CDI認証2026、締切を9/30まで延長 応募の要点
ベストカレンダー編集部
2026年9月8日 09:38
CDI2026締切延長
開催日:9月30日
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締切延長で準備時間が確保されたCDI認証2026エントリー(最終締切:2026年9月30日)
一般社団法人Cultural Diversity推進協会が運営する職場向けの認証制度「Cultural Diversity Index(CDI)認証」第3回(2026年)エントリーについて、当初の応募締切日を2026年9月18日から2026年9月30日(水)まで延長することが発表されました。応募にあたっては公式サイトで募集要項、エントリーシート、エントリーフォームが公開されています(URL: https://culturaldiversityindex.org/)。
締切延長の背景としては「エントリー準備にもう少し時間が欲しい」との声が寄せられたことが挙げられており、延長により企業・団体が自社の取り組みを整理し、エントリーシートを充実させられる余地が生まれます。提出方法や注意点については後段の「応募方法・スケジュール・注意事項」で詳述します。
背景にある課題とCDI認証が目指す評価の方向性
CDI認証は、日本の人材環境の急速な変化を受けて生まれた制度です。人口減少や労働力人口の縮小により、企業は国際的な人材獲得競争の最前線に立っており、受け入れの秩序ある運用と受け入れ後の共生を両立させることが重要な経営課題となっています。
この制度が評価するのは単なる人数や比率といった形式的な”多様性の総量”ではなく、日本人も外国人材も「選び・選ばれ、活躍し、定着する」ための職場環境をいかに整備しているかという実態です。ここでいう「外国人材」には新たに来日する人だけでなく、日本で生まれ育った人や日本語が流暢な人を含む、多様な移住背景を持つ人々が含まれます。外見や名前、イントネーションなどにより職場で不利に扱われる可能性がある現実に向き合い、差別や無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)を軽減する取り組みを評価する点が特徴です。
評価で重視する観点
CDI認証が評価する主な観点は次の通りです。いずれも、職場での包摂度合いを測る実践的な指標として設定されています。
- 文化・言語の違いを越えて共通のルール・価値観の下で協働できる仕組みづくり
- 多様な人材の声を反映し、働きやすさや定着を支援する制度・施策
- 経営や人的資本管理の観点から見た長期的な取り組みの継続性
- 取り組みの可視化と他社への横展開(ベストプラクティスの共有)
このような観点は、人的資本経営やDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の文脈とも整合し、社内外への情報発信や統合報告書での活用も想定されています。
認証制度の仕組み、評価項目、ランクと過去実績
CDI認証は、39項目から成る評価基準に基づいて、提出されたエントリーシートを審査する制度です。審査はCDI認証事務局(一般社団法人Cultural Diversity推進協会内)が行い、公正かつ公平な採点を行います。
各項目ごとに指定された要件を満たすと1点または2点が付与され、合計点に応じて5段階のランクで認証されます。評価は提出資料に基づくため、具体的な取組記述が重要です。
スコアとランクの基準
- プラチナ
- 60点~72点
- ゴールド
- 44点~59点
- シルバー
- 30点~43点
- ブロンズ
- 16点~29点
- グリーン
- エントリー時に「CDIエントリー宣言」に同意した全ての組織に付与(取組の有無にかかわらず宣言同意で付与)
加えて、特に優れた取り組みは「グッドプラクティス(好事例)」として表彰される場合があります。認証企業にはランク別のエンブレムが発行され、ウェブサイトや名刺、ニュースリリースなどに掲載できる年度入りのロゴが提供されます(使用期間は表彰結果公開時から翌年度の表彰結果公開時までの1年)。
過去の実績としては、第1回(2024年)に15社が認証、第2回(2025年)は22社が認証を取得し、いずれの回でも複数の取り組みがGood Practiceとして認定されています。指標自体は2024年3月に39項目で公表され、作成には一般社団法人Welcome Japanのプロジェクト、認定NPO法人Living in Peaceが中心となり、学識者や企業、NPOの有志が関与しました。学術面では東京大学の髙橋史子准教授をはじめとするメンバーが参画しています。
応募方法・スケジュール・申請上の注意点
以下はCDI2026の応募に関する具体的な手順と重要な注意点のまとめです。応募は日本国内で設立された法人に限られます(公共団体も対象)。応募にかかる費用は無料です。
応募や送付に関する主要項目は次のとおりです。
- エントリーシートのダウンロード開始:2026年6月18日(木)
- 応募受付開始・応募フォーム公開:2026年6月20日(土)
- 応募受付締切:当初 2026年9月18日(金) → 延長 2026年9月30日(水)
- 採点審査終了・認証企業決定および通知:2026年9月下旬(予定)
- 認証結果発表イベント:2026年11月上旬(予定)
応募手順(要点)
応募は公式サイトの応募フォーム(Googleフォーム)から行います。エントリーシートをダウンロードし、必要事項を記入のうえフォームにアップロードして送信してください。フォームの受領をもって応募受付完了となります。
もしセキュリティ上フォームにアクセスできない場合は、エントリーシートを次のメールアドレスへ送付することが可能です:entry@culturaldiversityindex.org。応募フォーム以外で送付する場合でも、締切日までに届くよう注意してください。
エントリー宣言・提出資料に関する要件
エントリー法人は、以下の「Cultural Diversity Index エントリー宣言」に賛同する必要があります。宣言への同意はグリーンランク付与の前提にもなります。
- 文化的多様性を包摂する就労環境づくりに努めること
- 移住背景のある人の声を聞き、職場環境の改善に努めること
- 国籍、民族、人種、肌の色、文化・慣習、言語、宗教等にかかわらず公平・公正な職場を目指すこと
提出資料には従業員の個人情報を記載しないでください。単年度の取り組みについて記載する場合は2025年1月1日以降の取組みまたは状況のみが対象です。応募開始から締切日までに実施予定の取組みも記載できますが、必ず「予定」と明記し、実施予定の日程を記入してください。
採点・審査時の注意事項と問い合わせ先
採点は応募内容に基づき行われ、疑問点が生じた場合は事務局から連絡が行くことがあります。採点後に虚偽や不一致が判明した場合、応募が取り消される場合があります。記述が不十分な場合は要件を満たしていないと判断されることがあります。
問い合わせはメールのみで受け付けられます:info@culturaldiversityindex.org。電話での問い合わせは受け付けていません。連絡は応募担当者のメールアドレス宛に行われるため、送信前にアドレスの確認とドメイン「@culturaldiversityindex.org」の受信設定をお願いします。
まとめ:CDI2026の主要情報とポイント
以下の表は、本記事で触れたCDI2026に関する主要情報を整理したものです。応募にあたっては、エントリーシートの内容が審査の基礎となるため、取り組みの目的・実施内容・スケジュールを明確に記載することが重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 認証名 | Cultural Diversity Index(CDI)認証 2026 |
| 運営 | 一般社団法人Cultural Diversity推進協会(CDI2026認証事務局) |
| エントリー期間 | エントリーシート配布:2026年6月18日〜、応募開始:2026年6月20日〜、締切:2026年9月30日(延長) |
| 審査基準 | 39項目に基づく採点(各項目1点または2点) |
| ランク | プラチナ(60〜72)/ゴールド(44〜59)/シルバー(30〜43)/ブロンズ(16〜29)/グリーン(宣言同意で付与) |
| 費用 | エントリー費用・審査費用・エンブレム使用料はすべて無料 |
| 対象 | 日本法に基づき日本国内で設立された法人(公共団体・民間・営利・非営利等を問わず) |
| 提出方法 | 公式サイトの応募フォーム(Googleフォーム)に必要事項入力の上エントリーシートをアップロード。フォーム不可の場合は entry@culturaldiversityindex.org へ送付可 |
| 公表・利用 | 認証企業名は公表予定。提出内容はCD推進協会の広報や研究等に利用される可能性あり(事前連絡の上で紹介) |
| 問い合わせ | info@culturaldiversityindex.org(メールのみ、電話不可) |
| 公式URL | https://culturaldiversityindex.org/ |
CDI認証は、企業・団体が取り組んでいる文化的多様性の包摂に関する事実を可視化し、組織内外へ発信するための枠組みです。エントリーは取り組みが完了している必要はなく、継続的な意志や途中段階の取り組みも評価対象になります。締切延長に伴い、提出内容を整理する余裕ができた組織は、公式サイトの募集要項を確認のうえ、エントリーをご検討ください。