新潮文庫『マイブック』2027年版が発売、初回限定しおりも
ベストカレンダー編集部
2026年9月28日 12:39
マイブック2027年版発売 | 開催日:9月28日
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日付と曜日だけの文庫本が、2027年の記録帳に
新潮文庫の『マイブック―2027年の記録―』が、2026年9月28日に発売されました。1999年の秋に初めて刊行された『マイブック』は、手帳や日記として使える「白い文庫本」の先駆けとして親しまれてきたシリーズです。累計発行部数は300万部を超え、今年も翌年の記録をつづる一冊として登場しました。
本書の中面に印刷されているのは、日付と曜日だけ。あらかじめ決められた記入欄や用途に合わせるのではなく、使う人が内容をつくっていく設計です。日記としてその日の出来事を書き留めたり、予定を管理する手帳にしたり、忘れたくないことを残す備忘録にしたりと、使い方を自分で決められます。2027年の一年を記録するための、世界に一冊だけの本をつくるというコンセプトです。
書きやすさにも配慮し、通常の文庫よりもしっかり開く方法で製本されています。文庫本の形を生かしながら、日々ページを開いて書き込む用途に対応している点が特徴です。定価は572円(税込)、造本は文庫。書籍のISBNは978-4-10-120879-4です。新潮社は書籍ページと特設サイトを公開しています。
- 書名:マイブック―2027年の記録―
- 著者名:大貫卓也/企画・デザイン
- 発売日:2026年9月28日
- 造本:文庫
- 定価:572円(税込)
- ISBN:978-4-10-120879-4
- 書籍ページ:https://www.shinchosha.co.jp/book/120879/
- 特設サイト:https://www.shinchosha.co.jp/special/mybook/
初回限定しおりと、自分らしく使うためのヒント
初回分には、新潮文庫の名作から一節を引用したオリジナルしおりが封入されます。しおりは全4種類で、どの種類が入っているかはランダムです。読書の目印として使うだけでなく、一年の記録をつづる本に添えるアイテムとして楽しめる内容です。初回限定の封入特典であることも、2027年版の発売にあわせて案内されています。
新潮社が紹介する使い方は、まず自分の名前や写真、プロフィールを書き込むことから始まります。続いて、日付と曜日が記された中面を自由に活用し、最後にはあとがきを書き、奥付にも記名します。一般的な日記のように日々の出来事を記すだけでなく、書き手自身の情報や振り返りまで加えることで、一冊を自分の本として仕上げていく流れです。
決まった形式に縛られず、記録の目的を選べる
日々の記録、大切な誰かとの交流、アウトプットの手段など、本書の用途はひとつに限られません。手帳として持ち歩く使い方も、日記をつづる使い方も可能です。書き手がどのような内容を残すかによって、一冊の姿が変わっていきます。日付と曜日以外の中面を自由に使えるため、毎日の記録を同じ形で続けることも、ページごとに異なる書き方を試すこともできます。
使い方の手順には、名前・写真・プロフィール、自由な中面の活用、あとがき、奥付への記名が含まれています。記録を積み重ねたあとにあとがきを加え、奥付に自分の名前を記すところまでが、本書を「著者」として完成させる提案です。何を記録するかだけでなく、一年をどのように振り返るかも含めて、自分の一冊をつくる楽しみにつながります。
「日記界隈」で広がる使い方と、海外での人気
新潮社は、Z世代を中心に支持が広がる「日記界隈」の動きも紹介しています。日記界隈とは、日記を書く人々を指す呼び方です。従来の日記は自分だけで読むものとして扱われることが多かった一方、Z世代の日記では、日々起きた出来事をSNSなどインターネット上で共有するスタイルが主流になっており、ライフログとも呼ばれています。こうした投稿に『マイブック』が活用され、話題になっているといいます。
2026年版『マイブック 2026年の記録』は、日記界隈を中心に若い読者からの需要が高く、購買層の約3割を20代以下が占めました。発売10週時点の20代女性の販売数は、前年に比べて260%、一昨年に比べて430%となり、若い読者層の伸びが示されています。日々の記録をつけるライフスタイルが、幅広い世代に浸透していることも背景として伝えられています。
海外でも販売が伸びており、2026年版は海外で1万部以上を販売しました。特に東アジアで人気が目立ち、海外販売の半数を占める中国では、SNS「小紅書(シャオホンシュー)」でのライブコマースをきっかけに人気が急上昇。現地のユーザーも日本と同様に、本を自由にカスタマイズして活用しています。
台湾では、ジュンク堂書店台北明曜店とジュンク堂書店ららぽーと台北南港店において、2025年10月・11月の日本語書籍総合売上ランキングで第1位を獲得しました。台湾での購入客層はほぼ100%が現地の20代から40代の女性です。199台湾ドルという手頃な価格と、持ち運びやすいコンパクトさが支持され、日記に加えて、コーデやアイデアメモなど手帳に近い日常の記録にも使われています。
1999年から続く企画と、2027年版の基本情報
『マイブック』は1999年の初刊行以来、アートディレクターの大貫卓也さんが企画・デザインを手がけています。新潮社は、大貫さんに刊行当時の話を聞いた「刊行秘話」を案内しており、「自分の本」が文豪たちと同じ本棚に収まることの価値をテーマとして掲げています。特設サイトでは、刊行秘話のほか、歴代のマイブックや読者・ユーザーから集まった実際の使用例も紹介されています。
書き手が自由に使い方を決め、日々の記録を重ねて完成させる『マイブック―2027年の記録―』。日記、手帳、備忘録など、用途を固定せずに使える点が、長く続くシリーズの特徴です。書誌情報と公式サイトを含め、2027年版の内容を以下にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | マイブック―2027年の記録― |
| 企画・デザイン | 大貫卓也 |
| 発売日 | 2026年9月28日 |
| 造本・定価 | 文庫・572円(税込) |
| ISBN | 978-4-10-120879-4 |
| 初回特典 | 新潮文庫の名作を引用したオリジナルしおり(全4種・ランダム) |
| 書籍ページ | https://www.shinchosha.co.jp/book/120879/ |
| 特設サイト | https://www.shinchosha.co.jp/special/mybook/ |
日付と曜日だけが記されたページに何を残すかは、使う人次第です。記録を続けた先にどのような一冊ができあがるのかを考えながら、自分の一年に合った使い方を組み立てられる本として、2027年版が発売されました。
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