10月6日開幕・釜山で『はじまりのさよなら』正式選出
ベストカレンダー編集部
2026年9月24日 15:31
釜山国際映画祭選出
開催期間:10月6日〜10月15日
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釜山国際映画祭「ビジョン・アジア」部門への正式選出とその意義
株式会社TOブックスが配給を務める映画『はじまりのさよなら』が、2026年10月6日(火)から15日(木)まで韓国・釜山で開催される第31回釜山国際映画祭(Busan International Film Festival)の「ビジョン・アジア」部門に正式選出されることが発表されました。プレスリリースは2026年9月24日12時00分付けで公開され、製作委員会のクレジットとともに報じられています(©2026 映画「はじまりのさよなら」製作委員会)。
釜山国際映画祭は1996年に創設され、アジアを代表する国際映画祭の一つとして位置づけられています。今回の選出は、同映画祭の中でもアジアの革新的なインディペンデント作品を対象とするコンペティション部門である「ビジョン・アジア」への正式ノミネートであり、アジア各国から集まった11作品の一作として、映画祭期間中に各賞を競うことになります。
ビジョン・アジア部門とは
「ビジョン・アジア」部門は、これからのアジア映画界を担う新進の監督・作品に光を当てることを目的とした競争的セクションです。本作がこの部門に選出されたことは、制作側が目指した表現の方向性や作品の完成度が国際的にも評価された結果と受け取ることができます。
本作の選出により、11作品の中で各賞を競う機会を得るとともに、釜山での上映を通じて海外の観客に向けて作品が初めて届けられることになります。今回の上映は、公開日を11月20日に控える日本公開の前段階として位置づけられます。
作品の背景、物語、制作体制
『はじまりのさよなら』は、音楽レーベルmurffin discsの設立20周年を記念する企画として、同レーベルが初めて製作に挑んだオリジナル長編映画です。物語は変声期を迎え、声と日常が揺らぎ始めた少年・長沢樹太の成長を、広島県・尾道市の風景と音楽を重ねて描く青春映画となっています。
物語の骨子は、樹太の内面の変化と家族や親友との関係の変化です。彼は音楽教室を営む目の見えない母・花江のもとで育ち、美しい歌声を持っていたが、変声期が訪れたことで自分の声に違和感を抱き始めます。幼なじみで親友の大也に対する淡い想い、母から聞いていた父への憧憬、そして東京での父との再会を通じて、複数の〈はじまり〉と〈さよなら〉を経験していきます。
制作および音楽面の特徴
制作プロダクションはAOI Pro.で、製作は映画「はじまりのさよなら」製作委員会、配給はTOブックスです。撮影舞台となる尾道の風景と、音楽が物語の重要な要素として描かれています。音楽面では、SUPER BEAVERの柳沢亮太が映画音楽を手掛け、河野圭とともに音楽を担当しています。主題歌はsumikaが担当します。
ムービーの特報映像も公開されており、夕暮れの尾道の岸壁で主人公と親友が過ごす場面から始まります。柳沢亮太による温かな旋律とピアノの音色が重なり、キャッチコピー「音楽なんて、愛している。」が登場する演出が施されています。特報は物語の静かな期待感を示すものとして位置づけられています。
キャスト・スタッフ、関係者のコメント
キャストは大倉琉人を主演に、久保田紗友、原田琥之佑、笠原秀幸、深水元基、板谷由夏らが出演しています。監督は隈本遼平、脚本は灯敦生が担当し、音楽には前述の柳沢亮太と河野圭が携わっています。主題歌はsumikaが務めます。
主演の大倉琉人は、自身にとって本作が映画初主演であることが明かされており、今回の選出について次のようにコメントしています。〈自分が携わった映画作品が釜山国際映画祭という大きな場を通して、より多くの人に伝わるということ、その作品に対して自分が主演という立場で向き合えたことがとても嬉しいです。歴史ある映画祭に、国を超えて影響を与え、想いが伝わっていく。監督や共演者のみなさんを始めとした多くの方と作品作りをできたことをすごく誇りに思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。「はじまりのさよなら」という作品で少しでも多くの人の心を動かすことができればいいなと思っています。〉
出演者・監督のプロフィールと経歴
- 大倉琉人(主演)
- 2010年5月29日生まれ、神奈川県出身。2022年にNHK BSプレミアム『二十四の瞳』で俳優デビュー。主な出演作にNHK連続テレビ小説『虎に翼』(24)、『ブルーモーメント』(24/フジテレビ)、『恋は闇』(25/日本テレビ)、『タツキ先生は甘すぎる!』(26/日本テレビ)、映画『君のクイズ』(26)など。本作が映画初主演作。
- 隈本遼平(監督)
- 1990年生まれ、鹿児島県出身。東京造形大学院 デザイン研究領域卒業後、2015年にAOI Pro.入社。テレビCMやMVの演出を多く手がけ、AD STARS GRAND PRIX、ADFEST GOLD、London International Awards GOLD、Cannes Lions BRONZEなどの賞を受賞。ドラマ『真夜中にハロー!』(22/テレビ東京)や『around1/4 アラウンドクォーター』(23/ABC)の演出を担当。2025年に独立し、本作が初の長編映画監督作品。
隈本監督は釜山でのワールドプレミアを迎えることについて、〈深い喜びと感謝で胸がいっぱいです。カメラの前で二度と戻らない時間を生きるキャストたちと向き合い、ただ切実に手繰り寄せるような撮影の日々でした。本作を丁寧に見つけ出し、上映の機会をくださった映画祭関係者の皆様に心より感謝申し上げます。初長編となるこの映画が、最初に釜山という地で世界へと届くことを静かに噛み締めています。共に走り抜けてくれたキャストやスタッフ、そして映画館の中で本作を迎えてくださる観客の皆さんと、この特別な時間を共有できることを楽しみにしています。〉と語っています。
上映・公開情報と公式窓口
本作の日本公開日は2026年11月20日(金)で、kino cinéma新宿ほか全国ロードショーとアナウンスされています。釜山国際映画祭ではワールドプレミア扱いとなる上映が行われ、映画祭期間は2026年10月6日から15日までです。
配給はTOブックス、制作プロダクションはAOI Pro.、製作は映画『はじまりのさよなら』製作委員会となっています。著作権表記は©2026 映画「はじまりのさよなら」製作委員会です。
- 釜山国際映画祭上映期間:2026年10月6日(火)〜10月15日(木)
- 日本公開日:2026年11月20日(金)kino cinéma新宿ほか全国ロードショー
- 配給:TOブックス
- 制作プロダクション:AOI Pro.
公式情報への導線も明示されています。公式サイト、公式X(旧Twitter)、公式Instagram、公式TikTokの各公式アカウントが案内されており、最新情報や映像素材、画像などはそれらの公式窓口で確認することができます。関連リンクのひとつとして、公式サイト(https://hajimari-film.com)が紹介されています。
まとめ:要点の整理
以下の表は、本記事で触れた主要情報を整理したものです。出展元のプレスリリースに基づき、選出情報、公開日、主要キャスト・スタッフ、制作・配給クレジット、音楽関係などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品タイトル | はじまりのさよなら |
| 配給 | TOブックス |
| 製作/制作 | 映画「はじまりのさよなら」製作委員会 / AOI Pro. |
| 釜山国際映画祭 | 第31回(2026年10月6日〜15日)「ビジョン・アジア」部門 正式選出(11作品のうちの1作) |
| 日本公開日 | 2026年11月20日(金)kino cinéma新宿ほか全国ロードショー |
| 主演 | 大倉琉人(本作が映画初主演) |
| 主な出演 | 久保田紗友、原田琥之佑、笠原秀幸、深水元基、板谷由夏 ほか |
| 監督 | 隈本遼平(初の長編映画監督作品) |
| 脚本 | 灯敦生 |
| 音楽 | 柳沢亮太(SUPER BEAVER)、河野圭 |
| 主題歌 | sumika |
| 舞台・撮影イメージ | 広島県・尾道市の風景と音楽を重視した青春映画 |
| 公式サイト | https://hajimari-film.com |
| 著作権表記 | ©2026 映画「はじまりのさよなら」製作委員会 |
本作はmurffin discsの設立20周年にあたり、同レーベルが初めて挑んだオリジナル長編映画であり、変声期や家族関係、初恋の揺れ動きを音楽と尾道の風景の中で描く作品です。釜山国際映画祭での海外上映を経て、2026年11月20日の日本公開を迎える予定です。公式情報は上記のサイトや各公式SNSで確認できます。
(出典:株式会社TOブックス プレスリリース 2026年9月24日 12時00分)
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