ヨコハマダンスコレクション2027が1/30開幕 全21組の注目作
ベストカレンダー編集部
2026年9月11日 18:09
ヨコハマダンスコレクション
開催期間:1月30日〜2月18日
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横浜を舞台に3週間展開するコンテンポラリーダンスの国際祭典
ヨコハマダンスコレクション2027は、会期を2027年1月30日(土)から2月18日(木)までの約3週間に拡大して開催されます。本催しは横浜で毎年開催されるコンテンポラリーダンスの祭典であり、今回で第32回を迎えます。プレスリリースは公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団により、2026年9月11日 15時38分に発表されました。
歴代のコンペティションを通じて500名以上の振付家が世界へ羽ばたいてきた本フェスティバルは、今回の開催でも国内外から多彩なアーティストが集結します。上演プログラムは全21組にのぼり、国内若手の受賞者や世界的アーティスト、海外フェスティバルとの連携プログラムなど、バラエティに富んだ公演が並びます。
開催の主旨と会場構成
本イベントは作品上演のみならず、ワークショップやトークなど公演前後に楽しめる関連イベントも併催される設計になっています。ダンスの表現や技術に深く触れる機会が多く用意されており、プロの表現を横浜で直接体験できる場となります。
会場は横浜赤レンガ倉庫1号館(3Fホール)と、地域の舞台である横浜にぎわい座 のげシャーレの二会場に分かれて実施されます。作品ごとに会場やスケジュールが定められているため、鑑賞を検討する際は各公演の日時と会場の確認が必要です。
注目プログラムとアーティスト紹介 — 多様な表現が交差する全21組の構成
本章ではプレスリリースに含まれる全プログラムのうち、発表された個別プログラムの詳細を網羅的に紹介します。ここで挙げるプログラムは、コンペティション部門から招聘による海外アーティストの招聘作、受賞者新作、復刻上演まで多岐に渡ります。
発表された各公演には上演日時・会場・作品の趣旨や出自、関係組織の説明が添えられています。以下に個々のプログラムを時系列順に詳述します。
コンペティション(プロフェッショナル/アンダー25)
公募により選出されたファイナリストが横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールにて上演し、審査により受賞者が決定されます。部門はプロフェッショナルとアンダー25の2部門に分かれ、それぞれ評価基準が異なります。
プロフェッショナル部門は作品の完成度、独創性、新たな表現の可能性を重視します。アンダー25部門は新たな表現への挑戦、独自の発想、将来性と可能性を重視し、若手育成に焦点を当てています。
- 日時:2027年1月30日(土)アンダー25/2027年1月31日(日)プロフェッショナル
- 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
- 形式:各部門1回限りの上演による審査
ダンスクロス:小林萌 × フランス拠点アーティスト(ダブルビル)
「ダンスリフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル」の推薦を受けるフランス拠点のアーティストと、ヨコハマダンスコレクション2024 コンペティションⅠで在日フランス大使館ダンスリフレクションズ賞を受賞した小林萌によるダブルビルです。二者の対話的な編成により多層的な身体表現が提示されます。
小林 萌は幼少期に空手を経験し黒帯を持ち、13歳から踊り始めた経歴を持ちます。武道の身体操作やキレ、脱力を土台に、復元不可能な存在性や生命・身体の儚さに着眼した表現を行っています。
- 日時:2027年2月2日(火)~3日(水)全2回
- 会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
受賞者公演:横山彰乃 新作
横山彰乃はヨコハマダンスコレクション2020 コンペティションⅠで審査員賞を受賞し、その後も国内外で活動を展開してきました。2024年にはHOTPOT東アジア・ダンスプラットフォームにて『幽憬』を上演するなど、東洋的な身体性と現代ダンスの融合に取り組んでいます。
本公演では東洋的身体の探求を基にした新作を横浜赤レンガ倉庫3Fホールで上演します。
- 日時:2027年2月4日(木)~5日(金)全2回
- 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
ダンスコネクション:田村虹賀 × LAND BEFORE TIME(ダブルビル)
城崎国際アートセンターとAerowavesとの連携により招聘されるプログラムです。スウェーデン拠点のデュオ「LAND BEFORE TIME」と、ヨコハマダンスコレクション2025 コンペティションⅡで最優秀新人賞を受賞した田村虹賀の新作が同一公演で上演されます。
Aerowavesは30カ国以上のパートナーが連携するヨーロッパの国際的ダンスネットワークで、新進振付家の発掘と支援を目的としています。招聘作品は国際的ネットワークの成果として紹介されます。
- 田村 虹賀
- 2000年生まれ。パフォーミングアーツ、現代美術、ファッション、コンテンポラリーダンスを横断する表現を行う。スカム表現からプリミティヴ表現まで幅広く、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの両領域で活動。
- Land Before Time
- ヨアンナ・ホレヴァ・クローナとヤレド・ティラフン・セーデルルンドによるデュオ。ストリートダンス要素と実験的な音響・即興を融合し、身体と音楽の間にあるリズムや関連性を探求。上演作『Waterkind』はAerowaves 2025に選出。
- 日時:2027年2月6日(土)~7日(日)全2回
- 会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
伊藤キム:復刻版と新作のダブルビル
1996年にバニョレ国際振付賞ジャパンプラットフォームで受賞した作品『生きたまま死んでいるヒトは死んだまま生きているのか?』を約30年ぶりに復刻上演します。同時に若手ダンサーを起用した新作も同時上演する構成です。
伊藤キムは舞踏家・古川あんずに師事し、1995年に『伊藤キム+輝く未来』を結成。フランス・バニョレ国際振付賞や各種舞台芸術賞を受賞し、近年は団体を復活再始動。本公演では復刻と新作の対照から過去と現在の表現の連続性を示す予定です。
- 日時:2027年2月8日(月)~9日(火)全2回
- 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
Pichet Klunchun(ピチェ・クランチェン)による最新作
タイ拠点の振付家ピチェ・クランチェンは、古典タイ舞踊と現代表現を繋ぐ新たな身体言語を開拓してきた作家です。本作『CHAPTER 2』では、AIを単なる制作ツールとしてではなくパフォーマーとして位置づけ、AIと共同で作品を創作する試みを行います。伝統的身体表現と新たなテクノロジーの対話がテーマです。
会期中にはダンサー対象のワークショップも予定されています。ワークショップの詳細は後日ヨコハマダンスコレクションの公式WEBサイトで発表される旨が案内されています。
- 日時:2027年2月10日(水)~11日(木)全2回
- 会場:横浜にぎわい座 のげシャーレ
WANG Yeu-Kwn(ワン・ユーグァン) 新作世界初演『Remains』
台湾拠点の振付家WANG Yeu-Kwnは国際的注目を集める存在で、ヨコハマダンスコレクション2021-DECでは『Beings』が複数賞を受賞しました。本公演では『Beings』から始まる三部作の最終章にあたる『Remains』を世界初演します。
衣裳デザインはA-POC ABLE ISSEY MIYAKEのデザインチーム、宮前義之率いるエンジニアリングチームが担当し、舞台表現の拡張を図ります。WANGはShimmering Productionの芸術監督を務め、台湾国家両庁院(NTCH)レジデント・アーティスト等の経歴を持ちます。
- 日時:2027年2月13日(土)~14日(日)全2回
- 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
康本雅子:横浜赤レンガ倉庫1号館の振付家による新作
康本雅子は横浜赤レンガ倉庫1号館の振付家であり、幅広い世代のダンサーを集めた円形舞台での上演を予定しています。音楽、演劇、映像、アニメ、建築など異ジャンルとの共同制作や市民参加型の活動経験も豊富です。
近年はワークショップ企画・運営団体「ああ99ビビ」を立ち上げ、幅広い世代に向けたWSを展開しています。本公演は会場固有の特徴を生かした舞台設計が見どころです。
- 日時:2027年2月17日(水)~18日(木)全2回
- 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
開催概要、連携団体、関連イベントの構成
ヨコハマダンスコレクション2027の会期・会場・主催・共催等の開催概要を以下に整理します。複数の国際ネットワークや在日フランス大使館などとの連携による招聘が行われ、国際性が強く打ち出されています。
また、プログラムには賞歴を持つアーティストや国際的評価の高い作家が複数含まれており、国内外のアートネットワークとの連携で構成されています。
- 会期
- 2027年1月30日(土)~2027年2月18日(木)
- 会場
- 横浜赤レンガ倉庫1号館(3Fホール)、横浜にぎわい座 のげシャーレ
- 主催
- 横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
- 共催
- 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、横浜にぎわい座[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
連携・招聘についての注記
本フェスティバルではAerowavesや城崎国際アートセンターなど国際的なネットワークとの連携を活用した招聘プログラムを実施します。Aerowavesは30カ国以上が連携するヨーロッパの振付家支援ネットワークであり、今回の招聘はその連携の成果の一部です。
在日フランス大使館およびアンスティチュ・フランセの推薦による作品も含まれており、フランス拠点アーティストの招聘や推薦プログラムが組み込まれています。
ワークショップと関連情報の案内
会期中には複数のワークショップが予定されており、特にピチェ・クランチェンの回ではダンサー対象のワークショップ開催が明記されています。ワークショップの詳細は後日、ヨコハマダンスコレクションのWEBサイトで告知される予定です。
ワークショップやトークは上演の前後に実施されることが想定され、観客のみならず実践者にとっても学びと交流の機会が設けられます。参加方法や申込要件については公式発表を確認する必要があります。
主要プログラムの要点整理と全体のまとめ
本節では記事内で触れた主要プログラムを一覧表にまとめ、日時・会場・出演者・特徴を整理します。各作品の制作背景や賞歴、連携団体などの情報を併せて示すことで、鑑賞プランの作成に役立つ要点を提示します。
下表はプレスリリースに基づく全ての発表情報を網羅して整理したものです。日程や会場は公表されている情報によるため、正式なチケット発売日や追加の上演情報は主催者の公式発表を参照してください。
| 日時 | プログラム | 出演者/振付家 | 会場 | 主な特徴・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2027-01-30 (土) | コンペティション(アンダー25) | 公募ファイナリスト | 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール | 若手の新表現を評価。1回上演の審査形式 |
| 2027-01-31 (日) | コンペティション(プロフェッショナル) | 公募ファイナリスト | 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール | 作品の完成度・独創性を重視。1回上演の審査形式 |
| 2027-02-02~03 | ダンスクロス(ダブルビル) | 小林 萌/フランス拠点アーティスト | 横浜にぎわい座 のげシャーレ | 在日フランス大使館推薦作品含む |
| 2027-02-04~05 | 受賞者公演(新作) | 横山 彰乃 | 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール | 東洋的身体を探求する新作 |
| 2027-02-06~07 | ダンスコネクション(ダブルビル) | 田村 虹賀/Land Before Time | 横浜にぎわい座 のげシャーレ | Aerowaves・城崎国際アートセンター連携招聘 |
| 2027-02-08~09 | 伊藤キム(復刻版 × 新作) | 伊藤 キム | 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール | 1996年受賞作の復刻と若手起用の新作を同時上演 |
| 2027-02-10~11 | Pichet Klunchun(最新作) | Pichet Klunchun | 横浜にぎわい座 のげシャーレ | AIをパフォーマーとして位置づける『CHAPTER 2』/WS予定 |
| 2027-02-13~14 | WANG Yeu-Kwn(世界初演) | WANG Yeu-Kwn | 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール | 『Remains』世界初演。衣裳はA-POC ABLE ISSEY MIYAKEチーム |
| 2027-02-17~18 | 康本 雅子(新作) | 康本 雅子 | 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール | 幅広い世代のダンサーによる円形舞台上演 |
上表はプレスリリースに記載された日程・会場・出演情報を整理したものです。主催は横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)、共催には在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセおよび横浜にぎわい座が含まれます。ワークショップ等の追加情報は公式WEBサイトで順次発表されます。
本記事ではプレスリリースに基づく全項目を網羅して紹介しました。会期は2027年1月30日から2月18日まで、会場は横浜赤レンガ倉庫1号館と横浜にぎわい座 のげシャーレ、主催・共催の体制や各公演の上演日程と特徴を整理して掲載しています。具体的なチケット情報やワークショップの参加方法等は、公式発表に基づき確認してください。