フェニックス自然動物園、15年で再整備へ 事業者を全国募集
ベストカレンダー編集部
2026年9月5日 07:54
サウンディング募集
開催期間:7月30日〜10月23日
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フェニックス自然動物園――開園55年、老朽化に伴う再整備の必要性
宮崎市が公表したプレスリリース(発出:宮崎市役所、2026年9月4日 13時00分)は、宮崎市フェニックス自然動物園のリニューアルに向けたサウンディング型市場調査の実施を発表しています。フェニックス自然動物園は、動物展示に加えて遊園地やプールも備え、長年にわたって地域住民や観光客に親しまれてきた施設です。また、教育・研究機関としての役割も果たしてきましたが、開園から55年が経過し、施設の老朽化が顕著になっていることが本調査の背景にあります。
これに対応するため、宮崎市は整備期間15年間・概算事業費約132億円に及ぶ「動物園リニューアル基本計画」を策定しました。基本計画は老朽化対策だけでなく、動物福祉・来園者体験・地域連携・持続可能性を踏まえた総合的な再整備を目指すものです。今回の発表は、その計画を実効的に進めるための第一歩として、外部のノウハウや資金調達の知見を得る目的で行われています。
フェニックス自然動物園の現状と機能
フェニックス自然動物園は動物展示のほか、遊園地やプールといった複合的な施設構成をとっており、年間を通して多様な利用者層を集めています。教育プログラムや研究連携も行われており、地域の学びの場としての役割も担ってきました。
一方で、建築物や設備の老朽化はインフラ面の安全性や運営コストの増加を招き、現行のままでは将来の維持管理や魅力向上に支障を来すおそれがあります。こうした課題を踏まえ、今回の基本計画では施設更新と運営の長期的視点が盛り込まれています。
公民連携(PPP)導入の狙いと募集する提案の方向性
宮崎市は今後の厳しい財政環境を見据え、事業費の効率化・抑制を重視しています。そのため、今回のリニューアルでは公民連携(PPP)の仕組みを導入し、民間事業者のノウハウや独創的なアイデアを活用することで、整備期間の短縮や事業費の圧縮を図ることを目指します。
リニューアルの最終的な目標は、動物園本来の魅力を最大限に引き出しつつ、地域経済の発展を牽引する持続可能な動物園へと転換することです。民間の資金・運営ノウハウ・集客施策を組み込むことで、長期的な安定運営と地域連携の強化を図る計画です。
募集する提案の主題(対話の主な内容)
今回のサウンディング型市場調査では、民間事業者から幅広いアイデアと事業スキームを求めています。市が掲げる基本計画の理念やコンセプトを理解した上で、自由な発想による提案が期待されています。
具体的には以下のテーマが主な対話内容として提示されています。提案は複数テーマに跨るものも受け付けられます。
- 基本計画のブラッシュアップおよび施設整備への提案
- 施設配置・展示手法・来園体験の向上に関する具体的なアイデアや設計スキーム。
- 資金調達の提案
- 公的資金に依存しない複合的な資金調達スキーム(民間資本、投資モデル等)。
- 持続可能な運営体制に関する提案
- 長期運営を見据えた運営体制、ガバナンス、収支改善策、地域連携の仕組み。
- 事業スキームに関する提案
- PPPの具体的な契約形態、役割分担、リスク配分の提案。
- 参入における諸条件および行政への要望
- 事業実施に伴う条件提示や、行政へ求める制度的支援・手続き面の配慮。
参加方法、対象、スケジュールと実施場所の詳細
今回のサウンディング型市場調査は、民間事業者の自由な発想によるアイデアと柔軟な事業スキームを幅広く募集するものであり、全国からの参加が可能です。参加を希望する事業者は、下記のスケジュールに沿って申込手続きを行う必要があります。
対象となる事業者は、本事業の実施主体となり得る法人、または法人のグループです。単独企業でもグループでも参入可能で、民間側の創意工夫を重視した対話が期待されています。
スケジュール(令和8年=2026年表記)
参加申込期間は令和8年7月30日(木)~ 令和8年10月23日(金)です。申込期間中に所定の様式を提出してください。
対話の実施期間は令和8年8月24日(月)~ 令和8年10月30日(金)で、結果概要は令和8年11月頃(予定)に公表される見込みです。期間に関する詳細や個別調整は主催者と協議のうえで決定されます。
実施場所とオンライン参加
対話は原則として宮崎市役所 第二庁舎7階(都市整備部 公園緑地課)で実施されます。対面と併せて、オンライン(Webミーティング)でも実施可能であり、全国の事業者が参加しやすい体制が整えられています。
具体的な実施方法や日程調整は、参加申込を受け付けた後に事務局から連絡があります。対話の形式や参加人数、資料の提出方法などは実施要領に従ってください。
申込手続き・提出書類と問い合わせ先/資料一覧の整理
参加を希望する場合は、所定の様式である「サウンディング回答票」を作成し、件名に「サウンディング型市場調査」と明記の上、以下のメールアドレスに送付してください。提出された回答票を基に、対話の日程や進め方が調整されます。
提出先(メール送付先)は以下の通りです。コピーや添付ファイルの形式、ファイル容量等の詳細は実施要領を参照してください。
- メール送付先:30kouen@city.miyazaki.miyazaki.jp
提出書類・配布資料
今回用意されている主な資料は下記のとおりです。これらは提案作成や対話参加に必要な基本情報を含みます。参加申込前に必ず目を通してください。
- サウンディング回答票
- サウンディング実施要領
- リニューアル基本計画(概要版)
上記資料は、提案に必要な技術的・制度的な前提条件や提出様式を規定しています。特に実施要領には、対話の運営方法、機密保持、知的財産の取り扱い、評価の枠組み等、重要な規定が含まれているため注意が必要です。
要点整理(今回の発表内容まとめ)
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表機関・日時 | 宮崎市役所/2026年9月4日 13:00 |
| 対象施設 | 宮崎市フェニックス自然動物園(動物展示・遊園地・プール等) |
| 課題 | 開園55年による施設老朽化、維持管理・運営の持続可能性の確保 |
| 基本計画規模 | 整備期間:15年間/概算事業費:約132億円 |
| 導入方針 | 公民連携(PPP)を導入し、民間のノウハウ・資金・アイデアを活用 |
| 主な対話テーマ | 基本計画のブラッシュアップ、資金調達、持続可能な運営、事業スキーム、参入条件等 |
| 参加申込期間 | 令和8年7月30日(木)~ 令和8年10月23日(金) |
| 対話実施期間 | 令和8年8月24日(月)~ 令和8年10月30日(金) |
| 結果公表 | 令和8年11月頃(予定) |
| 実施場所 | 宮崎市役所 第二庁舎7階(都市整備部 公園緑地課)/オンライン参加可 |
| 対象事業者 | 本事業の実施主体となり得る法人、または法人のグループ |
| 申込方法 | 「サウンディング回答票」を作成し、件名に「サウンディング型市場調査」と明記のうえ、メールで提出 |
| 提出先(メール) | 30kouen@city.miyazaki.miyazaki.jp |
| 配布資料 | サウンディング回答票、サウンディング実施要領、リニューアル基本計画(概要版) |
本記事では、宮崎市が発表した公的な情報に基づき、フェニックス自然動物園のリニューアルに向けた市場調査の目的、募集内容、参加手続き、スケジュール等を整理しました。参加を検討する事業者は、配布資料に目を通した上で期限内に所定書類を提出し、対話の機会を通じて具体的な提案を行うことが想定されています。