9月24日開幕 笹原晃平のチケット循環展 定禅寺通で

ポストポンの中央分離態

開催期間:9月24日〜10月4日

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ポストポンの中央分離態
開催はいつどこで?
2026年9月24日〜10月4日、仙台の定禅寺通・晩翠通交差点付近の特設ギャラリーで行われます。開場は10:00〜18:00、チケットセンターは17:00まで。参加は無料で加盟の14店舗が協力します。
作品の仕組みってどうなってるの?
地域の小中学生にチケットを配布し、加盟店で無料で飲食。使用済みチケットは回収して額装・展示・販売し、収益を循環させる――貨幣を介さない交換と関係の持続を検証するプロジェクトです。

定禅寺通の歩行空間で出会う新たな循環──《ポストポンの中央分離態》について

株式会社ポストポン(代表取締役:笹原晃平)は、2026年9月24日(木)から同年10月4日(日)まで、仙台・定禅寺通を舞台にプロジェクト型アート作品《ポストポンの中央分離態》を発表します。本企画は「定禅寺アートストリート2026-2027」(秋会期)への参加プログラムであり、定禅寺通と晩翠通の交差点付近に設置される特設会場を拠点に展開します。プレスリリースは2026年9月20日10:10付で発表されました。

本展は《社会実践ポストポン》の新展開として位置づけられ、チケット受け渡しの拠点となる「チケットセンター」と、使用済みチケットを額装して展示・販売する「ギャラリー」を開設します。会期中は地域の小中学生がチケットを受け取り、加盟する飲食店で無料で食事をすることができ、使用済みチケットは回収されて作品化されます。会期中の参加費は無料です。

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 2

鑑賞と参加の流れ

会場は定禅寺通・晩翠通交差点付近にある特設ギャラリーとチケットセンターです。チケットセンターの営業時間は17:00まで、ギャラリーの公開時間は10:00〜18:00となります。実際に街を歩き、子どもたちとチケットが行き交う様子を観察するかたちでプロジェクトを体験できます。

以下は会期中の基本的な流れです。チケットの配布から作品化、販売、収益の還元に至る一連の循環自体を作品として提示する点が本企画の重要な特徴です。

  1. チケットセンターで子どもたちにチケットを配布(対象:地域の小中学生)。
  2. 子どもたちは加盟店舗を訪れ、チケットを使って無料で飲食。
  3. 使用されたチケットは回収され、額装されてギャラリーで展示・販売。
  4. 販売による収益の扱いを含む循環構造が作品の一部となる。
「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 3

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」という問いと《社会実践ポストポン》の設計

《社会実践ポストポン》は、笹原晃平が発案し、せんだいメディアテークの「せんだい・アート・ノード・プロジェクト」と協働して制作されたプロジェクト型アート作品です。出発点となる問いは「貨幣を介さない交換経済は可能か?」というものです。本企画は、その問いを実際の社会的関係の中で検証することを目的としています。

「ポストポン(postpone)」という語には「先送りする」「延期する」という意味があり、本プロジェクトでは支払い・清算をただちに完了させない仕組みによって、人々の関係性を持続させ、関係性そのものを表現の素材にしています。子ども、飲食店、作品購入者、そして(理論上の)株主などがチケットを介して関わり合うことで、食事から作品へ、作品から再び街へと価値が循環することを可視化します。

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 4

仕組みの具体的な設計

仕組みは単にチケットを渡す行為にとどまらず、回収・作品化・販売・収益還元までを含む循環で構成されています。使用済みのチケットは額装されてギャラリーに並び、個人のコレクションや一般購入者によって取得されることで、物理的な記録と経済的価値が結びつきます。

本プロジェクトは、既存の株式会社制度を表現メディアとして取り込み、制度そのものを用いてエコシステムの再構築を試みます。2025年10月に発足した株式会社ポストポンはプロジェクト運営の母体であり、株式の発行や保有といった株式会社の制度を作品の仕組みとして取り込んでいます。ただし、現時点で株主の公募は行っておらず、本イベント告知・プレスリリースは株主募集を目的とするものではありません。

核となる観点
・清算を先送りすることで関係性を持続させる
・チケットを介した物理的痕跡が作品化される
・既存制度(株式会社)を表現メディアとして用いる
設立
株式会社ポストポン:設立日(構想からの実現)2025年10月
「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 5

子どもたちのワーキンググループと14の協力店舗

《社会実践ポストポン》は、ワークショップ形式の実証実験「ワーキンググループ a.k.a. ご飯をたべるプロジェクト」を2023年9月から実施してきました。これまでに3回の実施を経て、累計で実施期間14日、参加した子どもは延べ133名、配布チケット433枚、参加店舗13店舗という実績があります。得られたフィードバックを反映し、規模を拡大してきました。

今回の「ポストポンの中央分離態」では、過去最長の11日間、過去最多の14店舗が加盟店として協力します。期間中は地域の小中学生が自由に訪れる店舗を選び、チケットを利用して飲食することができます。営業時間や提供メニューは各店舗の通常営業に準拠し、状況によっては企画を途中で中断する場合があります。各日の実施状況はチケットセンターで確認できます。

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 6

今回協力する14店舗(メニュー/住所)

以下は本企画に協力する加盟店の一覧です。各店舗のメニュー表記はプレスリリースの記載に準拠しています。リンク先はInstagram等を案内していますが、詳細は各店舗の通常営業情報に従ってください。

店舗名 ご提供メニュー(子ども向け等) 住所(仙台市)
創作ダイニングAS〜アズ〜 海鮮/豚肉/パスタなど 二日町16-21
はるのひ文庫 手作り弁当 ※1日10食まで 春日町10-23
おむすび東雲(シノノメ飯店) おにぎり、海鮮、中華など 国分町3-3-1
珈巣多夢 珈琲、トースト、ケーキ ※1度の入店は2人まで 国分町3-2-2-2F
spice SOT’s 各種スパイスカレーなど 国分町2-14-25-2F
喫茶ホルン 南インドカレー、珈琲、ラッシー、ケーキなど 立町26-17-202
富貴寿司 海鮮丼 ※売り切れゴメン 一番町4-4-6
カブコーヒー 鴨カレー、油そば、クリームソーダ、ずんだモナカなど 本町2-10-5
虹色路店 台湾料理、アジア料理など 国分町1-8-13
世田谷プラトン 麻婆飯・トンテキなど 大町2-13-24
amnt(あむんと) amntプレートなど 一番町3-2-1
わでぃはるふぁ 珈琲、アイス、ケーキ、トーストなど 大町2-2-2
かつどんのかつどん家 かつどん、豚カツ定食など 大手町6-8
ターンアラウンド アイスクリーム・珈琲など 大手町6-22

営業時間や提供メニューは各店舗の通常営業に準拠します。企画期間中であっても店舗の事情により提供が困難になる場合があり、その場合は企画を途中で中断する可能性があります。実施日の状況確認はチケットセンターまで問い合わせることが推奨されています。

なお、プレスリリース内に「パンフレット」との表記があり、プロジェクトの活動をまとめた広報物が用意されている点が明記されています。詳細は会場や担当窓口を通じて確認できます。

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 7

開催概要、参加作家、運営体制および問い合わせ先

本企画は「定禅寺アートストリート2026-2027」秋会期への参加として行われます。定禅寺アートストリートの秋会期は2026年9月24日(木)〜11月30日(月)で、春会期は2027年3月から予定されています。会場は定禅寺通緑道ほかです。

「ポストポンの中央分離態」は会期のうち2026年9月24日(木)〜10月4日(日)に開催され、時間は10:00〜18:00(チケットセンターは17:00まで)です。主催・協力・企画運営の体制や参加作家も公表されています。

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 8

企画体制と参加作家

参加作家としては笹原晃平のほか、青野文昭、佐々瞬、ドットアーキテクツ、青柳菜摘が名を連ねています。企画監修は五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科 教授)が務めます。

主催は「定禅寺アートストリート2026-2027実行委員会」、仙台市、公益財団法人仙台市民文化事業団。協力に定禅寺通街づくり協議会、株式会社仙台三越。企画運営はせんだいメディアテーク、ギャラリーターンアラウンド、一般社団法人定禅寺通エリアマネジメントが担当します。

主要情報リンク
詳細:https://jozenjiart.rojo.jp/index.html
企画詳細:https://jozenjiart.rojo.jp/artists/sasahara-kohei.html
問い合わせ(本企画)
Gallery TURNAROUND Tel:022-398-6413
《社会実践ポストポン》に関する問い合わせ
株式会社ポストポン 代表取締役:笹原晃平 住所:宮城県仙台市青葉区中央2-11-19 仙南ビル4階-A URL:https://pstpn.jp/

プレスリリースには、作品の図像例としてPOSTPONE Delivrable Pieces《Coke and Beef Tongue》(2024)や《Grilled eel on rice, served in a box》(2024)といった作品名が挙げられており、個人蔵で所蔵されている旨が明記されています。また、写真クレジットとしてMATSUBAYASHI TENGの名が記載されています。

アーティスト笹原晃平は1984年東京都出身、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。プロジェクト作品やインスタレーションを中心に制作し、現在は株式会社ポストポン代表取締役のほか、東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース(アート&デザイン領域)准教授を務めています。本人の公開URLはhttps://arahasas.comです。

「貨幣を介さない交換経済は可能か?」笹原晃平によるプロジェクト型アート作品《社会実践ポストポン》が、仙台・定禅寺通で新たな展開。 画像 9

記事まとめ(主要情報の一覧)

以下の表は本記事で触れた《ポストポンの中央分離態》に関する主要情報を整理したものです。会期・会場・参加者・運営・問い合わせ先など、事実関係を一覧にまとめています。

項目 内容
展覧会名(参加企画) 定禅寺アートストリート2026-2027(参加企画:「ポストポンの中央分離態」)
企画名 ポストポンの中央分離態(笹原晃平)
会期(参加企画) 2026年9月24日(木)〜10月4日(日) 10:00〜18:00(チケットセンターは17:00まで)
会場 定禅寺通・晩翠通交差点付近 特設ギャラリー(定禅寺通緑道ほか)
参加費 無料
主催・運営 定禅寺アートストリート2026-2027実行委員会、仙台市、公益財団法人仙台市民文化事業団。企画運営:せんだいメディアテーク、ギャラリーターンアラウンド、一般社団法人定禅寺通エリアマネジメント
企画監修 五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科 教授)
参加作家(主な名) 笹原晃平、青野文昭、佐々瞬、ドットアーキテクツ、青柳菜摘
運営母体(プロジェクト) 株式会社ポストポン(代表取締役:笹原晃平) 設立:2025年10月(公募は行っていない)
過去のワークショップ実績 2023年9月以降に3回実施、累計実施期間14日、参加子ども数133名、配布チケット433枚、参加店舗13店舗
今回のワークショップ規模 期間:11日間(過去最長)、加盟店:14店舗(過去最多)
問い合わせ(本企画) Gallery TURNAROUND Tel:022-398-6413 詳細:https://jozenjiart.rojo.jp/artists/sasahara-kohei.html
《社会実践ポストポン》に関する問い合わせ 株式会社ポストポン 代表取締役:笹原晃平 住所:宮城県仙台市青葉区中央2-11-19 仙南ビル4階-A URL:https://pstpn.jp/
関連URL 定禅寺アートストリート:https://jozenjiart.rojo.jp/index.html 笹原氏:https://arahasas.com

以上が本企画の事実関係に基づく整理です。企画の内容は、チケットによる交換を通して人々の関係性と価値の循環を可視化する点にあります。会期中の実施状況や各店舗の提供状況に関する最新情報は、チケットセンターおよび主催側の案内をご確認ください。

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