10月22日開幕 広重×北斎で読み解く浮世絵の風景
ベストカレンダー編集部
2026年9月12日 07:49
広重+北斎浮世絵展
開催期間:10月22日〜1月17日
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浮世絵の風景──広重と北斎が描いた多様な視点
江戸後期の浮世絵を代表する二人、歌川広重と葛飾北斎が描いた風景画に焦点をあてる特別展が、芦屋市立美術博物館で開催されます。本展は、天候や季節、時間帯、人物の有無、構図の工夫など、両者が風景をどのように描き分けたかを具体的に比較できる構成になっています。
制作年代やシリーズの違いによる個性だけでなく、作品に込められた視点や鑑賞のヒントを提示することを目的としています。出展点数は厳選された141点で、広重の『東海道五十三次』『名所江戸百景』、北斎の『富嶽三十六景』など人気シリーズの名作が並びます。
本展の主題と鑑賞のポイント
本展は「天候と季節」「時間帯」「人物描写」「構図と仕掛け」など、鑑賞の際に着目すべき項目ごとに作品を配列しています。たとえば広重の作には雨の場面が多く見られる点に着目すると、色彩や筆致の変化がより明瞭に理解できます。
北斎は奇抜な構図や迫力ある画力、広重は物語性や情緒を重視した描写が特徴です。それぞれの特色を対比しながら観ることで、同じ「名所」や「富士山」を題材にしても、表現の差異が浮かび上がります。展示には鑑賞ポイントの解説が付され、初めての来場者でも理解しやすい配慮がなされています。
展示の特徴と見どころ一覧
本展ではシリーズごとの代表作を中心に、構成を章立てして展示します。各章では作品の背景解説や鑑賞の留意点が掲示され、来場者は作品をただ眺めるだけでなく、観察の方法や視点を学びながら鑑賞できます。
さらに、目から鱗の視点を提供する解説により、たとえば「広重の絵には雨のシーンが多い」といった発見が得られます。展示は単なる名作の羅列ではなく、比較鑑賞ができるよう工夫されています。
- 出展点数:厳選された141点
- 重点シリーズ:広重『東海道五十三次之内』『名所江戸百景』、北斎『富嶽三十六景』
- 鑑賞の章立て:「天候と季節」「時間帯」「人物描写」「構図と仕掛け」など
- 関連展示:1階歴史資料展示室で『北斎漫画』と月岡芳年の浮世絵を展示
展覧会の開催概要と入場案内
本展の主催は芦屋市立美術博物館、指定管理者として株式会社小学館集英社プロダクション(ShoPro)が運営に関わっています。開催にあたっては兵庫県教育委員会や各報道機関などの後援がついています。
以下に開催情報、休館日、入館時間など運営上の要項を正確に示します。訪問前に確認することで、会期中の計画を立てやすくなります。
会期・休館日・開館時間
会期は2026年10月22日(木)から2027年1月17日(日)までです。開館時間は午前10時から午後5時までで、入館は午後4時30分までとなります。会期中の休館日は基本的に月曜日ですが、以下の例外的な開館・休館が設定されています。
特に年末年始の休館期間と祝日の扱いに注意が必要です。詳細は美術館の案内に従ってください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年10月22日(木)~2027年1月17日(日) |
| 開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(ただし11月23日(月・祝)、1月11日(月・祝)は開館。代わりに11月24日(火)、1月12日(火)は休館)、年末年始(12月29日(火)~1月3日(日)) |
会場と主催・後援
会場は芦屋市立美術博物館です。指定管理者は株式会社小学館集英社プロダクション(ShoPro)で、主催は芦屋市立美術博物館です。後援・協力関係は以下の通りです。
後援には兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、朝日新聞神戸総局、神戸新聞社、NHK神戸放送局、Kiss FM KOBEが名を連ね、特別協力はメ~テレ(名古屋テレビ放送)、企画協力は青幻舎プロモーションとなっています。
観覧料・割引と利用上の注意
観覧料は種別ごとに設定されており、団体料金や各種割引規定が適用されます。高齢者や身体障害者手帳等をお持ちの方への割引規定や着物での来場割引についても明確に示されています。
割引の併用はできない点や、介護者の割引適用条件、団体の人数基準など、実際の入場時に確認が必要な事項が含まれます。事前に条件を把握しておくと来館がスムーズになります。
観覧料の一覧
以下は本展の観覧料と団体料金、割引規定を整理した一覧です。団体料金は20名以上が対象です。
| 区分 | 当日料金(円) | 団体料金(20名以上、円) |
|---|---|---|
| 一般 | 1,500 | 1,200 |
| 大学・高校生 | 1,000 | 800 |
| 中学生以下 | 無料 | 無料 |
高齢者(65歳以上)および身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方並びにその介護の方は、各当日料金の半額が適用されます。なお、着物で来場の観覧者は2割引きになりますが、複数の割引は併用できません。
各種割引の適用を受ける際には証明書の提示が必要となる場合があります。詳細は美術館の窓口または公式サイトで確認してください。
出展作品・展示構成と関連企画
本展に出展される主な作品と展示構成は、広重と北斎の代表作を中心に構成されています。作品リストにはシリーズ名や個々の題名が含まれ、展覧会の見どころを具体的に示しています。
また、展覧会関連企画として1階歴史資料展示室にて『北斎漫画』と月岡芳年の浮世絵も展示されます。これにより、同時代の他作家の表現や伝統的な画題の広がりも確認できます。
主な出展作品(作品名は原題表記)
以下はプレスリリースで明示された出展作品名の一覧です。展示点数は合計141点で、下記はその主な作品を網羅しています。
- 歌川広重『名所江戸百景』
- 歌川広重『東海道五十三次之内』〈保永堂版・行書版〉
- 歌川広重『木曽海道六十九次之内』
- 歌川広重『富士三十六景』
- 歌川広重『忠臣蔵』
- 歌川広重『東都名所年中行事』
- 歌川広重『江戸高名会亭尽』
- 歌川広重『近江八景』
- 歌川広重『雪中鴛鴦図』
- 葛飾北斎『富嶽三十六景』
- 葛飾北斎『東海道五十三次』
- 葛飾北斎『阿蘭陀画鏡 江戸八景』
- 葛飾北斎『謎かけ戯画集』
- 葛飾北斎『鬼児島弥太郎 西法院赤坊主』
- 葛飾北斎『月に時鳥』
- 葛飾北斎『新板浮絵両国橋夕涼花火見物之図』
- 歌川広重『名所江戸百景 深川洲崎十万坪』
- 葛飾北斎『鬼児嶋弥太郎と西法院赤坊主』
- 歌川広重『名所江戸百景 四ッ谷内藤新宿』
- 歌川広重『東海道五拾三次之内 池鯉鮒 首夏馬市』
- 歌川広重『名所江戸百景 浅草金竜山』
- 歌川広重『名所江戸百景 猿わか町よるの景』
- 葛飾北斎『富嶽三十六景 御厩河岸より両国橋夕陽見』
展示構成(章立て)と関連展示
展示は以下の章立てで構成され、来場者が章ごとに異なる観点から作品を比較できるように配慮されています。章ごとの主題ごとに解説が付され、鑑賞のポイントが示されます。
また、1階歴史資料展示室における関連企画展示も含め、浮世絵の多様性と時代背景を併せて体感できる構成です。展覧会中の関連イベントは美術館の公式サイトにて更新されます。
- 1-1 広重:天候と季節
- 1-2 広重:時間帯
- 1-3 広重:人物
- 1-4 広重:構図と仕掛け
- 2-1 広重:街道の楽しみ
- 2-2 広重:江戸名所
- 2-3 広重:諸国名所
- 2-4 広重:富士
- 2-5 広重:花鳥
- 3-1 北斎:風景画
- 3-2 北斎:人物画
関連企画:1階歴史資料展示室では『北斎漫画』と月岡芳年の浮世絵を展示。展覧会に関する最新情報や関連イベントの案内は公式ウェブサイト(https://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/21026.html)を参照してください。
展覧会概要のまとめ
以下の表は本記事内で触れた主要な情報を整理したものです。来館前に必要な基本情報を短く確認できるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 特別展「浮世絵の風景画を楽しむ 広重+北斎」 |
| 会期 | 2026年10月22日(木)~2027年1月17日(日) |
| 開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(例外あり)、年末年始(12/29~1/3) |
| 会場 | 芦屋市立美術博物館 |
| 主催・運営 | 芦屋市立美術博物館(指定管理者:株式会社小学館集英社プロダクション) |
| 後援等 | 兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、朝日新聞神戸総局、神戸新聞社、NHK神戸放送局、Kiss FM KOBE、特別協力:メ~テレ、企画協力:青幻舎プロモーション |
| 観覧料 | 一般1,500円(団体1,200円)、大高生1,000円(団体800円)、中学生以下無料。高齢者(65歳以上)・手帳所持者等と介護者は当日料金の半額。着物来場者は2割引(併用不可) |
| 出展点数 | 141点(広重・北斎の代表作を中心に展示) |
| 関連展示 | 1階歴史資料展示室:『北斎漫画』、月岡芳年の浮世絵 |
| 公式情報 | https://ashiya-museum.jp/exhibition/exhibition_next/21026.html |
| 報道発表 | 株式会社小学館集英社プロダクション(ShoPro) 発表日:2026年9月11日 12:00 |
本展は、広重と北斎という二人の巨匠が同じ題材をどう描き分けたのかを具体的に比較できる構成です。会期・開館時間・料金体系・休館日の情報は確実に本記事内に記載した通りです。詳細な関連イベント情報や最新の来館案内は、必ず芦屋市立美術博物館の公式サイト(https://ashiya-museum.jp/)でご確認ください。