2027年、ソウル市バスでJCBタッチ決済導入へ
ベストカレンダー編集部
2026年9月18日 18:11
ソウルバスJCB導入
開催日:1月1日
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ソウルの公共交通で‟クレカ乗車”を目指すJCBとTmoneyの提携
2026年9月18日付のプレスリリースにより、株式会社ジェーシービー(以下、JCB)と韓国の交通決済大手である株式会社Tmoney(以下、Tmoney)が、韓国の公共交通機関におけるJCBのタッチ決済導入に向けた業務提携に関するMOU(基本合意書)を締結したことが公表されました。今合意により、2027年内にソウル市内のバスでJCBのタッチ決済を導入する予定であると明記されています。
今回のMOUは、JCBの海外業務を担う子会社である株式会社ジェーシービー・インターナショナル(以下、JCBインターナショナル)とTmoneyの間で締結されたもので、JCB会員が現金や交通カードの購入なしでJCBカード一枚で公共交通を利用できる環境を目指す取り組みです。プレスリリースは2026年9月18日15時00分に発表されました。
提携の目的と導入スケジュールの全体像
提携の主目的は、韓国を訪れるJCB会員の移動利便性を高めることです。ソウル市内のバスにJCBのタッチ決済を導入することで、現金や別途交通カードを用意する手間を省き、国際的なカードブランドを活用したキャッシュレスでの移動を可能にします。
プレスリリースは明確に2027年内のソウル市内バスでの導入を示していますが、具体的な導入月やパイロット地域、段階的展開の詳細については本リリース内では示されていません。今回のMOUはあくまで基本合意であり、導入に向けた詳細な技術調整、協力範囲、運用ルール等の確定は今後の協議で行われると想定されます。
導入の期待される効果
導入によって期待される効果としては、次の点が挙げられます。
- 渡航者の利便性向上:JCBカードだけでバス乗車が可能になるため、旅行者の準備負担が軽減される。
- 決済の高速化:タッチ決済により乗降時間が短縮され、公共交通の運行効率に寄与する可能性がある。
- キャッシュレス化の推進:韓国での多様な決済手段との連携により、訪日・訪韓双方でのキャッシュレス化が進むことが期待される。
JCBとTmoneyの役割とこれまでの取り組み
JCBは日本発唯一の国際カードブランド運営会社として、海外における会員利便性向上のための取り組みを進めています。プレスリリースでは、JCB本体並びに子会社の情報が明示されています。
- JCB(株式会社ジェーシービー)
- 本社:東京都港区。代表取締役会長 兼 執行役員社長:二重 孝好。
- 株式会社ジェーシービー・インターナショナル
- JCBの海外業務を担う子会社。本社:東京都港区。代表取締役社長:陽川 勝樹。
- Tmoney(株式会社Tmoney)
- 本社:韓国ソウル。代表理事:崔 汶根。韓国の地下鉄、バス、タクシーなどで利用可能な決済プラットフォームを運営。
JCBはこれまでにもソウル地下鉄駅の自動券売機でのJCBカード決済対応や、モバイルTmoneyアプリでのApple Payチャージ対応など、段階的に韓国でのキャッシュレス利便性向上を図ってきたとプレスリリースで説明しています。
プレスリリース中の注意書きとして、Apple PayによるチャージはAppleウォレットではなく「モバイルTmoney」アプリからのみ利用可能である点が明示されています。利用者はApp Storeから「モバイルTmoney」アプリをダウンロードし、アプリ内でTmoneyの登録とチャージを行う必要があります。
Tmoneyの事業領域と機能
Tmoneyは交通分野の決済インフラ運営を主軸とし、地下鉄やバス、タクシーなど幅広い公共交通で利用可能なプラットフォームを提供しています。
さらに、モバイル決済や生活決済サービスなどの分野へも事業を拡大しており、交通に限らない決済エコシステムの構築を進めています。JCBとの提携は、こうしたTmoneyのサービス基盤と国際カードブランドの連携を進める意味を持ちます。
導入に関する技術的・利用者向けポイントとまとめ
今回のMOUは、技術面や運用面での調整を前提とした基本合意であり、具体的な導入時の利用ルールや手数料、対応カードの範囲、対応バス路線や車両単位での展開計画などは今後の協議で確定されることが想定されます。プレスリリースではこれらの詳細は示されていません。
利用者に関する具体的な注意点として、次の点を押さえておく必要があります。
- JCB会員は現金や別の交通カードを用意することなく、JCBカード1枚でバスの乗車ができることを目指している。
- Apple Pay経由のチャージに関しては「モバイルTmoney」アプリからのみ可能で、Appleウォレットの標準機能とは区別される。
- 導入時期は2027年内を予定しているが、細部のスケジュールは今後の調整に委ねられる。
JCBはプレスリリースで顧客対応に関する企業姿勢も示しており、「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」で顧客の期待に応えていくとしています。また「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と感じてもらえるサービスを目指す旨が明記されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表日時 | 2026年9月18日 15時00分 |
| 合意の主体 | 株式会社ジェーシービー(JCB)および株式会社ジェーシービー・インターナショナル(JCBインターナショナル)、株式会社Tmoney |
| 代表者(プレスリリース記載) | JCB:代表取締役会長 兼 執行役員社長 二重 孝好、JCBインターナショナル:代表取締役社長 陽川 勝樹、Tmoney:代表理事 崔 汶根 |
| 目的 | 韓国の公共交通(ソウル市内バス)でのJCBタッチ決済導入に向けた業務提携 |
| 導入予定時期 | 2027年内(ソウル市内バス) |
| 既存の取り組み | ソウル地下鉄駅の自動券売機でのJCBカード決済対応、モバイルTmoneyアプリでのApple Payチャージ対応(アプリからのみ) |
| 注意点 | Apple PayによるチャージはAppleウォレットではなく「モバイルTmoney」アプリからのみ利用可能。導入の詳細スケジュールや運用ルールは今後の協議で確定。 |
以上が、JCBとTmoneyの間で合意されたMOUの内容およびリリースで公表された主要事項の整理です。PDF版プレスリリースに関する案内も本文に記載されていますが、本文中ではリンク情報は掲載されていません。