TAKMO、街乗り向け100%HIVI採用の0W-20発売
ベストカレンダー編集部
2026年9月26日 07:43
HIGH QUALITY 0W-20発売 | 開催日:9月24日
カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
日常走行に寄り添う、100%HIVI採用の新しい0W-20
株式会社TAKUMIモーターオイル(代表取締役:古賀 功、本社:埼玉県さいたま市)は、ブランド名を「TAKMO(タクモ)カープロテクションズ」として展開するラインから、100%化学合成油(HIVI)をベースにしたエンジンオイル「HIGH QUALITY 0W-20」を、2026年9月24日(木)に発売しました。プレスリリースは2026年9月25日 18時08分に発表されています。
本製品は、最新規格であるAPI SQ/RCとILSAC GF-7Aに対応し、街乗りや通勤を中心とした日常用途に的を絞った処方です。PAOを配合した従来のHYBRIDシリーズとは異なり、ベースオイルにHIVI(高度水素化分解精製油)を100%使用しており、酸化安定性や潤滑性、温度変化に対する粘度の安定性を重視した設計となっています。
開発背景と市場のニーズ
0W-20はハイブリッド車やコンパクトカーを含む多くの国産最新車種で指定粘度として採用されています。これまではTAKMOの0W-20がPAO配合のHYBRIDシリーズに限られていましたが、PAOの調達価格高騰(中東情勢の影響など)による供給コストの変化や、日常走行主体のユーザーからの「そこまで高い耐熱・高負荷性能は不要だが、高品質な0W-20を求める声」が多く寄せられたことが開発の背景にあります。
このような背景から、PAOに頼らない選択肢として、HIVIを100%ベースオイルに採用したHIGH QUALITY 0W-20が登場しました。日常の通勤・買い物・週末のドライブといった場面で求められる性能に焦点を当て、コストと品質のバランスを図った製品です。
スペック詳細と性能面の設計意図
HIGH QUALITY 0W-20は、HSVIではなくHIVIを100%使用した化学合成油です。HIVIは高度な水素化分解によって不純物を取り除き分子構造を整えたベースオイルで、酸化に強く温度による粘度変化が小さい特性を持ちます。これにより、低粘度でありながら高温時の蒸発損失を抑え、長距離走行や渋滞時のオイル減りを低減する設計を実現しています。
また、最新のAPI SQ/RC、ILSAC GF-7Aに適合しており、LSPI(低速早期着火)抑制やタイミングチェーンの摩耗防止といった要求にも配慮された処方です。RC(Resource Conserving)は省燃費性能が評価された表示で、エンジン内部のフリクション低減による燃費貢献が期待できます。
代表性状と主要数値
発売時の代表性状は以下のとおりです。数値は発売時点のもので、将来的に変動する場合がある旨の注記がされています。
- ベースオイル:100%化学合成油(HIVI)
- 規格:API SQ/RC、ILSAC GF-7A(API規格取得済み)
- 引火点(Flash Point):250℃
- 流動点(Pour Point):-40.0℃以下
- 粘度指数(VI):150
- 動粘度(100℃):8.34 cSt
- 全塩基価(TBN):7.23 mgKOH/g
これらの特性は、低温始動性と高温での蒸発損失低減、そして一年を通した安定した潤滑性能を意図した設計に結びついています。
HYBRID 0W-20との違いと選び方
TAKMOでは同粘度の0W-20に対して二つのラインナップを用意しています。選択は「どのような走行を重視するか」によって決まります。HYBRID 0W-20はPAO+HIVIの配合で、スポーツ走行やサーキット走行も視野に入れた高い耐熱・耐せん断特性を追求した製品です。一方、HIGH QUALITY 0W-20は街乗り・通勤・日常利用に適した仕様です。
両者の主な違いはベースオイル構成と代表的な数値にあります。下記に比較を示します。
- HYBRID 0W-20
- ベースオイル:PAO+HIVI、規格:API SQ、ILSAC GF-7A、粘度指数:170、動粘度(100℃):8.477 cSt、主な使用シーン:街乗りに加えワインディングやサーキット走行
- HIGH QUALITY 0W-20
- ベースオイル:100%HIVI、規格:API SQ/RC、ILSAC GF-7A、粘度指数:150、動粘度(100℃):8.34 cSt、主な使用シーン:街乗り、通勤、買い物、長距離ドライブ
PAOは分子構造が均一で熱やせん断に強いため、高負荷が連続する状況では油膜保持性に優れます。サーキットなど高負荷環境を頻繁に経験する場合はHYBRID 0W-20が適しています。対して日常使用でのコストと利便性を重視するユーザーにはHIGH QUALITY 0W-20が整合します。HYBRID 0W-20は従来通り販売を継続しています。
製品の使い方、価格、販売チャネル
HIGH QUALITY 0W-20はガソリンエンジン車(ガソリンエンジンを搭載したハイブリッド車を含む)用です。DPF(微粒子除去装置)を装着したディーゼル車には使用できません。粘度や規格の選定は車両メーカーの取扱説明書に記載された指定粘度・規格を最優先してください。
短距離走行や渋滞などの繰り返しはオイルの劣化を早めるシビアコンディションに該当するため、推奨交換サイクルは街乗りの場合で5,000kmまたは6か月とされています(使用状況により変動)。製品はリーズナブルな価格設定により定期的な完全合成油の交換を行いやすくすることを狙いとしています。
容量と価格(消費税込)および製品情報
販売はTAKMO公式通販サイトで行われます。価格は2026年9月時点の表示であり、予告なく変更される場合があります。
- 容量 4L:6,790円(品番 HQ0020-00405) 製品ページ:https://www.takumi-motoroil.jp/product/16
- 容量 20L:23,990円(品番 HQ0020-02005) 製品ページ:https://www.takumi-motoroil.jp/product/24
製造は日本製で、販売はTAKMO公式通販サイトを通じて行われています。製品名は「エンジンオイル 0W-20 HIGH QUALITY SQ/RC GF-7A 化学合成油 TAKMO」、発売日は2026年9月24日(木)です。
TAKMOの歩みとブランド戦略
TAKMOの原点は創業者のクルマ好きとしての世界を旅する経験に基づいています。2010年創業、2012年7月10日に株式会社AKTジャパン(現:株式会社TAKUMIモーターオイル)を設立し、「MADE IN JAPAN MOTOR OIL」として製品を展開してきました。2025年11月にはブランド名称を「TAKMOカープロテクションズ」へと刷新し、名称は「TAKUMI+Modernization(匠の技術+近代化)」を由来としています。
キャッチコピーも「Motor Oil Made in Japan」から「Car Protections(カープロテクションズ)」へ変更し、エンジンオイルに加えガラスコーティング等のボディケア製品を展開することで、愛車全体を守るブランドへと発展しています。製品はレース活動からのフィードバック、継続的な研究開発、自動化された製造設備に支えられ、世界25ヵ国以上へ供給されています。日本国内では全国約90店舗のジェームスでも取り扱いがあります。
受賞歴としてはTAKMO(旧:TAKUMIモーターオイル)がみんカラ「2025年 年間大賞」で3部門を受賞している点も紹介されています。今回のHIGH QUALITY 0W-20は、日常走行向けの高品質をより多くのドライバーへ届けることを目的とした製品です。
製品概要の要点整理と参考情報
以下に本記事で紹介したHIGH QUALITY 0W-20に関する主要項目を表で整理します。数値や発売情報、購入先などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | エンジンオイル 0W-20 HIGH QUALITY SQ/RC GF-7A 化学合成油 TAKMO |
| 発売日(発売開始) | 2026年9月24日(木) |
| 発表日時(プレス) | 2026年9月25日 18時08分 |
| ベースオイル | 100% 化学合成油(HIVI:高度水素化分解精製油) |
| 規格 | API SQ/RC、ILSAC GF-7A(API規格取得済み) |
| 主要数値 | 引火点 250℃、流動点 -40.0℃以下、粘度指数 150、動粘度(100℃)8.34 cSt、全塩基価 7.23 mgKOH/g |
| 推奨交換サイクル(街乗り) | 5,000km または 6か月(使用状況により変動) |
| 容量と価格(税込) | 4L:6,790円(品番 HQ0020-00405)、20L:23,990円(品番 HQ0020-02005) |
| 販売チャネル | TAKMO公式通販サイト(製品ページ:4L、20L) |
| 適合 | ガソリンエンジン車(ガソリンエンジンを搭載したハイブリッド車を含む)。DPF装着ディーゼル車には不可 |
| 製造 | 日本製 |
上の表は本製品の主要な仕様と販売情報をまとめたものです。製品選定に際しては、車両メーカーの指定粘度・規格を最優先に確認する必要があります。HIGH QUALITY 0W-20は、日常の走行における潤滑と耐久性を重視しつつ、定期交換をしやすい価格帯で提供されることを念頭に開発された選択肢です。
PRAmazonアソシエイトのリンクです