11/20開催|車載機器のEMC性能セミナー in 名古屋

車載機器EMC性能セミナー | 開催日:11月20日

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車載機器EMC性能セミナー
誰が参加できるの?
自動車部品メーカーのEMC試験関係者(研究・開発・設計・品証)が対象。試験機関や測定器メーカー、営業、コンサル等は参加を控えてください。参加費は無料、定員100名(交流会は30名)です。
オンラインで参加できる?申し込みはどうするの?
対面のみでWEB配信はありません。会場は名古屋国際センターで開催日は2026年11月20日。申し込みはJQAの案内ページから行い、定員になり次第締切や1社あたりの人数調整があります。

背景:電動化・コネクテッド化がもたらすEMCの新たな課題

一般財団法人日本品質保証機構(JQA)は、2026年11月20日(金)に愛知県で「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」セミナーを開催します(本プレスリリース発表日:2026年9月21日 11時00分)。本セミナーは、トヨタ自動車、日野自動車、ダイハツ工業の各社から講師を招き、車載機器に求められるEMC(電磁両立性)性能や最新の規格動向、試験や評価の実務的なポイントを体系的に伝えることを目的としています。

近年のカーボンニュートラルに向けた取り組みとモビリティ進化の加速により、自動運転、コネクテッド化、電動化といった技術の導入が進んでいます。特に電動車(xEV)や燃料電池車(FCV)では、パワートレインの電動化や高電圧部品の増加に伴い、従来より厳格なEMC要求が想定されます。本章では、なぜ今EMCが重要なのか、どのような技術的・規格的な変化が生じているのかを整理します。

  • 電動化による高電圧・高周波ノイズ源の増加
  • コネクテッド化とSDV(Software-Defined Vehicle)に伴う電子制御の高度化
  • 国際・産業規格(CISPR、ISO、IEC、JASO等)の改正・新規制定動向

これらの背景を踏まえ、サプライヤーや試験担当者に向けて、今後のEMC評価・設計の指針や実務上の留意点を示すことが本セミナーの主眼です。

講演構成と講師のテーマ:規格動向から実務の品質確保まで

セミナーは13:00~17:00(12:30受付開始)の対面式で実施され、講演に続いて17:30~18:30に技術交流会が催されます。講師陣はトヨタ自動車、日野自動車、ダイハツ工業のEMC有識者に加え、JQAの車載機器EMC担当者が登壇します。各講演は、規格解説、メーカーの取り組み事例、不具合事例からの学び、測定・試験サイトや試験法の最新動向と幅広い内容を網羅します。

参加費は無料、定員は100名(技術交流会は30名)です。定員超過の場合は、1社あたりの参加人数調整や申込締切を行う場合があります。開催は対面のみであり、WEB開催は行われません。

トヨタ自動車:自動車EMC規格動向とSDV開発への取り組み(野島 昭彦氏)

トヨタ自動車 デジタルソフト開発センター 電子性能開発部の野島 昭彦氏は、UN-R10型式認証基準に引用される各種技術規格(CISPR 12/25/36、ISO 11451/11452シリーズ、ISO 7637シリーズ、ISO 10605、IEC 61000シリーズ等)の改正動向について解説します。SDV(Software-Defined Vehicle)時代のEMC性能開発におけるJASO D020、TP23002、TP25001などの規格概要も紹介されます。

野島氏は1986年入社以降、オーディオ・ナビの開発、ITS企画、ADAS開発企画を経て2000年代初頭よりEMC性能開発に従事。ISO・CISPR・IEC・自動車工業会などで国際規格策定作業に参加してきた経歴を持ち、規格実装と車両開発の接続点に関する見識を提供します。

日野自動車:自動車EMCの最新動向と評価方法の共通化(水谷 博之氏)

日野自動車 電子電装開発部の水谷 博之氏は、従来の各社独自の実車試験・部品試験方法から評価方法の共通化が進む流れの中で、日野が取り組む事例を紹介します。電動車両や先進安全装置の普及に伴う評価負荷軽減のための業界横断的な取り組みや、実務上の評価方法の標準化について述べられます。

水谷氏は高周波機器設計やEMC試験評価を経て2009年より日野でEMC試験に従事。大型車用電波暗室導入や車両認証受験を主導し、国際標準化活動にも長年関与してきた経験から、商用車に特有のEMC課題や評価実務の工夫を提示します。

ダイハツ工業:JASO D019/D020と不具合事例から学ぶ試験品質(谷川 茂忠氏、米澤 稔浩氏)

ダイハツ工業 くるま開発本部 電子プラットフォーム開発部の谷川 茂忠氏と米澤 稔浩氏は、2020年代に発行されたJASO D019およびJASO D020を題材に、適用範囲や活用事例を通じてEMC評価の考え方を解説します。また、実車で発生したEMC不具合事例を取り上げ、設計・評価段階での留意点や試験品質確保の重要性を実務的観点から紹介します。

両氏はECUハードウェア設計や車両EMC開発に関する経験を有し、国内規格策定にも参画しているため、部品レベルから車両レベルまでの評価プロセスに関する具体的な示唆が提供されます。

JQA:EMCの課題とリバブレーションチャンバーの最新動向(塚原 仁)

JQAの塚原 仁は、現在審議中のGHz帯試験サイト要件や試験品質確保に関する課題、リバブレーションチャンバー法(リバーブ法)の優位性といった技術的トピックスを紹介します。これらは高周波帯域での評価や試験サイト要件対応に関して、今後のキーとなる技術です。

塚原は日産自動車で30年以上にわたり自動車EMC技術開発に従事し、JQA入構後も国内外の標準化活動に参加している専門家です。試験法や評価環境の品質確保に関する深い知見を提供します。

参加条件・運営上の注意点と技術交流会の運営方針

本セミナーは技術者(研究・開発・設計・品質保証担当)を対象としており、同業の認証・試験機関、コンサルタント、測定器メーカー、営業関係者などの参加はお控えいただくよう定められています。録音・録画は禁止です。講演内容は予告なく変更される場合があり、自然災害などのやむを得ない事情で中止する場合は事前にメールで案内されます。

技術交流会(17:30~18:30)は参加人数を30名に限定して実施し、講師およびJQA技術員も参加します。交流会では参加者・講師・JQA技術員間で情報交換が可能で、軽食が提供されます。受付開始は12:30ですので、それ以降の来場が案内されています。

対象者
自動車部品製造業におけるEMC試験関係者(研究・開発・設計・品証担当)
参加費
無料
開催形式
対面のみ(WEB開催なし)
注意事項
録音・録画禁止、同業者・測定器メーカー・営業の参加不可、定員に達し次第締切

開催概要の要点整理とJQAの立場

ここまで紹介した内容を整理すると、本セミナーは自動車EMCの最新規格動向、メーカーの事例、試験品質確保に関する実務的ノウハウ、及び高周波帯域の試験環境に関する技術トピックスを一日で学べる構成になっています。講師陣・JQA双方の専門家による質疑応答や技術交流会を通じて、サプライヤー側の設計・評価実務に直結する示唆が得られることが期待されます。

JQAは1957年の設立以来、公正・中立な第三者適合性評価機関として日本の産業を支援してきました。ISO 9001やISO 14001の審査実績、計測器の校正分野での大規模なサービス提供、電気製品・医療機器・車載機器における認証・試験、JISマーク認証の実施など、多岐にわたるサービスの提供実績があり、今回のセミナー運営もその一環として位置づけられます(JQA 理事長:石井 裕晶)。

開催詳細(表形式の整理)

項目 内容
主催 一般財団法人日本品質保証機構(JQA)
発表日 2026年9月21日 11:00(プレスリリース)
開催日 2026年11月20日(金)
セミナー時間 13:00~17:00(受付 12:30開始)
技術交流会 17:30~18:30(定員 30名、軽食あり)
開催形式 対面のみ(WEB開催なし)
定員 セミナー 100名(応募多数時は1社あたりの人数調整の可能性)
参加費 無料
対象者 自動車部品製造業のEMC試験関係者(研究・開発・設計・品証担当)
会場 名古屋国際センター 別棟ホール(〒450-0001 愛知県名古屋市中村区那古野一丁目47-1)
講師(所属・氏名)
  • トヨタ自動車株式会社(デジタルソフト開発センター 電子性能開発部) 野島 昭彦
  • 日野自動車株式会社(電子電装開発部 電子電装実験グループ) 水谷 博之
  • ダイハツ工業株式会社(くるま開発本部 電子プラットフォーム開発部) 谷川 茂忠、米澤 稔浩
  • 一般財団法人日本品質保証機構(総合製品安全部門 計画室) 塚原 仁
主な講演トピックス
  • UN-R10やCISPR/ISO/IEC等の改正動向とSDVに向けたEMC開発
  • 評価方法の共通化事例と実務的対応
  • JASO D019/D020の適用とEMC不具合事例からの学び
  • リバブレーションチャンバー法とGHz帯試験サイトの要件
申込方法 JQAの案内ページ(JQA WEBサイト)から申し込み
その他注意 録音・録画禁止、同業者や支援事業者の申し込み遠慮、講演内容は変更の可能性あり、中止の場合はメールで連絡

上表は本セミナーの主要事項を整理したものです。参加希望者はJQAの案内ページから申し込みを行ってください。開催当日は受付開始時間以降の来場、録音・録画の禁止、対象者に関する制限など運営上の注意事項に留意する必要があります。

本記事は、JQAによるプレスリリースの情報を基にセミナーの目的、構成、講師の専門領域、運営・参加条件およびJQAの組織的背景を整理してお伝えしました。上記の内容を踏まえ、EMC評価・設計の実務に直結する情報収集や規格対応の確認の場として、該当する技術者が参加を検討するための参考情報となるよう構成しています。

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