9/3開幕|ソウルで日台のデジタル美術展
ベストカレンダー編集部
2026年8月30日 21:01
NEW MEDIA 後期展示
開催期間:9月3日〜9月13日
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ソウルで交差する日台のデジタル表現:国際展の趣旨と会期
ArtFanders株式会社が企画・主催する国際展「NEW MEDIA / NEW TECHNOLOGY / NEW ARTISTS」の後期展示が、2026年9月3日(木)から9月13日(日)まで韓国・ソウルのHOTEL ANTEROOM SEOUL内 GALLERY9.5 SEOULで開催されます。企画は日本・韓国・台湾のアーティストとキュレーターがリレー形式で展開するもので、前期展示に続く後期では新たに日本のキュレーター 吉田山と台湾を拠点に活動するゲストキュレーター Chia-Lin Angie Leeを迎えます。
本展は、ゲームエンジン、ネットワークデータ、リアルタイム・コンピューティング、VR、AI、インスタレーション等、多様なテクノロジーとメディアを横断する作品群を通じて、デジタル文化が知覚や身体、アイデンティティ、社会のあり方に与える影響を問います。入場は無料で、開場時間は毎日11:00〜20:00です。会場住所は 153 Dosan-daero, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea となります。
展覧会の主旨と前期の流れ
このプロジェクトは、単なる展示に留まらず、参加者や来場者の間で国やジャンルを越えた対話を生むことを目的としています。前期ではオープニングレセプションやキュレータートークを実施し、作品展示を起点に様々な交流が生まれました。YouTubeにて一部の様子が公開されています(https://youtube.com/shorts/xZBuG5Pob0Q)。
後期展示は、前期で生まれた視点を継承しつつ新たな参加者を加えることで、デジタル時代における表現と鑑賞の関係をさらに深める構成となっています。会期中には、参加アーティスト自身が作品背景や制作プロセスを語るアーティストトークも行われます。
参加アーティストとキュレーション:作品の核となる視点
後期展示には台湾から2組、日本から2組、計4組が参加します。台湾のニューメディア・アートコレクティブ 2ENTER とアーティスト Chen Chen(陳琛)、日本からは たかくらかずき(Takakurakazuki) と みょうじ なまえ(Namae Myoji) が出品します。各作家はデジタル技術を用いた独自の実践を通じ、現代のデジタル文化の諸相を提示します。
キュレーションは吉田山(日本)とゲストキュレーター Chia-Lin Angie Lee(台湾)によって行われ、両者の視点が交差することで、地域的な差異と共通項を浮かび上がらせる構成となっています。
2ENTER(台湾)
2ENTERはチョウ・チンホー(周靖豪)、ホー・チェンシー(何承禧)、チェン・ウェイチー(陳威齊)の3名で構成される台湾拠点のニューメディア・アートコレクティブです。インタラクティブ・インスタレーション、映像、インターネットデータ、ゲームエンジン、リアルタイム・コンピューティングなどを用い、都市・自然・テクノロジー・人間のあいだで生まれる関係性を探究します。
本展では「Project DATA-VERSE」シリーズを中心に、ネットワーク上のデータが私たちの知覚や日常に与える影響を提示し、デジタルで生成される環境と現実空間を往復する表現を展開します。
Chen Chen(陳琛)|台湾
1997年高雄生まれ。国立台北芸術大学(TNUA)美術学部修士課程を修了。ニューメディアやビデオ・インスタレーションを中心に制作し、武術映画を研究対象とした作品群で知られます。デジタル技術やインターフェース、自身の経験を用いて映画を解体・再構築し、仮想空間における身体性やデジタル社会における身体とテクノロジーの関係を探究しています。
経歴には、2021年のアーティスト・イン・レジデンス参加、2022年TNUA Contemporary Art Prizeファイナリスト、2023年Taipei Digital Art Festival参加、2024年個展『The Severed Arm』、2026年EXPO CHICAGO出展などがあります。
たかくらかずき / Takakurakazuki(日本)
1987年生まれ。東京造形大学大学院修了。ビデオゲーム、ピクセルアート、VR、NFT、AIなどを横断する表現で、東洋思想(仏教等)を現代美術の文脈へと接続する制作を行います。デジタルデータの価値やキャラクターバリエーションの美学をテーマに、国内外で展示を重ねています。
主な展示にGINZA SIXエントランス展示「ハイパーマン・バン・ゴ・オー(2025)」、BUG企画「キャラクター・マトリクス(2024)」、山梨県立美術館での個展「メカリアル(2023)」などがあります。
みょうじ なまえ / Namae Myoji(日本)
1987年生まれ。兵庫県出身。2019年に東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業。身体、性、アイデンティティとその消費に関する問題をインスタレーションで扱い、作品内にナラティブを組み込むことで物語性の潜在力を探る制作を行っています。
主な出展に個展「In the Room(HARUKA ITO/2025)」「『元始、女性は太陽であった』のか?(KOTARO NUKAGA Three/2025)」、SICF23 Exhibition部門グランプリ展などがあります。
展示の技術基盤と鑑賞体験:egoGraphicaがもたらす対話型鑑賞
本展では、ArtFandersが開発したAIアート鑑賞プラットフォームegoGraphica(エゴグラフィカ)を導入しています。egoGraphicaはアーティスト本人への独自インタビューや作品情報、ステートメント、制作背景といった一次情報を基に、各アーティスト専用の「Artist AI」を構築する仕組みです。
来場者はスマートフォンからチャットまたは音声対話を通じ、「なぜこの作品を作ったのか」「モチーフの意味は何か」といった問いを投げかけることができます。鑑賞行為はこれまでの一方向的解説から、来場者の問いを起点にアーティストの思考に触れる対話型へと移行します。作品に関する追加情報や購入の案内も同プラットフォーム上で可能です。
egoGraphicaの導入時期と参照情報
egoGraphicaは2026年5月23日に提供を開始しました。サービスサイトは https://app.egographica.art/、LPサイトは https://egographica.art/、コンセプトムービーは https://youtu.be/UwnrnlvDER0?si=hVjv3iJwrZKkOdsu で公開されています。
また、egoGraphicaは日本語・台湾語・韓国語など異なる言語圏をAIでつなぐ設計により、国や言語を超えてアーティストの思考と作品にアクセスする新たな鑑賞のあり方を提示します。
- egoGraphica 主なメンバー
- Director:吉田理穂(ArtFanders株式会社)
- Graphic Design:Hibiki Amano(株式会社newparade)
- UI/UX Design:Takuto Maegawa(株式会社newparade)
- UI Design:武田萌花
- AI開発:野呂 歩希(株式会社おもしろテクノロジー)
- AI開発:オオウチアラタ(Original SIN Architecture)
- テックリード / アプリケーション開発:坂本忠亮
- フロントエンド / アプリケーション開発:稲垣凛太郎
- バックエンド / アプリケーション開発:桑野樹希
- Concept Film(movie):株式会社newparade
- Concept Film(Sound):オオウチアラタ(Philtz)
開催情報、イベント、関係者の一覧
後期展示期間中の主なイベントは、参加アーティストによる「Artist Talk & Networking」です。本イベントは2026年9月4日(金)18:00〜19:00にGALLERY9.5 SEOUL内で開催され、参加費は無料です。参加アーティストは状況により変更となる場合があります。
なお、本プロジェクトはものづくり補助金の支援を受けて実施されています。主催はArtFanders Inc.、共催はArtist Cafe FukuokaおよびHOTEL ANTEROOM SEOULです。マッチング協力はArtist Cafe Fukuoka、協力にHARUKAITO by island、豊川泰行(HOTEL ANTEROOM KYOTO)、おもしろテクノロジー株式会社、株式会社Walkersなどが名を連ねています。
開催概要(要点)
- 展覧会名:NEW MEDIA / NEW TECHNOLOGY / NEW ARTISTS – Seoul(後期)
- 後期会期:2026年9月3日(木)〜2026年9月13日(日)
- 開場時間:11:00〜20:00
- 会場:HOTEL ANTEROOM SEOUL / GALLERY9.5 SEOUL
- 住所:153 Dosan-daero, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea
- 入場料:無料
運営・マネージメント
統括プロデューサーは伊藤 悠(アイランドジャパン株式会社)。キュレーターには吉田山(日本)およびHong Leeji(韓国国立現代美術館[MMCA])が関わっています。ディレクターはArtFanders株式会社代表の吉田理穂です。アートコーディネーター/グラフィックデザインはmaya、インストーラーは高村佳典が担当しています。
問い合わせはArtFanders公式へ(info@artfanders.com)。ArtFandersの概要やプロジェクト詳細は https://www.artfanders.com/ を参照できます。
整理表:展示の主要情報
以下の表に本展の主要情報をまとめます。出展アーティスト、会期、会場、主要テクノロジー、関連連絡先やプラットフォーム情報を洗い出して整理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | NEW MEDIA / NEW TECHNOLOGY / NEW ARTISTS – Seoul(後期) |
| 会期 | 2026年9月3日(木)〜2026年9月13日(日) |
| 開場時間 | 11:00〜20:00 |
| 会場 | HOTEL ANTEROOM SEOUL / GALLERY9.5 SEOUL 住所:153 Dosan-daero, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea |
| 入場料 | 無料 |
| 参加アーティスト | 2ENTER(チョウ・チンホー、ホー・チェンシー、チェン・ウェイチー)/Chen Chen(陳琛)/たかくらかずき(Takakurakazuki)/みょうじ なまえ(Namae Myoji) |
| キュレーター | 吉田山(日本)、Chia-Lin Angie Lee(台湾/ゲストキュレーター)、Hong Leeji(MMCA) |
| ディレクター | 吉田理穂(ArtFanders Inc. CEO) |
| 主催・共催等 | 主催:ArtFanders Inc. 共催:Artist Cafe Fukuoka / HOTEL ANTEROOM SEOUL 協力:HARUKAITO by island、豊川泰行(HOTEL ANTEROOM KYOTO)、おもしろテクノロジー株式会社、株式会社Walkers |
| 特別ツール | egoGraphica(AIアート鑑賞プラットフォーム) — 提供開始:2026年5月23日 サービスサイト:https://app.egographica.art/ LP:https://egographica.art/ |
| イベント(Artist Talk & Networking) | 日時:2026年9月4日(金)18:00〜19:00 会場:GALLERY9.5 SEOUL(HOTEL ANTEROOM SEOUL) 参加費:無料(出演者は状況により変更の可能性あり) |
| 問い合わせ | info@artfanders.com / https://www.artfanders.com/ |
本記事はArtFanders株式会社が発表したプレスリリースの情報を基に、会期・参加者・テクノロジーや運営体制などを整理して伝えるものです。企画はものづくり補助金の支援を受けて実施されています。展示、イベント、導入されるAIプラットフォームの詳細は上記の連絡先および公式サイトで確認できます。
(発表元:ArtFanders株式会社/配信日時:2026年8月30日 17:08)