9月9日開幕|熱エネルギー展(I-TEX)が幕張で初開催

第1回 熱エネルギー展 | 開催期間:9月9日〜9月11日

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第1回 熱エネルギー展
開催日はいつ?会場や入場方法はどうなってるの?
2026年9月9日〜11日、幕張メッセで開催。入場は無料だが事前の来場登録が必須で、各日10:00〜17:00。主催はRX Japanで、取材は事前申込制です。
どんな企業や技術が出るの?行くメリットは?
ボイラ、廃熱回収、ヒートポンプ、蓄熱材、熱制御建材などの実装技術が一堂に。富士電機や三菱重工らの実機・事例を見て導入検討や商談ができる場です。

熱が脱炭素の主戦場となる理由と展示会の意義

電力だけの対策では製造業やデータセンター、ビルなどにおける脱炭素(カーボンニュートラル)は完結しないとの認識が広がっています。蒸気・温水・乾燥・加熱といった熱エネルギーは、食品、化学、鉄鋼、自動車、半導体など幅広い産業で不可欠であり、産業分野のエネルギー消費の約6割を占めると言われます。そのため、工場や施設での「熱の作り方・使い方・回収・制御」を見直すことが、GX(グリーントランスフォーメーション)の実装段階では最重要課題の一つです。

この状況を受け、RX Japan合同会社は2026年9月9日(水)から11日(金)までの3日間、幕張メッセにて「第1回 [国際] 熱エネルギー展【秋】 -I-TEX JAPAN-」を初開催します。本展示会は世界最大級のエネルギー総合展「スマートエネルギーWeek【秋】」内で開催され、熱エネルギー分野に特化した専門展示会として、熱を作る・管理する・活用する技術が一堂に集まります。

工場の脱炭素は「熱」が主戦場。見過ごされてきた「産業熱」に注目。日本のGX実現を左右する“熱エネルギー”をテーマにした展示会「[国際]熱エネルギー展【秋】-I-TEX JAPAN-」を初開催 画像 2

政策的背景と産業ニーズ

政府は2025年2月に「GX2040ビジョン」を閣議決定し、産業の電化や燃料転換を示しています。加えてNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は「製造分野における熱プロセスの脱炭素化」を推進しており、国を挙げて熱分野の対策が加速しています。こうした政策的な動きに伴い、企業側も電力需要の増加(たとえばAI向けデータセンターの拡大)により、冷却・排熱最適化を含めた熱マネジメントの高度化が喫緊の課題となっています。

本展示会は、企業や自治体、研究機関が直面する課題に対し、「現場で使える技術」や「システムとしての最適化」を提示する場になることが意図されています。展示会を通じて、熱エネルギーに関わる技術の横断的な適用や、既存設備の効率化、未利用熱の利活用などが議論されることが期待されます。

工場の脱炭素は「熱」が主戦場。見過ごされてきた「産業熱」に注目。日本のGX実現を左右する“熱エネルギー”をテーマにした展示会「[国際]熱エネルギー展【秋】-I-TEX JAPAN-」を初開催 画像 3

出展技術のラインナップと各社の主力製品

展示会ではボイラ、廃熱回収、ポンプ、ヒートポンプ、蓄熱材など「熱のつくり方・使い方・回収・制御」に関わる多様な技術が出展されます。ここではリリースで紹介された出展製品の内容を、企業ごとに整理して紹介します。

下記はリリースに掲載された出展企業と製品説明の全文を整理したものです。表現の省略は行っていません。

ポルタパーク (株)

【世界初公開】電力を使わず、静かで温度ムラのない快適な室内空間を実現する建材パネルを展示します。蓄熱材・断熱材と一体化した屋根用・壁用のサンドイッチパネルで、室内側から「蓄冷材層」「室内ベイパーチャンバー(蒸発器)」「高断熱層」「室外ベイパーチャンバー(凝縮器)」を一体化させた4層構造です。

このパネルは熱をコントロールする空調機能性建材として、自律的に快適温度を保つ建物を実現することを目指しています。

矢崎エナジーシステム (株)

廃熱・自然エネルギーを活用した環境適応型農業システムを出展します。太陽光発電や工場廃熱・太陽熱を活用し、一年中“常春”の環境を再現したハウスでいちごを栽培する取り組みです。

吸収式冷却ユニットや環境制御技術を駆使し、暑さに弱いいちごの安定した周年栽培を実現。さらに地域熱供給やビニールハウスでの次世代農業へと結びつける、最適な熱循環モデルを構築します。

(株) Blossom Energy

黒鉛を蓄熱材として用いる熱エネルギーソリューションを紹介します。太陽光や風力など再生可能エネルギーの余剰電力を熱として蓄え、温水や温風として安定的に供給する仕組みです。

水蒸気・温水・温風・冷水・冷風など、用途に応じて最大500℃までの熱供給が可能で、家庭10〜30軒分に相当する熱量の保持が可能とされます。コスト抑制と脱炭素の両立を目指す選択肢として提示されます。

富士電機 (株)

未利用の排温水を熱源として飽和蒸気を生成可能な国内初の「小型蒸気発生ヒートポンプ」を出展します。加えて、圧倒的な高効率で大温度冷却水を生成可能な世界初の「エジェクタ冷却機」を紹介します。

従来型チラーと比べて消費電力を大幅削減できるほか、ボイラの焚き減らしによる省エネ・CO2削減にも寄与すると説明されています。

中央精機 (株)

未利用熱活用による熱音響冷却システムを展示します。工場等で捨てられる排熱を活用して冷熱を生成する方式で、約10年近くの開発期間を経て国内で初めて実用化したとしています。

このシステムはCO2排出量を年間130トン削減(最大サイズを理想的条件で使用した場合)することを目安に、未利用熱活用による光熱費削減などの効果が示されています。

三菱重工サーマルシステムズ (株)

排熱回収温水ヒートポンプ、業務用ヒートポンプ、ターボ冷凍機などを出展し、複数製品を組み合わせることで更なる省エネを図る提案を行います。

「もったいない」の発想で未利用熱を活かしつつ、熱源周りのエネルギーを見える化して熱源全体の最適構築を目指すシステム提案が行われます。

リリースでは上記の出展製品情報が、展示会公式Webサイトの「出展社・製品検索」ページに公開された情報をもとに作成された旨が明記されています。

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開催概要、来場・取材手続き、問合せ先

展示会の基本情報や取材受付、来場方法などの実務的な案内を以下に整理します。会期・会場・主催といった基本情報は正確に伝える必要があります。

入場は無料ですが、事前の来場登録が必要です。取材については事前申込制となっており、会期前日(9月8日)の取材調整や会期当日のお問い合わせにも対応可能な場合があるとされています。

項目 内容
展示会名 第1回 [国際] 熱エネルギー展【秋】 -I-TEX JAPAN-
会期 2026年9月9日(水)~11日(金) 10:00~17:00
会場 幕張メッセ
主催 RX Japan合同会社
入場 無料(事前の来場登録が必要)
公式Web https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/tex.html
同時開催展 第26回 SMART ENERGY WEEK ~スマートエネルギー WEEK~【秋】、第9回 サステナブル経営WEEK【秋】
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取材申込およびお問い合わせ

取材を希望する場合は事前申込が必要です。リリースは取材申し込みページのURLを案内しており、取材対象やテーマの事前相談、会期前日の取材調整、会期当日の可能な範囲での取材受け入れについても対応可能である旨が記載されています。

取材申し込み・ご相談は下記の窓口へ連絡してください。掲載されている連絡先をそのまま本文に反映します。

取材申込ページ
https://www.wsew.jp/autumn/ja-jp/press.html
問い合わせ先(展示会事務局)

社名:RX Japan合同会社

所在地:東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11階

TEL:03-6739-4119

MAIL:sew.jp@rxglobal.com

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出展内容の技術的ポイントと利用場面の示唆

出展製品の共通点は、未利用熱の回収と蓄熱、ヒートポンプ技術による高効率化、そして熱と電力のハイブリッドな最適運用です。各社が示すアプローチは異なりますが、いずれも現場レベルでのエネルギー最適化を狙っています。

以下に技術的観点からのポイントを整理します。これにより、導入検討者がどの場面でどの技術を検討すべきかを整理できます。

  • 未利用熱の回収と再利用:工場の排熱や排温水を有効活用することで、ボイラ負荷や外部燃料依存を低減できる(富士電機、中央精機の事例など)。
  • 蓄熱技術の導入:再エネの余剰電力を熱として蓄えることで、電力需給のピークカットや熱需要の平準化が可能になる(Blossom Energyの黒鉛蓄熱など)。
  • 建材と熱制御の統合:建物の構造材と熱制御機能を一体化することで、空調エネルギーを大幅に削減する手法が現実的になっている(ポルタパークの4層パネル)。
  • 産業プロセスへの適用:農業ハウスの恒温化や食品加工ライン、化学プラントの乾燥工程など、用途ごとの温度要件に応じた熱供給・回収システムが重要になる(矢崎エナジーシステムの農業モデルなど)。

これらの技術は単体での導入効果だけでなく、組み合わせによって効果が増幅します。展示会では製品間の接続やシステム設計の実例を通じて、現場での導入イメージが具体化されると考えられます。

工場の脱炭素は「熱」が主戦場。見過ごされてきた「産業熱」に注目。日本のGX実現を左右する“熱エネルギー”をテーマにした展示会「[国際]熱エネルギー展【秋】-I-TEX JAPAN-」を初開催 画像 7

本記事の要点整理(表)と締めの説明

以下の表に、本記事で紹介した主要情報を整理しました。展示会の基本情報、主要出展企業とその技術、取材・問い合わせ先などを一覧化しています。

項目 内容
リリース発行 RX Japan合同会社、2026年9月3日 10:10
展示会名 第1回 [国際] 熱エネルギー展【秋】 -I-TEX JAPAN-
会期 2026年9月9日(水)~11日(金) 10:00~17:00
会場 幕張メッセ
主催 RX Japan合同会社
入場 無料(事前来場登録が必要)
公式Web / 申込 展示会公式ページ
取材申込ページ
主な出展企業(紹介分) ポルタパーク、矢崎エナジーシステム、(株) Blossom Energy、富士電機、中央精機、三菱重工サーマルシステムズ
取材・問合せ先 RX Japan合同会社 展示会事務局(広報担当) TEL:03-6739-4119 MAIL:sew.jp@rxglobal.com

この記事では、プレスリリースに記載された情報を漏れなく整理し、展示会が目指す技術領域と政策的背景、出展企業の技術的特徴および来場・取材の具体的手続きをまとめました。熱エネルギー分野は産業のカーボンニュートラル実現に向けて重要な役割を担っており、本展示会はその実装に向けた技術的・商談的な接点を提供する場になると位置づけられます。

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