9月19日開幕|箱根・龍宮殿の紙芝居が伝える移築の物語
ベストカレンダー編集部
2026年9月10日 15:08
九頭龍紙芝居上演・展示
開催期間:9月19日〜9月30日
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龍宮殿本館で上演・展示される紙芝居 — 昭和100年の節目に建物の物語を伝える13日間
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する絶景日帰り温泉 龍宮殿本館(所在地:神奈川県足柄下郡箱根町、支配人:大須賀夕子)は、2026年9月19日(土)から9月30日(水)までの期間、国登録有形文化財「龍宮殿」の歴史を紹介するオリジナル紙芝居『九頭龍伝説と龍宮殿ものがたり』の上演および展示を行います。本企画は「昭和100年」事業の一環として位置づけられ、昭和期の歴史建築に光を当て、その価値や歩みを次世代へ伝えることを目的としています。
上演は9月21日(月・祝)と9月22日(火)に各日2回、14:00および16:00から行われ、各回約15分です。展示は温泉の営業時間内に館内で実施され、上演はロビーで行われます。参加は無料で、龍宮殿本館を利用するお客さまや龍宮殿別館に宿泊するお客さま、そして箱根町内の小学校児童が対象となります。箱根町教育委員会の協力により、小学生を対象とした招待も行われます。
開催概要の要点
以下は本企画の主要な開催情報です。日時・会場・対象・費用などを明確に示しています。
- 開催期間:2026年9月19日(土)〜9月30日(水)
- 紙芝居上演:2026年9月21日(月・祝)、9月22日(火) 各日14:00/16:00(各回約15分)
- 会場:日帰り温泉 龍宮殿本館(上演:ロビー/展示:館内)
- 対象:龍宮殿本館をご利用のお客さま、龍宮殿別館に宿泊のお客さま、箱根町小学校児童
- 参加費:無料
- 協力:箱根町教育委員会
本企画は、観光目的の来館者だけでなく地域の教育的取り組みとも連携しており、箱根町教育委員会と連携した学習機会を提供する点が特徴です。
建物の誕生と移築 — 浜名湖から芦ノ湖へ約200kmを越えた歴史
龍宮殿本館の前身は1938年(昭和13年)に浜名湖弁天島で開業した「浜名湖ホテル」です。建物は京都・平等院鳳凰堂をモチーフにした外観を持ち、戦後に解体され、貨車で熱海へ運ばれ、その後険しい山道を越えて箱根・芦ノ湖畔へ移築されました。1957年(昭和32年)に「龍宮殿」として箱根で新たな歴史を刻み始めています。
2017年には「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」として開業し、同年に国登録有形文化財に登録されました。本企画は、建物外観や温泉だけでは伝えきれない、誕生と移築の物語、建築を受け継いできた人々の技術や思いを、視覚的にも物語としても理解しやすい形で伝えることを狙いとしています。
沿革の年表(概要)
下記の年表は龍宮殿にまつわる主要な出来事をまとめたものです。移築や名称変更、登録などの歴史的事実を時系列で整理しています。
- 1938年(昭和13年)
- 浜名湖弁天島に「浜名湖ホテル」として開業。建物は平等院鳳凰堂をモチーフとした外観を持つ。
- 戦後(年次不詳)
- 建物は解体され、貨車で熱海へ輸送される。その後、険しい山道を超えて箱根へ移築。
- 1957年(昭和32年)
- 箱根・芦ノ湖畔で「龍宮殿」として新たに営業を開始。
- 2017年
- 「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」として開業。同年、国登録有形文化財に登録。
移築はおよそ200kmにおよぶ長距離の移動を伴い、建築技術や人手による継承の重要性が浮かび上がります。今回の紙芝居と展示では、こうした技術・労力・歴史的背景も含めて紹介されます。
紙芝居の構成と教育連携 — 九頭龍伝説を軸に地域文化を伝える試み
オリジナル紙芝居『九頭龍伝説と龍宮殿ものがたり』は、芦ノ湖に伝わる九頭龍伝説を出発点に、浜名湖で建てられた建物が箱根へ移築され「龍宮殿」となった経緯、名称の由来を絵と語りでつなぎます。写真や年表による説明に加えて、絵の力と語りの併用で子どもから大人まで分かりやすく理解できる構成になっています。
箱根町教育委員会との連携により、箱根町内の小学生を日帰り温泉へ招待する教育プログラムも実施されます。実際に文化財を訪れる体験を通じて、地域の歴史や文化財保存の必要性への関心を高める狙いがあります。箱根町教育委員会は、今回の取り組みが子どもたちにとって貴重な学びの機会になると述べています。
紙芝居の内容と見どころ
紙芝居は単に物語を読むだけでなく、視覚的な要素と語り手の説明を組み合わせることで、建築の移築過程や当時の人々の工夫、場の名称が持つ意味を伝えます。歴史的事実をやさしい表現で紹介することにより、年齢を問わず地域文化に興味を持つ契機となることを目指しています。
- 九頭龍伝説の紹介(芦ノ湖にまつわる物語)
- 浜名湖で生まれた建物の説明(平等院鳳凰堂の意匠など)
- 戦後の解体と輸送、移築の経緯
- 1957年の龍宮殿としての再出発と2017年の現状
紙芝居上演は各回約15分で、子どもが集中しやすい時間設定になっています。展示では写真や年表、解説パネルを通じて紙芝居で扱った内容を補強します。
展示場所・運営体制・継続的な意義 — 文化財としての価値を伝え続ける取り組み
展示は龍宮殿本館の温泉営業時間内に館内で行われ、上演はロビーを舞台に実施されます。運営は株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが担い、支配人は大須賀夕子です。協力は箱根町教育委員会が行い、地域と連携した取り組みとして展開されます。
西武グループによる「昭和100年事業」は、昭和の時代を顧みてその魅力を次世代へつなぐことを目的としています。龍宮殿本館における今回の企画は、単発の展示にとどまらず、建物の歴史や文化財としての価値を継続的に伝えていく活動の一環です。温泉施設を単なる入浴の場とせず、歴史・建築・文化を体験し、過ごす目的地として位置づけ直す取り組みが進められます。
実施にあたってのポイント
展示と上演は入場無料であり、龍宮殿本館を訪れる幅広い年齢層に向けて公開されます。箱根旅や富士山の景観と合わせて地域資源としての価値を再確認する機会となります。また、展示内容は写真や年表、絵と語りを組み合わせることで、視覚的かつ知的な学習効果を高める工夫が取り入れられています。
運営側は今後も建物の歴史を伝える活動を継続し、文化財としての保存と活用を両立させる方針です。関連情報は施設公式ページでも確認できます:https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/honkan/
まとめ:本企画の要点整理
下表は本記事で触れた開催情報、対象、運営・協力体制、歴史的背景などの主要事項を一目で確認できるよう整理したものです。表の後に本企画の意図を短くまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企画名 | オリジナル紙芝居「九頭龍伝説と龍宮殿ものがたり」の上演・展示 |
| 開催期間 | 2026年9月19日(土)〜9月30日(水) |
| 紙芝居上演日時 | 2026年9月21日(月・祝)、9月22日(火) 各日14:00/16:00(各回約15分) |
| 会場 | 日帰り温泉 龍宮殿本館(上演:ロビー/展示:館内) |
| 主催・運営 | 株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(支配人:大須賀夕子) |
| 協力 | 箱根町教育委員会 |
| 対象 | 龍宮殿本館をご利用のお客さま、龍宮殿別館に宿泊のお客さま、箱根町小学校児童 |
| 参加費 | 無料 |
| 歴史的背景(要約) | 1938年に浜名湖弁天島で開業した浜名湖ホテルを起源とし、戦後に解体・輸送、箱根へ移築。1957年に龍宮殿として再出発。2017年に「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」として開業し、国登録有形文化財に登録。 |
| 関連リンク | https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/honkan/ |
| カテゴリ・キーワード | 旅行・観光、フィットネス・ヘルスケア、箱根、芦ノ湖、温泉、富士山、日帰り温泉、絶景、旅、サウナ、箱根旅、サスティナブル |
本企画は、建築物としての龍宮殿が持つ歴史的価値を、物語と展示という形式で多世代に伝える機会です。紙芝居の上演と館内展示を通じて、九頭龍伝説や移築の歴史、建築に携わった人々の足跡に触れることができます。また、箱根町教育委員会との連携により地域の小学生を招待するなど、教育的な側面も備えた取り組みになっています。詳細は施設の公式サイトで確認できます。