スピッツ主催『ロク漫祭』有明で実現した夢の一夜
ベストカレンダー編集部
2026年9月24日 18:26
ロク漫祭有明公演 | 開催日:9月22日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
草野マサムネが描いた“ロック大陸漫遊” —— 有明で実現した一夜
2026年9月22日(火・祝)、東京・有明アリーナで開催された一夜限りのライヴ・イベント「ロク漫祭 ~SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊祭り~」は、聴いてきた音楽への思いとリスペクトが随所に表れた構成となった。このイベントの発表は株式会社WOWOWによるリリース(2026年9月24日 18:00)に基づくもので、撮影クレジットは田中聖太郎、ライターはNME Japanの古川琢也が担当している。
このイベントは、2018年1月にTOKYO FM / JFNで放送を開始したラジオ・レギュラー番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』から派生したもので、スピッツにとって初めて海外アーティストを迎えて開催されたライヴ形式の催しだった。出演順はスピッツ/Teenage Fanclub/羊文学/Rideで、国境や世代を越えたラインナップが組まれている。
- 公演日時
- 2026年9月22日(火・祝)開場 15:00/開演 16:00
- 会場
- 有明アリーナ(東京都江東区有明1丁目11番1号)
- 主催・企画等
- 主催:WOWOW / TOKYO FM / キョードー東京 / ワイズコネクション
企画・原案:グラスホッパー | 企画・監修:アナザー | 後援:JFN - 撮影
- 田中聖太郎
- ライター
- NME Japan 古川琢也
スピッツが描いた序章と共演へ寄せた思い
トップバッターを務めたのは主催バンドのスピッツ。草野マサムネによるラジオ番組のオープニングを模したナレーションでイベント趣旨の説明があり、メンバーが登場して演奏は「美しい鰭」から始まった。
スピッツは演奏後にステージ外の客席へ移動して、残りの3バンドの演奏を会場内で観客とともに最後まで観るという演出を行っており、これはラジオ番組でテーマにしている”諸国漫遊”や”各地のロックを気ままに体感する”という精神がそのまま反映された形だといえる。
演奏曲目は次の通りで、カヴァー曲や新曲、キャリアを示す代表曲がバランスよく配されたセットリストだった。
- 美しい鰭
- さらばユニヴァース
- けもの道
- カヴァー:チェープ・トリック “I Want You to Want Me”
- 見知らぬ糸(最新シングル)
- みなと
- プール(『名前をつけてやる』より)
- 旅の途中
- 涙がキラリ☆
- メモリーズ・カスタム
- ありがとさん
ステージ上では、ベースのフィードバックやメンバーの仕草(田村明浩がベースを掲げ、三輪テツヤが腕を挙げるなど)といった場面が観客の記憶に残り、草野はカヴァー曲について「英語の曲をカヴァーすることはほとんどなくて、カタカナで歌詞を書き出した」と語りつつ、海外アーティストとの共演へ「一緒に作り上げていけたらなと思います」と述べた。
四組の共演――各バンドのステージ詳細
イベントの後半では、Teenage Fanclub、羊文学、Rideが続けて登場し、それぞれの音楽的背景やハーモニー、ギター・サウンドが会場の空間を共有した。ここでは各バンドのパフォーマンスの流れと特徴を詳述する。
Teenage Fanclub(二番手)
二番手はスコットランド出身のTeenage Fanclub。2005年のアルバム『マン・メイド』収録の“It’s All In My Mind”でショウを開始し、会場はバンドのハーモニーと滋味深いギター・ワークに反応した。
ノーマン・ブレイクの「コンバンハ、ミナサン」という日本語の挨拶や、一言の「アリガトウゴザイマス」が会場に温かく響いた。セットは旧作から新作までを跨ぎ、特に次の曲が演奏された。
- It’s All In My Mind
- Tired Of Being Alone
- About You
- Falling Into The Sun
- 新作『ドゥ・ノット・デア・トゥ・ドリーム』(10月9日リリース)からのシングルDay in The Sun
- I Don’t Want Control Of You
- Everything Is Falling Apart(レイモンド・マッギンレーがリード)
- What You Do To Me
- It’s A Bad World
- The Concept
- Everything Flows
この日のステージは、UKギター・ミュージックの黄金期から現在までの来歴を示す構成で、ハーモニーと楽曲の強度が改めて実感できる内容だった。
羊文学(三番手)
三番手は日本からの羊文学。塩塚モエカのシンプルな挨拶「羊文学です。よろしくお願いします」からライヴはスタートし、小編成ながらも強い音像を構築する演奏が展開された。
曲ごとに表情を変えるギターとベースの立ち位置、そしてディストーションやディレイを用いたサウンド・プロダクションが際立った。演奏曲は以下の通りである。
- OOPARTS
- 1999
- doll
- Keep Walking(最新シングル)
- GO!!!
- 砂漠のきみへ
- mother
- more than words
- Dogs
ステージ終盤のDogsでは爆音に近いノイズを伴う演奏となり、塩塚は「ありがとうございました。最後まで楽しんでいってください」と短く語ってから退場した。
Ride(トリ)
トリを務めたのは英バンドRide。『ゴーイング・ブランク・アゲイン』収録のLeave Them All Behindで幕を開け、冒頭からギターのフィードバックと音圧の強さが立ち上がった。
マーク・ガードナーはステージで通訳を呼び、スピッツへの感謝や東京で演奏を重ねてきた歴史を語り、観客へも謝意を伝えた。ライドの演奏曲は次の通りで、90年代を思わせる代表曲が連続して披露された。
- Leave Them All Behind
- Monaco(『インタープレイ』より、2024年)
- Like A Daydream
- Dreams Burn Down
- Twisterella
- Lannoy Point(2017年)
- Taste
- Vapour Trail
- Seagull
- Chelsea Girl
演奏後、マーク・ガードナーは観客の写真を撮影する一幕も見られ、スピッツのメンバー席からは草野マサムネが「どこかの神様からプレゼントをいただいたような夜になりまして、みなさんと過ごせたことを嬉しく思います」と締めの言葉を述べる場面があった。
放送・配信・物販・関連情報の詳細
このライヴの映像化については、WOWOWが独占放送・配信を行うことが決定している。放送は2026年12月に予定されており、視聴や配信に関する詳細はWOWOWの番組ページで案内される予定だ。
また、ラジオ番組『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』では本公演の振り返りが放送される。放送日時は2026年12月19日(土)22:00~22:55、TOKYO FM / JFN 38局での放送が予定されている。
- WOWOW 番組情報:https://www.wowow.co.jp/music/rockmansai/
- イベント公式サイト(オフィシャルHP):https://rockmansai.com
- SPITZ OFFICIAL WEB SITE(『kettle』特設):https://spitz-web.com/kettle/album/
イベントのオフィシャルグッズについては事後EC販売が行われ、販売期間は10月12日までとなっている。詳細はイベント公式サイトを参照のこと。
また、スピッツ関連の今後のリリース・公演情報として、New Album『kettle』が2026年11月25日(水)に発売される予定であること、加えてSPITZ JAMBOREE TOUR 2027 “kettle”が2027年3月より全国13都市・全28公演で開催されることも発表されている。これらの公式情報はSPITZのオフィシャルサイトに掲載されている。
イベントの要点を整理
ここまでに記した内容を読みやすく整理した表を以下に示す。日時・会場・出演者・放送・物販・制作関係の主要情報を網羅している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演タイトル | ロク漫祭 ~SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊祭り~(※タイトル注意事項:祭と~の間、Zと草の間半角アケ) |
| 開催日時 | 2026年9月22日(火・祝)開場 15:00/開演 16:00 |
| 会場 | 有明アリーナ(東京都江東区有明1丁目11番1号) |
| 出演者(出演順) | スピッツ / Teenage Fanclub / 羊文学 / Ride |
| 放送・配信 | WOWOWで2026年12月に独占放送・配信(番組情報:https://www.wowow.co.jp/music/rockmansai/) |
| ラジオ放送 | 『SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』2026年12月19日(土)22:00~22:55(TOKYO FM / JFN 38局) |
| 事後物販(EC) | イベントオフィシャルグッズ:事後EC販売期間は10月12日まで(詳細はhttps://rockmansai.com) |
| 制作・主催等 | 主催:WOWOW / TOKYO FM / キョードー東京 / ワイズコネクション 企画・原案:グラスホッパー | 企画・監修:アナザー | 後援:JFN |
| 撮影・ライター | 撮影:田中聖太郎 / ライター:NME Japan 古川琢也 |
| スピッツ関連情報 | New Album『kettle』2026年11月25日発売/全国ツアー『SPITZ JAMBOREE TOUR 2027 “kettle”』2027年3月〜(全国13都市・全28公演) 詳細:https://spitz-web.com/kettle/album/ |
この記事では、2026年9月22日に有明アリーナで行われたライヴの構成、各バンドのセット、MCや演出、今後の放送・物販・リリース情報までを網羅して整理した。出演者同士の音楽的なつながりや、ラジオ番組発のイベントとしての意義、WOWOWによる独占放送の予定など、読者が必要とする主要な事実を記載している。
PRAmazonアソシエイトのリンクです