東海新入社員調査 74.1%が勤続希望、人間関係重視

東海新入社員調査 | 開催日:9月24日

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東海新入社員調査
東海の新入社員ってどんな不安を持ってるの?
主な不安は「仕事についていけるか」で64.5%。生活リズムや社会人マナーの習得への懸念も高く、入社直後に不安を感じる割合は東海で35.9%と他エリアより顕著です。
本当に会社に残りたいと思ってる人が多いの?
はい。74.1%が「できれば今の会社で働き続けたい」と回答。入社直後は不安がある一方で、職場の人間関係の良さがあれば定着意向が強くなる傾向です。

東海エリア新入社員の全体像:入社直後は不安が強い一方で勤続意向は高い

ALL DIFFERENT株式会社およびラーニングイノベーション総合研究所が実施した「2026年 新入社員意識調査(東海エリア編)」の結果から、東海エリア(静岡、岐阜、愛知、三重)に本社を置く企業に入社した新入社員437人の意識傾向が明らかになりました。本リリースは2026年9月24日 11時24分に発表されています。

入社直後の気持ちでは、東海エリア新入社員の35.9%が「不安」と回答し、他エリアに比べて5.7ポイント高い割合となりました。一方で「期待」と回答した割合は11.2%にとどまり、他エリアより5.0ポイント低い結果です。こうした傾向は、入社直後に業務適応や社会人基礎に対する懸念が強いことを示唆します。

【東海エリアの新入社員437人を分析】7割以上が「勤続意向あり」「人間関係重視」、他エリアより高い傾向 画像 2

「不安」の中身と勤続意向の関係

不安のトップは「仕事についていけるか(仕事の難易度)」で、東海エリア新入社員の64.5%が回答しました。これは他エリアより4.4ポイント高い数値です。続いて「生活リズムや社会人としての考え方の習得」「社会人の基礎的なマナーの習得」も他エリアより高い割合を示しています。

一方で、勤続意向は高く、74.1%が「できれば今の会社で働き続けたい」と回答しました。これは他エリアより8.9ポイント高い水準です。すなわち、入社直後に不安を抱きつつも、職場にとどまる意思は比較的強いという特徴が見て取れます。

  • 入社直後の気持ち:不安 35.9%、期待 11.2%(他エリアとの差あり)
  • 勤続意向:できれば働き続けたい 74.1%(他エリアより8.9ポイント高い)
  • 主な不安:仕事についていけるか 64.5%(他エリアより4.4ポイント高い)
【東海エリアの新入社員437人を分析】7割以上が「勤続意向あり」「人間関係重視」、他エリアより高い傾向 画像 3

上司・先輩との関わり方と職場の関係性の重視

東海エリア新入社員は、職場での人間関係を重視しており、働き続けたい条件として「職場の人間関係が良い」が7割を超え、他エリアより高い割合となっています。周囲との関係性が定着意向に直結している点が重要です。

上司・先輩との理想的な交流手段としては「休憩時間や就業前後の雑談」が57.7%で最多となり、「就業時間内の雑談」53.1%、「面談」47.8%が続きます。逆に業務的接点である「会議」や「メール・チャット」は2割を下回り、形式的・業務中心の接触よりも日常的で自然な会話機会を重視する傾向がうかがえます。

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理想の上司像とフィードバックの志向

理想の上司像では「間違いを指摘して正してくれる」が6割超であり、他エリアより5ポイント高い回答となりました。続いて「具体的に手順を細かく教えてくれる」47.4%、「自分のことをよく見てくれ、声をかけてくれる」39.1%という順序です。放任ではなく、日常的な関わりの中で適切な指導やフィードバックを求める姿勢が強いことが示されます。

上司との関係づくりに関しては、キャリア形成で会社に期待することのトップも「上司に相談できる機会をつくってほしい」で57.2%となっており、地域差を問わず新入社員が上司との相談機会を重視している点と一致します。

  1. 交流手段の志向:雑談(休憩・前後)57.7%、就業内雑談53.1%、面談47.8%
  2. 理想の上司像:間違いを正す(6割超)、手順を教える 47.4%、面倒見の良さ 39.1%
  3. キャリア支援期待:上司に相談できる機会 57.2%
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スキルアップとキャリア志向の現状:明確な将来像は半数未満

東海エリア新入社員はスキルアップへの取り組みについて「特に何もしていない」が最多で38.9%に達し、他エリアより8.5ポイント高い結果となりました。現時点で自発的な学習行動を起こせていない割合が相対的に高い点が特筆されます。

将来のキャリア志向を尋ねると、「管理職(組織を率いるリーダー)」や「専門職(スペシャリスト)」を明確に志向する割合は他エリアより低く、半数以上が「特にキャリア志向はなく、楽しく仕事をしていたい」または「まだはっきりしておらず、今後決めていきたい」と回答しました。つまり、現時点で明確なキャリア像を描けていない層が多数を占めます。

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管理職志向の背景

管理職志向者に理由を尋ねたところ、東海エリアでは「仲間と仕事をするのが好きだから」と回答した割合が4割で、他エリアより6.3ポイント高くなりました。仲間との協働やチーム志向が管理職志向につながっている傾向が示唆されます。

こうした傾向を踏まえ、単に知識や技能を教えるだけでなく、段階的な成長の道筋を示すこと、短時間かつ継続的に指導する「マイクロOJT」の導入、そして主体性や課題発見力といった汎用的スキル(本文ではバイタルスキルと表現)を育成する仕組みづくりが重要であると考察されています。

スキルアップ実施率(東海)
「特に何もしていない」38.9%(他エリアより8.5ポイント高い)
キャリア像の現状
管理職・専門職志向は低め、明確なキャリア像を描けていない層が半数以上
管理職志向の主理由
仲間と仕事をするのが好きだから:40%(他エリアより6.3ポイント高い)
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調査概要、企業情報、支援方針および要点整理

本調査はALL DIFFERENT株式会社とラーニングイノベーション総合研究所によって、2026年3月24日~5月6日の期間に実施されました。調査方法はWeb・マークシート記入式、または自記式のアンケート調査で、回答者は2026年度入社の新入社員3,849人(東海エリアの新入社員437人、他エリアの新入社員3,412人)です。

調査結果の分析においては、各設問で読み取り時にエラーやブランクと判断されたものを欠損データとして除外しています。構成比などの数値は小数点以下第二位を四捨五入しており、合計が100%とならない場合があります。本調査を引用する際はラーニングイノベーション総合研究所「2026年新入社員意識調査(東海エリア編)」と明記するよう求められています。

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ALL DIFFERENT株式会社について

ALL DIFFERENT株式会社は組織開発・人材育成支援を行うコンサルティング企業です。累計20,000社470万人以上の支援実績を有するとしており、ラーニングイノベーション総合研究所を通じた調査・研究も行っています。

主な沿革と組織情報は以下の通りです。

項目 内容
設立沿革 2006年 トーマツイノベーション株式会社として人材育成事業を開始/2019年 株式会社ラーニングエージェンシーとして独立/2024年 ALL DIFFERENT株式会社へ社名変更
代表 代表取締役社長 眞﨑 大輔
本社所在地 〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町 ITOCiA オフィスタワー 15F・17F・18F
支社 中部支社、関西支社
人員 333人(2026年4月1日時点)
事業・サービス例 組織開発支援・人材育成支援、Biz CAMPUS Basic、Biz CAMPUS Live、Mobile Knowledge、Biz SCORE Basic、IT CAMPUS、DX CAMPUS、Discover HR、Empower HR、Empower COMPASS、Biz JOURNEY、Biz TALENT Bridge など
URL https://www.all-different.co.jp/corporate
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調査対象属性(抜粋)

本調査のサンプル構成は業種・企業規模など幅広く集められており、詳細な内訳が示されています。ここでは主な項目を列挙します。

  • サンプル数:3,849人(東海エリア437人、他エリア3,412人)
  • 業種上位:情報通信業 808人(21.0%)、製造業 652人(16.9%)、建設業 286人(7.4%)など
  • 企業規模:101人~300人が1,417人(36.8%)と最多、1,001人~5,000人 689人(17.9%)など

本章では、記事内で触れた主要な数値と要点を以下の表に整理します。続く文章は本表を補足し、調査の要旨を再確認するためのまとめです。

項目 東海エリアの数値 比較・備考
発表日 2026年9月24日 11時24分 ALL DIFFERENT株式会社 発表
調査期間 2026年3月24日~5月6日 Web・マークシート・自記式
サンプル数 総数 3,849人(東海 437人) 東海は静岡・岐阜・愛知・三重
入社直後の「不安」 35.9% 他エリアより5.7ポイント高い
「仕事についていけるか」 64.5% 他エリアより4.4ポイント高い
勤続意向(できれば働き続けたい) 74.1% 他エリアより8.9ポイント高い
職場の人間関係が良い(働き続けたい条件) 70%超 他エリアより高い割合
上司との理想的交流手段 休憩時間や就業前後の雑談 57.7% 会議・メールは2割未満
理想の上司像 間違いを指摘して正してくれる 6割超 具体的指導を好む傾向
スキルアップの取り組み無し 38.9% 他エリアより8.5ポイント高い
キャリア像が明確でない層 半数以上 管理職・専門職志向は低め
キャリア形成で期待する支援 上司に相談できる機会 57.2% 地域差は小さい

以上の結果から、東海エリアの新入社員は職場への定着意向が高く、職場の人間関係や日常的な対話を通じた指導を重視することがわかりました。同時に入社直後は業務適応に対する不安が顕著であり、将来像が明確でない層も多いことから、企業側には成長の道筋を示すこと、短い頻度での継続的な指導(マイクロOJT)の導入、そして上司との相談機会の確保といった施策が実務的な対応策として挙げられます。

調査の引用や利用に際しては、必ずラーニングイノベーション総合研究所「2026年新入社員意識調査(東海エリア編)」と明記してください。

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