9月14日発売|SAKE HUNDRED『来火』世界基準の辛口
ベストカレンダー編集部
2026年9月2日 11:56
来火(RAIKA)発売
開催日:9月14日
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新しい「辛口」への挑戦──SAKE HUNDREDの『来火』が描く世界基準のドライ
2026年9月2日、株式会社Clearが展開する日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、フラッグシップ『百光(びゃっこう)』と双璧をなす新商品『来火(らいか)』を発表しました。発表は同日午前9時、事前登録者限定での発売が2026年9月14日(月)に決定しており、価格は22,000円(税込)です。
『来火』はSAKE HUNDREDが2年ぶりに投入するレギュラー商品であり、ブランドが長年追求してきた「透明感」「個性」「品質」とは異なる軸から、日本酒の辛口を再定義する意図があります。ブランドのこれまでの主軸であった甘やかで透明感のある味わいを特徴とする『百光』とは対照的に、「ドライ」と「複雑性」を世界基準で具現化した一本です。
背景と狙い
SAKE HUNDREDはブランドパーパスとして「世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』」を掲げ、高級酒市場での存在感を目指してきました。『百光』は累計40万人が抽選応募するほどの注目を集めたフラッグシップであり、その実績を踏まえて、次に示すべき日本酒の表現として、新しい「辛口」を提示する必要があると判断しました。
世界のワインやスピリッツにおいて高級酒を語る際の重要な価値軸である「ドライ」と「複雑性」を、日本酒の文脈で再解釈し、飲み終えた後に明確なキレを感じさせる一方で、飲んでいる間は香味の多層性を楽しめる味わいを目指しています。
香りから余韻までの詳細──『来火』の味わい設計
『来火』は外観、香り、口当たり、余韻の各要素を緻密に設計し、飲みごたえのある複雑さと洗練されたドライフィニッシュを両立させています。以下に、プレスリリースに示された各要素を具体的に整理します。
香り、口当たり、余韻はそれぞれ異なる層を持ち、時間の経過や酒器によって表情が変わる点も設計趣旨の重要な部分です。ここではそれぞれを詳細に説明します。
香りと口当たり
香りは白い花を思わせる繊細な立ち上がりから、若い洋梨や白桃の皮のようなフレッシュなアロマが層を成して広がります。清らかで繊細な印象が際立つ設計です。
口当たりはアタックが非常にクリーンで、ドライかつ鮮烈。シャープな酸と端正な旨味が一直線に広がり、ハーバルなニュアンス(山椒の若葉、セルフィーユ、レモンバームのような青く清涼感のある香り)が余分な甘味を遮ります。白玉や求肥を想起させる米本来の旨味を、輪郭のあるミネラルが静かに支えるバランスが特徴です。
余韻と構造
フィニッシュでは蕗の薹やグレープフルーツピールを思わせる心地よいほろ苦さが現れ、昆布出汁を想起させるミネラルや海藻的な香りが全体に冷涼で硬質な輪郭を与えます。その結果、爽やかなドライな余韻が持続します。
このような構造により、飲んでいる間は複雑な香味が展開しつつ、飲み終えた印象は«決定的にドライ»であり、世界の高級酒に通用する味わいを目指しています。
- 外観:淡くイエローを帯びた輝きのあるクリスタル
- 香り:白い花、若い洋梨、白桃の皮のフレッシュなアロマ
- 口当たり:クリーン、ドライ、シャープな酸と端正な旨味
- 余韻:ほろ苦さ、昆布出汁を思わせるミネラル感
料理との相性と酒器による表情の違い
『来火』は繊細な魚料理から骨格のある中華や和食まで対応するペアリングの幅を持っています。発酵や旨味と呼応する料理だけでなく、旨味を引き立てることで料理の側も高める相互作用が期待されます。
また、酒器を変えることで印象が大きく変わる設計になっており、ワイングラスでは複雑性が際立ち、平盃では辛口としての骨格が際立ちます。以下に推奨される組み合わせを示します。
おすすめペアリング
- 蕪と平目のカルパッチョ — 繊細な魚の旨味と清涼感が調和
- 甘鯛の昆布締め — 発酵由来の旨味とミネラルが呼応
- 白味噌仕立ての筍の木の芽焼き — 発酵の香りと合わせて複雑性を引き出す
- 蛤と筍の豆豉蒸し — 発酵と発酵が響き合う組み合わせ
- 河豚のムニエル、地鶏の甜麺醤炒め — 骨格のある料理とも遜色なく対峙
酒器による違い
ワイングラス(小ぶりな白ワイングラス、リースリングやソーヴィニヨンブランに適した形)を使用すると、香りの立ち上がりやフルーティな層が豊かに感じられ、『来火』の複雑さとドライさの両面を最大限に体験できます。
平盃(例:木本硝子 Marlene XANA/cut <雅>や薄手のガラス・磁器平盃)では香りが抑えられ、輪郭が引き締まることで辛口としての骨格が際立ちます。食中酒として料理と向き合う場面では、平盃で静かに味わうことが適しています。
製造のこだわりと醸造パートナー
『来火』は精米歩合、原料米、仕込み水などの要素を精査し、28%という高精白でありながら雑味を抑えて辛口の骨格を保つ設定を採用しました。高精白による淡い味わいのリスクと、磨き不足による雑味のリスクを両立させないための「最適値」として導き出された数値です。
原料には麹米として岡山県産の山田錦、掛米として佐渡産の飯米・こしいぶきを採用しています。麹の品質管理には酒米の特性が重要であり、一方で掛米に飯米を用いることで丸みのある甘味と溶けやすさを確保し、狙いの辛口へとつなげています。
水と原料の詳細
- 仕込み水
- 佐渡・金北山の伏流水。硬度80mg/L、カルシウム硬度75、マグネシウム硬度5という比率で、マグネシウム由来のほろ苦さとカルシウムによる味わいの膨らみをもたらします。
- 麹米
- 岡山県産 山田錦(麹米として使用)
- 掛米
- 佐渡産 こしいぶき(飯米)。割れづらく綺麗に溶けるため雑味が出にくく、佐渡の風土表現にも寄与。
- 精米歩合
- 28%
醸造パートナー:天領盃酒造
『来火』の醸造は新潟・佐渡島の天領盃酒造が担当しました。天領盃酒造は江戸時代より続く蔵で、一時は廃業寸前を経て加登仙一氏が蔵を継承し、立て直しを果たしています。伝統を重んじつつ革新的な挑戦を行う蔵として、今回の高精白酒づくりは同社にとっても新たな領域でした。
加登仙一氏は2018年に蔵を継ぎ、SAKE HUNDREDと同じく業界外からの参入組として覚悟を持って取り組んできた点を共通認識として述べ、SAKE HUNDREDからの声がけに二つ返事で応じたとコメントしています。高精白の酒造りは天領盃酒造にとって初めての挑戦であったが、目指した味わいを表現できたとの言葉が寄せられています。
発売情報、スペック、ブランド運営体制
『来火|RAIKA』の基本スペックと発売情報を以下に整理します。事前登録は発表日である2026年9月2日から開始され、事前登録者限定での発売が2026年9月14日に行われます。なお発売は飲食店・小売店を除くチャネルでの提供を想定しています。
商品に関する問い合わせや会員登録、購入に関しては公式サイトの案内に従ってください。会員登録は無料で、限定イベントや限定商品販売の案内が届く仕組みになっています。
| 製品名 | 来火|RAIKA |
|---|---|
| コンセプト | 溢れる個性、味わう辛口。世界基準のドライと複雑性を併せ持つ日本酒 |
| 製造者 | 天領盃酒造(新潟・佐渡) |
| 原料米 | 麹米:岡山県産 山田錦/掛米:佐渡産 こしいぶき(飯米) |
| 精米歩合 | 28% |
| アルコール分 | 13.6% |
| 内容量 | 720ml |
| 価格 | 22,000円(税込) |
| 事前登録開始日 | 2026年9月2日(水) |
| 発売日(事前登録者限定) | 2026年9月14日(月) |
| 商品ページ | https://jp.sake100.com/products/raika |
注記:※1 レギュラー商品は限定商品やコラボレーション商品を除く定常的なラインナップを指します。※2 発売は飲食店、小売店を除くチャネルを対象としています。
ブランドと企業情報
SAKE HUNDREDは「世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』」を掲げるブランドであり、日本酒を最高峰のグローバルブランドとして定義することを目標のひとつにしています。これまでにフラッグシップ『百光』を中心に複数の銘柄を展開してきました。
運営は株式会社Clear。会社概要は以下のとおりです。
- 会社名
- 株式会社Clear
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷1丁目1番16号 青山江崎ビル5階
- 設立
- 2013年2月7日
- 代表取締役
- 生駒龍史
- 資本金
- 1億円
- 事業内容
- 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」運営(公式サイト:https://jp.sake100.com/)
ブランドオーナー生駒龍史は、『来火』について、これまでの甘味基調の設計経験を経て初めて明確に描けるようになった理想の辛口であり、日本国内外の両面で評価される可能性を持つとコメントしています。天領盃酒造の加登仙一氏も共同の挑戦として高精白の新たな領域に挑み、目指した味わいの表現が叶ったと述べています。
要点の整理表と締めくくり
以下の表は本記事で触れた『来火』の主要情報を整理したものです。発売日、価格、スペック、製造者、原料、仕込み水の特性など、購入検討や参考のための要点を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 来火(RAIKA) |
| コンセプト | 溢れる個性、味わう辛口。世界基準のドライと複雑性を併せ持つ |
| 製造者 | 天領盃酒造(新潟・佐渡) |
| 原料米 | 麹米:岡山県産 山田錦/掛米:佐渡産 こしいぶき(飯米) |
| 精米歩合 | 28% |
| アルコール分 | 13.6% |
| 内容量 | 720ml |
| 価格 | 22,000円(税込) |
| 事前登録開始日 | 2026年9月2日(水) |
| 発売日(事前登録者限定) | 2026年9月14日(月) |
| 仕込み水(硬度等) | 金北山の伏流水:硬度80mg/L(Ca 75、Mg 5) |
| 商品ページ | https://jp.sake100.com/products/raika |
『来火』はSAKE HUNDREDが描く二つの柱のうちの一つとして、フラッグシップ『百光』とは異なる方向から日本酒の可能性を切り拓く位置づけです。発表に伴う事前登録は公式サイトで受け付けています。製造には佐渡の風土や伝統を含む素材と技術が反映されており、国内外の評価を意識した味わい設計が随所に盛り込まれています。
本記事はプレスリリースの内容をもとに、発表の背景、味わいの解説、製造面のこだわり、販売情報および企業情報を網羅的に整理しました。詳しい購入方法や会員登録、限定イベントの案内は公式サイトを参照してください。