12月開業予定:東京駅グランスタに&found常設店
ベストカレンダー編集部
2026年9月9日 16:39
&found常設店開業
開催日:12月1日
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東京駅・グランスタ東京に常設オープンする「&found」の狙いと開業概要
2026年9月9日14時に発表されたプレスリリースによると、株式会社JR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニー(以下、JR-Cross)と大日本印刷株式会社(以下、DNP)が共同で展開するエキナカ・ブランド体験型店舗「&found(アンドファウンド)」の初の常設店が、今冬にJR東日本東京駅の商業施設「グランスタ東京」内(改札内1階)に開業する予定です。
本店舗は、JR-Crossが事業を行う「駅というリアルな接点」と、DNPが持つCX設計やデータ分析、マーケティング支援の知見を掛け合わせ、企業と生活者をつなぐことを目的としています。プレスリリースでは、JR東日本東京駅が1日約43万人の乗車人員を有すること(※JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」参照)を背景に、幅広い生活者接点の創出を強調しています。
開業に関する基本情報
店舗名称は「&found(アンドファウンド)」、開業時期は今冬(予定)、所在地はJR東日本東京駅 グランスタ東京(改札内1階)です。出展希望企業向けの問い合わせ先は and-found@jr-cross.co.jp とされています。
なお、名称の由来は「Lost & Found」の“found(見つかった)”に由来し、駅という人が行き交う場所で「新しい発見・きっかけ」を提供する意図が込められています。名称の前部に「&(アンド)」を冠しているのは、様々なパートナーとのつながりを示すためです。
「&found」が提供する体験の構造と特徴
「&found」の中核は、移動中の“スキマ時間”に立ち寄れる駅という立地を活かし、生活者に短時間での試飲・試食、説明による理解促進、体験を通じた共感形成を促すことです。JR-Crossが厳選した出展企業の商品・サービスを、DNPのCX設計やデータ分析を用いて展示・体験設計から接客、店舗運営まで統合的に提供します。
生活者にとっては気軽に体験できる場となる一方、企業側は出展負担を抑えつつ実際の利用者から得られるリアルな声(インサイト)やマーケティングデータを取得できる点が重要な特徴です。取得したデータは匿名化・個人を特定しない形で処理され、企業のマーケティング活動に活用されます。
主な特徴(整理)
- (1)“スキマ”時間での体験提供
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駅利用の合間に立ち寄れる短時間で、キャストによる説明や試飲・試食などを通じて商品の魅力を直感的に体験できます。
JR-CrossおよびDNPが一括して展示設計・接客・運営を行うため、企業は低負担で高品質なプロモーションを実施できます。
- (2)生活者の「本音」の収集
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参加しやすい体験の場であるため、購入前の率直な感想や疑問など、通常得にくいリアルな声が集まります。
これらの声は商品改善や新商品開発、販促施策に活用可能です。
- (3)駅広告・プロモーションと連携した認知拡大
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グランスタ東京内の立地や駅構内広告、オウンドメディアと連携することで、体験から購買・習慣化へとつなげる施策が実施できます。
希望に応じて店舗内での販売も可能で、クーポン施策など販売促進のトライアル実施も支援します。
- (4)インサイトを活用した商品開発・販促へのフィードバック
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店舗内のセンシングやキャストとの会話から得られるデータを分析し、生活者の反応をマーケティングデータとして企業にフィードバックします。
このデータは匿名化して処理され、商品開発、既存商品の改良、新サービス企画、販促計画などに活用されます。
実証実験の結果と具体的な導入効果(カゴメ事例を含む)
「&found」は本格常設化に先立ち、2022年7月からJR東日本の上野駅・東京駅・大宮駅の3駅で計3回の実証実験を実施しました。これらの実験には延べ約4万7,500人が来店し、体験・対話を通じたブランド理解の向上や販売促進効果が確認されました。
実証の結果、生活者からは日常の“スキマ時間”に半歩先の体験ができる点が支持され、常設化を望む声が多数寄せられたと報告されています。出展企業側では接点創出やマーケティングデータの取得、販売促進のトライアルで顕著な成果が得られました。
カゴメ株式会社の導入事例(第3回実証実験・JR大宮駅)
第3回実証実験では、カゴメの「ベジチェック®」による野菜摂取量測定体験を実施し、測定結果に応じて「野菜生活100」のサンプルを配布しました。また、2回診断した方には「NewDays」の無料引換クーポンを配布し、体験から購買までをシームレスに結びつける施策を展開しました。
その成果として、クーポン利用率は約95%を記録し、野菜摂取の必要性を自ら実感させることで「野菜生活100」への飲用意識を高める効果が確認されました。加えて、再測定を目的としたリピーターや口コミによる来店増加により、来店者数・サンプル配布数が予想を上回る結果となりました。エキナカでの体験を起点に、商品理解の深化だけでなく施設内店舗への送客や継続利用にもつながっています。
これらの実証実験の成果を踏まえ、両社は「&found」の常設化を決定しました。
また、運営主体である各社からのコメントも発表されています。JR-Cross 新事業戦略部 部長 髙田淳史氏は、グランスタ東京での新たなエキナカビジネスの開始と、生活者と企業の出会いの場としての活用を期待する旨を述べています。DNP 情報イノベーション事業部 統合企画センター 第2部 部長 宮田勝也氏は、生活者のリアルな声を企業活動につなげる重要性を挙げ、出展企業への活用の促進を呼びかけています。
出展・運営情報、関係組織の詳細
出展を希望する企業向けの案内は、プレスリリース内の記載に従いPICK UP欄を案内するWebページ経由で確認するよう案内されています。問い合わせ先は and-found@jr-cross.co.jp です。関連リンクとして、開催に関する情報や出展に関する案内が掲載される可能性のある外部URLとして https://omise.ekinaka-saiji.com/ が挙げられています。
以下に、本文で触れられている主要組織の概要を整理します。
- 株式会社JR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニー(JR-Cross)
- 商号:株式会社JR東日本クロスステーション
- 本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-8 サウスゲート新宿ビル6階
- 設立:2021年(令和3年)4月1日
- 代表取締役社長:伊藤敦子
- 事業:エキナカ商業施設(エキュート、グランスタ等)の展開・運営
- 大日本印刷株式会社(DNP)
- 代表取締役社長:北島義斉
- 本社:東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
- 事業内容:総合印刷業(スマートコミュニケーション部門、ライフ&ヘルスケア部門、エレクトロニクス部門等)
- URL:https://www.dnp.co.jp/
- グランスタ東京
- 立地:丸の内から八重洲の1階と地下1階に広がる広大な商業施設
- 特徴:東京駅限定の店舗や老舗の美食を含む多くの店舗が集積
- URL:https://www.gransta.jp/
掲載情報はリリース時点のものであり、内容は変更になる可能性がある旨も明記されています。
要点の整理と本文で触れた主要項目の一覧
以下の表に、本稿で取り上げた「&found」に関する主要事項を整理して示します。表は項目と内容で構成しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年9月9日 14:00(JR-Crossのプレスリリース) |
| 事業主体 | 株式会社JR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニー(JR-Cross)/大日本印刷株式会社(DNP) |
| 店舗名称 | &found(アンドファウンド) |
| 開業時期 | 今冬(予定) |
| 所在地 | JR東日本東京駅 グランスタ東京(改札内1階) |
| 駅利用者数(参考) | JR東日本東京駅:1日約43万人(2024年度各駅の乗車人員に基づく) |
| 実証実験実施 | 2022年7月から上野駅・東京駅・大宮駅の3駅で計3回実施、延べ約4万7,500人来店 |
| 導入事例(成果) | カゴメのベジチェック®体験でのサンプル配布、NewDays無料引換クーポン配布。クーポン利用率約95% |
| 主な機能・特長 | スキマ時間での試飲・試食等による体験提供、生活者の本音収集、駅広告等との連携による認知拡大、インサイトのマーケティング活用 |
| 出展問い合わせ | and-found@jr-cross.co.jp、出展案内はPICK UP欄を参照 |
| 関連リンク | https://omise.ekinaka-saiji.com/、https://www.gransta.jp/、https://www.dnp.co.jp/ |
| 個人データの取り扱い | 取得データは個人を特定できないように処理し、企業のマーケティング活動にのみ活用 |
以上が発表された内容の整理です。記事中では開業時期や所在地、実証実験の実績、導入事例の詳細、出展方法や問い合わせ先、両社の役割分担やデータ活用の方針まで、プレスリリースに記載された情報を網羅して示しました。掲載情報はリリース時点のものであり、今後変更される可能性がある点に留意してください。