9月16日開始 中央通りで休憩ベンチ社会実験
ベストカレンダー編集部
2026年9月8日 17:17
ひと歩き・ひと休み
開催期間:9月16日〜10月9日
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中央通りで期間限定の休憩空間を検証——「ひと歩き・ひと休みプロジェクト」概要
東京駅前地区駐車対策協議会と一般社団法人東京駅前地区まちづくり推進協議会(事務局:東京建物株式会社、三井不動産株式会社)は、中央通り(国道15号)において歩行者の回遊性・滞在性向上および道路空間における休憩・避暑機能の有効性を検証する社会実験「ひと歩き・ひと休みプロジェクト」を実施します。実施期間は2026年9月16日(水)から10月9日(金)までです。
本プロジェクトは、中央区のまちづくりガイドラインで中央通りが銀座・京橋・日本橋を結ぶ「にぎわい骨格軸」として位置付けられている方針を踏まえ、歩行者中心の回遊環境形成と沿道のにぎわい創出を目的としています。実験は中央通り沿いの5か所にて実施され、ベンチ設置や植栽による滞在機能と避暑機能の検証、並びに周辺イベントとの連携効果を把握することが目標です。
実施期間・場所・実施主体
実施期間と実施主体は次の通りです。期間中は利用状況や滞在時間などのデータ収集を行い、将来の常設化や歩行者天国延伸を含む道路空間利活用に向けた基礎資料とします。
- 実施期間:2026年9月16日(水)~10月9日(金)
- 実施場所:東京都中央区 中央通りの5か所(上島珈琲店 京橋2丁目店前、三井ガーデンホテル京橋前、メルクロスビル前、日本橋フロント前、丸善 日本橋店前)
- 実施主体:東京駅前地区駐車対策協議会、一般社団法人東京駅前地区まちづくり推進協議会(事務局:東京建物株式会社、三井不動産株式会社)
- 協力:東京国道事務所、NPO法人はな街道、一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
- 後援:東京都中央区
施策の背景と過去の取組み—立地特性と必要性の整理
中央通りは銀座・京橋・日本橋を結ぶ主要軸であり、中央区の基本計画では歩行者天国の延伸を目指すことが定められています。近年の周辺地区における再開発の進展により来訪者の増加が見込まれ、歩行者が快適に滞在・回遊できる環境整備の必要性が高まっています。
道路空間に滞在機能を導入することで、来街者の快適性向上と沿道へのにぎわい波及が期待されます。過去の前例として2022年にNPO法人はな街道が主導して中央通りで花壇整備とベンチの検証実験が行われ、利用者アンケートで今後のベンチ設置に対する支持が確認されています。本プロジェクトはこの実績や地域住民の意見を踏まえ、さらに踏み込んだ検証を行うものです。
求められる効果と課題
狙いとしては、休憩や避暑のための機能がどの程度歩行者の行動に影響を与えるかを把握し、沿道事業者やイベントとの連携で回遊を促す仕組みを検討することです。同時に、維持管理や安全面の課題(設置物の管理、植栽の手入れ、通行の妨げにならない配置など)も実地で確認します。
これらの検証結果は、中央区の基本計画に掲げられた歩行者天国延伸や将来的な道路空間利活用に関する具体的検討の基礎資料として活用される予定です。
実験内容の詳細と検証項目—設置物・連携・計測指標
本プロジェクトでは中央通り沿い5か所に植栽一体型の休憩ベンチを期間限定で設置します。設置するベンチは複数の協力事業者による多様な仕様を採用し、避暑機能や周辺イベントとの連携によるにぎわい創出効果まで含めて検証します。
具体的な検証主題は以下の3点です。それぞれに関連する観測指標や手法を組み合わせ、現地での定量・定性データを収集します。
- 休憩・滞在機能の有効性
ベンチの利用状況、滞在時間、利用者評価を把握し、休憩施設が滞在促進につながるか検証します。
- 観測項目:利用者数、平均滞在時間、利用者アンケート結果
- 手法:現地観測、アンケート調査、滞留計測
- 避暑・快適性向上機能の有効性
植栽やシェード等の設えが暑熱環境下における歩行者の快適性に与える効果を検証します。
- 観測項目:周辺気温、日陰面積、利用者の快適性評価、配布された避暑グッズの利用実態
- 手法:環境計測、ヒートマップ、利用者アンケート
- 回遊性向上・沿道連携の可能性
ベンチ設置による人流の変化や沿道施設・イベントとの連携が立ち寄り行動を生むかを検証します。
- 観測項目:人流データ(通行量の変化)、イベント来場者の立ち寄り率、周辺店舗の来客変動
- 連携事例:同時期開催の「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」との連携により、設置什器の一部にアート作品を掲出
設置するベンチの仕様と運用
ベンチはNPO法人はな街道が管理する花壇を活用したもの、多摩産材を用いた木製ベンチなど多様な仕様を導入します。加えて四か所は株式会社コトブキからのリース提供を受け、第一園芸株式会社が植栽デザインを担当します。暑熱対策として避暑機能付きベンチの設置や避暑グッズ配布も計画されています。
設置イメージは次の通りです。上島珈琲店京橋2丁目店前のベンチはNPO法人はな街道の花壇を活用し、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOと連携して猫をモチーフにしたアートを掲出する予定です。三井ガーデンホテル京橋前のベンチは株式会社東京チェンソーズ製の多摩産材ベンチを設置します。
- 上島珈琲店 京橋2丁目店前:花壇一体型ベンチ、T3連携で猫モチーフアート掲出予定
- 三井ガーデンホテル京橋前:多摩産材を用いた木製ベンチ(株式会社東京チェンソーズ制作)
- メルクロスビル前、日本橋フロント前、丸善 日本橋店前:コトブキ社リース提供のベンチ(計4か所のうち三井ガーデンホテル前を除く4か所が対象)
実施体制、関係組織と運用上の留意点
本プロジェクトの実務遂行は一般社団法人東京駅前地区まちづくり推進協議会(事務局:東京建物株式会社、三井不動産株式会社)が担当し、東京駅前地区駐車対策協議会が関係行政や地元との調整、合意形成を行います。東京駅前地区駐車対策協議会は2018年5月31日に設立され、地域の駐車場ルール運用や交通環境改善のための取り組みを担っています。
また、一般社団法人東京駅前地区まちづくり推進協議会は2022年6月20日に設立され、東京駅前地区の将来像に即したまちづくりを推進するために各種事業を実施しています。本プロジェクトでは実務面の統括や関係者間の調整を行います。
- 協力団体等
- 東京国道事務所、NPO法人はな街道、一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY、第一園芸株式会社、株式会社東京チェンソーズ、株式会社コトブキ
- 後援
- 東京都中央区
運用上の留意点として、設置物の維持管理や安全管理、通行の確保を優先しつつ、収集したデータの取扱いや個人情報の保護にも適切に対応することが挙げられます。実験は公開日時点の情報に基づいて実施され、予告なく変更または中止となる場合があることが明記されています。
整理表:プロジェクトの要点と実施内容のまとめ
以下の表は、本記事で示した「ひと歩き・ひと休みプロジェクト」の主要項目を一覧化したものです。期間・場所・検証項目・協力体制などを整理し、実験の全体像を把握しやすくまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ひと歩き、ひと休みプロジェクト |
| 実施期間 | 2026年9月16日(水)~2026年10月9日(金) |
| 実施場所 | 東京都中央区 中央通りの5か所
|
| 実施主体 | 東京駅前地区駐車対策協議会、一般社団法人東京駅前地区まちづくり推進協議会(事務局:東京建物株式会社、三井不動産株式会社) |
| 協力・後援 | 協力:東京国道事務所、NPO法人はな街道、一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY、第一園芸株式会社、株式会社東京チェンソーズ、株式会社コトブキ 後援:東京都中央区 |
| 主な検証項目 |
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| 設置仕様 | 花壇一体型ベンチ(NPO法人はな街道)、多摩産材ベンチ(株式会社東京チェンソーズ)、リース提供のベンチ(株式会社コトブキ)/植栽デザイン:第一園芸株式会社/避暑グッズ配布あり |
| 連携イベント | T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(設置什器の一部にアート掲出、上島珈琲店前は猫モチーフの掲出予定) |
| 備考 | データは将来の常設化や道路空間利活用検討の基礎資料として利用。公開日時点の情報であり、予告なく変更または中止となる可能性あり。 |
上記表は本プロジェクトの主要点を整理したものである。期間中に収集される利用状況や環境計測のデータ、アンケート結果、運用上の課題は、中央通りにおける将来的な滞在空間整備や道路空間の活用に関する具体的な検討材料として活用される見込みである。
本リリースに記載の内容は公開日時点の情報に基づくため、実施内容やスケジュールは変更または中止される場合がある点に留意する必要がある。