COMO「reversible」part 2、10月2日開幕 蔵前で7作品を展示
ベストカレンダー編集部
2026年9月28日 20:45
Reversible P2展示 | 開催期間:10月2日〜10月4日
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童話や神話の「もう一面」を衣装と写真で描く
株式会社コモの設立20周年と、代表でコスチュームクリエイターの新朋子さんのキャリア30周年を記念する通年プロジェクト「COMO Inc. 20th reversible」。その展示part 2が、2026年10月2日(金)から4日(日)まで、東京・蔵前のBLD Kuramae Gallery & Spaceで開催されます。会場では、part 1・part 2の全13作のアートブックと、part 2の全7作の衣装・額装写真を展示します。
「reversible」は、グリム童話やアンデルセン童話、古くから伝わる神話など、誰もが知る物語を出発点に、描かれていない側面や、物語の世界にいたかもしれない架空の人物に光を当てる企画です。既存の物語をそのまま再現するのではなく、別の視点から組み立て直し、「もう一面」を表現します。6月にpart 1の展示を終え、10月のpart 2では前作で生まれた物語とリンクする世界も展開されます。
プロジェクトは2026年4月14日に始動しました。新さんは、東京・パリでランウェイを行っていたアパレルブランド「gomme」で10年間、パタンナー兼生産管理を経験した後に独立し、コスチュームクリエイターとして20年のキャリアを重ねてきました。パターンから縫製までを自ら手掛ける技術を軸に、2025年からは自身のラボで若手衣装クリエイター志望者の育成にも取り組んでいます。
本企画では、新さんが才能に惚れ込んだ若手クリエイターと、COMO Inc.の歩みのなかで出会った20名の役者が参加。経験を積んだプロの技術と若い才能を組み合わせ、調和と反転によって物語の表現を広げます。新さんが掲げる「次世代への指針」も、プロジェクトを支える考え方のひとつです。
脚本・衣装・写真が一つの世界をつくる
物語の核となるプロットを全編執筆するのは、脚本家の若杉栞南さんです。2022年にテレビ朝日新人シナリオ大賞を受賞し、地上波連続ドラマ、長編小説、配信・舞台朗読劇など幅広い分野で活動しています。既存の童話や神話を解体し、独自の視点から「あるかもしれない物語」へと再構築します。
新朋子さんは、若杉さんのプロットから着想を広げ、衣装によって世界観を形にします。フォトグラファー・映像作家の奥野倫さんは、新さんの衣装をまとったキャラクターの命を写真に写し出します。イベントや舞台のメインビジュアル、グッズ、公演の撮影を手掛ける一方、自らの哲学や感性を映像作品として制作してきた奥野さんの作品は、展示本編とは独立した特別上映として紹介されます。
上映空間は、会場内の「秘密基地」のようなエリアに設けられます。通常の舞台・イベント撮影で見せるイメージを反転させ、奥野さんの内側にある哲学的で独特な感性を伝える場所として構成。展示とは別作品として上映し、「映像作家・奥野倫」としての作家性を届けます。
展示では、新さんが制作した衣装を間近で鑑賞できるほか、プロットや該当partの額装写真、アートブックも並びます。該当partの額装写真とアートブックは数量限定で会場販売されます。全20作それぞれに一冊ずつ、計20種類を刊行するアートブックは、COMO Inc.の出版レーベル「COMO BOOKS」からISBN登録書籍として出版。各冊40ページに、物語のプロット、撮り下ろし写真、衣装のディテール、職人技やクリエイターのこだわりを収録するコレクターズアイテムです。
part 2の7作品と、会場・チケット情報
part 2には、新井雄也さん、石渡真修さん、内藤光佑さん、野口準さん、橋本真一さん、前川優希さん、三浦海里さんが参加します(五十音順)。それぞれの作品名と原案は次の通りです。
- 新井雄也「箱庭」:『浦嶋子伝説』(日本書紀・丹後国風土記より)
- 石渡真修「秤と狼」:『赤ずきん』(ヤーコプ・ルートヴィヒ・カール・グリム/ヴィルヘルム・カール・グリム)
- 内藤光佑「泣いてるわけを聞かせてよ」:『人魚姫』と、part 1の「もう一度聞かせてくれないか?」
- 野口準「森と箱と、小悪魔の罪」:part 1の「二本足のさがしもの」「雪白と赤い嘘」
- 橋本真一「Imaginary」:『みにくいアヒルの子』(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)
- 前川優希「おまえは私に何をくれる?」:part 1の「もう一度聞かせてくれないか?」「白薔薇の願い」
- 三浦海里「今を生きるガラハッド」:『アーサー王伝説』のガラハッド(口伝)
内藤さん、野口さん、前川さんの作品は、part 1で発表された物語を原案に含みます。各作品の原案表記にあるpart 1の作品は、若杉栞南さん/COMO 20th reversible part 1によるものです。展示を通じて、物語が単独で完結するだけでなく、別の作品と結びついて広がっていく構成も見どころです。
開催時間は各日10:00〜19:00で、最終日の10月4日のみ18:00終了です。会場はBLD Kuramae Gallery & Space(〒111-0051 東京都台東区蔵前2-1-23 蔵前第2ビル 5F、エレベーターあり)。都営浅草線・大江戸線の蔵前駅A1a出口から徒歩1分です。
part 2のCOMO Inc. link先行受付とアートブック付チケットの受付は終了。一般販売は先着順で、通常チケットは1,000円です。入場券のみで、1回の申し込みにつき2枚まで購入でき、申し込み回数に制限はありません。定員に達し次第、販売終了となります。入場時間指定制ですが、退場時間に制限はありません。販売期間は8月31日(月)18:00から各開催日の前日23:59までで、販売方法はチケットペイです。
販売ページ:https://www.ticketpay.jp/search/?keyword=COMO+Inc.+20th+reversible
COMO Inc.公式サイト:https://www.comoinc.co.jp
part 1からpart 3へ続く20の物語
part 1は6月26日〜28日に開催され、荒木健太郎さん「ブラッドハッターと時の契約」(『不思議の国のアリス』)、岸本勇太さん「二本足のさがしもの」(『しっかり者のすずの兵隊』)、北川尚弥さん「白薔薇の願い」(『美女と野獣』)、輝山立さん「もう一度聞かせてくれないか?」(『人魚姫』)、佐藤たかみちさん「雪白と赤い嘘」(『雪白と薔薇紅』)、長江崚行さん「魔女の亡霊」(『ヘンゼルとグレーテル』)を展示しました。モデル名・作品名は五十音順です。
続くpart 3は2027年2月19日(金)〜21日(日)、同じBLD Kuramae Gallery & Spaceで開催予定です。磯貝龍乎さん、寿里さん、杉江大志さん、谷佳樹さん、橋本祥平さん、校條拳太朗さん、和合真一さんが参加(五十音順)。part 1・part 2・part 3の全20作のアートブックに加え、part 3の全7作の衣装・額装写真を展示します。開催時間は10:00〜19:00、最終日のみ18:00終了です。
part 3の作品には、磯貝龍乎さんの『アーサー王伝説』のランスロットとpart 2の「今を生きるガラハッド」、寿里さんの『絵のない絵本』第16夜とpart 2の「箱庭」、杉江大志さんの『影』、谷佳樹さんの『ギリシャ神話』のケルベロス、橋本祥平さんの『ピーター・パンとウェンディ』、校條拳太朗さんの『絵のない絵本』第16夜、和合真一さんの『ハーメルンの笛吹き男』が原案として挙げられています。寿里さんの作品には、part 3の「coming soon」とされる物語も関わります。
part 3のチケットは、COMO Inc. link先行(先着)が通常チケット400円、アートブック付チケット3,900円で、いずれも有料会員限定です。一般販売(先着)は通常チケット1,000円、アートブック付チケット4,500円。アートブック付チケットには、好きなアートブックが1冊付きます。販売時期は続報を待つ案内となっています。
主催は株式会社コモ(本社:埼玉県川口市、代表:新朋子)。本件の問い合わせ先は株式会社コモ、担当者名:高橋愛穂です。お問い合わせフォームは公式サイト(https://www.comoinc.co.jp)に案内されています。新さんは舞台・演劇、ライブステージ、フィギュアスケートなど幅広い衣装を手掛け、近年はデザインから制作まで一貫して担っています。若杉さんはドラマや小説、朗読劇などで物語を執筆し、奥野さんは舞台・イベントの撮影と映像制作の双方で活動しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| part 2会期 | 2026年10月2日(金)〜10月4日(日)10:00〜19:00、最終日のみ18:00終了 |
| 会場 | BLD Kuramae Gallery & Space/東京都台東区蔵前2-1-23 蔵前第2ビル 5F |
| 展示 | part 1・part 2全13作のアートブック、part 2全7作の衣装・額装写真 |
| part 2一般チケット | 通常チケット1,000円、先着販売。チケットペイで販売 |
| part 3会期 | 2027年2月19日(金)〜2月21日(日)10:00〜19:00、最終日のみ18:00終了 |
| 公式サイト | https://www.comoinc.co.jp |
物語の再構築を、脚本・衣装・写真・映像、そして冊子という異なる表現で味わえる「reversible」。part 2では7人の役者による新作に加え、前作とつながる物語や独立した映像上映も展開されます。
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