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9月25日発売『芸術新潮』10月号 十二国記大特集

芸術新潮・十二国記特集

開催日:9月25日

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芸術新潮・十二国記特集
この号っていつ発売されるの?
『芸術新潮』2026年10月号は2026年9月25日(金)発売。表紙は既に公開され、7年ぶりの新潮文庫『幽冥の岸』刊行を受けた約60頁の「十二国記」大特集が組まれます。
特集の目玉って具体的に何が読めるの?
巻頭の約60頁特集では、小野不由美×萩尾望都の貴重対談、山田章博による装画・挿絵のロングインタビュー、ミュージカル制作の舞台裏ルポなど多角的に作品世界を掘り下げます。

「十二国記」大特集──新刊『幽冥の岸』を軸に描かれる世界

株式会社新潮社は、雑誌『芸術新潮』2026年10月号2026年9月25日(金)に発売します。発売に先立ち、同社は本日表紙デザインを公開しました。巻頭では、小野不由美さんの代表作群である「十二国記」を特集し、7年ぶりの新刊となる新潮文庫のオリジナル短編集『幽冥の岸』の発売を記念して、作品世界の多面的な魅力を深掘りします。

本特集は約60頁にわたり構成され、シリーズのテキストとヴィジュアルを両輪で紹介します。特集の中心には、小野不由美さん自身の物語論や設定世界の解剖、物語を読み解くための手がかりが並びます。加えて、作家同士の対話や装画・舞台化の制作過程など、多角的な切り口でシリーズの現在地を示します。

対談:萩尾望都さん×小野不由美さん

今回の号で実現したのは、少女マンガの巨匠・萩尾望都さんと、小野不由美さんという二人の作家による本格的な対談です。萩尾さんは大の「十二国記」ファンであり、小野さんは幼少期より萩尾作品を熱心に読んでいたとされる関係性があるため、互いのリスペクトを基盤にした内容になっています。

対談では「十二国記」について、萩尾作品について、さらに広く「物語」を構築する方法論まで話題が及びます。作家同士が語る視点は、読者にとって作品の新たな側面や、創作の技術的・感性的な背景を理解する良い手がかりとなるでしょう。

登場人物
萩尾望都(対談者、少女マンガ作家)
小野不由美(対談者、『十二国記』作者)
主な話題
十二国記の物語構造、キャラクター設定、作家としての影響関係、物語の生成過程

装画と挿絵の現在──山田章博インタビューと視覚化のプロセス

「十二国記」シリーズのビジュアルを長年にわたり担ってきたのが、装画・挿絵を手掛ける山田章博さんです。1991年の『魔性の子』装画を皮切りに、以来35年間にわたりシリーズのヴィジュアルを描き続けてきました。本号では、山田さんが新作『幽冥の岸』のために手がけたイラスト群について、制作の背景や表現上の工夫を語るロングインタビューを掲載しています。

インタビューでは、モチーフ選定、資料収集、制作手順、色彩設計、画材の選択といった技術的な側面が具体的に説明されます。読者は、装画がどのようにしてテキストの雰囲気や世界観を補強しているかを、テキストと図版とを対照しながら追うことができます。

山田章博さんと『十二国記』関係年表
出来事
1991年 『魔性の子』で装画を担当
1991年〜 以後、シリーズの装画および挿絵を継続
2026年 新作『幽冥の岸』のイラストについて語るロングインタビュー掲載
  • インタビューの焦点:イラストの構想、制作手順、素材選択、テキストとの対話
  • 掲載内容:制作過程のスケッチ、完成画、解説テキスト

舞台化の記録──ミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』の制作と上演

特集は書籍や絵だけでなく、舞台化された作品の制作過程も詳細に扱います。2025年12月から上演されたミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』について、主演の柚香光さんをはじめとする関係者のインタビューを通じて、舞台作品への翻訳過程をレポートします。

東京・日生劇場を皮切りに、福岡、大阪、愛知で上演された同ミュージカルは、原作に登場する妖魔や妖獣、広大なファンタジー世界を舞台上でどのように具現化するかが大きな課題でした。本号では、キャストや演出・舞台美術・衣裳・特殊効果といったスタッフの協働から、稽古過程、舞台化に伴う脚本改変や演出的工夫までを丁寧に追っています。

制作側からの視点

インタビューには主演の柚香光さんのほか、演出家、舞台美術担当、衣裳デザイナー、音響・照明スタッフら関係者が登場します。彼らは原作の世界観を維持しつつ舞台上でのドラマ性を高めるために行った試行錯誤を明かし、具体的な舞台装置の設計思想や動線の工夫、特殊効果の狙いなどを語っています。

舞台化のレポートは、原作ファンにとっての新たな鑑賞視点を提供するだけでなく、物語を別メディアへ適応する際の方法論としても価値ある記録になっています。

  1. 上演開始:2025年12月(東京・日生劇場)
  2. 巡演地:福岡・大阪・愛知
  3. 主な取材対象:主演(柚香光)、演出・スタッフ、主要キャスト

雑誌情報、過去の反響、そして本号の要点整理

『芸術新潮』は1950年創刊のアート雑誌で、キャッチフレーズは「暮らし」はアートであるです。歴史的芸術作品から建築、古美術、現代アートに至るまで幅広く取り上げる誌面づくりが特徴です。本号の「十二国記」大特集は、同誌が従来培ってきた視点で文学作品を「芸術」として読み解く一例と言えます。

なお、『芸術新潮』は2022年6月号で既に「『十二国記』絵師 山田章博の世界」という特集を組み、書店で品切れが続出する反響を呼びました。本号はその延長線上にあると同時に、内容を大幅に拡張して約60頁の大特集となっています。誌面内では、作家対談、イラスト密着、ミュージカル制作レポートを一冊にまとめ、シリーズを多角的に理解できるよう編集されています。

項目 内容
雑誌名 芸術新潮 2026年10月号
発売日 2026年9月25日(金)
定価 1,700円(税込)
出版社 株式会社新潮社
巻頭特集 小野不由美『十二国記』大特集(約60頁)
主な掲載内容 萩尾望都×小野不由美 対談、山田章博インタビュー、ミュージカル制作レポート(柚香光ほか)
関連書籍 新潮文庫『幽冥の岸』(新刊、7年ぶりの短編集)
特記事項 表紙デザインを公開済み。2022年6月号の山田章博特集は書店で品切れが続出
関連URL https://www.shinchosha.co.jp/geishin/
プレスリリース日 2026年9月4日 12:00(株式会社新潮社発表)

以上が本号の主要な構成と要点です。特集は小野不由美さんの最新刊刊行を起点に、作者間対談、ヴィジュアル表現、舞台化という三つの軸で「十二国記」世界を多角的に呈示しています。読者は原作の新しい読み方や、イラスト・舞台といった別領域での表現に関する具体的な情報を得ることができます。

本稿で触れた日付、価格、掲載内容、出演者・寄稿者などは、株式会社新潮社が発表した情報に基づいています。詳細は芸術新潮の公式ページ(上記URL)で確認できます。