梅田芸術劇場34年ぶり座席刷新、9/10お披露目
ベストカレンダー編集部
2026年9月9日 16:56
客席全面リニューアル
開催日:9月10日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
梅田芸術劇場メインホールの客席が34年ぶりに一新され、9月10日の公演でお披露目
株式会社梅田芸術劇場の発表によれば、梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)の客席椅子が全面リニューアルされ、2026年9月10日のミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』大阪公演初日より新座席がお披露目されます。プレスリリース発表日時は2026年9月9日 12時00分です。
1992年の竣工以来、初となる今回の全面リニューアルは客席の配置・機能・デザインを見直すもので、座席数は従来の1905席から1920席へと増加
改修の背景と狙い
劇場側は観客の視認性・快適性・アクセシビリティの向上を目的に、座席レイアウトや通路幅、車椅子スペースの拡張を実施しました。客席は劇場での舞台体験を大きく左右する要素であり、今回の改修は舞台と観客との距離感や劇場空間の印象を刷新するものです。
改修は終盤に差し掛かっており、旧座席の取り外し後に新座席が設置されています(写真提供:梅田芸術劇場)。新しい座席・配列は2026年9月10日以降の公演で順次使用されます。
座席デザインと機能の詳細——「華麗・躍動」というコンセプト
新しい客席椅子のデザインコンセプトは「華麗・躍動」。深紅(ワインレッド)の色合いを採用し、シャンデリアが輝くホールの雰囲気に合わせた華やかさと品格を打ち出しています。外観だけでなく、長時間の観劇に配慮した機能性も大きな特長です。
座面には体圧をバランスよく分散させる構造である「スパイラルサスペンション」を導入し、以前より奥行きをスリム化することで前席までの有効スペースを確保。背板は扇形のデザインにより面積を拡張し、着席時に手を添えやすい形状としています。
- 座席数
- 1905席 → 1920席(増席)
- 配置変更
- 1階席前方中央ブロックを千鳥配置に変更、2階席の一部配列見直し
- 通路・車椅子対応
- 通路幅拡大、車椅子スペース拡張
- デザインコンセプト
- 「華麗・躍動」:深紅の色合い、扇形背板、スパイラルサスペンション
- 観劇時の快適性向上:体圧分散設計と足元スペースの拡張
- 機能性:手を添えやすい背板形状と動線の整理
- 景観:舞台から見た客席景色の美化(通路減少による視覚的整合)
利用者と演者双方に配慮した改修
通路幅の拡大は入退場時の混雑緩和や緊急時の安全性向上に資すると同時に、舞台演出で客席通路を活用する演者の動きを想定した設計変更でもあります。車椅子スペースの拡張はアクセシビリティの強化を明確に示しています。
これらの改修は単なる設備更新に留まらず、舞台芸術の表現領域に影響する要素として計画されています。舞台側から見た際の景観や演出のしやすさも検討されており、演出面での発想を広げる土壌につながると考えられます。
城田優が語る、新客席の第一印象と劇場観
客席リニューアル工事が終盤に差しかかる頃、梅田芸術劇場の公演に何度も出演している俳優・城田優氏が来訪しました。城田氏は2027年に同劇場で上演予定のミュージカル『RRR』(2027年3月~4月)で演出とW主演、ならびにミュージカル『ファントム』(2027年9月~10月)で演出を担うことが決まっています。
以下は城田氏の発言内容を原文の趣旨に沿って抜粋・要約したものです。発言は取材・文:小野寺亜紀、撮影:ハヤシマコによる取材で得られたものです。
新座席の色味と座り心地について
城田氏は新座席について「座席の色味が光沢感のある深いワインレッドになり、シャンデリアの輝くきらびやかな梅田芸術劇場メインホールに非常に合っている」と述べ、見た目のセンスや座り心地を高く評価しました。座面の広さや足元のゆとりが増した点についても「僕は背が高いので前席との間隔が広いのはありがたい」と語っています。
また、観客の集中力維持という観点からも座席の機能性向上を歓迎しており、「ミュージカルは上演時間が長いので、座席が新しくなることは観劇する立場としても、舞台に集中していただきたいキャストやスタッフとしてもポジティブ」とのコメントを残しました。
通路幅拡大と車椅子スペース拡張について
通路幅の拡大については、城田氏は演者・観客双方にとって利点があるとし、入退場時の混雑緩和や劇中で通路を走る場合の安全性向上を挙げています。また、車椅子の方への配慮が進んだ点を評価し、舞台側から見た客席景観も「すっきりしていて美しい」と述べました。
改修に対する個人的な感情としては「名残惜しい気持ちもあったが、プラスの変化ばかり」と語り、劇場への深い愛着を示しました。城田氏は梅田芸術劇場での出演が多く、劇場は大阪における重要な拠点であると位置づけています。
劇場での歩みと今後の作品展望
城田氏は2008年の『テイクフライト』以降、約20年にわたり同劇場に立ち続けており、『ロミオ&ジュリエット』『ファントム』『エリザベート』など多数の作品で同劇場に出演してきました。特に『ファントム』は自身にとって重要な作品で、2014年・2019年・2023年に続き来年も上演予定であることを明かしました。
演出面では、客席通路を多用する演出意図について「お客様との一体感をつくりたい」「上演前から劇場全体を使ってお芝居の世界に引き込みたい」と述べ、新しい客席で可能になる演出の展開に期待を示しています。城田氏は『RRR』でも客席降りがあることを示唆し、新座席での演出を検討していく意向を示しました。
上演予定ラインナップ(2026/9/9 正午時点)と関連公演情報
発表資料には、梅田芸術劇場メインホールの今後の上演予定ラインナップが掲載されています。以下はそのままの情報で、日程は変更される可能性がありますが、掲載日は2026年9月9日 12:00時点のものです。
各公演の詳細な企画・制作情報、出演者、脚本・演出情報もリリース資料に含まれています。主要な公演については個別に制作クレジットや公式ページのURLも示されています。
| 公演名 | 公演日程 |
|---|---|
| ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』 | 2026/9/10(木)~9/21(月・祝) |
| KURUMU OKAMIYA 1st Concert『The Fanfare』 | 2026/9/26(土)~9/27(日) |
| ブロードウェイミュージカル『ファニー・ガール』 | 2026/10/9(金)~10/18(日) |
| 宝塚歌劇 宙組 全国ツアー『再会-風が残した君の名前-』/『Diamond IMPULSE』 | 2026/10/27(火)~10/30(金) |
| ミュージカル『101ダルメシアンズ』 | 2026/11/7(土)~11/15(日) |
| ミュージカル『ミス・サイゴン』 | 2026/12/5(土)~12/17(木) |
| 宝塚歌劇 雪組 メインホール公演『Monte-Cristo ―le spectacle musical―』 | 2026/12/24(木)~12/30(水) |
| ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』 | 2027/1/19(火)~1/24(日) |
| ミュージカル『ミー&マイガール』 | 2027/1/31(日)~2/8(月) |
| ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』 | 2027/2/11(木・祝)~2/15(月) |
| 宝塚歌劇 星組 メインホール公演 ステージプレイ 『大奥』 | 2027/2/27(土)~3/7(日) |
| ミュージカル『RRR』 | 2027年3~4月(大阪公演) |
| ミュージカル『モーツァルト!』 | 2027年5月 |
| ミュージカル『ファントム』 | 2027年9~10月(大阪公演) |
主な公演の制作情報(抜粋)
ミュージカル『RRR』の主要クレジットは、脚本:谷貴矢(宝塚歌劇団)・城田優、演出:城田優/尾上松也/谷貴矢、主演:尾上松也/城田優、企画・制作:梅田芸術劇場。大阪公演は2027年3月~4月で、東京・福岡公演も予定されています。公式ページは https://www.umegei.com/musical-rrr/ に掲載されています。
ミュージカル『ファントム』は脚本:アーサー・コピット、作詞・作曲:モーリー・イェストン、原作:ガストン・ルルー、演出:城田優。出演は加藤和樹/城田優(Wキャスト)ほか。企画・制作は梅田芸術劇場で、大阪公演は2027年9月~10月、東京・福岡公演も予定されています。公式ページは https://www.umegei.com/phantom2027/ に掲載されています。
本文の要点まとめ
以下の表は本記事で紹介した主要事項を整理したものです。劇場の改修内容、公開時期、城田優氏の関与、公演スケジュールなど、重要な情報を一望できるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年9月9日 12:00(株式会社梅田芸術劇場) |
| リニューアル反映開始公演 | ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』大阪公演初日:2026/9/10 |
| 劇場所在地 | 大阪市北区(梅田芸術劇場メインホール) |
| 座席数(旧→新) | 1905席 → 1920席(増加) |
| 主な配置変更 | 1階席前方中央ブロックを千鳥配置に変更、2階席一部配列見直し |
| 通路・車椅子対応 | 1階通路幅拡大、一部通路を廃止、車椅子スペース拡張 |
| 座席の技術・デザイン | 「華麗・躍動」コンセプト、深紅の色合い、スパイラルサスペンション、扇形背板 |
| 城田優の関与 | 来場して新座席を確認。2027年公演『RRR』(演出・W主演)と『ファントム』(演出・出演)を同劇場で予定 |
| 取材・撮影 | 取材・文:小野寺亜紀、撮影:ハヤシマコ |
| 公式リンク | https://www.umegei.com/ |
以上がリリースに基づく梅田芸術劇場メインホールの客席全面リニューアルに関するまとめです。公演スケジュールや出演者情報は公演ごとに公式情報が更新される可能性がありますので、詳細は梅田芸術劇場の公式サイト(上記)でご確認ください。