代々木アニメ学院、衣装デザイン科を2027年4月開講
ベストカレンダー編集部
2026年8月26日 14:55
衣装デザイン科開設
開催日:4月1日
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代々木アニメーション学院が“衣装デザイン科”を新設、業界実践とコラボで育成基盤を構築
株式会社代々木アニメーション学院(東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤太郎)は、2027年4月に新学科「クリエイター学部 衣装デザイン科」を開講することを決定しました。本発表は、2026年8月25日(火)に東京校で開催された「衣装デザイン科 記者発表会」にて正式に公表されました。代々木アニメーション学院がこれまで蓄積してきたエンターテインメント教育のノウハウと、数々のアイドル衣装を手掛けてきた衣装デザイナー・茅野しのぶ氏との協業により、現場で通用する技術と実践力を育てる点が大きな特徴となります。
この学科は茅野しのぶ氏にとって初の常設クラスとなり、紙のスケッチからデジタル作画まで一貫して学べるカリキュラム設計が予定されています。代々木アニメーション学院側は、所属アイドルグループなどの実際のIPを教育に活用することで、学生が実践的なフィードバックを受けられる環境を提供する点を強調しました。
開設の背景と狙い
代表取締役の伊藤太郎氏は、デジタル作画の重要性やアパレルとエンタメの融合の必要性を指摘し、茅野氏招聘の理由を説明しました。茅野氏自身も、学科での実践的な学びが学生の成長につながる点に期待を寄せています。
発表会では、学科の狙いとして次の要素が示されました:現場で活きるデザイン力の習得、アイドル・ライブ・VTuber・2.5次元などエンタメ領域に特化した衣装制作の実践機会、業界人からのフィードバックを通じた即戦力化。これらは代々木アニメーション学院が保有する運営タレントや制作リソースを教育に還元することで実現されます。
- 業界直結の実践機会:所属アイドルの衣装制作やステージ演出と連動した学習。
- デジタルと紙の両面学習:手描きスケッチからデジタル作画まで段階的に習得。
- 現役デザイナー指導:茅野しのぶ氏が講師を務め、実務経験に基づく教育を実施。
記者発表会の模様:茅野しのぶ氏と=LOVE大谷映美里によるトークと衣装の細部解説
発表会当日は、茅野しのぶ氏と代々木アニメーション学院代表の伊藤太郎氏による説明に加え、特別ゲストとして=LOVE(イコールラブ)の大谷映美里が登壇しました。大谷は茅野氏がデザインした新曲『恋、はじめました。』の衣装を実際に着用し、ステージ上で衣装の見どころを披露しました。
茅野氏は衣装のコンセプトや素材、生産のこだわりを詳細に紹介しました。大谷は着用感やパフォーマンス面での利便性、衣装が与える心理的効果について現役アイドルの視点で語りました。会場では「360°解説」と称した披露が行われ、来場者は衣装の細部を確認する機会を得ました。
衣装のデザインポイントと職人の技
茅野氏が説明した衣装の主要ポイントは次の通りです。=LOVEをドールのように見せるためのフリルやレースの多用、ドット柄とクラシックな秋冬の雰囲気の融合、リボンの独特な形状、ドットの中に=LOVEロゴを入れるなどの遊び心、群馬県桐生市のレース工場で生産されたレース使用など、素材とディテールに対するこだわりが随所に示されました。
実際の衣装には、ステージでの動きを考慮した工夫も施されています。スナップボタンでスカートの落下を防ぐ構造や、パフォーマンス中の視覚的効果を高める装飾の配置など、見えない部分の安全性・機能面にも配慮されています。
- リボンの形状
- 折れ曲がり、流れるような形状にして立体感を演出。
- ドット柄の工夫
- ドットの中に=LOVEロゴを埋め込み、発見の楽しさを設計。
- レースの産地
- 群馬県桐生市のレース工場で生産、手作業の切り出しで職人技を反映。
登壇者の言葉:衣装が持つ力と教育への期待
当日のトークセッションでは、登壇者それぞれが衣装と教育に関する見解を示しました。茅野氏は「衣装デザイン科」の特徴や教育方針、将来の人材像について具体的に語り、伊藤氏は学科設置の社会的意義と学院としての支援体制について述べました。
大谷映美里は、衣装を着ることで得られる心理的な影響や舞台上での表現力向上についてコメントしました。大谷は「衣装はアイドルにとって自信をくれる魔法」という表現で、衣装がパフォーマーにもたらす変化を端的に示しています。
主な発言の要旨
- 伊藤太郎(代々木アニメーション学院 代表取締役社長):デジタル作画の需要とアパレル領域の重要性を踏まえ、茅野氏との縁と信頼に基づいて講師招聘を決定したことを説明。
- 茅野しのぶ(衣装デザイナー):代々木アニメーション学院のIPや現場と直結した実践の場を活用し、紙とデジタル両方で描ける人材育成を目指すこと、衣装業界への興味を持つ若手を増やしたいという思いを述べた。また、自らも将来的に“脅威となる”ような才能をこの学科から輩出したいとの意向を示した。
- 大谷映美里(=LOVE):茅野氏の衣装を着る瞬間の高揚や、衣装が表現力や自信に与える影響を語り、デザイン面と機能面の両立に対する評価を述べた。
学科の構成・募集要項および開催概要の詳細
ここでは記者発表会で示された学科概要と、イベントの開催情報を整理して記載します。学科は2027年4月開講、修業年限は全日課程・2年制で、対象校舎は代々木アニメーション学院 東京校です。募集対象は「2027年4月時点で義務教育終了以上」の方で年齢・性別は不問とされていますが、留学生は出願できません。また、高等部や大学部と併学できる制度が設けられています。
記者発表会の開催概要は下記の通りです。会場は東京都千代田区神田三崎町1-3-9 MCビル7階(発表会会場)で、発表自体は2026年8月25日(火)11:30から12:20に実施され、プレスリリースは2026年8月26日 11:30に配信されました。
| 開催名称 | 衣装デザイン科開設 記者発表会 |
|---|---|
| 日時(発表会) | 2026年8月25日(火)11:30-12:20 |
| プレスリリース配信 | 2026年8月26日 11:30 |
| 会場 | 株式会社代々木アニメーション学院 東京校(東京都千代田区神田三崎町1-3-9 MCビル 7階) |
| 登壇者 | 茅野しのぶ(衣装デザイナー) / 大谷映美里(=LOVE) / 伊藤太郎(代々木アニメーション学院 代表取締役社長) |
衣装デザイン科の主な教育要項
以下は学科概要の要点です。募集定員は30名で、主な学習内容はアイドルやライブ、VTuber、2.5次元などエンタメ領域で求められる衣装の企画・デザイン・制作に重点を置いています。目指せる職種としては衣装デザイナー、スタイリスト、衣装制作会社勤務(アイドル衣装・ライブ衣装・MV衣装・舞台衣装・VTuber衣装・広告・CM)、ゲームやアニメのキャラクター衣装デザイナー等が挙げられています。
学科詳細は学院のコースページにも掲載されています。学習内容や入試に関する情報は下記URLで確認できます:
https://www.yoani.co.jp/course/creator/costume/
要点まとめ(表)と締めの一文
以下の表に、本記事で取り上げた主要な情報を整理しました。新学科の目的、開講時期、学習内容、定員、募集条件、そして発表会の開催情報を一覧にしています。これにより、発表内容の重要点を瞬時に把握できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学科名 | クリエイター学部 衣装デザイン科 |
| 開講時期 | 2027年4月 |
| 修業年限 | 全日課程(通学)・2年制 |
| 対象校舎 | 代々木アニメーション学院 東京校 |
| 募集対象 | 2027年4月時点で義務教育終了以上(年齢・性別不問)、留学生は不可。高等部・大学部との併学可能。 |
| 定員 | 30名 |
| 主な学習内容 | アイドル・ライブ・VTuber・2.5次元向けの衣装企画・デザイン・制作 |
| 目指せる職種 | 衣装デザイナー、スタイリスト、衣装制作会社勤務、ゲーム・アニメキャラクター衣装デザイナー等 |
| 発表会日時 | 2026年8月25日(火)11:30-12:20 |
| 発表会会場 | 代々木アニメーション学院(東京都千代田区神田三崎町1-3-9 MCビル 7階) |
| 発表登壇者 | 茅野しのぶ / 大谷映美里(=LOVE) / 伊藤太郎 |
| 関連リンク | https://www.yoani.co.jp/、https://www.yoani.co.jp/course/creator/costume/ |
今回の発表会では、茅野しのぶ氏の実務経験に基づく教育方針と、代々木アニメーション学院の持つ実践機会の活用が明確に示されました。衣装のデザイン面・機能面・産地や職人技への配慮といった具体的な事例を通して、学生に提供される学びの中身が詳細に説明された点が特徴です。学科の開講は2027年4月で、学びの対象や募集要項などは上記の通りです。