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浅野屋と長野県が共創 赤果肉りんごのアップルパイ

連携協定締結

開催日:9月2日

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連携協定締結
赤果肉りんごって普通のりんごと何が違うの?
果肉が赤く染まる希少品種で、外見だけでなく酸味と香りに特徴がある。浅野屋は苗木から育て風味を最大限に活かすアップルパイ開発を目指している。
そのアップルパイっていつ買えるの?
段階的に試作と限定販売を予定。初結実は2028年、限定先行販売は2029年、本格的な全国展開は2030〜2031年を見込んでおり、年間販売目標は5万個。

長野県と浅野屋が結ぶ「食」を通じた共創の枠組み

2026年9月2日、株式会社浅野屋は長野県と個別連携協定を締結しました。締結式は同日開催され、本協定は双方の強みと資源を活かし、食を通じて信州の魅力を国内に広く伝えることを目的としています。プレスリリースは同日12時46分に発表され、浅野屋は今後の連携を通じて県産品の価値向上や認知度向上に取り組むと明示しました。

浅野屋の本店は長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738にあり、代表取締役社長は佐々木一郎氏です。浅野屋は1933年の創業以来、軽井沢や関東圏で老舗ベーカリーとしての地位を確立しています。本協定では長野県庁のバックアップを受け、産官連携による中長期的なプロジェクトを進めることが合意されています。

長野県と「食」を通じた連携協定を締結 栽培から商品開発まで参画し、5年後の本格収穫&商品化へ 希少な「赤果肉りんご」を全国へ、産官連携の共創型プロジェクト始動 画像 2

連携の範囲と目的

この個別連携協定で明記された連携事項は三点です。第一に、長野県産品等の価値向上に向けた食のイノベーション。第二に、首都圏等における信州ブランドの認知度向上に向けた情報発信。第三に、本協定の目的を達成するために必要なその他の事項です。これらは連携の全体方針を示すものであり、単発的な素材利用にとどまらない一貫した取り組みを想定しています。

以下に連携事項を整理します。

  • 長野県産品の価値向上:食材の開発・改良・加工技術の連携。
  • 情報発信:首都圏を含む主要市場でのブランド強化とプロモーション。
  • 運営上の必要事項:協定目的を達成するための各種支援・調整。
長野県と「食」を通じた連携協定を締結 栽培から商品開発まで参画し、5年後の本格収穫&商品化へ 希少な「赤果肉りんご」を全国へ、産官連携の共創型プロジェクト始動 画像 3

苗木から関わる『赤果肉りんごのアップルパイ』プロジェクトの具体像

本プロジェクトの正式名称は『信州産「赤果肉りんごのアップルパイ」プロジェクト 〜5年後の約束〜』です。浅野屋は既成の果実を仕入れて商品化するのではなく、自社で原料を育てるところから商品開発を行う中長期プロジェクトを掲げています。使用するのは、果肉まで鮮やかな赤色に染まる希少な長野県産の「赤果肉りんご」です。

プロジェクトの特徴は、栽培段階から商品づくりまで一体的に進める「木から関与する」アプローチです。品種開発・普及の第一人者である吉家一雄氏の指導を受け、長野県飯綱町の「ファームトヤ」に浅野屋専用の樹を設置しました。単なる素材供給ではなく、作り手とともに原料を育成し、その特性を製品設計に反映します。

現地での作業とスタッフの関与

2026年3月に実施した「接ぎ木」を皮切りに、浅野屋のスタッフ自らが剪定や摘果などの農作業に参加しています。こうした実践を通じて栽培知識を習得し、りんごの成長段階に応じた品質管理・収量管理のノウハウを社内に蓄積します。

浅野屋が行う農作業の主な項目は次の通りです。

  1. 接ぎ木および苗木の植え付け管理。
  2. 剪定・摘果などの樹勢管理。
  3. 収穫前の品質判定と試作用の果実選定。

ロードマップと商品化計画、販売目標

プロジェクトは5年間のロードマップを掲げ、段階的な取り組みを計画しています。2026年の開始から2030〜2031年の本格収穫・グランドリリースまで、各年における目標と活動が明確に定められています。

また、浅野屋は完成後のアップルパイを自社の新たな看板商品に育てることを目指しており、全店舗で年間5万個の販売を中期目標に据えています。軽井沢の本店を含む各店舗および首都圏の展開を通じて、赤果肉りんごの魅力を全国へ広げる計画です。

プロジェクトの年度別目標

収穫までの5年間のロードマップは次の通りです。各年の目的が明確に設定されており、栽培技術の習得や段階的な商品化を想定しています。

  1. 2026年(1年目):プロジェクト始動。スタッフ立ち会いのもと「接ぎ木」を実施。
  2. 2027年(2年目):若木の育成・土壌づくりの学習。
  3. 2028年(3年目):初結実。少量収穫およびプロトタイプの試作発表。
  4. 2029年(4年目):木の成熟。限定店舗での先行プレリリース。
  5. 2030年〜2031年(5年目):本格収穫・グランドリリース。浅野屋の看板商品として全国展開。

この工程を通じて、単なる季節商品ではなく継続的な供給体制と品質安定を目指します。試作段階で得られるデータを基に配合や焼成工程を最適化し、赤果肉りんごの色味や酸味を最大限に活かしたアップルパイの商品仕様を確立します。

商品展開の想定と情報発信、企業情報

浅野屋は長年の店舗展開と製パン・菓子製造の経験を活かし、完成したアップルパイを軽井沢をはじめ首都圏など各店舗で提供することを計画しています。さらに、県との連携により情報発信やブランド認知の向上施策を共同で実施する方針です。

当面は試作や限定販売を繰り返しながら消費者の反応を確認し、2030年以降の本格リリースに向けて段階的に拡大する戦略です。販売目標の数値は年間5万個であり、これは全店舗での合算を前提とした目標値です。

会社概要・問い合わせ先

浅野屋の基本情報と問い合わせ先は以下の通りです。公式情報は同社のウェブサイトで提供されています。

社名
株式会社浅野屋
本店所在地
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738
代表
代表取締役社長 佐々木一郎
公式サイト
https://b-asanoya.com/

本プロジェクトは長野県飯綱町の「ファームトヤ」で実施され、吉家一雄氏の技術指導と長野県庁の支援のもと進行しています。プレスリリースにはプロジェクト開始の具体的日付や実施済みの作業(2026年3月の接ぎ木、2026年9月2日の協定締結式)が明記されています。

要点の整理(プロジェクトの主要情報一覧)

以下の表に本プレスリリースで示された主要事項を整理します。プロジェクトの目的、スケジュール、目標数値、関係者・場所などを網羅しています。

項目 内容
プロジェクト名 信州産「赤果肉りんごのアップルパイ」プロジェクト 〜5年後の約束〜
発表日 2026年9月2日(プレスリリース:同日12時46分)
実施主体 株式会社浅野屋(代表取締役社長 佐々木一郎)
連携先 長野県、長野県庁、吉家一雄氏(赤果肉りんごの品種開発・普及の第一人者)
栽培場所 長野県飯綱町「ファームトヤ」
実施済み作業 2026年3月:接ぎ木(浅野屋専用樹の設置)/2026年9月2日:連携協定締結式
ロードマップ(年次) 2026年:始動・接ぎ木/2027年:若木育成・土壌づくり/2028年:初結実・少量収穫と試作/2029年:先行プレリリース/2030〜2031年:本格収穫・グランドリリース
目標販売数 年間5万個(全店舗合計での目標)
使用品種 長野県産の希少な「赤果肉りんご」(果肉が赤色に染まる品種)
プロジェクトの特徴 栽培段階から関与する一体型の原料づくりと商品づくり。吉家氏の指導のもと浅野屋スタッフが剪定・摘果等の農作業に参加
問い合わせ先 株式会社浅野屋 公式ホームページ:https://b-asanoya.com/

本稿はプレスリリースの内容をもとに構成しています。実施予定や目標に関する数値、時期、関係者の氏名・所在地などは、発表時点の情報を正確に反映しています。