラ(使用量:約1,800m³、樹木換算:約10,000本分)
環境認証 ZEB Oriented(一次エネルギー消費量を30%以上削減)
太陽光発電 年間発電量 約53万kWh(施設内消費電力の約80%を賄う想定)
導入設備 動く歩道(計10基)、自動走行モビリティ「iino」、自動運転サービス「WHILL」
FOREST LOUNGE オープン日:2026年9月1日/場所:北側サテライト 26番ゲート付近 (保安通過後)/席数:22席/利用料:1,320円、4~12歳 660円、3歳以下無料(提携カード保有者は無料)
キッズスペース等の環境配慮 Airport Forest Circle Projectによる幼苗育成・植樹・循環利用、ペットボトルキャップ回収と再利用素材の採用

以上が北側サテライト施設の供用開始に関する主要な情報の整理です。施設はターミナルの拡張として初めての大規模な取り組みであり、木材利用と省エネルギー技術を組み合わせることで環境負荷低減と旅客利便性向上を両立させることを目指しています。施設内の移動支援やラウンジ、キッズスペースなどは、利用者の滞在体験を向上させるために設計されています。